表銀座 燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳〜南岳新道



- GPS
- 80:00
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 3,019m
- 下り
- 3,370m
コースタイム
9:23 燕岳登山口
10:02 - 10:15 第一ベンチ
10:40 - 10:44 第ニベンチ
11:17 - 11:31 第三ベンチ
12:05 - 12:18 富士見ベンチ
12:46 - 13:26 合戦小屋
14:26 - 15:31 燕山荘
15:56 - 16:00 燕岳山頂
16:33 燕山荘着
8/6
7:01 燕山荘発
10:27 - 11:20 大天荘
11:27 - 11:31 大天井岳
11:38 大天荘発
12:30 大天井ヒュッテ着
8/7
6:31 大天井ヒュッテ発
9:00 - 9:21 ヒュッテ西岳
10:19 - 10:31 水俣乗越
12:27 ヒュッテ大槍
8/8
4:45 ヒュッテ大槍発
5:59 - 6:40 槍ヶ岳山荘
7:08 - 7:23 槍ヶ岳山頂
7:47 - 7:56 槍ヶ岳山荘
8:20 - 8:22 大喰岳
8:51 - 9:01 中岳
9:54 南岳
10:01 - 10:18 南岳小屋
11:19 救急箱設置地点通過
12:54 - 13:21 槍平小屋
15:09 - 15:15 白出沢
15:54 - 16:04 穂高平小屋
16:44 新穂高温泉
天候 | 8/5 晴れ 午後から雨 8/6 曇り 午後から雨(一時雷) 8/7 晴れ 午後から雨(一時雷) 8/8 晴れ 午後から一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
- 帰りはバスで新穂高温泉から平湯温泉経由で松本へ。そこからローカル線で穂高駅まで戻る。列車が地元の学生さんや観光・登山客で大混雑していたのには少し驚いた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
- 北アルプス3大急登の一つと言われる合戦尾根は、整備されていてとても歩きやすかった。特に危険箇所はなし。 - 表銀座/喜作新道/東鎌尾根もよく整備されていた。ルート途中の難所、"窓"に降り立つ長い3段ハシゴは休憩ポイントからすぐに出現するので心の準備が整わない内に降りることになる。落ち着いて下れば問題なし。高所恐怖症だと少し怖いかも。同行者は時間を使ってました。 - 槍の穂先は想像していたとおりで、高度感はあるがよく整備されているので、危険は感じなかった。子供連れがいたので少し時間がかかったが、天気が良く全く混雑していなかったのは運が良かった。山頂には10名程度しかおらず、下る時は数名で独占状態。 - 南岳新道を下りに使ったが、かなり急な上に、なぜか岩がめちゃくちゃ滑りやすく、非常に歩きにくかった。木の階段が随所につけられていたが、横棒の角度が登りやすいように付けられている箇所が多く、下りだと苦労する。途中に救急箱が設置されていたのも納得。人通りも少なく出会ったのは登って来た7人ぐらい。下りの人は見かけず。槍平小屋到着前、南沢に出た所で道を勘違いして涸れた沢を下ってしまい、少しロス。すぐに気付いたので大事には至らなかったがもっと気を付けないと.. - 槍平小屋から新穂高温泉への道は長いが危険はなし。但し途中で穂高平小屋まで営業小屋がないので、槍平小屋でしっかり準備(トイレと水食料確保)して出発することが必要だと思う。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
山登り2年生、念願の槍ヶ岳へ、表銀座ルートで行って来ました。
帰路は少し変化をつけ、槍ヶ岳から大喰岳・中岳・南岳の山頂を踏み、南岳新道で新穂高へ下山。途中雨や雷でスケジュール変更を余儀なくされ、2日目終了時点で、道を把握している往路を戻っての撤退も覚悟したのですが、幸い天気が持ち直し、槍ヶ岳登頂時には快晴で人も少なく、それだけで大満足。同じ小屋泊だった人に伺うと、「天候不順で何度か断念」「3度目の正直」などという人も少なからずいらしたので、運が良かったです。
映像や本などで見聞きした光景が何十倍もの現実味と共に目の前に広がり、コマクサ、ブロッケン現象、雷鳥、槍のモルゲンロート等々初めて見ることもでき、山って本当にいいな、と改めて思いました。
なかなか同行者のペースが上がらず、道中、必要以上に休憩を取ることにもなりましたが、逆にそのおかげで時間的な余裕ができ、たくさん写真を撮りながら進めることに。
このルート沿いにある山小屋のクオリティの高さにも感心。
1日目: 外観からして洒落ていて、北アルプスの女王・燕岳に相応しい燕山荘。オーナー演奏アルペンホルンを夕食時に聴かせて頂き、また、少しお話する機会もありました。夜明け時には宿泊客に交じって三脚を立てて写真撮影に勤しんでおられる姿も。自ら先頭に立ってお客をもてなすスタイルは素晴らしいですね。(就寝時布団2枚に3人)
2日目: 大雨と雷で西岳ヒュッテまで行けず、予定変更して泊まった大天井ヒュッテ。支配人さんの明るい笑顔と飄々とした語り口がよかったです。近くの牛首展望台(2,766m)は一級品。槍がド迫力で望めます。そこで日の出を見る人のために、遅い朝食も用意してくれるので、泊まる方は是非行ってみてください。15分で登れます。私は天候回復後の夕方と朝の2回行きました。(就寝時布団3枚に3人)
3日目: ヒュッテ大槍ではウェルカムワイン付洋食中心ディナーに驚き。元々の計画では槍ヶ岳山荘まで行く予定だったので、想定外のおいしさでした。こちらもアットホームな雰囲気で居心地がよかったです。夜、槍のすぐ右側に位置する北斗七星を見ることができたのもラッキー。(就寝時布団4枚に3人)
槍ヶ岳が時として「日本のマッターホルン」と呼ばれるのは納得できないですね。確かにマッターホルンはかっこいい山で、昔、ツェルマット界隈の展望台から眺めた姿もすごい迫力でしたが、あくまでも槍ヶ岳は日本の槍ヶ岳。それも奇跡の山の一つだと思います。今回は、そんなすごい山に一回目で登り無事帰還することが出来、大感謝。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する