北岳・間ノ岳〜2回目の稜線歩き


- GPS
- 50:45
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,138m
- 下り
- 2,143m
コースタイム
7/17(日)4:00北岳山荘ー5:40間ノ岳7:00ー9:00北岳山荘9:50ー10:50吊り尾根分岐11:00ー11:30北岳山頂12:00ー12:30肩の小屋(テント泊)
7/18(日)5:00肩の小屋ー小太郎尾根分岐ー右俣コースー7:25二俣7:40ー大樺沢ー9:55広河原
天候 | 1日目:快晴 2日目:晴れのち一時夕立のち晴れ 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二俣から八本歯のコルへ向かう途中の雪渓は、よい天候が続いたためか1週間ほど前の報告よりだいぶ解けていて、印象では20mくらいでした。 軽アイゼンを持っていきましたが、上記の理由と踏み跡もしっかりあったため不使用。 |
写真
感想
昨年行った北岳〜間ノ岳、お花の季節も歩いてみたい、と行ってきました。
初単独テント泊なので、歩いた事のある全く同じルート、行程で、比較的天候の安定している梅雨明け後の約10日間、
安全第一、無理だと感じたら引き返そう、と登りはじめた。
今年の夏山は北岳からはじまりました。
さえぎる雲がない絶好の山日和、久しぶりの重い荷物に大樺沢は汗だく。
コースタイムも順調&天候もまだ大丈夫そうだったので、八本歯のコルへ。
少し登っては息が切れて汗が噴き出す連続梯子を越え、更にガレガレした岩場を通り、
トラバースにはお花畑が。左からうっすらガスがあがってきてたけど、
幻想的な雰囲気がしてきれいだった。
無事通過し、順調なペースで北岳山荘へ。
天候も安定していて、テント設営するも、中は暑い、暑い。
外で昼寝には最適かも。のんびり、山の時間を過ごしました。
無事予定をこなせた安堵感と達成感で、しあわせな一日。
2日目は今まで見た中で一番の朝日を見て、明けていく空とともに間ノ岳へ。
この稜線がやっぱり素晴らしい。美しく変わる景色にうっとりしながら
山頂ではキャラメルラテを飲みながら、1時間過ごした。贅沢な時間だなあ。
北岳山荘へ戻る途中、膝をぶつけたのがミス。
その時は擦り傷だけでなんでもなかったけど、肩の小屋に着く頃にじわじわ痛みだして、嫌な予感。
昨年7月に膝の膝蓋骨周辺を痛めたのが頭をよぎる。
何とかテントを設営するも、トイレへ行くのも辛く、殆ど歩かなかった。
そのまま下山しても降りられる時間だったけど、
バスの時間を気にして歩くのと、午後雨がぱらついたら嫌だったので、
疲労を取って翌朝早出し、ゆっくり下山しよう、と予定通り肩の小屋泊まりに。
湿布をしたけど、今思えばテント場の雪渓を膝にあて、アイシングすればよかったんだ。
午後は夕立と雷。早めに就寝。
3日目は日の出を見てから出発。心配だった雨もまだ大丈夫そう。
雨の中テントを畳むことにならなくてよかった。
下山も長いから気をつけてゆっくり、どうかお天気が持ちますように。
実は行きのバスでストックを落としてしまったようで、ここまでストック無しのため、
状況を伝え、無理を言って小屋の方に木の枝をお借りしたのでした。。。ありがとうございました。
次に控えてる甲斐駒を望みながら下山。
途中のお花畑が元気にさせてくれる。光が緑にあたって、更に綺麗!
この時間にここにいられてよかった。
大樺沢も、遅くて色んな人に道を譲ったけど、それでいい。自分のペースで。
最後の広河原までの道は、ロッキーのテーマソングが何故か頭に流れてました。
やったよ、私。頑張ったよー!て(笑)
久しぶりの一人歩き、色々果たせなかった想いが果たせてよかった。
一人で吊り橋を渡りながら泣きそうでした。山に人に物に食べ物に、ありがとう。
*記録装備*
ベース:ORT、長袖ブリーズスパン(半袖1枚でもよかったかも)汗で濡れても気づいたら乾いてる
防寒着:R1、UTダウン(どちらかでよかった、今回はダウン未使用)
ボトム:バーブライト(行動中は+タイツで暑くて膝下まくってた。コンバーチブルのが便利)
ウインドシェル:セレリス(休憩時は暑くて未使用、テントに着いてから着用)
靴下:スマートウール(さらさらしていい。替えの靴下はなくてもいいかも。でも万が一を考えあると安心)
雨具:未使用
寝袋:-7°対応、問題無し、2日目何故か少し肌寒くてダウン着て寝た
手袋:未使用(薄手ウール)
*食事*
1日目:夜:ペンネとスープ
2日目:朝:カップヌードルエコパック→足りなくてお腹空いた、肩の小屋でうどん食べようかと思ったけど食糧減らすため我慢した
夜:アルファ米とスープ(一人分のお米の量が多く、これまでの空腹感が満たされた。お米、そして量はエネルギー源として大事!)
3日目:朝:カップヌードル(手早く出来るし食器の数も少なくて済むので便利。だけど何かもう1品ボリュームが欲しい)
*所感*
景色を楽しむ余裕を持てる場所を増やしましょう。山荘からの直登が一番苦しくて、正直必死だった。
岩場に慣れましょう。
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