天狗原とキレット越えて涸沢紅葉＋常念岳

2017年09月28日(木) 〜 2017年10月01日(日)

• GPS: 29:34
• 距離: 50.5km
• 登り: 4,165m
• 下り: 4,366m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:52
• 合計: 4:52

距離 16.1km 登り 407m 下り 84m

8:05 上高地バスターミナル
8:11 8:12 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
8:46 明神館
8:51 明神橋
8:56 8:59 嘉門次小屋
9:02 山のひだや
9:07 9:11 明神館
9:16 9:17 徳本口(徳本峠分岐)
9:53 徳沢公衆トイレ
9:57 9:59 徳澤園
10:12 新村橋(パノラマ分岐)
10:52 11:30 横尾 (横尾山荘)
12:14 槍見河原
12:23 12:25 一ノ俣
12:31 12:32 二ノ俣
12:57 槍沢ロッヂ

2日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 1:24
• 合計: 8:42

距離 10.1km 登り 1,914m 下り 638m

5:46 槍沢ロッヂ
6:04 6:05 赤沢岩小屋（ババ平）
6:36 6:38 槍沢大曲り
7:09 7:10 槍沢・天狗原分岐
7:55 8:03 天狗池
9:49 9:51 天狗原分岐
10:11 南岳
10:17 10:42 南岳小屋
12:07 12:34 長谷川ピーク
13:59 14:10 北穂高小屋
14:13 14:20 北穂高岳(北峰)
14:27 北穂高小屋
14:28 北穂高岳(北峰)

3日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:47

距離 12.6km 登り 1,169m 下り 1,605m

6:10 北穂高岳(北峰)
6:23 北穂高岳・天場
8:08 8:13 涸沢小屋
8:23 涸沢
8:26 8:44 涸沢ヒュッテ
9:13 Sガレ
10:11 本谷橋
10:51 10:52 横尾岩小屋跡
11:07 11:35 横尾 (横尾山荘)
14:21 14:23 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
14:57 蝶ヶ岳ヒュッテ

4日目

• 山行: 6:33
• 休憩: 0:27
• 合計: 7:00

距離 11.6km 登り 717m 下り 2,048m

4:45 蝶ヶ岳ヒュッテ
5:07 5:08 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
5:17 蝶ヶ岳三角点
5:23 5:24 蝶槍
8:16 8:29 常念岳
9:12 9:18 常念小屋
9:41 9:46 最終水場
10:23 笠原沢
10:43 10:44 烏帽子沢
11:03 王滝ベンチ
11:38 山ノ神
11:45 一ノ沢登山口
11:45 ゴール地点

天候

9月28日　　雨
9月29日　　晴れ後曇り（ガス）、後晴れ　風強し
9月30日　　快晴
10月1日　　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路
博多〜新大阪　新幹線
新大阪〜上高地　夜行バス（さわやか信州号）
復路
一ノ沢登山口〜穂高駅　南安タクシー　5,000円
常念乗越しの稜線で連絡すれば登山口で待っていてくれる。

コース状況／危険箇所等

一番怖いなと思った縦走路
天狗原から南岳の登りや大キレットは、十分な注意が必要だと思って行動したので、それほど怖さは感じなかったのですが、北穂高岳より涸沢に下る南稜コースは登山者が多く人為的な落石の危険性があり、とても恐怖を感じました。(ヘルメット着用奨励）
又、上部の鎖場付近は朝の冷え込みで凍結しているところもありました。

写真

9月28日
朝からの雨、河童橋も人影まばらです。

今日は余裕のある工程なので、久しぶりに穂高神社にお参りします。

新村橋
予定では逆周りでパノラマコースを登る予定でした。

横尾に到着、雨はやみそうにないので、槍沢ロッジに向かいます。

槍沢ロッジ
平日（木曜）なのですが登山者多く、布団1枚/1人です。

9月29日
きょうは天気がよさそうです。

ババ平のテント場、

槍沢もいい位に色づいているのが分かります。

天狗原分岐点

朝は氷点下、水溜りは氷が張っています。

槍沢も素晴らしい色づきです。

チングルマ

天狗原に向かう途中から

天狗池に到着

紅葉はベストなのですが残念、槍の穂先がガスで隠れてしまいました。

池の周辺はピークを迎えています。

南岳方面

庭園ですね

天狗池を振り返って

ガレ場を登ります。

谷全体紅葉しています。

ガスと強風が出て来ました。

最後のハシゴ場です稜線まであと少し

稜線の天狗原分岐点、風が強く吹いています。

南岳　標高3033m
寒さを感じます。

南岳小屋
大キレットに向けて、カップ麺でエネルギー補給

まずは長い鎖場

垂直な長梯子

でも紅葉はきれいです。

稜線も秋色

長谷川ピークへ登ります

Hピーク
余裕がないと見落とします

先行の女性にモデルになってもらいました（ごめんなさい）

Hピークを過ぎると北穂の大岸壁が迫ります。

A沢のコル
以前はこのブリッジ無かったような気がします。

振り返って、長谷川ピークも秋色

さらに厳しさが続きます。

飛騨泣き

振り返って

滝谷が迫ります。
北穂の小屋は凄いところに建っていますね。

ここからの景色は言葉が見つかりません。

奥穂高岳方面

北穂南稜

今日はロケーションNO.1の北穂高小屋に泊まります

ちょうど荷揚げ中

パノラマ写真で
槍から前穂まで（常念岳方面）

奥穂から槍まで（笠ヶ岳方面）

北穂高岳

9月30日
ご来光

富士山もくっきり

売店のお姉さんたちに別れを告げ出発

せっかくだから1枚
槍に別れを告げます。

南稜を下ります。

紅葉もよさそうです。

ガレ場が続きます

凍結していた鎖場

上部より

ナナカマドの色がすごい。

涸沢小屋

テント場より

涸沢ヒュッテから

iphone撮影

ひゃー

色が少し違いますが、デジカメは紅葉強調ショットで撮影

定番アングル

シャッターが止まらない。

穂高に別れを告げ大渋滞の登山道を横尾へ

本谷橋もごらんのとおり

横尾にもどって来ました。
あまりに天気が良いので反対側から槍穂高連峰を見てみたくなりました。

蝶ヶ岳に向かって登り返します。

槍を見ながら先ほどの喧騒がうそのように静かな登山道です。

槍見台より

横尾分岐点

蝶ヶ岳方面

蝶ヶ岳

今日は眼下の蝶ヶ岳ヒュッテに宿泊
土曜日なので混雑していて3人/2畳

10月1日
今日も天気がよさそうです。

富士山もくっきり見えています。

富士山に朝日

10月1日のスタート

槍穂高連峰が赤く染まります。

乗鞍岳や御嶽山もすぐ近くに感じます

蝶槍で朝を迎えます。

蝶ヶ岳を振り返って、遠くにmt.fuji

振り返って
こちら側からは蝶槍と言うのが分かります。

常念岳へ最後の登り

ここも人が多そう

縦走路を振り返って

槍ヶ岳

穂高連邦

大天井方面

パノラマ写真で

常念岳
槍穂高連峰の眺めがすばらしい。

槍穂高連峰に別れを告げます。
偶然会った同郷の女性に撮っていただきました。

常念乗越より見上げて

常念小屋

こちらも紅葉していますが、少し色がさびしいかな？

福助落としを下ります。

山の神に安全登山のお礼をし終了。

穂高駅から帰ります。
九州で夕飯に間に合いそうです。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ ヘルメット

感想

bun3

紅葉目的で計画した山行です。しかも折角だから天狗原と涸沢の紅葉を1回の山行で見ようと贅沢な計画を立てました。最初は新村橋からパノラマコースを通って涸沢・北穂・天狗原と通過する予定でした。しかし1日目の雨、上高地で2時間程小止みになるのを待ちましたが降りやまず、しかたなく初日を槍沢ロッジまでの逆周りコースとしました。結果的に正解で一番の目的である涸沢の紅葉を快晴の天気の下で堪能できました。
また3日目以降はあまりに天気が良いので、九州まで帰るのが勿体無く常念岳の稜線へ登り返し秋山登山を楽しむことが出来ました。