皆さんの日記では軽量且つ具合の良い使用感のようですので春山・夏山の雪渓で使ってみたくなりました。
私の現用アイゼンは、近頃では全く見掛ける事もない、たぶん60年程前に製造された重厚な8本爪鍛造アイゼンです。
プレス製法の新型アイゼンが、開発量産され普及する前の旧型アイゼンなのです。
昭和36年に一時引退させ、細身の10本爪鍛造アイゼンに交代させましたが、軽量化のため弱かったのか爪が折れて廃棄され、その後は古い8本爪鍛造を再び取り出して使っております。
肉厚の無骨なアイゼンで重いですが、故障はありませんでした。
現役時代は、その8本爪アイゼンだけで厳冬期には雪渓も氷壁も岩場も登りました。
現在では、厳冬期に積雪のある山に行くことも、氷壁や岩場を登る事もありません。
春・夏山の一般コース上の雪渓や、冬の無雪ハイキングの氷結部の通過に使えれば充分です。
簡易アイゼンは今までに使用体験がなく、履きこなすには却って技量が必要なので避けたいと思います。
私の考えでは、氷壁用ではなく前爪が出っ歯ではない8本爪、10本爪、12本爪の何れかが良いのではと思います。
沢山の製品があり、選択に迷っております。
私の現在の使用環境に適するアイゼンをご推薦いただければ助かります。
靴は革製三季用重硬登山靴でビブラム底です。
尚、引退時にピッケルを手放し、それ以来安全のため古い小型改造バイルを持参することもあります。
価格は常識的であれば問いません。
宜しくお願い致します。ainakaren
私もプレスアイゼンを使った事がありません。
現在使用しているアイゼンは40年以上前の10本歯の鍛造アイゼンです。
このアイゼンも15年前に厳冬期の八ヶ岳で使って以来、使用していません。
1本締めのアイゼンで、手入れは怠っていませんが、この3年間、丹沢しか行っていませんが、冬の丹沢でも、未使用で、ザックの肥やしになっています。
お持ちのアイゼンが健在であれば、そのアイゼンで十分では、ないでしょうか。
しかし、現在のプレスアイゼンは軽く、着脱も簡単のようです。
こんばんは 鍛造品の方が鉄の色気が味わえると存じますが、プレスものをお望みでしたら。。
グリベル G10 \16800 革靴でも着けやすい10本爪
がおすすめです。さらにハイキング向きでしたら、エバニューのEVY017\10290という10本爪があります。
どちらも出っ歯付きです。あしからず。現在、出っ歯無しアイゼンは絶滅寸前です。カジタックスのアイゼンでFB8なんて在りましたが、今では手に入るかどうか。
以上、抜け忍甚左衛門より進言でした。
yamajinnさん、こんばんは。
アドバイス有難う御座います。
私も一本締めには慣れていますし、手袋を外せない環境に行くこともありません。
このままで不具合を特に感じることもないのですが700グラムから800グラムの軽量は魅力です。
それに皆さんのお話では、腐れ雪の場合でもグリップが格段に良好との事でそれも魅力に感じました。
爪の巾が広いので当然のような気もしています。
昔、8本爪から10本爪に替えたとき同じ鍛造でも安定性が増しました。
プレスアイゼンは新雪や腐れ雪では特に安定性が増すような気がしています。
高齢で技量・体力が格段に落ちていますので、アイゼンの安定性が増すことは安心要素が増えるような気がするのです。
古いアイゼンも使い続けることも、選択肢にしたいと思います。
有難う御座いました。ainakaren
jinzaemonさん、こんばんは。
グリべリG-10、カタログ早速見ています。
870グラムは魅力ですね。
前刃の角度は出っ歯ですね。
問題は装着したときに靴の爪先からどのくらい出っ歯が飛び出すかなのです。
歩行中に自分の靴や着衣を引っ掛けることは、まず絶対にないと思いますが、岩や氷に引っ掛けそうで心配です。
刃の角度だけが出っ歯ででも、それが靴先から大きく飛び出さなければ問題は無いと思います。
一度靴をぶら下げて石井スポーツに行って併せてみようと思います。
有難う御座いました。ainakaren
ステンレス10本爪12900円?が軽く錆びずある程度の靴ならずれにくい最高の相棒です(^_^)vちなみに厳冬期の槍や大喰岳、残雪の剱長次郎谷、厳冬期八ヶ岳縦走で使用しましたが何の不便も感じませんでしたよ!もちろんワンタッチアイゼンのあのびくともしない安定感には負けますが…全然問題ないです!
teteteさん、こんばんは。
ブラックダイアモンドはカタログがないのですが、店頭にあれば見て靴に合わせてみたいと思います。
靴は充分に硬いと思います。
靴は下記に掲載。
http://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-12905
かなり旧式の靴です。
アドバイス有難う御座いました。ainakaren
おはようございます。
アイゼンは半世紀以上も持つんですね
私は厳冬期は行きませんが、グリベルの10本づめを
使ってます。前爪もそんなに邪魔にならず、歩きやすいです。
たぶん、石井スポーツですとグリベルとシモンがメインでブラックダイヤモンドはあまり置いてないかもしれません。
2年くらい前に上述のカジタのFB8を新宿の好日山荘で見ましたが、カジタが廃業してしまったため、現在は置いてあるかはわからないです。もしかしたら、返品とかできなくて置いてあるかもしれません。
都内での話ですが、参考までに。
K_guminさん、こんにちは。
グリべリのG10のファンが多いですね。
前刃も邪魔にならないとの事、出っ歯アイゼンの体験がないのでいろいろ想像してみるのですが、イメージが判りません。
カジタは廃業ですか。
古くからのメーカーでしたが残念ですね。
昔は鍛造アイゼンを造ってましたが〜。
横浜の石井スポーツもIBSが閉店してICIだけになってしまいました。
折角、山道具屋さんが賑わい始めたのに残念です。
いろいろ参考になりました。
有難う御座いました。ainakaren
はじめまして。 yamakatoです。
プレスアイゼンをお探しとの事ですが、御参考迄に記します。
私も最近雪道を歩きたくなり、昔の鍛造八本歯を引っ張りだし、錆び取りを始めましたが、元々雪山用ですのでオーバーシューズの上から着用する事を前提としている為、サイズが大きく今の靴には合わない上 結構質量も有るのでプレスアイゼンを購入しようと思い立ち色々探しました。(サイズの方は、ブラックテープを巻くと言う手も有りますが)
一応選択基準として
1)10本歯
2)軽 量
3)強 度(重い荷を担いで岩の上をガリガリ歩いた り、アイスクライミングはしない)
4)価 格(安いに越した事なし)
色々と探しましたが、海外メーカーは本格的な用途に適した物ばかりです。
国産だと、エバーニューの10歯で、出っ歯は、かなり短くて歩き易そうな
物が有りました。 靴合わせはネジ1本で(だと思いました)出来るようでしたが
逆に弛み易い面もあるので購入は見合わせました。
他を探した処、K国製の安い物が有りました。エバーニューと同じ様な物ですが
仕様によると本格的冬山には適さず、中級山岳用に作製された物らしいので
取敢えず購入してみました。 早速雪の日に履いて、大山界隈を歩いてみたところ
結構いけました。因みに私の靴は、アッパーは布製、 ソールはビブラムで一般的な
皮製の靴と同じ位の硬さです。(サイズ25センチ)
実際に使用してみると爪が靴のコバより内側に有る為歩き易いと感じました。
フイット感も、1本締めですが結構いい感じでした。
ただピッケルを必要とし、温度もマイナス10何度にもなるようなハードな山には適さないと思います。 何分炭素鋼故の低温脆弱の恐れも出てきますで・・・。
ベルトは1本締め方式です。
爪の高さ:踵の部分で28mm
つま先 34mm
前歯の出っ張り:靴の先端より約13mm
材 質 :S55C(硬度は不明、焼入不明)
価 格 :一流品の約半分
他にケースが小さくて入れ難い・雪が付いたままケースへ入れたら水が染み出して周りの物が濡れていた、 等の難も有りますが値段の割りにはお勧めです。
グーグルでアイゼンと入れて検索すると、ぞろぞろ出てきますので、そんなのを見るのも面白いです。
何れにしても、あれこれ道具を選ぶ時間は本当に楽しいです。
また買えばすぐ使いたくなりますね。
yamakatoさん、こんばんは。
プロフィールを拝見したところ、同年輩の方で、私よりずっとお元気なのでビックリしています。
ご体験によるアドバイス、とても参考になります。
ネット上でアイゼンを探す、という手がありましたね。
早速やってみます。
K国製のアイゼンは知りませんでした。
現役でアマ無線を運用との事、私も昭和30年代の初頭までアマ無線を運用していました。
もしかするとオン・エアでお会いしているかも知れませんね。
私はJA1〜でした。
昔のQSLカードにyamakatoさんのカードがあるかも知れませんね。
アドバイス有難う御座いました。ainakaren
http://yamareco.info/modules/diary/upimg/8042/3b329226bdfbe7e3126bd78521b66f38.JPG
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