【4:45 有峰口バス停】
今回は東京竹橋発の深夜バス『毎日アルペン号』を利用。
5:20に到着予定のバスは、約30分前の4:45に有峰口バス停に到着した。
←有峰口バス停前の広場から走り去るアルペン号を撮影
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【4:45 有峰口バス停】
今回は東京竹橋発の深夜バス『毎日アルペン号』を利用。
5:20に到着予定のバスは、約30分前の4:45に有峰口バス停に到着した。
←有峰口バス停前の広場から走り去るアルペン号を撮影
さて、ここからは折立行きのバスへ乗り換えるわけだが、早く着き過ぎたこともあって1時間以上待たなくてはならなくなった。
バス停付近はご覧のように何もない。仕方ないので有峰口駅まで行って時間を潰すことにした。
←どうやら駅はこの奥にある高架を上った先にあるらしい。
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さて、ここからは折立行きのバスへ乗り換えるわけだが、早く着き過ぎたこともあって1時間以上待たなくてはならなくなった。
バス停付近はご覧のように何もない。仕方ないので有峰口駅まで行って時間を潰すことにした。
←どうやら駅はこの奥にある高架を上った先にあるらしい。
←高架に辿り着くと、駅までの案内が貼ってあった。
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←高架に辿り着くと、駅までの案内が貼ってあった。
←写真奥がバス停のある方向
高架の入口へ回りこんで、ここから階段を上る
上がった先を右折して少し行った先に駅がある
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←写真奥がバス停のある方向
高架の入口へ回りこんで、ここから階段を上る
上がった先を右折して少し行った先に駅がある
【4:55 有峰口駅到着】
バス停から5分ほどで駅に到着。
駅は始発前にも関わらず解放されていて待合室の中に入ることが出来た。
そして5:00を過ぎると駅員の男性が出勤してきた。そして折立までのバス待ちだと言うと、5:55に先程のバス停を富山からの直通バス(折立行き)が通過するからその時間に合わせてバス停まで案内してくれるとのこと。折角のなので好意に甘えることにした。
←有峰口駅舎。写真左奥にトイレがある。古いが清掃はよくされていた。
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【4:55 有峰口駅到着】
バス停から5分ほどで駅に到着。
駅は始発前にも関わらず解放されていて待合室の中に入ることが出来た。
そして5:00を過ぎると駅員の男性が出勤してきた。そして折立までのバス待ちだと言うと、5:55に先程のバス停を富山からの直通バス(折立行き)が通過するからその時間に合わせてバス停まで案内してくれるとのこと。折角のなので好意に甘えることにした。
←有峰口駅舎。写真左奥にトイレがある。古いが清掃はよくされていた。
←レトロな雰囲気の有峰口駅の待合室
そしてここで朝ごはんを食べたりして1時間近く暇つぶし。
ふと駅のホームを見ると、どこからか野生の猿が2匹現れ、線路を我が物顔で歩いていった。なんというのどかさ!
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←レトロな雰囲気の有峰口駅の待合室
そしてここで朝ごはんを食べたりして1時間近く暇つぶし。
ふと駅のホームを見ると、どこからか野生の猿が2匹現れ、線路を我が物顔で歩いていった。なんというのどかさ!
そしてそろそろいい頃合いになったので、駅員さんと一緒に先ほどのバス停まで移動。
この直通バスは基本的に予約制だが、空席がある時には途中乗車も可能らしい。
駅員さんにお礼と別れを告げバスに乗車。ここから約5名が乗車したが席にはまだ余裕があった。
←駅からバス停へ向かう途中撮影。T字路の左側がバス停
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そしてそろそろいい頃合いになったので、駅員さんと一緒に先ほどのバス停まで移動。
この直通バスは基本的に予約制だが、空席がある時には途中乗車も可能らしい。
駅員さんにお礼と別れを告げバスに乗車。ここから約5名が乗車したが席にはまだ余裕があった。
←駅からバス停へ向かう途中撮影。T字路の左側がバス停
そしてバスは途中、有峰湖の展望台で休憩を挟んで折立を目指した。
←展望台から見た有峰湖
ここまで来ると標高があるのか肌寒かった。
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そしてバスは途中、有峰湖の展望台で休憩を挟んで折立を目指した。
←展望台から見た有峰湖
ここまで来ると標高があるのか肌寒かった。
【6:50 折立到着】
そして小一時間ほどでバスは折立に到着。
清々しい空気と晴れやかな天気、そして登山口独特の高揚感に包まれたムード……一気に登山気分が盛り上がります。
←左の建物が折立休憩所(中にテーブルなどあり休憩出来ます)外に水道もあります(生飲不可)
右の建物はトイレ・自販機もあります。靴を洗う水道もあり
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【6:50 折立到着】
そして小一時間ほどでバスは折立に到着。
清々しい空気と晴れやかな天気、そして登山口独特の高揚感に包まれたムード……一気に登山気分が盛り上がります。
←左の建物が折立休憩所(中にテーブルなどあり休憩出来ます)外に水道もあります(生飲不可)
右の建物はトイレ・自販機もあります。靴を洗う水道もあり
←折立休憩所入口には以前登山届の箱があったのですが、今は撤去されていて太郎平小屋で登山届を提出するように変更になったそうです。
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←折立休憩所入口には以前登山届の箱があったのですが、今は撤去されていて太郎平小屋で登山届を提出するように変更になったそうです。
さて出発前に休憩所の脇の水道で行動用の水の補給。
ここに水道があることは知っていたので、今回水は持ってきていませんでした。
しかし水道へやって来てみると……
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さて出発前に休憩所の脇の水道で行動用の水の補給。
ここに水道があることは知っていたので、今回水は持ってきていませんでした。
しかし水道へやって来てみると……
『生水は飲まないで下さい』の文字!
な、なんですとぉ〜!?
近くにキャンプ場があることを思い出してそこの炊事場の水道へも行ってみたが、そこも生飲不可の貼り紙。
仕方ないので自販機でペットボトルの水とスポーツドリンクを買って、太郎平小屋までこの2本で持ち堪えることにした。
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『生水は飲まないで下さい』の文字!
な、なんですとぉ〜!?
近くにキャンプ場があることを思い出してそこの炊事場の水道へも行ってみたが、そこも生飲不可の貼り紙。
仕方ないので自販機でペットボトルの水とスポーツドリンクを買って、太郎平小屋までこの2本で持ち堪えることにした。
【7:30 折立出発】
そんなこんながあって折立を出発。
最初はこのような長閑な道だが、すぐに太郎坂と呼ばれる、木の根がむき出しの悪路の急登が続くようになる。
以前この道を下りに使った時には「足場が悪くて滑りやすいし急坂だし、登りは大変だろうな」と思ったのだが、実際に登りに使ってみると、思ったよりもキツくなくテンポよく登れてしまった。
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【7:30 折立出発】
そんなこんながあって折立を出発。
最初はこのような長閑な道だが、すぐに太郎坂と呼ばれる、木の根がむき出しの悪路の急登が続くようになる。
以前この道を下りに使った時には「足場が悪くて滑りやすいし急坂だし、登りは大変だろうな」と思ったのだが、実際に登りに使ってみると、思ったよりもキツくなくテンポよく登れてしまった。
【8:10頃】
そして40分も登ると、ちょっとした休憩ポイントを通過。
ここで休む人も大勢いたが、ちょうど身体も温まって良い感じにペースを掴んでいたので、このまま休まずに通過することにした。
←あの怪力ロボット少女の看板も相変わらず健在。
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【8:10頃】
そして40分も登ると、ちょっとした休憩ポイントを通過。
ここで休む人も大勢いたが、ちょうど身体も温まって良い感じにペースを掴んでいたので、このまま休まずに通過することにした。
←あの怪力ロボット少女の看板も相変わらず健在。
その後も鬱蒼とした樹林帯の登りは続きます。
しかし休憩ポイントを過ぎると少し傾斜も緩くなってきたのか一段落といった雰囲気。
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その後も鬱蒼とした樹林帯の登りは続きます。
しかし休憩ポイントを過ぎると少し傾斜も緩くなってきたのか一段落といった雰囲気。
そしてこれまでの木の根が張りだした湿っぽい土の地面が、次第に石がゴロゴロとした乾いた感じに変わってくると三角点はもうすぐ。
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そしてこれまでの木の根が張りだした湿っぽい土の地面が、次第に石がゴロゴロとした乾いた感じに変わってくると三角点はもうすぐ。
【8:40 三角点通過】
その後、樹林帯がいきなり拓けて三角点に到着。目に飛び込んでくる直射日光が眩しい!
←三角点
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【8:40 三角点通過】
その後、樹林帯がいきなり拓けて三角点に到着。目に飛び込んでくる直射日光が眩しい!
←三角点
三角点にはベンチが沢山あり、大勢の人がザックを下ろして休憩していた。
ここは見晴らしもいいので絶好の休憩ポイントなのだが、いかんせん直射日光が暑いし眩しいし痛い!
確かこの先にある樹林帯の鞍部にもベンチがあったからそこで休憩しようと、三角点は通過することにした。
←三角点から薬師岳方面
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三角点にはベンチが沢山あり、大勢の人がザックを下ろして休憩していた。
ここは見晴らしもいいので絶好の休憩ポイントなのだが、いかんせん直射日光が暑いし眩しいし痛い!
確かこの先にある樹林帯の鞍部にもベンチがあったからそこで休憩しようと、三角点は通過することにした。
←三角点から薬師岳方面
三角点を出発すると一旦下ってまた登り返すようになるが、しばらくはこれまでの樹林帯の中とは違って明るい雰囲気になる。
←そして足場がガレてきて、むき出しになった一枚岩のうえを右折するように登っていくと……
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三角点を出発すると一旦下ってまた登り返すようになるが、しばらくはこれまでの樹林帯の中とは違って明るい雰囲気になる。
←そして足場がガレてきて、むき出しになった一枚岩のうえを右折するように登っていくと……
……一気に視界がひらけて開放的な雰囲気になる。
←此処から先は登山道もよく整備されているが、実際は石がゴロゴロしてて歩きにくい。
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……一気に視界がひらけて開放的な雰囲気になる。
←此処から先は登山道もよく整備されているが、実際は石がゴロゴロしてて歩きにくい。
←登山道脇にはニッコウキスゲのお花畑
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←登山道脇にはニッコウキスゲのお花畑
←登山道右側を振り返ってみると有峰湖が見えた。
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←登山道右側を振り返ってみると有峰湖が見えた。
その後一旦下って、再び樹林帯の中へ一時突入。
そして予定通り樹林帯にあるベンチで休憩しようかと思ったのだが、予想に反してそこも直射日光バリバリだったのでそのまま通過。
結局登山道脇の日陰で立ちながら休憩するしかなかった。
←樹林帯の中の登り。日陰は貴重。
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その後一旦下って、再び樹林帯の中へ一時突入。
そして予定通り樹林帯にあるベンチで休憩しようかと思ったのだが、予想に反してそこも直射日光バリバリだったのでそのまま通過。
結局登山道脇の日陰で立ちながら休憩するしかなかった。
←樹林帯の中の登り。日陰は貴重。
【9:35〜9:50 休憩】
そしてその後は再び日当たりの良い草原の上へ。
ここから先、太郎平まで日陰はほとんどない。
←もう日向しか無いので、開き直って登山道脇のベンチで休憩。
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【9:35〜9:50 休憩】
そしてその後は再び日当たりの良い草原の上へ。
ここから先、太郎平まで日陰はほとんどない。
←もう日向しか無いので、開き直って登山道脇のベンチで休憩。
日差しは強いが草原を吹き抜ける風は案外冷たい。
ずっと座っていると少し肌寒く感じられるくらいだった。
←ベンチの真正面に見えるのは白山
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日差しは強いが草原を吹き抜ける風は案外冷たい。
ずっと座っていると少し肌寒く感じられるくらいだった。
←ベンチの真正面に見えるのは白山
【9:50 ベンチ出発】
15分程休憩して出発。
再び石ゴロゴロの登山道を登り始める。
この辺りは雨で土砂が流失しやすいのかあちこちに土留めが施されていた。
それにしても歩き始めると暑い……この道を下りに使った時は快適な稜線歩きに感じられたが、意外と傾斜があって距離も長く、登りに使うとこんなにもイメージが違うものかと思った。
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【9:50 ベンチ出発】
15分程休憩して出発。
再び石ゴロゴロの登山道を登り始める。
この辺りは雨で土砂が流失しやすいのかあちこちに土留めが施されていた。
それにしても歩き始めると暑い……この道を下りに使った時は快適な稜線歩きに感じられたが、意外と傾斜があって距離も長く、登りに使うとこんなにもイメージが違うものかと思った。
←遠くに見えるのは剱岳
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←遠くに見えるのは剱岳
←薬師岳も見えてきた
写真右端には薬師岳山荘・稜線上に見えるのは避難小屋跡
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←薬師岳も見えてきた
写真右端には薬師岳山荘・稜線上に見えるのは避難小屋跡
【10:10 五光岩ベンチ通過】
そして五光岩ベンチを通過。
←不思議な穴が開いている。これが五光岩かな?
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【10:10 五光岩ベンチ通過】
そして五光岩ベンチを通過。
←不思議な穴が開いている。これが五光岩かな?
そんな石畳のような道を進んでいくと、いよいよ木道が現れた。
後はこの木道を辿っていけば太郎平まであと少しのハズ。
←木道の先に太郎平小屋が見えてきた。
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そんな石畳のような道を進んでいくと、いよいよ木道が現れた。
後はこの木道を辿っていけば太郎平まであと少しのハズ。
←木道の先に太郎平小屋が見えてきた。
←木道脇にはチングルマのお花畑
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←木道脇にはチングルマのお花畑
←薬師岳方面も近くなってきた
以前はガスで見られなかった景色なのでここから初めて見る薬師岳に感動!
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←薬師岳方面も近くなってきた
以前はガスで見られなかった景色なのでここから初めて見る薬師岳に感動!
【10:45 太郎平小屋到着】
標準CT5時間のところ3時間15分で太郎平小屋に到着。
女性の足だし、歩くのが特別速いわけではないので、CTの方にゆとりがあり過ぎるのだと思う。
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【10:45 太郎平小屋到着】
標準CT5時間のところ3時間15分で太郎平小屋に到着。
女性の足だし、歩くのが特別速いわけではないので、CTの方にゆとりがあり過ぎるのだと思う。
太郎平に着くとザックを下ろしてベンチで休憩。
空は青いし天気は最高!ここから目の前に広がる景色を堪能した。
←小屋の前の広場と薬師岳方面への登山道。
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太郎平に着くとザックを下ろしてベンチで休憩。
空は青いし天気は最高!ここから目の前に広がる景色を堪能した。
←小屋の前の広場と薬師岳方面への登山道。
←休憩したベンチからの景色
雲の平方面。奥には黒部五郎岳や水晶岳が見える。
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←休憩したベンチからの景色
雲の平方面。奥には黒部五郎岳や水晶岳が見える。
【11:20 太郎平出発】
ここで35分休憩し、トイレを済ませたり水を補給してから薬師岳方面へと出発。
先ずはここから下った先にあるテン場を目指す。
←とても広いベンチのある広場と太郎平小屋
トイレや水場は、小屋の脇を写真左の方に少し入った所にある
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【11:20 太郎平出発】
ここで35分休憩し、トイレを済ませたり水を補給してから薬師岳方面へと出発。
先ずはここから下った先にあるテン場を目指す。
←とても広いベンチのある広場と太郎平小屋
トイレや水場は、小屋の脇を写真左の方に少し入った所にある
太郎平を出発すると、しばらくは散歩道のような木道歩きになる。
ここは以前テン泊した時に、小屋でビールを買うために何度も往復したことがある道なので懐かしい。
←目の前には薬師岳の避難小屋が小さく見える
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太郎平を出発すると、しばらくは散歩道のような木道歩きになる。
ここは以前テン泊した時に、小屋でビールを買うために何度も往復したことがある道なので懐かしい。
←目の前には薬師岳の避難小屋が小さく見える
←木道から薬師岳〜雲の平方面の眺め
以前はガスってて見えなかった景色がやっと見えた。
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←木道から薬師岳〜雲の平方面の眺め
以前はガスってて見えなかった景色がやっと見えた。
そして15分も歩くと眼下にテン場が見えてきた。
ここからは木道も消えてテン場まで急坂を下っていく。
何気に滑りやすいので慎重に下った。
←テン場の様子。この時間でもテントを張ってる人が結構多い。
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そして15分も歩くと眼下にテン場が見えてきた。
ここからは木道も消えてテン場まで急坂を下っていく。
何気に滑りやすいので慎重に下った。
←テン場の様子。この時間でもテントを張ってる人が結構多い。
【11:40〜休憩/11:55テン場出発】
ここでちょっと寄り道してテン場の水場で水を補給。
太郎平小屋にも水場はあるが、こちらの方が水が冷たくて美味しい。
水はジャンジャン流れているので、顔を洗ったりタオルを冷やしたりして少し水遊び。凄く気持ちよかった。
そして思いっきりクールダウンした後は再び薬師岳へ向けて出発。
←テン場からこれから登っていく登山道の方を見てみる。
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【11:40〜休憩/11:55テン場出発】
ここでちょっと寄り道してテン場の水場で水を補給。
太郎平小屋にも水場はあるが、こちらの方が水が冷たくて美味しい。
水はジャンジャン流れているので、顔を洗ったりタオルを冷やしたりして少し水遊び。凄く気持ちよかった。
そして思いっきりクールダウンした後は再び薬師岳へ向けて出発。
←テン場からこれから登っていく登山道の方を見てみる。
しかし此処から先が苦しかった。
ゴツゴツとした岩が転がる道をひたすら急登。
思いっきり急登です!
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しかし此処から先が苦しかった。
ゴツゴツとした岩が転がる道をひたすら急登。
思いっきり急登です!
その後登山道は沢沿いの道を進むようになり、時には登山道に染み出した沢の流れをまたぎながら登って行きます。
←さっき水遊びしたばかりなのにこの登りで体温上昇…沢の水を思いっきり浴びたくなる
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その後登山道は沢沿いの道を進むようになり、時には登山道に染み出した沢の流れをまたぎながら登って行きます。
←さっき水遊びしたばかりなのにこの登りで体温上昇…沢の水を思いっきり浴びたくなる
そして岩ゴロの急登を20分ばかり登ると、樹林帯から抜けて再び見晴らしが良くなってきた。
←途中、登ってきた道を振り返ってみた。
背後には太郎平小屋の赤い屋根が見えた。
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そして岩ゴロの急登を20分ばかり登ると、樹林帯から抜けて再び見晴らしが良くなってきた。
←途中、登ってきた道を振り返ってみた。
背後には太郎平小屋の赤い屋根が見えた。
←そして目の前には雪渓が見えてきた。
ここは雪渓の脇の登山道を進むのだが、雪渓がある分いくらか涼しい…けど…照りつける日差しは強烈!
思わず雪渓の雪で雪団子を作り、頭に乗せて歩いた。…意外と気持ちよかった。
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←そして目の前には雪渓が見えてきた。
ここは雪渓の脇の登山道を進むのだが、雪渓がある分いくらか涼しい…けど…照りつける日差しは強烈!
思わず雪渓の雪で雪団子を作り、頭に乗せて歩いた。…意外と気持ちよかった。
【12:25 薬師平通過】
テン場から急登に喘ぐ事約30分。
登山道はいつのまにかなだらかになり、木道が出てくるようになると薬師平に到着。
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【12:25 薬師平通過】
テン場から急登に喘ぐ事約30分。
登山道はいつのまにかなだらかになり、木道が出てくるようになると薬師平に到着。
←木道の先には愛知大遭難碑のケルンがある
しかしケルンを囲むように人が休憩していたので、実際には気付かずに通過。後から写真を見てケルンに気付いた。
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←木道の先には愛知大遭難碑のケルンがある
しかしケルンを囲むように人が休憩していたので、実際には気付かずに通過。後から写真を見てケルンに気付いた。
←薬師平からの景色
手前に黒部五郎〜北ノ俣岳の稜線が連なり、その奥には槍ヶ岳が見える
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←薬師平からの景色
手前に黒部五郎〜北ノ俣岳の稜線が連なり、その奥には槍ヶ岳が見える
←槍ヶ岳アップ
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←槍ヶ岳アップ
その後も平坦な木道は続き
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その後も平坦な木道は続き
木道が切れた辺りから最後の登りが始まる。
←緩やかな登りが続くが、此処から先は展望に恵まれているので、登っていても楽しい。
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木道が切れた辺りから最後の登りが始まる。
←緩やかな登りが続くが、此処から先は展望に恵まれているので、登っていても楽しい。
そして暫く行くと、薬師岳の山塊が目に飛び込んできた。
←ここからは、稜線上にある道標や薬師岳山荘が小さく見えていて、これからの道筋が全て見えていた。
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そして暫く行くと、薬師岳の山塊が目に飛び込んできた。
←ここからは、稜線上にある道標や薬師岳山荘が小さく見えていて、これからの道筋が全て見えていた。
ここから稜線までは、ザレた登山道をジグザグに登っていくのだが、標高差ももう僅かだしどこまで登れば良いのかが見える分、気持ち的には楽だった。
←↑の写真にも写っている雪渓を登っていく。
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ここから稜線までは、ザレた登山道をジグザグに登っていくのだが、標高差ももう僅かだしどこまで登れば良いのかが見える分、気持ち的には楽だった。
←↑の写真にも写っている雪渓を登っていく。
【13:05 稜線に到着】
尾根の上に出ると、そこからは気持ちの良い稜線歩き。
山荘までのんびりと散歩気分で歩いていくことにした。
←奥の白い山頂には避難小屋跡が見える
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【13:05 稜線に到着】
尾根の上に出ると、そこからは気持ちの良い稜線歩き。
山荘までのんびりと散歩気分で歩いていくことにした。
←奥の白い山頂には避難小屋跡が見える
←薬師岳山荘まで15分らしい
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←薬師岳山荘まで15分らしい
【13:15 薬師岳山荘到着】
しかし10分程で山荘に到着。
←薬師岳山荘は昨年(2010年)に新築したばかりなのでとてもキレイ
新築なのに既に壁のペンキが剥がれている…気象条件が厳しいのだろうか
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【13:15 薬師岳山荘到着】
しかし10分程で山荘に到着。
←薬師岳山荘は昨年(2010年)に新築したばかりなのでとてもキレイ
新築なのに既に壁のペンキが剥がれている…気象条件が厳しいのだろうか
山荘へ着くと早速宿泊の受付。
ここはテン場が無いので、素泊まりで泊まることにした。
←受付兼売店の様子
メニューも定番のカレーやラーメン・うどんの他に白玉あんみつ等の甘味もあって充実してます。
外来のトイレは小屋内のものを使用。カウンターに料金箱があります(300円)
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山荘へ着くと早速宿泊の受付。
ここはテン場が無いので、素泊まりで泊まることにした。
←受付兼売店の様子
メニューも定番のカレーやラーメン・うどんの他に白玉あんみつ等の甘味もあって充実してます。
外来のトイレは小屋内のものを使用。カウンターに料金箱があります(300円)
←受付から見た小屋の様子
奥の暖簾がかかっている所がトイレ。とてもキレイです。
今回割り当てられた部屋は、階段を上がって2階の部屋でした。
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←受付から見た小屋の様子
奥の暖簾がかかっている所がトイレ。とてもキレイです。
今回割り当てられた部屋は、階段を上がって2階の部屋でした。
←階段の柱のところには携帯のアンテナ?
docomoのFOMAが使えるそうです。
個人的な事ですが、今月携帯をsoftbankからdocomoに変えたばかり。
「山で使えない」とずっと嘆いていたキャリアからの変更で、早速その恩恵に預かれました。
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←階段の柱のところには携帯のアンテナ?
docomoのFOMAが使えるそうです。
個人的な事ですが、今月携帯をsoftbankからdocomoに変えたばかり。
「山で使えない」とずっと嘆いていたキャリアからの変更で、早速その恩恵に預かれました。
←そしてこちらが割り当てられた部屋
この日は2枚の布団に3人という、ちょっと微妙な込み具合。
部屋もお布団も綺麗で快適だったけど、3人の真ん中の位置だったのでお布団の溝に挟まってあまり良く寝られなかった。
因みにザックなどの荷物は部屋に持ち込み禁止。廊下に置いておきます。
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←そしてこちらが割り当てられた部屋
この日は2枚の布団に3人という、ちょっと微妙な込み具合。
部屋もお布団も綺麗で快適だったけど、3人の真ん中の位置だったのでお布団の溝に挟まってあまり良く寝られなかった。
因みにザックなどの荷物は部屋に持ち込み禁止。廊下に置いておきます。
さて、荷物を置いて一段落した所で、予定よりも早く着いたので薬師岳まで空身でピストンすることにした。
どうせ明日も登るのだが、明日の天気は曇りということなので、天気の良い今のうちに登っておくのもアリかなと出掛けることにした。
←山荘の玄関にある温度計。13:30頃の気温19°C
動いていると暑いが、日陰で止まっていると少し寒く感じる気温
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さて、荷物を置いて一段落した所で、予定よりも早く着いたので薬師岳まで空身でピストンすることにした。
どうせ明日も登るのだが、明日の天気は曇りということなので、天気の良い今のうちに登っておくのもアリかなと出掛けることにした。
←山荘の玄関にある温度計。13:30頃の気温19°C
動いていると暑いが、日陰で止まっていると少し寒く感じる気温
【14:00 薬師岳へ出発】
時刻はちょうど14:00。
真っ青な空が広がるなか、山荘の先から薬師岳へ取り付く。
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【14:00 薬師岳へ出発】
時刻はちょうど14:00。
真っ青な空が広がるなか、山荘の先から薬師岳へ取り付く。
まずは砂礫の道をジグザグに登っていく。
踏み均された道はとても歩きやすく、グングンと標高を上げていく。
←とりあえずは避難小屋を目指してひと登り
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まずは砂礫の道をジグザグに登っていく。
踏み均された道はとても歩きやすく、グングンと標高を上げていく。
←とりあえずは避難小屋を目指してひと登り
【14:30 避難小屋跡通過】
山荘から丁度30分で避難小屋跡前を通過
折角なので登山道から少し離れて小屋跡を偵察
←「薬師岳山荘まで30分。あと一息ですよ」の文字
ということはここがちょうど中間地点?
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【14:30 避難小屋跡通過】
山荘から丁度30分で避難小屋跡前を通過
折角なので登山道から少し離れて小屋跡を偵察
←「薬師岳山荘まで30分。あと一息ですよ」の文字
ということはここがちょうど中間地点?
←避難小屋は堅牢な石垣だけど、屋根部分は全部落ちていて空が見えている状態。
これでは雨宿りにも使えそうにない。
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←避難小屋は堅牢な石垣だけど、屋根部分は全部落ちていて空が見えている状態。
これでは雨宿りにも使えそうにない。
←避難小屋近くにはケルンもある
ケルンの奥には東南陵の尾根が続いていて、その奥には雲の平や槍ヶ岳が見える。
ここが1963年1月に愛知大生が迷い込んで遭難した地点らしい。
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←避難小屋近くにはケルンもある
ケルンの奥には東南陵の尾根が続いていて、その奥には雲の平や槍ヶ岳が見える。
ここが1963年1月に愛知大生が迷い込んで遭難した地点らしい。
←ついでに東南陵の方へ少し行ってみた。
中央カールの奥に水晶岳から続く赤牛岳の尾根がよく見えた。そのさらに奥に見えるのは野口五郎岳方面かな?
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←ついでに東南陵の方へ少し行ってみた。
中央カールの奥に水晶岳から続く赤牛岳の尾根がよく見えた。そのさらに奥に見えるのは野口五郎岳方面かな?
さて、偵察も終わってこれから登る薬師岳の方を見てみると、さっきまでの青空が消えいつのまにか灰色のガスが次々と山頂付近を流れていくようになった。
←奥に見えるピークが薬師岳山頂
ガスりながらも時折差し込む日差しに「山頂に着くまでどうか天気が持ちますように」と祈りながら先を急いだ。
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さて、偵察も終わってこれから登る薬師岳の方を見てみると、さっきまでの青空が消えいつのまにか灰色のガスが次々と山頂付近を流れていくようになった。
←奥に見えるピークが薬師岳山頂
ガスりながらも時折差し込む日差しに「山頂に着くまでどうか天気が持ちますように」と祈りながら先を急いだ。
【14:45 薬師岳到着】
ケルンから15分で薬師岳山頂に到着。
ガスは濃くなったけど、何とか周りの景色が見られる程度で一安心。
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【14:45 薬師岳到着】
ケルンから15分で薬師岳山頂に到着。
ガスは濃くなったけど、何とか周りの景色が見られる程度で一安心。
←薬師岳の三角点
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←薬師岳の三角点
←ちょっと雲が多いけど、山頂からは赤牛岳〜水晶岳がよく見える。
とにかくここからは赤牛岳が凄くかっこよく見える! 奥に見えるのは野口五郎岳かな?
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←ちょっと雲が多いけど、山頂からは赤牛岳〜水晶岳がよく見える。
とにかくここからは赤牛岳が凄くかっこよく見える! 奥に見えるのは野口五郎岳かな?
←こちらは明日歩く予定に北薬師方面
ここから北側の稜線には、ガスが次々と流れ込んでいて、なかなかその景色を見ることは出来なかった。
ガスが切れた一瞬を狙って撮影
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←こちらは明日歩く予定に北薬師方面
ここから北側の稜線には、ガスが次々と流れ込んでいて、なかなかその景色を見ることは出来なかった。
ガスが切れた一瞬を狙って撮影
←今日歩いてきた方向を振り返る
写真左手には薬師岳山荘が見え、奥に見える尾根上には折立から太郎平までの登山道がよく見える。
こうしてみると、尾根上の道は空中散歩と呼ぶのに相応しいなと思った。
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←今日歩いてきた方向を振り返る
写真左手には薬師岳山荘が見え、奥に見える尾根上には折立から太郎平までの登山道がよく見える。
こうしてみると、尾根上の道は空中散歩と呼ぶのに相応しいなと思った。
【15:20 薬師岳下山開始】
というわけで山頂を散策。
山頂は曇ったり晴れたりの繰り返しで岩の上に腰掛けていると少し肌寒かったけど、記念写真を撮ったり、山頂のお社に祀られた薬師如来像へ手を合わせたりと、それなりに薬師岳を満喫した。
←そろそろガスが濃くなってきたので、登ってきた道を戻ることにした。
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【15:20 薬師岳下山開始】
というわけで山頂を散策。
山頂は曇ったり晴れたりの繰り返しで岩の上に腰掛けていると少し肌寒かったけど、記念写真を撮ったり、山頂のお社に祀られた薬師如来像へ手を合わせたりと、それなりに薬師岳を満喫した。
←そろそろガスが濃くなってきたので、登ってきた道を戻ることにした。
【15:55 薬師岳山荘到着】
山頂から35分で山荘に到着。特にやることも無いので、小屋の軒先にある自炊場で早めに夕食を作ることにした。
小屋の中は火気厳禁で炊事は出来ないが、作った後は室内の談話室で食べても良いとのこと。
しかしこの日は天気も良いので、そのまま外の景色を眺めながら軒下のベンチで夕食を食べた。しかしちょうど挿し込む西日が、やたら暑くて眩しかった。
←玄関脇にある休憩所兼自炊場。ここの他にも外テーブルがあるのでそこでも自炊可能だが、雨の日は軒下のここしか使えない。
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【15:55 薬師岳山荘到着】
山頂から35分で山荘に到着。特にやることも無いので、小屋の軒先にある自炊場で早めに夕食を作ることにした。
小屋の中は火気厳禁で炊事は出来ないが、作った後は室内の談話室で食べても良いとのこと。
しかしこの日は天気も良いので、そのまま外の景色を眺めながら軒下のベンチで夕食を食べた。しかしちょうど挿し込む西日が、やたら暑くて眩しかった。
←玄関脇にある休憩所兼自炊場。ここの他にも外テーブルがあるのでそこでも自炊可能だが、雨の日は軒下のここしか使えない。
【19:00頃】
←小屋の前から見えた夕日。
陽が落ちると風が冷たくて寒くなってきた。
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【19:00頃】
←小屋の前から見えた夕日。
陽が落ちると風が冷たくて寒くなってきた。
←夕日に染まる薬師岳方面
この時間になると山頂にかかっていたガスも取れ、すっきりと晴れていた。
夕日を見た後はすぐに山荘に入り、まだ明るいうちに布団に入った。
が、21:00頃に目を覚ましそのまま朝まで一睡も出来ず……やはり小屋泊は苦手だ。
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←夕日に染まる薬師岳方面
この時間になると山頂にかかっていたガスも取れ、すっきりと晴れていた。
夕日を見た後はすぐに山荘に入り、まだ明るいうちに布団に入った。
が、21:00頃に目を覚ましそのまま朝まで一睡も出来ず……やはり小屋泊は苦手だ。
【2日目 2:50起床】
苦痛の一夜を過ごし、頃合いを見て起床。
廊下においてあるザックを持って人気のない階下へ移動すると、やっと緊張感から解放…なんか凄く気疲れした。
そのまま外の自炊場でお湯を沸かしスープだけ作って室内の談話室で朝ごはん。今回はパンで手早く手軽に済ませた。
←小屋の前からは街の灯が見えた。富山方面の灯かな?
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【2日目 2:50起床】
苦痛の一夜を過ごし、頃合いを見て起床。
廊下においてあるザックを持って人気のない階下へ移動すると、やっと緊張感から解放…なんか凄く気疲れした。
そのまま外の自炊場でお湯を沸かしスープだけ作って室内の談話室で朝ごはん。今回はパンで手早く手軽に済ませた。
←小屋の前からは街の灯が見えた。富山方面の灯かな?
【3:55 薬師岳山荘出発】
そしてパッキングを済ませて山荘を出発。
この日は朝から東から吹く風が強くて結構寒かった。最初気合を入れて薄着で出発するつもりだったが、流石に耐え切れずフリースを羽織って登り始めた。
←既に薬師岳へ向けて登ってる人達のヘッドランプの明かりがいくつも見えた。
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【3:55 薬師岳山荘出発】
そしてパッキングを済ませて山荘を出発。
この日は朝から東から吹く風が強くて結構寒かった。最初気合を入れて薄着で出発するつもりだったが、流石に耐え切れずフリースを羽織って登り始めた。
←既に薬師岳へ向けて登ってる人達のヘッドランプの明かりがいくつも見えた。
30分も登ると次第に空が明るくなって山肌が赤く染まり始めた。
日の出はもうすぐ。いそがなくては。
←4:30頃、東南陵中央カール
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30分も登ると次第に空が明るくなって山肌が赤く染まり始めた。
日の出はもうすぐ。いそがなくては。
←4:30頃、東南陵中央カール
【4:40 薬師岳到着】
風の吹き抜ける登山道を登り薬師岳に到着。
昨日心配していた天気もまずまず良いようで一安心。朝日も景色も見られそうだ。
←山頂には既にたくさんの人が集まって日の出を待っていた。
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【4:40 薬師岳到着】
風の吹き抜ける登山道を登り薬師岳に到着。
昨日心配していた天気もまずまず良いようで一安心。朝日も景色も見られそうだ。
←山頂には既にたくさんの人が集まって日の出を待っていた。
【4:41 日の出】
なんとか日の出に間に合った。
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【4:41 日の出】
なんとか日の出に間に合った。
←視線を南方向へ移せば、遠くに槍ヶ岳が見えた。
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←視線を南方向へ移せば、遠くに槍ヶ岳が見えた。
←朝日と、これから向かう北薬師岳方面。
昨日はガスで良く見えなかったけど今日は雲もなくクッキリと見えていた。
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←朝日と、これから向かう北薬師岳方面。
昨日はガスで良く見えなかったけど今日は雲もなくクッキリと見えていた。
【4:50 薬師岳出発】
山頂で日の出を見届けると、すぐに北薬師岳へ向けて出発。今日は行動時間が長いので先を急ぐ。
そして山頂の賑わいを背に歩き出すと、ここからは求めてやまなかった静かな縦走路歩きが始まった。
←北薬師岳への道
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【4:50 薬師岳出発】
山頂で日の出を見届けると、すぐに北薬師岳へ向けて出発。今日は行動時間が長いので先を急ぐ。
そして山頂の賑わいを背に歩き出すと、ここからは求めてやまなかった静かな縦走路歩きが始まった。
←北薬師岳への道
誰もいない縦走路。北薬師岳までは強風に煽られながら足場の悪い痩せた稜線を歩く。
意外とアップダウンがあったり、ガレていて歩きにくかったり、ちょっと滑りやすいトラバースがあったりと、寝不足な身体だったせいか、ここの稜線歩きがちょっと厳しく感じた。
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誰もいない縦走路。北薬師岳までは強風に煽られながら足場の悪い痩せた稜線を歩く。
意外とアップダウンがあったり、ガレていて歩きにくかったり、ちょっと滑りやすいトラバースがあったりと、寝不足な身体だったせいか、ここの稜線歩きがちょっと厳しく感じた。
←30分歩いて薬師岳方面を振り返ってみた。
山頂の祠や金作谷カールがよく見えた。
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←30分歩いて薬師岳方面を振り返ってみた。
山頂の祠や金作谷カールがよく見えた。
←こちらは富山方面の景色
遠くに見えるのは日本海かな?
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←こちらは富山方面の景色
遠くに見えるのは日本海かな?
【5:35 北薬師岳到着】
薬師岳から45分で北薬師岳に到着。『山と高原地図』では30分となっているけど、ここは足場も悪いし30分で着く感じじゃないと思った。
とても静かで何もない山頂。だがそれがいい。
しかしあんなに晴れていた空は、日の出直後から次第に曇り始め、湿ったような高曇りの空に変わってしまっていた。
←天気のせいかどことなく薄ら寒いというか物悲しい雰囲気の北薬師岳山頂
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【5:35 北薬師岳到着】
薬師岳から45分で北薬師岳に到着。『山と高原地図』では30分となっているけど、ここは足場も悪いし30分で着く感じじゃないと思った。
とても静かで何もない山頂。だがそれがいい。
しかしあんなに晴れていた空は、日の出直後から次第に曇り始め、湿ったような高曇りの空に変わってしまっていた。
←天気のせいかどことなく薄ら寒いというか物悲しい雰囲気の北薬師岳山頂
←『ここで雨なら稜線風雨。荒天時薬師越え厳し』と書いてある。
確かにここまで風が強くて大変だった。
昨日もこの稜線にはまっ先にガスが流れ込んでいたので、この辺りは風の通り道なのかも知れない。
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←『ここで雨なら稜線風雨。荒天時薬師越え厳し』と書いてある。
確かにここまで風が強くて大変だった。
昨日もこの稜線にはまっ先にガスが流れ込んでいたので、この辺りは風の通り道なのかも知れない。
←北薬師岳から見えた有峰湖
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←北薬師岳から見えた有峰湖
←その向こうに見えるのは白山
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←その向こうに見えるのは白山
【5:36 北薬師岳出発】
ここでまわりの景色を少し眺めただけで、先を急ぐように出発。
とりあえず風が強くて休むどころではないので、もう少し先まで行ってから休むことにした。
←北薬師岳山頂標と雲の平・槍ヶ岳方面
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【5:36 北薬師岳出発】
ここでまわりの景色を少し眺めただけで、先を急ぐように出発。
とりあえず風が強くて休むどころではないので、もう少し先まで行ってから休むことにした。
←北薬師岳山頂標と雲の平・槍ヶ岳方面
北薬師岳を出発すると当分の間は下りが続く。
←先ずは稜線の西側に付けられたハイマツの中の道をのんびりと歩く。
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北薬師岳を出発すると当分の間は下りが続く。
←先ずは稜線の西側に付けられたハイマツの中の道をのんびりと歩く。
暫く行くと再び稜線に出てこれから歩いて行く道筋が見えてきた。
←写真右側にはこれから登る予定にスゴの頭と越中沢岳が並んでいる
そして左側には室堂へと続く台地状の尾根が見え立山方面へと続いていた。
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暫く行くと再び稜線に出てこれから歩いて行く道筋が見えてきた。
←写真右側にはこれから登る予定にスゴの頭と越中沢岳が並んでいる
そして左側には室堂へと続く台地状の尾根が見え立山方面へと続いていた。
東側が切り立った非対称の稜線を進んでいくと、ここからは岩屑がガラガラと折り重なった急斜面を本格的に下ることになった。
そしてこの辺りまで来ると、早朝にスゴ乗越小屋を出発してきた人とすれ違うようになった。
←大下りの直前、進行方向を撮影。
中央にスゴの頭・越中沢岳…そこまで延々と下っていく道筋が見えていた。
遠くには剱岳・立山・五色ヶ原の台地も見えている。
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東側が切り立った非対称の稜線を進んでいくと、ここからは岩屑がガラガラと折り重なった急斜面を本格的に下ることになった。
そしてこの辺りまで来ると、早朝にスゴ乗越小屋を出発してきた人とすれ違うようになった。
←大下りの直前、進行方向を撮影。
中央にスゴの頭・越中沢岳…そこまで延々と下っていく道筋が見えていた。
遠くには剱岳・立山・五色ヶ原の台地も見えている。
←下りながら見た富山方面の景色。
右奥に見えるのが室堂へと続く尾根。中央に見えるのが鍬崎山かな?
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←下りながら見た富山方面の景色。
右奥に見えるのが室堂へと続く尾根。中央に見えるのが鍬崎山かな?
←そして薬師岳方面を振り返ってみた。
赤牛岳・水晶岳・槍ヶ岳が並んでいる。
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←そして薬師岳方面を振り返ってみた。
赤牛岳・水晶岳・槍ヶ岳が並んでいる。
←足元にはキバナシャクナゲ
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←足元にはキバナシャクナゲ
そしてその後もグングンと下り、続いて現れた雪渓を下って行きます。
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そしてその後もグングンと下り、続いて現れた雪渓を下って行きます。
←一通り下った地点から歩いてきた道を振り返ってみた。
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←一通り下った地点から歩いてきた道を振り返ってみた。
一旦鞍部まで下ると緩く登り返すようになりますが、この辺りは楽しい稜線歩きが楽しめます。
それにしても標高が下がると、お花畑が広がっていたりと随分とのどか…しかも二重稜線になってる場所では強く吹いていた風も遮られてまったりと良い雰囲気。
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一旦鞍部まで下ると緩く登り返すようになりますが、この辺りは楽しい稜線歩きが楽しめます。
それにしても標高が下がると、お花畑が広がっていたりと随分とのどか…しかも二重稜線になってる場所では強く吹いていた風も遮られてまったりと良い雰囲気。
と思っていたら、片側が崩落した崩壊地が突然現れた。
幸い短い区間なので何とか慎重に通過したが、結構足元が滑りやすく高度感もあるので凄く緊張した。
だけどこの辺りは変化に富んでいてなかなか面白かった。
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と思っていたら、片側が崩落した崩壊地が突然現れた。
幸い短い区間なので何とか慎重に通過したが、結構足元が滑りやすく高度感もあるので凄く緊張した。
だけどこの辺りは変化に富んでいてなかなか面白かった。
そして北薬師岳から1時間30分近く歩いた頃、笹に覆われた平坦地に小さな池が現れた。
ここから間山山頂は目と鼻の先。
←登山道から、池と今まで下ってきた道を振り返る。
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そして北薬師岳から1時間30分近く歩いた頃、笹に覆われた平坦地に小さな池が現れた。
ここから間山山頂は目と鼻の先。
←登山道から、池と今まで下ってきた道を振り返る。
【7:00 間山到着】
池から少し登った所に、広場のような広々とした間山山頂があるので、そこまで行って少し休憩。
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【7:00 間山到着】
池から少し登った所に、広場のような広々とした間山山頂があるので、そこまで行って少し休憩。
←間山山頂から見た立山方面
立山道路が通っている台形状の尾根が凄くよく見えた。
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←間山山頂から見た立山方面
立山道路が通っている台形状の尾根が凄くよく見えた。
さて、間山を出発すると、すぐに雪渓の下り斜面が現れた。しかもここはかなり長く傾斜もキツイ。
どこから取り付くのかしばらく迷ったが、雪渓の右側に回りこむと夏道が出ていたのでそこから斜面を下ることにした。
←下ってきた雪渓を振り返ってみた。写真向かって左側の夏道を下ってきた。
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さて、間山を出発すると、すぐに雪渓の下り斜面が現れた。しかもここはかなり長く傾斜もキツイ。
どこから取り付くのかしばらく迷ったが、雪渓の右側に回りこむと夏道が出ていたのでそこから斜面を下ることにした。
←下ってきた雪渓を振り返ってみた。写真向かって左側の夏道を下ってきた。
←雪渓を下り終えると間山池がある
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←雪渓を下り終えると間山池がある
←間山池を過ぎるとしばらくは平坦な道。
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←間山池を過ぎるとしばらくは平坦な道。
そして尾根の末端まで来ると、ここから登山道は少し方向を変えて本格的な下りが始まります。
眼下には樹林帯の中に埋もれるようなスゴ乗越小屋が見えます。しかし時折その赤い屋根が見えるものの、そこまでの距離は遠く随分と下らなくてはならないことを痛感させ、またその先に見えるスゴ乗越までの大下り&スゴの頭までの登り返しの高低差を見て戦慄した。
そして「一体いつになったら辿り着くんだ!?」と思わず愚痴がこぼれ落ちそうになった頃、ようやく道が平坦になりスゴ乗越小屋に到着した。
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そして尾根の末端まで来ると、ここから登山道は少し方向を変えて本格的な下りが始まります。
眼下には樹林帯の中に埋もれるようなスゴ乗越小屋が見えます。しかし時折その赤い屋根が見えるものの、そこまでの距離は遠く随分と下らなくてはならないことを痛感させ、またその先に見えるスゴ乗越までの大下り&スゴの頭までの登り返しの高低差を見て戦慄した。
そして「一体いつになったら辿り着くんだ!?」と思わず愚痴がこぼれ落ちそうになった頃、ようやく道が平坦になりスゴ乗越小屋に到着した。
【8:00 スゴ乗越小屋到着】
スゴ乗越の小屋に着くと時間帯のせいか随分と閑散としていた。
とりあえず小屋脇のテーブル席に座り、ここで行動食を食べたりして休憩。
←趣きのあるスゴ乗越小屋。ところで小屋の中の床の一部が陥没したり盛り上がっていたけど大丈夫なのか?
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【8:00 スゴ乗越小屋到着】
スゴ乗越の小屋に着くと時間帯のせいか随分と閑散としていた。
とりあえず小屋脇のテーブル席に座り、ここで行動食を食べたりして休憩。
←趣きのあるスゴ乗越小屋。ところで小屋の中の床の一部が陥没したり盛り上がっていたけど大丈夫なのか?
目の前に見えるスゴの頭とそこまでの高低差に脱力…まだまだ先は長い。
←小屋脇のテーブルからみえた越中沢岳とスゴの頭
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目の前に見えるスゴの頭とそこまでの高低差に脱力…まだまだ先は長い。
←小屋脇のテーブルからみえた越中沢岳とスゴの頭
【8:35 スゴ乗越小屋出発】
ここで35分休憩し、最後にトイレと水の補給を済ませて出発。ここから地獄のアップダウンが始まる。
この頃になると日も陰ってしまっていたし、結構長いこと休んだので体が冷えてしまった。
←小屋脇のテーブル席の奥からスゴ乗越方面への登山道が出ている。
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【8:35 スゴ乗越小屋出発】
ここで35分休憩し、最後にトイレと水の補給を済ませて出発。ここから地獄のアップダウンが始まる。
この頃になると日も陰ってしまっていたし、結構長いこと休んだので体が冷えてしまった。
←小屋脇のテーブル席の奥からスゴ乗越方面への登山道が出ている。
そしてすぐにテン場の脇を通過。
←スゴ乗越小屋のテン場。
小屋から近いのはいいけど結構狭い。快適に張れる場所も少なそうだ。
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そしてすぐにテン場の脇を通過。
←スゴ乗越小屋のテン場。
小屋から近いのはいいけど結構狭い。快適に張れる場所も少なそうだ。
ここからの下りでは、右手に上ノ廊下がとてもよく見えていて憧れにも似た気持ちでそれを見下ろした。いつかあそこを遡上したりする日が来るのだろうか…
←小屋から10分も歩くと滑り易いザレ場を通過。
意外と傾斜があるので足元に注意しつつ慎重に進む。
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ここからの下りでは、右手に上ノ廊下がとてもよく見えていて憧れにも似た気持ちでそれを見下ろした。いつかあそこを遡上したりする日が来るのだろうか…
←小屋から10分も歩くと滑り易いザレ場を通過。
意外と傾斜があるので足元に注意しつつ慎重に進む。
その後も「一体どこまで下れば気がすむんだ?」というくらい、乗越まで標高差150mをガンガン下って行きます。
眼下に見えるスゴ乗越は遥か奈落の底…それに対して目の前に見えるスゴの頭は、足を進めるにつれてドンドンと高く聳え立つようになる。
←雪渓渡り下っていきます。
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その後も「一体どこまで下れば気がすむんだ?」というくらい、乗越まで標高差150mをガンガン下って行きます。
眼下に見えるスゴ乗越は遥か奈落の底…それに対して目の前に見えるスゴの頭は、足を進めるにつれてドンドンと高く聳え立つようになる。
←雪渓渡り下っていきます。
【9:10 スゴ乗越通過】
その登り返しの落差に絶望すら感じた頃、ようやくスゴ乗越に到着。小屋からここまで35分。思ったよりも長く感じた。
←意外と広いスゴ乗越。そして奥に見えるのはこれから登り返すスゴの頭。樹林帯の中に直登する登山道が見え隠れしていた。
ここは丁度よい休憩場所だが、残雪が溶けて地面がドロドロ…落ち着いて休める雰囲気ではなかったのでこのまま通過した。
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【9:10 スゴ乗越通過】
その登り返しの落差に絶望すら感じた頃、ようやくスゴ乗越に到着。小屋からここまで35分。思ったよりも長く感じた。
←意外と広いスゴ乗越。そして奥に見えるのはこれから登り返すスゴの頭。樹林帯の中に直登する登山道が見え隠れしていた。
ここは丁度よい休憩場所だが、残雪が溶けて地面がドロドロ…落ち着いて休める雰囲気ではなかったのでこのまま通過した。
スゴ乗越を出発すると、鬱蒼とした樹林帯の中いきなり急登が始まる。
ゴロゴロとした大岩が多い登山道は登りにくく、なかなかペースが上がらずバテバテ。
時々後ろを振り返りながら、乗越を挟んで反対側に見えるスゴ乗越小屋との標高差を確認し、現在の位置を把握。
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スゴ乗越を出発すると、鬱蒼とした樹林帯の中いきなり急登が始まる。
ゴロゴロとした大岩が多い登山道は登りにくく、なかなかペースが上がらずバテバテ。
時々後ろを振り返りながら、乗越を挟んで反対側に見えるスゴ乗越小屋との標高差を確認し、現在の位置を把握。
それと同時に、乗越から半分涙目で眺めた登山道の様子がずっと脳にこびりついていて「今どの辺りまで来たかな?もう半分くらい登っただろうか」と、そんなことばかり考えていた。
←目の前にちょっとした梯子が現れた。
時間的には丁度半分登ってきた地点。まわりの樹木も背丈が低くなってきた。
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それと同時に、乗越から半分涙目で眺めた登山道の様子がずっと脳にこびりついていて「今どの辺りまで来たかな?もう半分くらい登っただろうか」と、そんなことばかり考えていた。
←目の前にちょっとした梯子が現れた。
時間的には丁度半分登ってきた地点。まわりの樹木も背丈が低くなってきた。
そして疲労で足も上がらなくなって来た頃、ようやく樹林帯から抜けて辺りはハイマツと巨岩だらけになってきた。
ここまでくれば山頂は近いはず!
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そして疲労で足も上がらなくなって来た頃、ようやく樹林帯から抜けて辺りはハイマツと巨岩だらけになってきた。
ここまでくれば山頂は近いはず!
←左手を見ると次に登る予定の越中沢岳が見えた。
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←左手を見ると次に登る予定の越中沢岳が見えた。
【10:00 スゴの頭到着】
そして乗越から50分。山頂の手前で左手に折れると、ようやく頭に到着。…つ、辛かった…
←スゴの頭からみた薬師岳方面
間山から延びる尾根上にスゴ乗越小屋の赤い屋根が見える。
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【10:00 スゴの頭到着】
そして乗越から50分。山頂の手前で左手に折れると、ようやく頭に到着。…つ、辛かった…
←スゴの頭からみた薬師岳方面
間山から延びる尾根上にスゴ乗越小屋の赤い屋根が見える。
山頂直下の広場へついた所で、折角なのでザックを置いてすぐ近くに見える山頂まで足を伸ばして見ることにした。
山頂への道はハイマツと大岩がゴロゴロと積み重なっていて道すら無かったが、すぐに山頂に到着。
しかし山頂は何もなく平坦で広い為どこがピークなのか分からなかった。
←山頂付近から眺めた薬師岳方面。上の写真と比べて少しだけ標高が上がった?
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山頂直下の広場へついた所で、折角なのでザックを置いてすぐ近くに見える山頂まで足を伸ばして見ることにした。
山頂への道はハイマツと大岩がゴロゴロと積み重なっていて道すら無かったが、すぐに山頂に到着。
しかし山頂は何もなく平坦で広い為どこがピークなのか分からなかった。
←山頂付近から眺めた薬師岳方面。上の写真と比べて少しだけ標高が上がった?
【10:20 スゴの頭出発】
そんなこんなで山頂を満喫してスゴの頭を出発。
ここからもまた過酷なアップダウンが始まる。
←スゴの頭からこれから登る越中沢岳を眺める。
こちらから見る越中沢岳は険しい表情。またしても登山道の様子を眺めてため息をついた。
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【10:20 スゴの頭出発】
そんなこんなで山頂を満喫してスゴの頭を出発。
ここからもまた過酷なアップダウンが始まる。
←スゴの頭からこれから登る越中沢岳を眺める。
こちらから見る越中沢岳は険しい表情。またしても登山道の様子を眺めてため息をついた。
スゴの頭からは越中沢岳との鞍部まで標高100m位下ります。
これまでの登りとは違い、開放的な雰囲気で歩きやすい登山道を軽快に下っていく。
←下ってきたスゴの頭を振り返る
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スゴの頭からは越中沢岳との鞍部まで標高100m位下ります。
これまでの登りとは違い、開放的な雰囲気で歩きやすい登山道を軽快に下っていく。
←下ってきたスゴの頭を振り返る
【10:40頃】
そして鞍部付近を通過。
これから越中沢岳まで標高差約300mの登り返しが始まる。
もういい加減疲れきっているので心が擦り切れそうになっていますが、「ここを登れば今日の山場はクリアだ!」と自分に言い聞かせながら登って行きました。
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【10:40頃】
そして鞍部付近を通過。
これから越中沢岳まで標高差約300mの登り返しが始まる。
もういい加減疲れきっているので心が擦り切れそうになっていますが、「ここを登れば今日の山場はクリアだ!」と自分に言い聞かせながら登って行きました。
その後も急な登りは続きます。
←特徴的な岩が現れ、その間を縫うようにして岩場を登ります。
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その後も急な登りは続きます。
←特徴的な岩が現れ、その間を縫うようにして岩場を登ります。
ここまで登ると急登も一段落。
目の前に見えるのは山頂ではなく手前のピーク(肩?)だけど、随分標高も上がってきて先も見えてきた。
そしてその後、一旦山腹の東面を巻くように進み、その先にある本ピークへと向かう。
越中沢岳は最初から最後まで急登だったスゴの頭とは違い、前半の急登をこなしてしまえば後半は少し楽だった。
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ここまで登ると急登も一段落。
目の前に見えるのは山頂ではなく手前のピーク(肩?)だけど、随分標高も上がってきて先も見えてきた。
そしてその後、一旦山腹の東面を巻くように進み、その先にある本ピークへと向かう。
越中沢岳は最初から最後まで急登だったスゴの頭とは違い、前半の急登をこなしてしまえば後半は少し楽だった。
←途中にはロープのある岩場があったりした。
そういえば、どこかで越中沢岳への登りには垂直に近い鎖場があるとかいう話を聞いたのだが、それがここだったのだろうか……その話を聞いた時「腕力ゼロの私でも大丈夫だろうか」と正直ちょっと不安を感じたのだが、全く心配する程の事でもなかった。
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←途中にはロープのある岩場があったりした。
そういえば、どこかで越中沢岳への登りには垂直に近い鎖場があるとかいう話を聞いたのだが、それがここだったのだろうか……その話を聞いた時「腕力ゼロの私でも大丈夫だろうか」と正直ちょっと不安を感じたのだが、全く心配する程の事でもなかった。
そして登山道が緩やかになり、山頂の東面を巻くようになると、目の前に越中沢岳山頂が見えてきた。
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そして登山道が緩やかになり、山頂の東面を巻くようになると、目の前に越中沢岳山頂が見えてきた。
←この辺りは高山植物が多く、いろんな種類の花が咲き乱れていた。
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←この辺りは高山植物が多く、いろんな種類の花が咲き乱れていた。
【11:50 越中沢岳到着】
ほとんど倒れこむように越中沢岳に到着。その瞬間「私頑張ったよね…もうゴールしてもいいよね…/BGM青空」という心境だった。
←山頂標識と奥に立山
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【11:50 越中沢岳到着】
ほとんど倒れこむように越中沢岳に到着。その瞬間「私頑張ったよね…もうゴールしてもいいよね…/BGM青空」という心境だった。
←山頂標識と奥に立山
←立山。赤沢岳・針ノ木岳から烏帽子岳・三ツ岳の稜線
一ヶ月後のお盆にはあの稜線を縦走する予定なので、目の前に広がる縦走路の様子を目に焼き付けた。
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←立山。赤沢岳・針ノ木岳から烏帽子岳・三ツ岳の稜線
一ヶ月後のお盆にはあの稜線を縦走する予定なので、目の前に広がる縦走路の様子を目に焼き付けた。
←こちらはこれから向かう五色ヶ原方面
中景の台地上には今日の宿泊地五色ヶ原山荘が見えている
遠景には立山と、その手前に明日登る予定の獅子岳や龍王岳が並んでいる。
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←こちらはこれから向かう五色ヶ原方面
中景の台地上には今日の宿泊地五色ヶ原山荘が見えている
遠景には立山と、その手前に明日登る予定の獅子岳や龍王岳が並んでいる。
【12:20 越中沢岳出発】
30分休憩して出発。実は此処から先も250m下って250m登りと意外とハードだったりする。
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【12:20 越中沢岳出発】
30分休憩して出発。実は此処から先も250m下って250m登りと意外とハードだったりする。
先ずはハイマツの中の登山道を越中沢乗越まで250m程下ります。
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先ずはハイマツの中の登山道を越中沢乗越まで250m程下ります。
←赤いペンキマークを辿るように下って行きます。
しかし時々ハイマツが途切れ、砂礫だけの広い場所になるとルートが分かり難く、ちょっと登山道から逸れてしまいそうにもなったり…
まぁマーキングがしっかりしてるので大丈夫だとは思いますが、ガスで視界が悪い時にはここは道迷い注意です。
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←赤いペンキマークを辿るように下って行きます。
しかし時々ハイマツが途切れ、砂礫だけの広い場所になるとルートが分かり難く、ちょっと登山道から逸れてしまいそうにもなったり…
まぁマーキングがしっかりしてるので大丈夫だとは思いますが、ガスで視界が悪い時にはここは道迷い注意です。
そしてこの辺りはとても緩やかで気持ちの良い稜線歩きが楽しめます。
激しいアップダウンを繰り返してきた後なので、余計に嬉しいひととき。
←しかし目の前にはこれから登る鳶山が現実を見せつけるように聳えているので、つかの間の幸せを噛み締めるようにして進みます。
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そしてこの辺りはとても緩やかで気持ちの良い稜線歩きが楽しめます。
激しいアップダウンを繰り返してきた後なので、余計に嬉しいひととき。
←しかし目の前にはこれから登る鳶山が現実を見せつけるように聳えているので、つかの間の幸せを噛み締めるようにして進みます。
←そしてその後は、乗越まで整備された木道をガンガン下って行きます。
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←そしてその後は、乗越まで整備された木道をガンガン下って行きます。
←乗越を通過ししばらく登り返してから、歩いてきた道を振り返ってみた。
こちらから見た越中沢岳は、反対側の急登が嘘のようになだらかで穏やかな山容をしている。
あの空中散歩のような登山道の様子もよく見えていた。
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←乗越を通過ししばらく登り返してから、歩いてきた道を振り返ってみた。
こちらから見た越中沢岳は、反対側の急登が嘘のようになだらかで穏やかな山容をしている。
あの空中散歩のような登山道の様子もよく見えていた。
さて、鳶山までの登り返しは割と緩やかな登り。
しかしその分距離があるので、なかなかたどり着かない印象。鳶山まではピークを幾つか超えていくのでなおさら遠く感じられた。
また疲労も蓄積されていたので「これが今日最後の登りだ」と自分を励ましつつ黙々と足を進めた。
←山頂直下の斜面にはお花畑。
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さて、鳶山までの登り返しは割と緩やかな登り。
しかしその分距離があるので、なかなかたどり着かない印象。鳶山まではピークを幾つか超えていくのでなおさら遠く感じられた。
また疲労も蓄積されていたので「これが今日最後の登りだ」と自分を励ましつつ黙々と足を進めた。
←山頂直下の斜面にはお花畑。
【14:08 鳶山到着】
そして本日最後のピーク鳶山に到着。
ここまで来ればあとはもう100m程下るだけ。五色ヶ原に着いたも同然な気分。
←鳶山の山頂標。倒れてるし…
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【14:08 鳶山到着】
そして本日最後のピーク鳶山に到着。
ここまで来ればあとはもう100m程下るだけ。五色ヶ原に着いたも同然な気分。
←鳶山の山頂標。倒れてるし…
←山頂からここまでの道程を振り返ってみた
手前に見えるのが越中沢岳。スゴの頭はそれに隠れて見えないが、遠くに薬師岳が見える。
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←山頂からここまでの道程を振り返ってみた
手前に見えるのが越中沢岳。スゴの頭はそれに隠れて見えないが、遠くに薬師岳が見える。
【14:10 鳶山出発】
もうあと少しなので、山頂で写真を撮ったりしたら直ぐに出発。
というか一度ザックを下ろして休もうと思ったものの、風が冷たくなってきて冷えそうだったので先を急ぐことにした。
ここからは登山道を右手に折れて整備された木道を下っていく。
←山頂を直進しないように『通行止め』の杭が設置されている。
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【14:10 鳶山出発】
もうあと少しなので、山頂で写真を撮ったりしたら直ぐに出発。
というか一度ザックを下ろして休もうと思ったものの、風が冷たくなってきて冷えそうだったので先を急ぐことにした。
ここからは登山道を右手に折れて整備された木道を下っていく。
←山頂を直進しないように『通行止め』の杭が設置されている。
木道を下り始めると、いかにも五色ヶ原!という雰囲気の景色が目に飛び込んできた。
←登山道の脇はお花畑。眼下には五色ヶ原山荘の赤い屋根。
そして奥には立山と、手前に明日登る予定の龍王岳・鬼岳・獅子岳の3峰が順番に並んでいる。
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木道を下り始めると、いかにも五色ヶ原!という雰囲気の景色が目に飛び込んできた。
←登山道の脇はお花畑。眼下には五色ヶ原山荘の赤い屋根。
そして奥には立山と、手前に明日登る予定の龍王岳・鬼岳・獅子岳の3峰が順番に並んでいる。
ここから山荘までは基本的に木道の上を歩く。
お花畑に囲まれ、右手に広がる五色ヶ原を見下ろし、遠くの立山を眺めながら時々写真を撮る……なかなか足が進まない。
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ここから山荘までは基本的に木道の上を歩く。
お花畑に囲まれ、右手に広がる五色ヶ原を見下ろし、遠くの立山を眺めながら時々写真を撮る……なかなか足が進まない。
そして最後に方向を変えるように雪田を渡り、五色ヶ原へと降り立つ。
目の前には五色ヶ原山荘…あともう少し!
しかしハイマツ帯の中へ入り再び木道を歩いていたその時、とうとうポツポツと雨が降り始めた。
幸い小屋までは5分とかからない場所だったので、急いで小屋に飛び込み難を逃れた。
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そして最後に方向を変えるように雪田を渡り、五色ヶ原へと降り立つ。
目の前には五色ヶ原山荘…あともう少し!
しかしハイマツ帯の中へ入り再び木道を歩いていたその時、とうとうポツポツと雨が降り始めた。
幸い小屋までは5分とかからない場所だったので、急いで小屋に飛び込み難を逃れた。
【14:50 五色ヶ原山荘到着】
そして本降りになり始めた頃、五色ヶ原山荘に到着。
早速受付を済ませて部屋へ移動。
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【14:50 五色ヶ原山荘到着】
そして本降りになり始めた頃、五色ヶ原山荘に到着。
早速受付を済ませて部屋へ移動。
今日は海の日3連休最終日なので、小屋は空いていた。
お陰でこの日は個室♪個室はあまり泊まったことはないのだが、なんとなく常念小屋を思い出した。
それにしても今日はやっと熟睡できそうだ。
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今日は海の日3連休最終日なので、小屋は空いていた。
お陰でこの日は個室♪個室はあまり泊まったことはないのだが、なんとなく常念小屋を思い出した。
それにしても今日はやっと熟睡できそうだ。
←部屋の窓から見えた景色
立山方面の景色が見えるはずだけど、この頃にはガスがかかってしまって見えなくなっていた。
そして雨はドンドン本降りに……雨樋が壊れていたので、屋根を伝う雨の音もとても大きくなっていた。
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←部屋の窓から見えた景色
立山方面の景色が見えるはずだけど、この頃にはガスがかかってしまって見えなくなっていた。
そして雨はドンドン本降りに……雨樋が壊れていたので、屋根を伝う雨の音もとても大きくなっていた。
そして16:00からは待ちに待ったお風呂タイム。
この日は女性16:00から、男性は16:20からで交代で入りました。
お風呂場は5〜6人でいっぱいいいっぱいな感じの狭さだったけど、雨や汗で身体が冷えていたのでホント有り難かったです。
←奥の突き当りがお風呂場。その手前に男子トイレ、洗面所、写真には写ってないけど一番手前に女子トイレがあります。
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そして16:00からは待ちに待ったお風呂タイム。
この日は女性16:00から、男性は16:20からで交代で入りました。
お風呂場は5〜6人でいっぱいいいっぱいな感じの狭さだったけど、雨や汗で身体が冷えていたのでホント有り難かったです。
←奥の突き当りがお風呂場。その手前に男子トイレ、洗面所、写真には写ってないけど一番手前に女子トイレがあります。
さてお風呂で温まってさっぱりした後は、炊事道具を持って自炊室へ移動。今日も素泊まりなので、ここで夕飯のパスタを茹でながら湯あがりのビールを楽しんだ。
実は山荘に着いた後は五色ヶ原を散策する予定だったのだがこの雨では……晴れていれば良い景色だろうに…残念。
←玄関の脇にある自炊室(といっても扉がある部屋ではなく廊下みたいなところ)因みに椅子はテーブルの下にあるビールケースを使います
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さてお風呂で温まってさっぱりした後は、炊事道具を持って自炊室へ移動。今日も素泊まりなので、ここで夕飯のパスタを茹でながら湯あがりのビールを楽しんだ。
実は山荘に着いた後は五色ヶ原を散策する予定だったのだがこの雨では……晴れていれば良い景色だろうに…残念。
←玄関の脇にある自炊室(といっても扉がある部屋ではなく廊下みたいなところ)因みに椅子はテーブルの下にあるビールケースを使います
さてお風呂や夕飯を済ませた後は、布団に入って19:00には就寝。
雨だれの音は激しさを増し明日の行程を考えると若干気が滅入ったが、それでも広々とした個室は快適でゆっくりと休むことが出来た。
←小屋の様子(内部から玄関の方を撮影)
写真左にあるのが受付&売店。玄関の手前右側が自炊室
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さてお風呂や夕飯を済ませた後は、布団に入って19:00には就寝。
雨だれの音は激しさを増し明日の行程を考えると若干気が滅入ったが、それでも広々とした個室は快適でゆっくりと休むことが出来た。
←小屋の様子(内部から玄関の方を撮影)
写真左にあるのが受付&売店。玄関の手前右側が自炊室
【3日目 4:30 五色ヶ原山荘出発】
3日目の朝は3:30に起床…心配していた雨は降っていない様子だったが、熟睡していたせいかなかなか起きられなかった。
その後自炊室で手早く朝食を済ませ4:30には山荘を出発。今日の行程を考えるとここまで早立ちする必要もないのだが、台風が近づいているらしいので早めに行動開始…小屋番の方に見送られ一番に山荘を出た。
←ようやく明るくなり始めた頃小屋を出発。雨は降っていないもののじっとりと湿った空気が重い。
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【3日目 4:30 五色ヶ原山荘出発】
3日目の朝は3:30に起床…心配していた雨は降っていない様子だったが、熟睡していたせいかなかなか起きられなかった。
その後自炊室で手早く朝食を済ませ4:30には山荘を出発。今日の行程を考えるとここまで早立ちする必要もないのだが、台風が近づいているらしいので早めに行動開始…小屋番の方に見送られ一番に山荘を出た。
←ようやく明るくなり始めた頃小屋を出発。雨は降っていないもののじっとりと湿った空気が重い。
山荘から延びる木道を歩いて行くと10分位でテン場との分岐を通過。
ここからは一旦木道が途切れ、岩がゴツゴツした道になる。
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山荘から延びる木道を歩いて行くと10分位でテン場との分岐を通過。
ここからは一旦木道が途切れ、岩がゴツゴツした道になる。
そして天露に濡れた登山道を歩いて行くと、ガスの中に赤茶色の山肌…立山カルデラの絶壁が見えた。
←そしてそれを左手に眺めながら登山道を下って行くと、道は崖際から離れるように東側へ方向を変えて進むようになり、そこから眼下にザラ峠へと続く道が見えた。
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そして天露に濡れた登山道を歩いて行くと、ガスの中に赤茶色の山肌…立山カルデラの絶壁が見えた。
←そしてそれを左手に眺めながら登山道を下って行くと、道は崖際から離れるように東側へ方向を変えて進むようになり、そこから眼下にザラ峠へと続く道が見えた。
←ザラ峠まではこんな道をジグザグに下って行きます。
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←ザラ峠まではこんな道をジグザグに下って行きます。
【5:00 ザラ峠通過】
山荘から30分程でザラ峠に到着。
実は山行前から台風が通過することは知っていたので、風の通り道であるここの通過が一番心配だったのだが、意外にもまだ無風状態に近かった。
←何もないザラ峠
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【5:00 ザラ峠通過】
山荘から30分程でザラ峠に到着。
実は山行前から台風が通過することは知っていたので、風の通り道であるここの通過が一番心配だったのだが、意外にもまだ無風状態に近かった。
←何もないザラ峠
←ザラ峠から眼下の谷を見下ろしてみた・
昔はここを登ってザラ峠を越えたのか…
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←ザラ峠から眼下の谷を見下ろしてみた・
昔はここを登ってザラ峠を越えたのか…
そしてこれから登る獅子岳を見上げてみた。
これから標高約400mの登りが始まる。ゴクリ…
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そしてこれから登る獅子岳を見上げてみた。
これから標高約400mの登りが始まる。ゴクリ…
しかし標高差はあるものの、ここの登りは歩きやすい。
踏み固められた歩きやすい道をジグザグに折り返すように登り、順調に高度を上げていく。
……しかし、この頃からとうとう雨が降りだした。しかも強風を伴ってもろに顔や身体に吹きつけてくる。
……登っているのに寒い。冷たい。泣きそう……
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しかし標高差はあるものの、ここの登りは歩きやすい。
踏み固められた歩きやすい道をジグザグに折り返すように登り、順調に高度を上げていく。
……しかし、この頃からとうとう雨が降りだした。しかも強風を伴ってもろに顔や身体に吹きつけてくる。
……登っているのに寒い。冷たい。泣きそう……
そしてザラ峠から30分も登ると、梯子を連続で上ったり…
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そしてザラ峠から30分も登ると、梯子を連続で上ったり…
…鎖が付けられた岩場を通過したりします。
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…鎖が付けられた岩場を通過したりします。
そしてその後は再びジグザグな道を上り詰めていきます。
この間、聞こえてくるのは風が空を切る音と雨具を叩く雨の音だけ…人にも全然遭わないし孤独感MAX!
←そろそろ標高も上がって山頂も近い雰囲気かな…
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そしてその後は再びジグザグな道を上り詰めていきます。
この間、聞こえてくるのは風が空を切る音と雨具を叩く雨の音だけ…人にも全然遭わないし孤独感MAX!
←そろそろ標高も上がって山頂も近い雰囲気かな…
【5:50頃】
…と、そんな雰囲気に期待しながら目の前に見える稜線へと登りつめると、ちょっとした広い場所に出た。
標識のような木片もあるしもしかして山頂?と思ったが、登山道はまだ先へ続いているようだった。
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【5:50頃】
…と、そんな雰囲気に期待しながら目の前に見える稜線へと登りつめると、ちょっとした広い場所に出た。
標識のような木片もあるしもしかして山頂?と思ったが、登山道はまだ先へ続いているようだった。
そしてここから登山道は方向を変え、東面の山腹をトラバースするように続いていた。
東面へ回りこむ事で少し風が遮られ、やっと安らぎを感じることが出来た。
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そしてここから登山道は方向を変え、東面の山腹をトラバースするように続いていた。
東面へ回りこむ事で少し風が遮られ、やっと安らぎを感じることが出来た。
←この辺りはコバイケイソウが咲き乱れていて幻想的な雰囲気。
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←この辺りはコバイケイソウが咲き乱れていて幻想的な雰囲気。
トラバースを突き当りまで歩くと、そこからは左手の岩場を登るようになる。
←最初は長い鎖場。雨で濡れていたせいか多少登りにくい気もした。
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トラバースを突き当りまで歩くと、そこからは左手の岩場を登るようになる。
←最初は長い鎖場。雨で濡れていたせいか多少登りにくい気もした。
【6:15 獅子岳到着】
そしてようやく獅子岳に到着。
この頃には少し雨が止んでいたので少し休憩。
風が来ない場所を選び、濡れた岩の上に腰をかけて10分程休んだ。
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【6:15 獅子岳到着】
そしてようやく獅子岳に到着。
この頃には少し雨が止んでいたので少し休憩。
風が来ない場所を選び、濡れた岩の上に腰をかけて10分程休んだ。
【6:25 獅子岳出発】
少し休むと一気に寒くなるのであまり休んだ気もしなかったがとりあえず出発。
獅子岳は展望が良いらしいので楽しみにしていたけど、この日はガスで全く何も見えず…残念。
ここからはまた少し下っていきます。
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【6:25 獅子岳出発】
少し休むと一気に寒くなるのであまり休んだ気もしなかったがとりあえず出発。
獅子岳は展望が良いらしいので楽しみにしていたけど、この日はガスで全く何も見えず…残念。
ここからはまた少し下っていきます。
獅子岳からの下りを下りきると、登山道は木道が敷かれた水平道になります。
この後も雨は突然降ったり止んだりを繰り返し、ガスが目まぐるしく流れていた。
←ここもコバイケイソウのお花畑
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獅子岳からの下りを下りきると、登山道は木道が敷かれた水平道になります。
この後も雨は突然降ったり止んだりを繰り返し、ガスが目まぐるしく流れていた。
←ここもコバイケイソウのお花畑
獅子岳から25分ほど歩くと、とうとう1つ目の雪渓が現れそれを横断。
凍結はしていないので、アイゼン無しでも通行できました。
←短い区間だが、ガスの中なので視界が悪くちょっと落石とか怖い
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獅子岳から25分ほど歩くと、とうとう1つ目の雪渓が現れそれを横断。
凍結はしていないので、アイゼン無しでも通行できました。
←短い区間だが、ガスの中なので視界が悪くちょっと落石とか怖い
【6:53頃】
1つ目の雪渓を渡り切ると、しばらくそのまま東面を回りこむように進みます。
←そして最後に尾根へと出た所で鬼岳の標識。どうやらこの先が鬼岳東面らしい。
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【6:53頃】
1つ目の雪渓を渡り切ると、しばらくそのまま東面を回りこむように進みます。
←そして最後に尾根へと出た所で鬼岳の標識。どうやらこの先が鬼岳東面らしい。
そして標識のある尾根から少し下ると、その先には2つ目の雪渓が待ってました。
ここ鬼岳東面のトラバースは結構距離が長く、ガスの中では全体が見えず、すこし不安になる。
←2つ目の雪渓(鬼岳東面)の登り始め
まずは雪渓の端から回りこむようにして登って行きます(足元にロープがあるので足を引っ掛けないように注意)
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そして標識のある尾根から少し下ると、その先には2つ目の雪渓が待ってました。
ここ鬼岳東面のトラバースは結構距離が長く、ガスの中では全体が見えず、すこし不安になる。
←2つ目の雪渓(鬼岳東面)の登り始め
まずは雪渓の端から回りこむようにして登って行きます(足元にロープがあるので足を引っ掛けないように注意)
一通り登ると、今度は雪渓を横切るように微妙に登って行きます。
右手は急斜面になっているので、ガスで視界が悪いとはいえちょっと緊張します。
←歩いてきた雪渓を振り返ってみたところ
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一通り登ると、今度は雪渓を横切るように微妙に登って行きます。
右手は急斜面になっているので、ガスで視界が悪いとはいえちょっと緊張します。
←歩いてきた雪渓を振り返ってみたところ
雪渓を渡り切ると、すぐに方向を変えてガラ場の登り。
垂直に近い岩場を少しだけ登ります。
←登り切った場所から見下ろしてみた
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雪渓を渡り切ると、すぐに方向を変えてガラ場の登り。
垂直に近い岩場を少しだけ登ります。
←登り切った場所から見下ろしてみた
←登り切った所には落石注意の看板
岩場の上の方側だけじゃなく下の方にも看板が欲しかった。
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←登り切った所には落石注意の看板
岩場の上の方側だけじゃなく下の方にも看板が欲しかった。
そしてこちら側にも鬼岳東面の標識。
これで鬼岳東面のトラバースは終わり
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そしてこちら側にも鬼岳東面の標識。
これで鬼岳東面のトラバースは終わり
ここからしばらく岩屑だらけの道をマークを拾いながら進みます。
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ここからしばらく岩屑だらけの道をマークを拾いながら進みます。
すると雪渓ゾーンは終わったと思ったのに、すぐに小さな雪渓が現れそれを通過。
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すると雪渓ゾーンは終わったと思ったのに、すぐに小さな雪渓が現れそれを通過。
【7:20頃】
そして最後の雪渓を渡ると、登山道は階段状に整備された道になり、ここから龍王岳への登りが始まった。
先ずは雨で少しぬかるんだ土っぽい道を登り始める。
←目の前にうっすらと見える山影が龍王岳かな?
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【7:20頃】
そして最後の雪渓を渡ると、登山道は階段状に整備された道になり、ここから龍王岳への登りが始まった。
先ずは雨で少しぬかるんだ土っぽい道を登り始める。
←目の前にうっすらと見える山影が龍王岳かな?
それにしても今回のルートは本当にアップダウンの激しいルートだった。
幾度も数百メートル単位の上り下りを繰り返し、心が折れかけながらも歩いてきた。そしてこれが最後の登り。
そう思いながら、いつのまにか岩稜地帯に変化した登山道を一歩一歩登っていった。
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それにしても今回のルートは本当にアップダウンの激しいルートだった。
幾度も数百メートル単位の上り下りを繰り返し、心が折れかけながらも歩いてきた。そしてこれが最後の登り。
そう思いながら、いつのまにか岩稜地帯に変化した登山道を一歩一歩登っていった。
その後、登山道は目の前に見える山影の西面を迂回するように続き……
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その後、登山道は目の前に見える山影の西面を迂回するように続き……
目の前に龍王岳と思われるピークと岩小屋の跡が見えてきた。
とりあえず城壁のような小屋跡まで行ってちょっと探索。
龍王岳方面へも幾つか踏み跡があったが、この天気なので山頂へは寄らずに通過することにした。
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目の前に龍王岳と思われるピークと岩小屋の跡が見えてきた。
とりあえず城壁のような小屋跡まで行ってちょっと探索。
龍王岳方面へも幾つか踏み跡があったが、この天気なので山頂へは寄らずに通過することにした。
【7:50頃】
←岩小屋の近くには道標
なんて書いてあるのかは分からず…一応ここは龍王岳の鞍部でいいのかな?
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【7:50頃】
←岩小屋の近くには道標
なんて書いてあるのかは分からず…一応ここは龍王岳の鞍部でいいのかな?
そして岩小屋のある鞍部から緩やかな道を少し登ると、ガスの先に富山大学立山研究所の建物が見えてきて…
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そして岩小屋のある鞍部から緩やかな道を少し登ると、ガスの先に富山大学立山研究所の建物が見えてきて…
【7:55 浄土山南峰到着】
…誰もいない静かな浄土山南峰に到着!っていうか山頂は風が思いっきり吹き抜けていて寒い!!
急いで建物の方へ逃げるように駆け込み、石垣の影に身を潜めて風を避けながら休憩。
それでも吹き飛ぶような風は石垣を回りこむように吹きつけてきたが、ここで行動食を食べたりインナーを着込んだりして態勢を整えた。
←南峰は一の越と浄土山の分岐点。山頂が広く分かりにくいので道を間違えないように注意。
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【7:55 浄土山南峰到着】
…誰もいない静かな浄土山南峰に到着!っていうか山頂は風が思いっきり吹き抜けていて寒い!!
急いで建物の方へ逃げるように駆け込み、石垣の影に身を潜めて風を避けながら休憩。
それでも吹き飛ぶような風は石垣を回りこむように吹きつけてきたが、ここで行動食を食べたりインナーを着込んだりして態勢を整えた。
←南峰は一の越と浄土山の分岐点。山頂が広く分かりにくいので道を間違えないように注意。
【8:00 浄土山南峰出発】
歯がガチガチと音を立てるくらい寒くあまりゆっくり休めはしなかったが、雨もまた強く降りだしてきたので先を急ぐ。
←石垣の陰から意を決して飛び出し再び登山道へ。
とりあえず浄土山方面への赤いペンキマークを辿り平坦な道を行く。
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【8:00 浄土山南峰出発】
歯がガチガチと音を立てるくらい寒くあまりゆっくり休めはしなかったが、雨もまた強く降りだしてきたので先を急ぐ。
←石垣の陰から意を決して飛び出し再び登山道へ。
とりあえず浄土山方面への赤いペンキマークを辿り平坦な道を行く。
←北峰へ向かう途中、ガスが切れて眼下の景色が見えた。
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←北峰へ向かう途中、ガスが切れて眼下の景色が見えた。
富山大学の研究所がある南峰から北峰までは緩やかな道。
風が強いのでガスが流されて濃くなったり薄くなったり…
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富山大学の研究所がある南峰から北峰までは緩やかな道。
風が強いのでガスが流されて濃くなったり薄くなったり…
そして徐々にガスが切れてきて、目の前に北峰と何か建物の跡地のような石垣が見えてきた。
折角なので、手前の分岐から登山道を離れて石垣の方へ寄り道してみることにした。
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そして徐々にガスが切れてきて、目の前に北峰と何か建物の跡地のような石垣が見えてきた。
折角なので、手前の分岐から登山道を離れて石垣の方へ寄り道してみることにした。
【8:20 浄土山北峰到着】
分岐から少し登るとすぐに石垣へと辿り着いた。どうやら軍人慰霊碑らしい。一応合掌。
そして辺りを少し散策。北峰のピークはここから少し先らしいが、途中まで行った所でなんか面倒になって引き返してしまった。
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【8:20 浄土山北峰到着】
分岐から少し登るとすぐに石垣へと辿り着いた。どうやら軍人慰霊碑らしい。一応合掌。
そして辺りを少し散策。北峰のピークはここから少し先らしいが、途中まで行った所でなんか面倒になって引き返してしまった。
【8:30 浄土山北峰出発】
で、再び登山道へ戻って下山開始。ここからは先はもう下るだけ。
←ここからの下りは最初岩がゴロゴロ
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【8:30 浄土山北峰出発】
で、再び登山道へ戻って下山開始。ここからは先はもう下るだけ。
←ここからの下りは最初岩がゴロゴロ
直ぐに道はこなれた感じになりますが、意外と傾斜があり浮き石もあって下り難い。
それでも軽快に下って行くと、眼下見える展望台が面白いくらいにどんどんと近づいてくる。
←写真中央に室堂へと続く木道が、左端に展望台がある。
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直ぐに道はこなれた感じになりますが、意外と傾斜があり浮き石もあって下り難い。
それでも軽快に下って行くと、眼下見える展望台が面白いくらいにどんどんと近づいてくる。
←写真中央に室堂へと続く木道が、左端に展望台がある。
とりあえずひとしきり下り終わると、今度は先ほど眼下に見えていた雪渓を渡ります。
←でも踏み跡が無い(雨で消された?)し、ガスで先は見えないしで、どこをどう渡ったらいいのかわからない。
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とりあえずひとしきり下り終わると、今度は先ほど眼下に見えていた雪渓を渡ります。
←でも踏み跡が無い(雨で消された?)し、ガスで先は見えないしで、どこをどう渡ったらいいのかわからない。
それでも薄っすらと見える人工物の影を頼りに雪渓を渡り始める。
←雪渓の中間地点辺りにあった道標。随分と雪に埋もれています。
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それでも薄っすらと見える人工物の影を頼りに雪渓を渡り始める。
←雪渓の中間地点辺りにあった道標。随分と雪に埋もれています。
そしてガスが薄くなって、対岸の様子がはっきりと見えてきた。
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そしてガスが薄くなって、対岸の様子がはっきりと見えてきた。
【8:50 浄土山登山口通過】
←対岸にあった浄土山登山口から、渡ってきた雪渓方面を振り返ってみた。
道標脇にある案内図によると、ここから室堂までは0.8kmらしい。
それと先ほどの浄土山からの下りは落石注意地帯だったっぽい。そういえば浮石が多かったような気が…
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【8:50 浄土山登山口通過】
←対岸にあった浄土山登山口から、渡ってきた雪渓方面を振り返ってみた。
道標脇にある案内図によると、ここから室堂までは0.8kmらしい。
それと先ほどの浄土山からの下りは落石注意地帯だったっぽい。そういえば浮石が多かったような気が…
さて、此処から先は観光目的の人達もやってくるルートなので、もう終わったような気分。
というか、この日ここまできてやっと人に出会えた!
登山道も石畳のように整備されていて遊歩道のようだし、あんなに強く吹き付けていた風もここでは穏やかだし、標高が下がって暖かくなったしで、やっと気持ちが楽になった。
←それでも残雪の上を渡ったりと完全に遊歩道感覚ではないけれど…
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さて、此処から先は観光目的の人達もやってくるルートなので、もう終わったような気分。
というか、この日ここまできてやっと人に出会えた!
登山道も石畳のように整備されていて遊歩道のようだし、あんなに強く吹き付けていた風もここでは穏やかだし、標高が下がって暖かくなったしで、やっと気持ちが楽になった。
←それでも残雪の上を渡ったりと完全に遊歩道感覚ではないけれど…
その後も何度か残雪を渡り、所々凍結している舗道で足を滑らせそうになったりしながら室堂へと向かった。
←石畳の舗道を下って行くと眼下に室堂が見えてきた。
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その後も何度か残雪を渡り、所々凍結している舗道で足を滑らせそうになったりしながら室堂へと向かった。
←石畳の舗道を下って行くと眼下に室堂が見えてきた。
←もうすぐ室堂といった地点から、下ってきた浄土山方面を振り返ってみた。
山の上の方はまだガスに覆われて視界が悪そうだったが、標高が低い室堂辺りは意外とすっきりとしていて視界が良かった。
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←もうすぐ室堂といった地点から、下ってきた浄土山方面を振り返ってみた。
山の上の方はまだガスに覆われて視界が悪そうだったが、標高が低い室堂辺りは意外とすっきりとしていて視界が良かった。
【9:30 室堂到着】
登山口からはお散歩気分でだらだらと歩き、とりあえずバスターミナルへ移動。
こんな天気、しかも連休後の平日なのに観光客が大勢闊歩していて少しビックリした。
←BTから立山方面。ガスが濃くなって何も見えない。
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【9:30 室堂到着】
登山口からはお散歩気分でだらだらと歩き、とりあえずバスターミナルへ移動。
こんな天気、しかも連休後の平日なのに観光客が大勢闊歩していて少しビックリした。
←BTから立山方面。ガスが濃くなって何も見えない。
BTに着くと、とりあえず待合室にザックを置き、着替えなどを持って温泉へ行く準備。
3年前、剱岳からの帰りに時間がなくて行けなかった、あの『みくりが池の温泉』へ行くのが今回の大きな目的でもあったので期待が膨らむ。
←室堂BT内の掲示板(山岳情報)この連休にも事故があった様子
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BTに着くと、とりあえず待合室にザックを置き、着替えなどを持って温泉へ行く準備。
3年前、剱岳からの帰りに時間がなくて行けなかった、あの『みくりが池の温泉』へ行くのが今回の大きな目的でもあったので期待が膨らむ。
←室堂BT内の掲示板(山岳情報)この連休にも事故があった様子
【10:00〜11:00頃 みくりが池温泉】
そして念願の『日本一高所の温泉』で入浴。温泉はそこそこ混んでいたけど、洗い場も多く、湯船も2つに分かれていて結構広い。
しかも湯船に浸かってるうちに皆出て行ってしまって貸切状態。
お湯は白濁していてイイ感じだし、お陰で雨で濡れた体も温まり、のんびりと疲れを癒すことが出来た。
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【10:00〜11:00頃 みくりが池温泉】
そして念願の『日本一高所の温泉』で入浴。温泉はそこそこ混んでいたけど、洗い場も多く、湯船も2つに分かれていて結構広い。
しかも湯船に浸かってるうちに皆出て行ってしまって貸切状態。
お湯は白濁していてイイ感じだし、お陰で雨で濡れた体も温まり、のんびりと疲れを癒すことが出来た。
1時間程入浴して外へ出ると、風が物凄く強くなっていて、建物のドアから出た瞬間吹き飛ばされそうだった。
←みくりが池。左端にはみくりが池温泉。バックには立山三山と浄土山
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1時間程入浴して外へ出ると、風が物凄く強くなっていて、建物のドアから出た瞬間吹き飛ばされそうだった。
←みくりが池。左端にはみくりが池温泉。バックには立山三山と浄土山
…湯上りで調子に乗ってソフトクリームを食べてたけど、強風とアイスのコンボで一気に体温が奪われてしまった。
←まだ雪が残っているみくりが池
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…湯上りで調子に乗ってソフトクリームを食べてたけど、強風とアイスのコンボで一気に体温が奪われてしまった。
←まだ雪が残っているみくりが池
いよいよ台風が近づいてきた!という強風の中、湯冷めしないように小走りでBTへと戻る。
そしてBTに着いた瞬間、とうとう雨がザッと降り出した。
その後はBTの中の立ち食いそばで軽くお昼ごはん。メニューは、以前剱岳からの帰りに売り切れで食べそこねた『白エビかき揚げそば』
これで温泉に続き2つ目の『3年前の心残り』をクリア!
←白エビかき揚げそばに温玉とます寿しを追加
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いよいよ台風が近づいてきた!という強風の中、湯冷めしないように小走りでBTへと戻る。
そしてBTに着いた瞬間、とうとう雨がザッと降り出した。
その後はBTの中の立ち食いそばで軽くお昼ごはん。メニューは、以前剱岳からの帰りに売り切れで食べそこねた『白エビかき揚げそば』
これで温泉に続き2つ目の『3年前の心残り』をクリア!
←白エビかき揚げそばに温玉とます寿しを追加
【12:15 室堂出発】
本当はもう少し室堂でゆっくりするつもりだったが、このままでは台風の影響で帰れなくなるかもしれない(特にロープウエイが心配だった)ので、まだ交通機関が動いているうちに、さっさと帰ることにした。
←室堂ターミナルの様子。以前はこの辺りに喫煙所があったのだが、今は撤去されて代わりにロッカーエリアになっていた。
因みに喫煙所があった頃は喫煙者だった私も今はノンスモーカー。これも時代の流れなのか…
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【12:15 室堂出発】
本当はもう少し室堂でゆっくりするつもりだったが、このままでは台風の影響で帰れなくなるかもしれない(特にロープウエイが心配だった)ので、まだ交通機関が動いているうちに、さっさと帰ることにした。
←室堂ターミナルの様子。以前はこの辺りに喫煙所があったのだが、今は撤去されて代わりにロッカーエリアになっていた。
因みに喫煙所があった頃は喫煙者だった私も今はノンスモーカー。これも時代の流れなのか…
その後は順当にトロリーバス→ロープウエイ→ケーブルカー→トロリーバスと乗り継いで扇沢へと向かった。
←ロープウエイで大観峰から黒部平へ到着
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その後は順当にトロリーバス→ロープウエイ→ケーブルカー→トロリーバスと乗り継いで扇沢へと向かった。
←ロープウエイで大観峰から黒部平へ到着
黒部平からケーブルカーで黒部湖へ向かう
←ケーブルカーでは一番前をGET!
トンネル内で対向車両とすれ違います
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黒部平からケーブルカーで黒部湖へ向かう
←ケーブルカーでは一番前をGET!
トンネル内で対向車両とすれ違います
←黒部湖に到着
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←黒部湖に到着
ケーブルカー黒部湖駅からトロリーバスの黒部ダム駅へと向かいます。
←黒部ダムの放水を眺めながらダムの上を歩いて移動。
雨はポツポツ降っていたけど、立山の陰になっているせいか台風の影響は少なく、風は室堂ほど強くなかった。
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ケーブルカー黒部湖駅からトロリーバスの黒部ダム駅へと向かいます。
←黒部ダムの放水を眺めながらダムの上を歩いて移動。
雨はポツポツ降っていたけど、立山の陰になっているせいか台風の影響は少なく、風は室堂ほど強くなかった。
【13:51 扇沢到着】
何とか無事に扇沢に到着。さて、ここから東京までの帰り方は何も考えていない。
信濃大町まで行って中央線で帰るか、いっそのことここからダイレクトにさわやか信州号(高速バス)で帰るか……悩んだ末に、一番台風の影響が少なそうな『長野経由で上越新幹線』のルートで帰ることにした。
長野行きのバスは15:05発なので、扇沢BTの待合室でTVを見たり、お土産物屋をふらついたりして1時間以上時間を潰した。
因みに後で知ったことだが、やはり中央道&中央線は共に通行止め&運休になっていたらしい。
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【13:51 扇沢到着】
何とか無事に扇沢に到着。さて、ここから東京までの帰り方は何も考えていない。
信濃大町まで行って中央線で帰るか、いっそのことここからダイレクトにさわやか信州号(高速バス)で帰るか……悩んだ末に、一番台風の影響が少なそうな『長野経由で上越新幹線』のルートで帰ることにした。
長野行きのバスは15:05発なので、扇沢BTの待合室でTVを見たり、お土産物屋をふらついたりして1時間以上時間を潰した。
因みに後で知ったことだが、やはり中央道&中央線は共に通行止め&運休になっていたらしい。
【17:00頃 長野駅】
扇沢からのバスは16:45頃に長野駅に到着。長野駅は雨が降っていたが、風はそれほど強くなかった。
幸いにも新幹線は通常運行していたので、券売機でチケットを購入し、上越新幹線に乗って東京の自宅へ帰った。
←長野駅のデッキから西口(善光寺口)の方を見下ろしてみたところ、階段を右手に降りた所にチケット屋を発見!
つか、もうチケット買っちゃったし…今度はここを利用してみようかな…
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【17:00頃 長野駅】
扇沢からのバスは16:45頃に長野駅に到着。長野駅は雨が降っていたが、風はそれほど強くなかった。
幸いにも新幹線は通常運行していたので、券売機でチケットを購入し、上越新幹線に乗って東京の自宅へ帰った。
←長野駅のデッキから西口(善光寺口)の方を見下ろしてみたところ、階段を右手に降りた所にチケット屋を発見!
つか、もうチケット買っちゃったし…今度はここを利用してみようかな…
今年初の山でしたか。
元気そうに歩かれているようで何よりです
薬師岳からスゴ乗越までの標高差、約800mと聞いて驚きました。
私的には400mくらいかなという勝手な思い込みがありました
いつか歩いてみたいコースなんですが、800の下りは心が折れそうです。
でも、たぶん行くけど
はい。今年はGWに何処へも行けなかったので……7月に入ってやっと山に行けました。
薬師岳からの標高差は、薬師岳が2,926mでスゴ乗越が2,150m位ですから、正確には776mってとこですね
この区間は、北薬師岳から間山・間山からスゴの小屋・スゴの小屋からスゴ乗越と段階的に標高を落としていくので、そこまでの標高差は感じ難いとは思いますが、意外とスゴの小屋から乗越までが地図で想像してたよりもハードでした。
このコースは今回のように折立から立山を眺めながら歩いても良いし、室堂から薬師岳を目指して歩いても良いと思いますよ。
室堂からだとスゴから薬師までの約800mが登りになってしまいますが、逆に折立からだと初日に薬師岳山荘まで1,350m登らなくてはならないですから
でも本当に心が折れるのは800mの標高差ではなく、度重なるアップダウンだと思いますよ〜
でも本当に静かで縦走の醍醐味を味わえるいいルートでした。
是非行ってみてください
私の北アは、南部の御岳山を除いて昨年デビューしたばかりなので今は情報集め中です。
-TIROL-さんの記録はガイドブックより詳しいと思いますよ
今回のコースも景色は申し分ないですね。でも標高差が多いのでそれなりの覚悟で行く必要がありますね。
私もいつかは歩きたいコースです
こんばんは。
勿体ない程のお褒めの言葉どうもありがとうございます。
かなり主観の強い記録ですが、hachiさんの情報収集のお役に立てれば幸いです。
今回のコースは、景色・雰囲気共に申し分ないと思いますよ
確かに標高差は多いですが、でもhachiさんはコンスタントに山行を積み重ねていらっしゃるので平気だったりするかも。私は久しぶりの山行でバテバテでしたが
この薬師越えコースは密かに人気あるみたいですね。
私は高山植物が咲き乱れる五色ヶ原を見たくてこの時期を狙って計画しました。良かったですよ〜
hachiさんも是非歩いてみてください
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