槍ヶ岳ー三俣蓮華岳ー黒部五郎岳(北アルプス縦走)
- GPS
- 104:00
- 距離
- 48.2km
- 登り
- 3,410m
- 下り
- 3,556m
天候 | 1日目 晴 2日目 曇り 3日目 晴のち曇りのち一時雨 4日目 晴 5日目 晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
歩行距離は長かったものの、槍ヶ岳直下以外は鎖場や岩場は少ない。特に黒部五郎岳以北は人も少なく、平坦で歩きやすい牧歌的な登山を楽しめた。 |
感想
高校2年時の山岳部夏合宿。テント泊の縦走。
現在まで自分にとって最長かつ最良の山行だったので、当時の感想を基に記録しておきます。
3日目の双六岳あたりで天候が崩れた他は、概ね好天に恵まれた。
1日目 上高地ー横尾
2日目 横尾ー殺生ヒュッテ
3日目 殺生ヒュッテー槍ヶ岳ー双六岳ー三俣蓮華岳ー黒部五郎小屋
4日目 黒部五郎小屋ー黒部五郎岳ー太郎平小屋
5日目 太郎平小屋ー折立
(1日目)
この日は上高地から横尾まで歩くのみ。河童橋の美しい景色が印象に残る。その後はわりと単調で景観的な楽しみはあまり感じない。横尾での設営時、メンバーがテントのポールを間違えて持ってきたことが判明したが、幸い支障なく設営することが可能だった。
(2日目)
3、4、5(3時起床ー4時朝食ー5時出発)で行動。槍ヶ岳山頂近くの殺生ヒュッテまで登り上げる。曇りがちの天候で幕営地到着まで槍の姿が見えず、精神的になかなかつらい登りだった。殺生ヒュッテはトイレが汚いという情報を得ていたが、いってみるとそれほどひどくはなかった。
(3日目)
2、3、4で行動。朝は快晴。槍ヶ岳山荘へ向かう途中でご来光。山荘でザックをデポしサブザックで槍ヶ岳山頂へ。山頂直下は大混雑。ガスがないため視界がよく、岩場、鎖場は緊張。登頂時にガスが出始めたため山頂での展望はあまり楽しめず。その後、雨に打たれながら黒部五郎小屋までひたすら歩く。行動時間はこの日がいちばん長かったように記憶している。双六岳以降は疲労困憊した。
(4日目)
3、4、5または4、5、6で行動。朝はメンバー皆疲労の色が濃かったが、天候も回復し、黒部五郎岳登頂の頃には元気に。黒部五郎岳山頂からは槍ヶ岳が遥かに見え、感慨に耽る。反対側にはこれから歩く太郎平小屋へのなだらかな尾根道が見え、これも気持ちがよかった。途中、雪渓の雪でかき氷を食べたのも思い出に残る。行程もピークを越え、安堵感を覚えながらののんびり登山。14時頃、太郎平小屋着。
夜は満点の星空。
(5日目)
折立までひたすら下る。やがて道路が視界に入り始めたところで、全行程が無事終了した。
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