白馬岳〜朝日岳〜栂海新道〜親不知
- GPS
- 80:00
- 距離
- 49.0km
- 登り
- 3,326m
- 下り
- 5,128m
コースタイム
8:05ロープウェイ山頂駅-8:25スタート-9:30天狗原9:40-10:40乗鞍岳10:45-11:15白馬大池11:40-13:15小蓮華山13:30-14:00三国境14:10-14:50白馬岳14:55-15:05白馬山荘15:10-15:25頂上宿舎(テント泊)
8/4
6:55出発-7:05白馬山荘7:20-7:30白馬岳8:00-8:25三国境-9:00分岐-9:45非難小屋9:50-10:25雪倉岳11:00-12:15ツバメ岩-12:25水場12:35-13:00分岐-14:20朝日小屋(テント泊)
8/5
5:30スタート-6:20朝日岳6:25-6:50吹上のコル-7:30長栂山-8:50黒岩平-9:35黒岩山9:40-10:45サワガニ山11:10-11:40北俣の水場11:55-12:35犬ヶ岳-12:45栂海山荘13:05-14:05黄蓮の水14:20-14:30菊石山-15:10下駒ケ岳-16:10白鳥小屋
8/6
4:50スタート-5:50水場-6:35和田峠6:45-7:20尻高山-7:45道路-9:00登山口-9:05日本海
天候 | 8/3くもり 8/4くもり時々晴れ 8/5晴れ後くもり 8/6晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
8/3始発で白馬大池駅まで行き、白馬大池駅からタクシーで栂池高原まで。ゴンドラ、リフトを乗り継いで登山口まで。 白馬大池駅には何も無いので、電話でタクシーを呼んだ。駅前に電話ボックスがあり、そこにタクシー会社の連絡先が貼ってあった。 8/6下山後に立ち寄った観光ホテルで入浴すると、親不知駅まで送迎してもらえる。親不知から糸魚川まで行くが、糸魚川から大糸線松本方面への電車が少ない。 途中南小谷発のあずさに乗り換え。南小谷の時点では自由席に3人ほどしかいなかったが、白馬から一気に人が乗り込み満席に。その後は立ってる人もいるほどの混雑。指定席もいっぱいとのアナウンスも流れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ山頂駅〜白馬岳 乗鞍岳手前の岩場の登りが少しきつい。 白馬大池を過ぎると水場が無くなる。 途中雪田を渡るが、ゆっくり行けば特に問題ない。アイゼンも不要。 白馬岳〜朝日小屋 雪田を何度か渡るが特に危険なところは無し。 水平道に入ってから道が悪いところがあったり、急な登りがあったりきつい。 朝日小屋〜親不知 栂海新道に入ってからいくつか山を越える。山の手前の登りは急な所もあり、特に下駒ケ岳の手前はかなり急でロープあり。 白鳥小屋、栂海山荘の2つの避難小屋があるが、いずれも水場がないので、手前の水場で補給する必要がある。栂海山荘に泊まる可能性が高かったので北俣の水場で水を補給したが、その後にある黄蓮の水場でも水が補給できたので、結果的には北俣の水場ではあまり補給しない方が楽だった。 栂海山荘から白鳥小屋までの間がきついが、がんばって白鳥小屋まで行くと翌日の行程がかなり楽になる。 標高が下がってくると暑くて虫も多くなる。 足を踏み入れるのをためらうほど地面がドロドロの所が何カ所かあった。 |
写真
感想
当初2泊3日で白馬岳〜朝日岳〜蓮華温泉というルートで縦走しようと思っていたが、蓮華温泉からのバスが8/6にならないと無いということで、どうせもう1泊しなければならないならと、栂海新道から親不知まで行ってみることにした。
猿倉から登るか栂池高原から登るか迷ったが、大雪渓の落石が心配だったのと、アイゼンを持って歩くのも面倒だったので、栂池高原から登ることにした。
栂池高原のゴンドラ乗り場には全然人がいなかったが、登山口に着いた時には数人の人がいた。お盆前の平日だったのであまり人がいないかと思っていたが、登っている間にけっこうな数の人がいた。数十人の団体と数回すれ違った。
乗鞍岳の手前の登りが岩場で少しきつかったが、それ以外には特に危険な所は無く、整備された登山道で登りやすかった。
1カ所雪田を渡るが、ゆっくり歩けば滑ることも無く、危険は無かった。
白馬大池を過ぎてからの稜線歩きの展望を期待していたが、ガスが多く、あまり展望は良くなかった。
白馬岳頂上に着いた時にもガスが多く、あまり眺めは良くなかった。
白馬岳山頂にはたくさんの人がいて、頂上宿舎に行く間にもたくさんの人とすれ違った。
頂上宿舎でテントを張りのんびりしていたら17時頃になりパラパラと雨が降り出した。その後雨は止んだが、ガスが多かった。
翌日目が覚めるとガスがすごく、しばらくするとパラパラと小雨が降り出した。
止むのを待ってから出発しようと思ったが、止む気配がないので、雨の中テントをたたみ、雨具を装着して出発した。
出発してしばらく歩いているうちに雨は止み、青空が見えてきたので白馬山荘で雨具を脱ぎ、白馬岳山頂で待機しているうちにガスが晴れてきた。
その後は晴れたりガスが出たりで、景色も見えたり見えなかったり。
三国境から朝日岳までの間は花がたくさん咲いていて、時々ガスが晴れて眺めが良くなり、
気持ちよく歩くことができた。
雪倉岳手前の登り、水平道がややきつかったが、その他にはそれほどきつい所も無く、のんびり歩くことができた。
途中雪田を数回渡るが、特に危険は無かった。
朝日小屋のテント場は平らでよく整地されていて気持ちよかった。
朝日小屋で食事を頼んだが、富山の地の物を使用した料理で美味しかった。
3日目は朝から快晴。朝日岳からは遠くに劔岳も見えた。
朝日岳を過ぎ栂海新道へ入るとだんだんと標高を下げていくため、暑くなってくる。
途中何度も山を登り下りするが、登りは急なところが何度もあり、疲れてくるときつくなる。
栂海山荘の先の白鳥小屋まで行けたらと思っていたが、2日目に逆から来た人の話を聞くと、栂海山荘から白鳥小屋までの間は距離があり、登りもきついからおとなしく栂海山荘に泊まった方が良いとのことだった。
コースタイムを見ても、栂海山荘に泊まった方がよいかと思い、北又の水場で3.5リットルの水を汲み小屋に到着したが、時間がまだ早かったのでがんばって白鳥小屋まで行ってみることにした。
栂海山荘から白鳥小屋の間は確かに距離が長く、下駒ヶ岳、白鳥山への登りが急で、疲れた体にはかなりきつかったが、白鳥小屋まで進んだおかげで、翌日の行程にかなり余裕ができた。
白鳥小屋を過ぎればそれほどきつい所は無いが、標高が下がってくるので暑さ、虫との戦いになる。アブがたくさん出てきて、タイツ、アームカバーの上からも刺された。
栂海新道を抜け、観光ホテルの脇を下りると日本海へ到着。
長かった分日本海に出たときは達成感があった。
到着後観光ホテルでシャワーを浴び、親不知まで車で送ってもらい帰路についた。
糸魚川から大糸線に乗り換えるが、大糸線は本数が少なく、糸魚川で2時間電車を待つことになった。
南小谷からあずさに乗り換えたが、南小谷発だったので自由席でも座ることができたが、白馬から登山客が一気に乗ってきて自由席、指定席も満席になった。
ここまで登山客が多いとは思っていなかった。
コメント
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一度チャレンジしてみたいコースですが、もう年なので無理をせずchilliさんの山行記録を読ませてもらい全コース楽しく歩いた気分になりました 。有り難う。
せめて何時かは蓮華温泉からの三角縦走(蓮華−朝日-雪倉-白馬大池-蓮華)でもと、思っています。
kasumiza様
コメントありがとうございます。
長いコースでしたが、花がきれいでしたし、日本海へ到着した時には達成感を味わえました。
危ない場所もありませんし、栂海山荘で1泊すれば1日あたりの歩行時間もそれほど長くないので、時間ができたらぜひ行ってみてください。
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