雲取山・甲武信ヶ岳

2017年05月04日(木) 〜 2017年05月06日(土)

• GPS: 22:58
• 距離: 75.0km
• 登り: 6,656m
• 下り: 5,728m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 1:32
• 合計: 8:10

距離 30.6km 登り 2,947m 下り 1,359m

4:16 スタート地点
4:21 ゴンザス尾根登山口
4:55 4:59 石尾根縦走路・六ツ石山登山口
5:18 越路ノ森(峰畑峠)
5:39 十二天山
6:21 六ッ石山分岐
6:26 六ツ石山
6:40 将門馬場(馬責場)
7:09 石尾根-榧ノ木尾根分岐
7:26 7:36 鷹ノ巣山
7:46 7:52 鷹巣山避難小屋
8:11 日蔭名栗山(日陰名栗峰)
8:25 8:29 高丸山
8:42 峰谷分岐
8:56 斧手石
9:00 9:05 七ツ石山
9:11 ブナ坂
9:28 9:43 奥多摩小屋
9:48 9:49 ヨモギノ頭
10:05 小雲取山
10:15 10:18 雲取山避難小屋
10:20 10:51 雲取山
10:53 10:56 雲取山避難小屋
10:57 11:03 雲取山
11:04 雲取山避難小屋
11:20 11:22 三条ダルミ
11:51 11:53 狼平
12:09 三ッ山
12:26 宿泊地

2日目

• 山行: 8:52
• 休憩: 1:48
• 合計: 10:40

距離 27.9km 登り 2,712m 下り 2,152m

4:51 将監小屋
4:56 5:01 将監峠
5:29 5:36 竜喰山
5:58 6:03 将監峠
6:10 牛王院平(牛王院北)
6:15 山ノ神土
6:42 6:45 西御殿岩
7:10 7:21 唐松尾山
7:38 ２０４４Ｐ
7:52 黒槐山(黒槐ノ頭)
8:05 8:07 水干尾根
8:16 笠取山
8:21 8:24 笠取山展望地
8:32 笠取山西
8:36 小さな分水嶺
8:42 8:51 笠取小屋
8:59 雁峠分岐
9:05 9:06 雁峠
9:31 燕山
10:00 10:01 古礼山
10:19 10:22 水晶山
10:44 11:07 雁坂小屋
11:19 11:20 雁坂峠
11:43 11:44 雁坂嶺
12:16 12:17 東破風山
12:33 12:37 破風山
12:57 13:03 破風山避難小屋
13:49 13:54 木賊山まき道分岐
13:57 戸渡尾根分岐
14:01 木賊山
14:11 甲武信小屋
14:22 14:23 甲武信ヶ岳
14:35 2353m地点
14:44 14:49 水師
14:58 15:01 2353m地点
15:15 15:23 甲武信ヶ岳
15:31 甲武信小屋

3日目

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:42
• 合計: 3:50

距離 16.5km 登り 1,006m 下り 2,248m

5:02 甲武信小屋
5:13 5:14 木賊山まき道分岐
5:18 5:19 戸渡尾根分岐
6:04 6:12 徳ちゃん新道分岐
6:54 7:14 徳ちゃん新道登山口
7:15 近丸新道登山口
7:19 7:23 ねとりインフォメーション
7:26 近丸新道登山口
7:32 二俣吊橋
7:37 三重ノ滝
8:01 8:06 七つ釜五段の滝
8:09 8:11 西沢渓谷終点
8:22 8:23 大展望台
8:27 大久保橋
8:45 ねとりインフォメーション
8:52 西沢渓谷駐車場

1日目　三ッ山〜将監小屋はGPS電池切れ。

天候

5/4　晴れ時々曇り　5/5　晴れ時々曇り　5/6　晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 自転車

奥多摩駅前のコインパーキング　空きあり
氷川キャンプ場の駐車場　満車
白丸駅や鳩ノ巣駅の近隣にも駐車場あり。今回は白丸駅近くの無料の駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

甲武信ヶ岳周辺は残雪が多く、軽アイゼンが役立ちました。

その他周辺情報

奥多摩駅の三河屋旅館に日帰り入浴あり（1000円）。ゴールデンウィーク中にもかかわらず、すいていました。

写真

5/4 4:57

白丸駅の近くの駐車場に車を停め、羽黒三田神社まで自転車で移動。羽黒三田神社から石尾根の縦走を開始しました。

5/4 5:42

まずは六ッ石山を最初の目標にして、歩きました。

5/4 5:51

単調な道が続きますが、時々左手が開けて富士山や南アルプスの山々が姿を現します。

5/4 6:27

縦走路をいったんはずれて、六ッ石山の山頂へ。テントを撤収中のグループがいました。

5/4 7:15

再び縦走路に戻り、尾根道を歩きます。
しばらく歩くと道が尾根道と巻き道の二手に分かれました。ここは巻き道を選択。

5/4 7:28

鷹ノ巣山。最後の登りが一苦労でした。
この辺りから登山者が多くなってきました。

5/4 7:28

鷹ノ巣山からの富士山。

5/4 7:28

南アルプスも見えました。

5/4 7:48

鷹ノ巣山避難小屋。

5/4 7:54

きれいに管理された避難小屋でした。さすがは東京都が管理している小屋です。

5/4 8:00

避難小屋の先で再び道が二手に分かれていました。今度は尾根道を選択。

5/4 8:14

5/4 8:14

日蔭名栗山。

5/4 8:28

次のピークは・・

5/4 8:29

高丸山。

5/4 8:31

高丸山の下り。

5/4 9:02

七ッ石山に到着。

5/4 9:03

5/4 9:13

七ッ石山付近は道が少し複雑に枝分かれしています。ブナ坂の分岐を雲取山方面へ。

5/4 9:14

5/4 9:18

草原の中の気持ちの良い道でした。

5/4 9:32

奥多摩小屋。
奥多摩駅からCT9時間余り。平均的なペースで歩くと、この辺りで幕営することになると思います。

5/4 9:51

5/4 10:02

ジグザグの登り道。小雲取山の登りだったと思います。

5/4 10:08

雲取山山頂が見えてきました。

5/4 10:14

人がいっぱい見えます。

5/4 10:19

山頂の避難小屋前。

5/4 10:22

雲取山山頂に着きました。
東京都の最高地点です。

5/4 10:22

標高2017m。西暦2017年の今、日本一ホットな山かもしれません。

5/4 10:57

5/4 11:07

三ッ山方面へ下ります。

5/4 12:09

雲取山〜飛龍山のルートは目印に乏しく、地図を見ても現在地が分かりにくいです。

5/4 12:13

5/4 12:39

5/4 12:50

北天のタルから、残雪が少々。

5/4 13:03

飛龍山への近道を発見。山と高原地図では破線ルートになっています。

5/4 13:09

飛龍山山頂。

5/4 13:25

禿岩は縦走路から歩いて1分程。大展望が楽しめます。

5/4 13:25

5/4 13:47

5/4 13:47

将監小屋までもう少し。

5/4 13:51

5/4 14:51

将監小屋に到着。
初日はここで幕営することにしました。

5/4 15:26

テントサイトが満員のため、小屋番さんに相談して、林道にテントを張らせてもらいました。久しぶりのテルト泊。

5/4 17:19

今回は荷物を軽くするために、味気ない食事内容になってます。

5/5 4:53

2日目。
4時出発の予定でしたが、寝床が心地よすぎて朝寝坊してしまいました。目指すは甲武信小屋。

5/5 5:11

今日も富士山がきれいです。

5/5 5:15

竜喰山に寄り道します。将監峠から竜喰山への取りつきが標識がなくてわかりにくいですが、明瞭な1883mのピークを目印に登れば、あとは踏み跡が竜喰山山頂まで誘ってくれます。

5/5 5:32

竜喰山山頂。山頂は展望なし。

5/5 5:52

途中の笹原の道は眺めが良いです。

5/5 6:39

西御殿岩の登り。

5/5 6:45

5/5 6:45

西御殿岩の頂上も絶景でした。

5/5 6:46

5/5 7:13

唐松尾山。
この山頂はdocomoの電波が良好。

5/5 7:47

5/5 8:19

笠取山。山頂を回避する巻き道もあります。

5/5 8:23

5/5 8:23

笠取山山頂も絶景。

5/5 8:29

雁峠への下りは急勾配の笹原。お尻にビニールシートを引いたらあっという間に下れそうです。

5/5 8:32

笠取山を振り返ったところ。こちらから登るのはきつそうです。

5/5 8:44

いったん笠取小屋まで下り、小休憩をとりました。

5/5 9:08

雁峠にて。

5/5 9:08

燕山（つばくらやま）方面へのジグザグの登り。

5/5 10:02

古礼山。ここまではほとんど残雪なし。

5/5 10:22

水晶山。

5/5 10:25

水晶山の北面から残雪が多くなりました。
アイゼンは不要でした。

5/5 10:46

雁坂小屋で休憩。ここに宿泊した人から聞いた話では、とてもよい小屋だそうです。

5/5 10:54

カップラーメンで燃料補給。

5/5 11:22

雁坂峠。

5/5 11:22

雁坂嶺への登り。これまたきつい。

5/5 11:46

雁坂嶺を通過。

5/5 11:51

残雪がまた増えてきましたが、まだまだツボ足で行けます。

5/5 12:03

破風山さえ越えれば、避難小屋があるので、スタミナがつきても大丈夫。

5/5 12:19

東破風山。

5/5 12:21

5/5 12:35

西破風山。

5/5 12:42

木賊山と甲武信ヶ岳が見えてきました。

5/5 12:59

破風山避難小屋。居心地よさそうな小屋でした。

5/5 13:12

木賊山への登り。昨日からの疲労も蓄積してるのか、とてもハードでした。

5/5 13:22

石の上にトトロの姿が見えるような・・。とうとう幻覚が見えるようになったか。

5/5 13:22

雪と岩とドロのミックス。

5/5 13:28

賽ノ河原？

5/5 13:45

まだまだ登りが続きます。

5/5 13:50

木賊山への登りと巻き道の分岐。巻かずに行きます。
ここで軽アイゼンを装着しました。

5/5 14:04

木賊山。

5/5 14:07

右の尖った山が甲武信ヶ岳です。

5/5 14:13

甲武信小屋前を通過。

5/5 14:24

小屋から一登りで甲武信ヶ岳山頂。

5/5 14:25

5/5 14:49

勢いあまって水師まで行ってみましたが、どこが水師のピークだかわからず。展望もありませんでした。

5/5 16:09

15時30分頃、甲武信小屋に戻りました。
雪上のビバーク訓練。ペグ固定に気をつかいました。

5/6 5:04

最終日は西沢渓谷に下山するだけなので、朝はゆっくり出発。

5/6 5:21

5/6 5:28

5/6 6:06

徳ちゃん新道を下りました。

5/6 6:26

5/6 6:52

下山時に冬から春への移ろいを感じられるのは、この時期の山ならではの風情だと思います。

5/6 7:15

西沢まで下山。川の水で泥だらけの靴、スパッツ、アイゼンをきれいにしました。

5/6 7:39

バスの時刻まで2時間あるので、暇つぶしに西沢渓谷を散歩してきました。
大久保の滝。

5/6 7:41

三重の滝。

5/6 7:44

フグ岩。いわれてみればそう見えるかも。

5/6 7:45

ウナギの床。

5/6 7:45

人面洞。どこが人面なのでしょうか？

5/6 7:48

竜神の滝。

5/6 7:52

貞泉の滝。

5/6 7:55

母胎渕。

5/6 7:59

カエル岩。

5/6 8:05

七ッ釜五段の滝。

5/6 8:11

最後の登りが意外とヘヴィー。

5/6 8:21

帰りはトロッコの軌道跡の緩やかな下り。駆け足で下りました。

5/6 8:32

昭和40年代まで木材の運搬に利用していたそうです。

5/6 8:55

西沢渓谷入口のバス停に到着。売店のヨモギ餅が美味しいです。

撮影機器：

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 靴 ザック アイゼン 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック カメラ ガスカートリッジ コンロ コッヘル ロールペーパー シェラフ

感想

charikurige

軽量装備のテント泊スタイルで、奥多摩と奥秩父を歩いてきました。
甲武信ヶ岳、雲取山といった、以前から行きたかった山を、天候の良い時に歩くことができて、大満足でした。
当初は金峰山・瑞牆山までのコースを考えていたのですが、今年は残雪が多いと聞き、甲武信ヶ岳までのコースに短縮しています。
青海線の始発だと奥多摩駅に朝6時着。奥多摩まで車で行くと初日朝早くから行動できるのがメリット。ただし下山後に奥多摩まで車をとりに帰る手間が難点です。
軽量装備のおかげで長距離の移動ができました（1日目CT 16:00、2日目CT 15:30）。コッヘルやストーブを省くなど、まだ軽量化の余地はあるのですが、これ以上軽量化すると登山の楽しみが減ってしまうような気がします。