薬師岳〜立山〜劔岳 縦走
tubataro
体力度について
- GPS
- 56:58
- 距離
- 45.4km
- 登り
- 5,206m
- 下り
- 4,138m
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- 山行
- 8:47
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 9:09
- 山行
- 13:16
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 15:00
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 3:25
- 合計
- 11:58
| 天候 | 1日目（12日） 雨、一瞬晴れ間 2日目（13日） 晴、時々霧 3日目（14日） 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
11日 22:00大阪 → 12日 4:20 富山駅（WILLERバス 10,800円）、 5:00富山駅 →7:00折立（有峰線バス 3,500円） 帰路 14日 17:05室堂 （バス）→17:50 美女平（ケーブル）18:40 →立山駅（富山鉄道）→20:20富山駅（計 3,600円） 15日 6:20富山駅 → 13:18大阪駅（JR高速バス 5,700円） ※帰路は14日中に帰阪の予定でしたが、美女平でのケーブル待ちが1時間近く掛かり、大阪行きの最終電車に間に合わず富山で一泊。 |
| その他周辺情報 | みくりが池温泉：日帰り温泉は16:00（受付）まで。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
拍手折立に到着すると土砂降り。しばらく待って出発。
感想
北アルプスの未踏の山である、薬師岳・立山・劔岳を稜線伝いに歩いてきました。
＜1日目（12日）＞
折立に到着すると土砂降り。雨脚は強まったり弱まったりを繰り返し、前日に撥水処理したレインウェアはすぐに撥水機能を失ってぐっしょり濡れてしまいました。
太郎平で雨も止み、レインウェアを脱いで薬師へ！気力が低下してきた頃、突然ガスが切れて目前に巨大な薬師岳が。感動的な演出でした。
その後は再び強い雨に見舞われました。間山を過ぎて、下りを急いでいるとぬかるんだ緩いカーブに足を取られ、身体一つ分、斜面を滑落。樹林帯なのですぐに止まり、咄嗟に木の根をつかんだので怪我もありませんでした。ただし、サングラスをどこかに飛ばしてしまったことに、後で気づきました。
17:00にスゴ乗越小屋に到着。汗と雨と泥の臭いがテント内に充満して、頭がクラクラします。濡れタオルで拭いた身体に、ハッカ水を振りかけて臭いをごまかします。ハッカ水が目に入って泣けました。
＜2日目（13日）＞
この日はロング。立山連峰を越えて剣沢キャンプ場までコースタイム15時間なので、目覚めると急いで準備。4:00出発なのでコースタイムの90%以下を目標。
一歩一歩が重く、気力がなくなりそうになりますが、要所要所にテンションが上がる展望が待ち受けていました。蔦山から臨む、五色ヶ原とその向うの立山の風景は素晴らしかった。
獅子岳への長い急登、一旦激下ってからの、浄土山への急登は何度も心が折れそうになりますが、丁度抜きつ抜かれつした人と何度か言葉を交わしてよいモチベーションになりました。
一ノ越から見上げた雄山のでかいこと、もう無理かなと思いつつも、まだ一歩を踏み出す力はありました。雄山に到着後、大汝山、富士ノ折立、真砂山を越えて、ラスボスの別山へ。そして本日のゴール剣沢キャンプ場へ。
昨日に増してテント内の臭気は尋常ではありません。タオルを絞って身体を拭いてハッカ水散布のルーティン実施。星空を見上げる余裕もなく就寝。
＜3日目（14日）＞
いよいよ剱岳へ。一服劔に登る途中から足が上がらず何度か撤退が頭をよぎる始末でしたが、前劔でガスが切れて巨大な劔が立ちはだかり、俄然やる気スイッチが入ります。
また、高度感のある鎖場も連続し始めたので、緊張が途切れずモチベーションを維持できました。
劔岳山頂からの景色はこれぞ劔の展望という素晴らしさでした。
そして雷鳥沢の素晴らしい展望に向かって下山。
少々体力的に厳しい時もありましたが、絶景が足を前に進ませてくれました。充実の3日間、お会いした皆さんありがとうございました。
（備忘録）
■ザック重量
初日14�圈淵好肇奪�、水1L含む）
■au電波状況
・スゴ乗越小屋（テン場） ○
・剣沢キャンプ場 ○
・剣山荘 ○
・劔御前小屋〜雷鳥沢 ○
■次回持っていくもの
・洗濯ばさみ（靴下やシャツを干したい）
・靴下の替えは必須
・除菌スプレー、防臭スプレー、水のいらない洗剤など検討
・サンダル（例え登山靴がローカットシューズでも、テン場では臭い登山靴を乾かしておいて、サンダルを履きたい）
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Tellurium さん
縦走して最後の締めに剱岳とは・・・流石だなぁ、と拝見させて頂きました。残念ながら１日ズレてお会いは出来ませんでしたが、１２日の雨には私もゲンナリしていたのでお気持ちは分かります
いよいよ次は源次郎か八つ峰でしょうか？またレコ楽しみにしております。
nagisukeさん、お久しぶりです。一日違いのニアミスだったんですね。
ホントに超ニアミスです。
剱沢でテント張られてる奥に見える二つのシルバーのフライ被った石井のテント、見覚えが…
我が家はその数件上部に設営してました
到着時間から、ちょうど食事終えてテントに入った頃みたいです。
ちなみに我が家も初日の雨で超臭い山行でした
本日三人で入念な洗濯…
それにしても連日凄い行程…
鈍っているって全くそんな感じじゃないですね
utaotoさん、お久しぶりです。なんと、そんな近くにおられましたか！？声が聞こえてもおかしくないと思うのですがお会いできず残念。今回は体力低下のためきつかったです。
こんばんは。
夏休みはドコに行かれるのかな〜と
思ってましたが、この稜線でしたか！
久しぶりのガッツリ山行とは言え、
毎日超ロングの行程をこなすのは流石
メンタル強いですよね〜
初日の雨は大変だったと思いますが、
2日目・3日目は青空も見え、素晴らしい
稜線と眺望を楽しめて良かったですね〜
やっぱり洗濯バサミは必須ですよ
私は必ず持ってます！が、濡れたものは
簡単には乾きませんっ
今回も靴下は乾かず…でした(笑)
dolceさん、ご無沙汰です。初日の雨でやめようかと思ったくらいなのでメンタルは強くないのですが、せっかく来たので・・
tubataroさん、こんにちは。
遅コメですみません
僕は8月に日帰り山行が1回だけだったので、このレコを見返して羨ましいです。
青空に北アルプスの峰々が映えて綺麗ですね
ガスも多かった様ですが、これはこれで涼しくって、重い荷物を持って登っているとありがたい面もありますよね。
久しぶりにの山行で、テント装備にも拘わらず、相変わらずのロング、流石です
Futaroさん、こんにちは！コメントありがとうございます。やっと劔岳に登ることができました。2日目以降は天気にも恵まれました。立山の雷鳥沢も初めてでしたが、ここなら家族とハイキング、温泉なども楽しめるし、黒部ダムやら滝やらもあり、一緒に来てくれないかなと思いました。
体力は随分落ちました、体重も2kg増です。仕事も少し慣れてきたのでまたトレーニングも復活したいところです。
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