立山（浄土山-龍王岳-室堂山-雄山-真砂岳-別山）【みくりが池温泉泊で立山をグルっと】

2017年05月19日(金) 〜 2017年05月20日(土)

• GPS: 28:06
• 距離: 21.5km
• 登り: 1,705m
• 下り: 1,710m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 2:39
• 合計: 6:21

8:21 みくりが池
8:31 8:52 みくりが池温泉
9:21 9:31 立山室堂山荘
10:11 10:26 一の越山荘
11:23 11:32 浄土山南峰
11:45 12:04 龍王岳
12:13 12:19 浄土山南峰
12:26 13:10 浄土山
13:29 13:38 室堂山
13:59 14:08 室堂
14:09 14:24 雪の大谷
14:28 14:30 室堂
14:42 14:42 みくりが池
14:42 みくりが池温泉

2日目

• 山行: 7:11
• 休憩: 2:41
• 合計: 9:52

2:48 みくりが池温泉
3:01 3:16 立山室堂山荘
3:59 4:05 一の越山荘
4:48 5:19 雄山
5:40 5:49 立山
5:50 5:51 大汝休憩所
6:08 6:11 富士ノ折立
7:15 7:21 真砂岳
8:14 8:20 別山南峰
8:33 8:43 別山北峰
9:10 9:12 別山南峰
9:41 9:50 剱御前小舎
10:38 10:41 浄土橋
10:44 10:44 雷鳥沢キャンプ場
11:05 11:12 雷鳥荘
11:36 12:10 みくりが池温泉
12:10 12:10 みくりが池
12:21 12:40 室堂
12:40 ゴール地点

ライチョウ観察時間込みのため、かなりゆっくりなペースとなっています。

天候

5/19:快晴！
5/20:快晴！若干霞

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

☆アクセス、駐車場
▽立山駅前無料駐車場
・金曜の5時半過ぎ着で、一番近い駐車場は7割ほど
・土曜の14時前帰着時は、一番近い駐車場は当然満車。スペース外にも停めてあり、かなり出難かった
・少し離れたところまで臨時駐車場の用意があるようです（未確認）↓参照
http://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html
▽アルペンルート（立山駅→美女平→室堂）
・Web予約だったので、5秒でチケットを受け取れました。しかしチケット売場が開くのは6時20分からです
・複数人の場合は、ケーブルカー乗場に1人並ばせ、もう1人がチケット購入するのが良いと思います
・扇沢側からもそうでしたが、臨時便が面白いほど出ていました

コース状況／危険箇所等

☆道の状況（2017年5月19,20日現在）
※日々状況は変わっていきます。以下はあくまで参考程度にお願いします
▽みくりが池温泉→一ノ越山荘
・徐々に傾斜はキツくなります
・竹竿が等間隔に立っているので、ガスらない限り不明瞭箇所は無し
・過去に、浄土山からの雪崩で死者が出ているので、念のため注意
▽一ノ越→浄土山南峰
・最後の登りは急ですが、それまでは槍・笠・裏銀座を仰ぎ見る快適なルート
・途中、夏道の方が歩きやすい箇所が多いので、ハイマツ等を踏まないようにルート判断は適切に
▽浄土山南峰⇆龍王岳
・「山と高原地図」にはルートは載っていませんが、踏み跡明瞭で特に危険箇所も無し
・展望が素晴らしいので、余裕があれば是非とも登られたい
▽浄土山南峰→浄土山北峰→室堂山
・浄土山北峰からまっすぐ先の尾根に侵入しがち。我々は軍人霊碑の手前を左に入り、しばし夏道を降りた後、急な雪面を200mほどシリセードしました
・この時期、この周回コースは一般的ではないのかもしれません
▽室堂山→室堂
・ここも歩いている人はほとんどいなかった
▽一ノ越山荘→雄山
・雪や氷の箇所もありましたが、ルートは多数あり、避けて通ることができます
・ほぼ浮石と思った方がいいでしょう。人で溢れかえる土日とかは要注意
▽雄山→大汝山→富士ノ折立
・雄山神社の横から下りるのがこの時期の定番と聞いています
・冬道は5時で既に緩んでおり、ほぼ夏道を使用しました
・大汝山の東側は巨大雪庇が張り出しており、クラックもかなり大きかった。近づかない方がいいでしょう
・富士ノ折立は雪渓をトラバースして夏道に合流しました
▽富士ノ折立→真砂岳
・アイゼン不要
▽真砂岳→別山⇆別山北峰
・アイゼン不要
・別山北峰へのルートはかなり雪が緩んでおり、途中膝まで埋まり、重い雪で全く足が抜けなくなりました。スコップを持参していたので難を逃れました
▽別山→剱御前小舎→雷鳥沢キャンプ場
・剱御前小舎までは一箇所急で切れ落ちている雪道メールがあるが、ノーアイゼンで通せます
・剱御前小舎からの下りは、赤旗に従い大日岳方面へルートをとり、途中で左手に降りていきます
▽雷鳥沢キャンプ場→みくりが池温泉
・噂通り、かなりキツイ登りです

☆登山ポスト
・室堂駅1階に登山相談所があり、そこに提出が義務付けられています
・ビーコンも義務とあったので、事前にレンタルまでしたのですが、全くチェック等はされず。でもいい経験になりました

その他周辺情報

☆登山後の温泉
♨みくりが池温泉
・日帰り入浴の場合は700円
・当然ながら源泉掛け流し
・シャンプー、ボディーソープ、そしてドライヤーまでもあり。さすがは国内有数の観光地ですね
http://www.mikuri.com/spa.html
♨立山吉峰温泉
・立山駅前の案内所で教えて頂き、割引券ももらえました
・立山駅から10kmほど離れているが、自然に囲まれた良い所でした
・アルカリ性のお湯が、みくりが池温泉の上がり湯としてよくマッチしていた
https://www.yoshimine.or.jp/web/?page_id=197

☆飲食店
▽喫茶みくり
・みくりが池温泉内の施設
・生ビールをはじめ、色々揃っています
・自家製ピザが旨かった
http://www.mikuri.com/facirities.html#contentsmenu2

☆宿泊施設
▽みくりが池温泉
・「日本秘湯を守る会」の加盟宿。公式サイトから直接予約をしたので、個室の贅沢山行となりました
・とにかく温泉が素晴らしい
・夕食なんて普通の旅館となんら遜色ないレベル
http://www.mikuri.com/index.html

☆その他
▽雄山神社前立社壇
・雄山神社は、峰本社・祈願殿・前立社壇の3社があるそうで、峰本社（雄山山頂）は7月1日開山
http://www.oyamajinjya-maetateshadan.org

写真

5/18 15:32

moricoco実家で前泊

5/18 15:21

5/18 15:22

牡丹

5/18 15:27

テマリカンボク

5/18 15:28

スズランとシャガ

5/19 5:45

初の立山駅
駐車場は結構停まっていましたが、駅はひっそりとしています

5/19 6:01

立山ケーブルカー
本体の下部に貨車が付いているのが特徴

5/19 6:13

Web予約で楽々Get

5/19 7:49

立山高原バスの車窓から

5/19 8:12

観光客っぽく

ライブカメラに写る

5/19 8:16

平日の朝イチならこの通りガラガラです

5/19 8:25

本日の宿「みくりが池温泉」
日本秘湯を守る会加盟宿です
地獄谷からの蒸気越しに剱岳も見えます

5/19 8:27

みくりが池
だいぶ溶けてきました

5/19 8:29

みくりが池温泉付近にて雷鳥のツガイ発見
このあと30羽近くに出会えるとは、当然この時は知らず、遠いながらもじっくり観察してしまいました

5/19 9:00

本日は浄土山に登ります
出発して間もなく、遊歩道脇に雷鳥発見！

5/19 9:03

オスも現れた！

5/19 9:03

サービス精神旺盛のオス

5/19 9:04

5/19 9:04

保護されているライチョウのようで、足環をはめています

5/19 9:06

岩から降りて

5/19 9:06

植物を食べながら

5/19 9:06

メスを引き連れ

5/19 9:07

遊歩道を横断していきます

5/19 9:07

悪い人もいるから少しは怖がりなさいねー

5/19 9:14

まずは一ノ越を目指します
傾斜が徐々に増す

5/19 9:42

振り返ると大日岳・奥大日岳が聳えている

5/19 10:14

一ノ越山荘に到着

5/19 10:16

北アルプスの大展望！

5/19 10:19

燕岳から大天井・常念
こう見ると平坦です

5/19 10:19

常念岳・大天井岳・槍ヶ岳・奥穂高岳

5/19 10:19

水晶岳と笠ヶ岳
右は龍王岳

5/19 10:26

ハイマツや岩の傍は雪が緩んでいる箇所が多いです
腰まで落ちます

5/19 10:28

浄土山への登り
夏道が多く出ています

5/19 10:34

雪浴びをするライチョウ♀発見

5/19 10:35

オスが上から監視していました

5/19 10:41

北アルプスの絶景を眺めながら

5/19 10:44

雄山への登りを振り返る
ルート上に雪は無いように見えます

5/19 10:49

3羽のオスがバトルをしている光景を目撃！

5/19 10:54

勝利したオス
優越感に浸っています

5/19 10:55

唐沢岳・餓鬼岳と共に

5/19 10:57

勝ち誇っています

5/19 10:58

勝利のポーズでしょうか？

5/19 10:58

凛々しいですね

5/19 10:59

尻も見せてくれました

5/19 11:10

雄山から大汝岳・富士ノ折立・真砂岳・別山の周回コース
明日歩く予定です

5/19 11:11

剱岳・毛勝山を眺めながらの急登

5/19 11:12

ひときわ尖った山は針ノ木岳
カッコイイ

5/19 11:20

浄土山南峰への最後の登り

5/19 11:24

到着

5/19 11:30

槍・水晶・笠・黒部五郎・薬師
大展望です

5/19 11:35

手前の広大な雪原は五色ヶ原
ここで何もせずに2泊くらいテン泊するのが夢です

5/19 11:36

せっかくなので龍王岳にも登ってみます

5/19 11:39

龍王の雷鳥

5/19 11:39

心なしか強そうに見えます

5/19 11:46

5/19 11:49

5/19 11:45

龍王岳からは360度の大パノラマが広がっています
餓鬼岳・燕岳・常念岳・大天井岳・野口五郎岳・槍穂・水晶岳・笠ヶ岳・黒部五郎岳

5/19 11:45

笠ヶ岳・黒部五郎岳・薬師岳
右は鍬崎山
奥には白山が綺麗に見ます

5/19 11:57

鍬崎山と白山

5/19 11:54

燕から薬師まで

5/19 11:58

黒部五郎岳と薬師岳
五色ヶ原山荘はまだまだ雪の中

5/19 11:58

槍ヶ岳と穂高

5/19 11:58

大好きなヤマ、水晶岳
笠ヶ岳の奥は御嶽？噴煙が強いように見えます

5/19 11:59

小屋？と展望台？があるところが浄土山南峰
奥は大日岳と奥大日岳
その向こうには富山湾も

5/19 12:00

雄山から別山までの縦走路
最左は剱岳

5/19 12:03

餓鬼岳・唐沢岳・燕岳・常念岳・大天井岳
手前には黒部湖も

5/19 12:03

蓮華岳・針ノ木岳・北葛岳・七倉岳・船窪岳・不動岳
奥は餓鬼岳・唐沢岳・燕岳
以上、龍王岳からのパノラマでした

5/19 12:14

浄土山南峰に戻ると、またまたライチョウが
こちらはシングルでした

5/19 12:14

雷鳥を撮っているところを撮られる

5/19 12:14

良いメスが見つかるといいですね

5/19 12:16

下りは遅い

5/19 12:20

人がいる辺りが浄土山北峰

5/19 12:29

5/19 12:32

北峰で、とても感じの良いボーダーさんにホタルイカを頂きました！

5/19 12:37

鍬崎山を眺める雷鳥
埋蔵金の在処を知っているかも

5/19 12:39

こちらはツガイでした

5/19 12:41

ここら辺で大休止
持ってきた地ビールを雪の上で回しキンキンに冷やします

5/19 12:45

剱に乾杯

5/19 12:42

フルーツも

5/19 13:17

この後、北峰を少し直進してしまい少し迷う
戻って軍人霊碑手前の夏道を降り、写真中央付近まで一気に滑ります
約200m程だったでしょうか

5/19 13:22

過去最高スピード＆距離のシリセードとなりました

5/19 13:30

室堂山からの展望

5/19 13:35

室堂山から室堂までは一部急な斜面もありますが一直線です

5/19 13:41

大日岳・奥大日岳・毛勝山・剱岳を眺めながらの下り

5/19 13:45

左のなだらかな山は国見岳？
ノートレースでした

5/19 13:48

室堂ターミナルが見えます
ここからも人の多さが分る

5/19 13:59

雪の大谷まで行かなくても、この辺で十分楽しめます

5/19 14:08

立山熊太郎

5/19 14:09

5/19 14:15

せっかくなので来てみました
バスが通ると高さがよく分かります

5/19 14:15

片側車線だけ観光客用に開放してありますが、そちら側の雪壁は落書きだらけ
冷めますね

5/19 14:24

5/19 14:46

みくりが池に戻ってきました
朝よりさらに溶けています

5/19 15:25

「喫茶みくり」でハーフピザセットとクリームぜんざい

5/19 15:52

みくりが池温泉
掛け流しの最高の湯（ph2.18）

5/19 16:22

最高に贅沢な時間

5/19 18:02

夕食
そこいらの旅館にも負けていません
どれもとても旨かった
標高2410mでタコのカルパッチョを食べれるとは・・・

5/19 18:07

富山名物ゲンゲの唐揚げを別注

5/19 18:38

18：40
大日岳へ沈む夕日

5/19 18:43

5/19 18:46

周辺を散策
夕日を浴びる雷鳥を発見

5/19 18:54

5/19 18:46

富士ノ折立・大汝山・雄山のアーベントロート

5/19 18:47

浄土山

5/19 18:47

5/19 18:48

剱岳

5/19 18:48

5/19 19:30

富山市の夜景

5/20 4:05

翌朝
雄山での御来校目的で2時半出発の予定が、いろいろトラブルがあり30分遅れ
4時に一ノ越山荘到着
日の出は4:40なので微妙なところ

5/20 4:15

夜明け前の大日岳

5/20 4:38

夜明け前の槍ヶ岳〜薬師岳

5/20 4:40

八ヶ岳・富士山・南アルプスは既に赤くなっています

5/20 4:40

急がなければならないのに振り返ってしまいます

5/20 4:41

水晶岳と薬師岳と五色ヶ原

5/20 4:46

八ヶ岳から黒部五郎岳まで
素晴らしい朝焼けです

5/20 4:48

やはり間に合いませんでした
が、これで十分満足
カメラマンが1名だけでした
これは意外

5/20 4:49

針ノ木岳
奥には浅間山も

5/20 4:49

5/20 4:50

水晶・笠・黒部五郎・薬師

5/20 4:50

雄山神社社務所は7月1日開山

5/20 4:50

槍ヶ岳と水晶岳

5/20 4:51

三角点と雄山神社

5/20 4:52

5/20 4:53

後立山連嶺

5/20 4:56

これから進む縦走路
こう見ると難しそうに見えます

5/20 5:00

ヘルメットおじさん

5/20 5:03

5/20 5:03

まだ眠っている室堂と大日岳

5/20 5:20

雄山神社社殿の脇から降ります
ここは慎重に

5/20 5:25

クラックやホールが多く、夏道を多く使用しました

5/20 5:27

爺ヶ岳・岩小屋沢岳・鳴沢岳・赤沢岳・蓮華岳・スバリ岳・針ノ木岳

5/20 5:32

ところどころ冬道を
ルート判断が難しい

5/20 5:33

5/20 5:34

5/20 5:37

若干嫌なトラバースが

5/20 5:42

最高峰の大汝山

5/20 5:46

東側は巨大雪庇になっておりクラックも入っています

5/20 5:50

大汝休憩所は雪の中

5/20 5:53

富士ノ折立へのルートも巨大雪庇が

5/20 5:55

またライチョウのツガイ発見
もう見つけても驚かなくなりました

5/20 6:00

巨大雪庇

5/20 6:06

富士ノ折立へは登らず
左下のトラバース路を利用して夏道へ行きました

5/20 6:10

ここも少し嫌だった

5/20 6:24

まだアイゼンは効く時間帯です（6:30）

5/20 6:26

内蔵助カールに吸い込まれそうだ

5/20 6:33

黄砂の影響？空に薄茶色の帯が

5/20 6:38

ここから剱御前小屋までアイゼンは不使用でOKでした

5/20 6:41

ここで朝食を
みくりが池温泉のパン弁当
なかなか楽しめました

5/20 6:46

白山が浮かんでいる

5/20 6:55

影が二つ

5/20 7:02

真砂岳への稜線
巨大クラックが入っています

5/20 7:05

富士ノ折立からの下り

5/20 7:18

真砂岳

5/20 7:19

鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳

5/20 7:19

白馬三山・唐松岳・五竜岳

5/20 7:46

別山への登り

5/20 8:15

別山山頂

5/20 8:19

別山山頂からは剱岳の迫力ある姿が拝めます

5/20 8:19

別山北峰へも足を延ばします

5/20 8:24

途中、雷鳥のツガイ

5/20 8:25

剱とのショットが撮りたかった

5/20 8:25

5/20 8:37

5/20 8:38

唐松・五竜・鹿島槍

5/20 8:38

白馬岳

5/20 8:39

剱岳と白馬・唐松

5/20 8:41

5/20 8:54

先ほどのライチョウが待っていてくれました

5/20 9:03

別山〜北峰間はかなり緩んでおり、足が抜けなくなりました
スコップを持参したので難を逃れました

5/20 9:15

剱岳・朝日岳・白馬三山

5/20 9:36

またまた黄昏ている雷鳥発見

5/20 9:38

左が別山北峰
真ん中が別山

5/20 9:42

剱御前小屋

5/20 9:53

今回念のためビーコンをレンタルしました

5/20 9:55

剱御前小屋からは赤旗に沿って大日岳へのルートをしばらく進みます

5/20 10:12

途中、雷鳥沢の西側尾根を一気に下ります（竹竿あり）

5/20 10:16

雷鳥坂の雷鳥

5/20 10:46

下から見たルート

5/20 10:52

雷鳥の冬毛は多数落ちていました

5/20 10:53

雷鳥沢キャンプ場からみくりが池温泉までは地獄の登りです
途中、雷鳥沢キャンプ場を見下ろす
土曜の11時で20張程でしょうか

5/20 10:57

鳴いている雷鳥

5/20 11:24

雷鳥荘付近の雪は硫化水素の影響でしょうか、雪が黄色くなっています

5/20 11:35

みくりが池温泉に帰着
荷物を回収して帰路につきます

5/20 12:11

みくりが池の氷は前日よりもかなり解けていた

5/20 12:49

立山高原バスより弥陀ヶ原と鍬崎山

5/20 13:42

立山駅の駐車場に戻ってきました
スペース外にも多数駐車してあります

5/20 14:17

雄山神社前立社壇に参拝

5/21 6:55

moricoco実家に後泊
黄色い牡丹

5/21 6:54

紫蘭の白

5/21 6:57

ハナミズキ

5/21 7:02

シャクナゲ

5/21 7:02

シャクナゲ

5/21 7:09

キングサリ

5/21 11:11

手拭
みくりが池温泉にて購入

5/21 11:13

バッジ
みくりが池温泉にて購入

5/21 11:12

吟醸立山
立山吉峰温泉にて購入

5/21 11:13

雄山神社前立社壇でいただいた御朱印
雄山神社には、立山頂上峰本社・芦峅中宮祈願殿・岩峅前立社壇があるそうです

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

Xperia Z5 Compact SO-02H docomo SONY

感想

Kazu405

昨年の9月、紅葉の時期に訪れ、その雄大さに感動した立山に再訪です。
今の時期、雪の大谷とかで大混雑と聞いていたので、金・土で、しかも憧れのみくりが池温泉に宿泊し、残雪期の立山周遊を計画。

扇沢からのアルペンルートとは少し雰囲気が異なる、少しノスタルジック感がある立山駅からのルートは、これから山を登りに行くという感覚が少し軽く感じられます。
美女平から50分間バスに揺られ、辿り着いた室堂はまだ閑散としており、室堂を囲む浄土山から大日岳までの山容に圧倒されます。

初日はみくりが池温泉にチェックイン後、一ノ越まで登り、そこから浄土山・龍王岳・室堂山を周回する計画。
雷鳥が至る所で姿を現わし、北アルプスの大展望を眺めながらの最高の稜線。
人もほとんどおらず、雲ひとつない快晴。最高の贅沢です。
特に龍王岳からの裏銀座の絶景には心を奪われ、憧れの五色ヶ原でのテン泊欲求が更に高まった。
浄土山北峰付近で少しルート間違いをしてしまい、200mほどシリセード（半滑落？）したりしましたが、終始快適な周回ルートとなりました。

みくりが池温泉で最高の温泉と食事を堪能し、大日岳に沈む夕日を眺め、その夕日を浴びる雷鳥を観察したり、そして21時頃までゆっくりと飲む。
日常の辛いことを忘れられる至福のひとときです。


翌朝、2時に起床し、本日は一ノ越→雄山→大汝山→富士ノ折立→真砂岳→別山の周回です。
2時起床というのは、雄山山頂で御来光を拝むためだったのですが、多少のトラブルがあり、御来光には5分間に合わず！
それでも八ヶ岳・富士山・南アルプスのモルゲン、薄っすらとピンクに染まる北アルプス連山を眺められたことには大満足。

末期残雪期で多少判断が難しい箇所もありましたが、後立山連峰、昨日歩いた龍王岳・浄土山の稜線、そして剱岳と、圧倒的迫力を持った山々を仰ぎ見る3000m級の稜線を闊歩しました。


雷鳥沢からみくりが池までの登りと、室堂の大混雑には辟易しましたが、立山で過ごす2日間は特別な思い出となりました。
特に、2日間とも快晴だったにも関わらず、ライチョウ計30羽ほどと会うことができたのは、これから先にもなかなかない経験となったのではないでしょうか。