白峰三山敗退!農鳥岳は遠かったけどウクレレおねえさんに出会った旅


- GPS
- 14:04
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 1,931m
コースタイム
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:53
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:41
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:26
天候 | 初日晴れ・2日目は強風後吹雪・三日目は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大樺沢上部は凍結しているのでアイゼン必要でした。 途中の木の橋は凍っていて危ないので渡らずに渡渉。 |
その他周辺情報 | 芦安の金山沢温泉で日帰り入浴 http://www.jyuen.info/syoukai/ |
写真
感想
一昨年の夏に敗退して以来の白峰三山縦走、今年夏に計画していたが天候不順で延期して、
結局この時期になってしまった。
広河原までのバスが11月5日までの運転なので、この三連休が今年のラストチャンス。
11/3:広河原〜白根御池小屋(幕営)
11/4:白根御池小屋〜草スベリ〜北岳〜北岳山荘〜間ノ岳〜農取小屋(幕営)
11/5:農取小屋〜農取岳〜大門沢降下点〜大門沢小屋〜奈良田
ざっとこんな行程で、広河原までと奈良田からはバスと電車を乗り継ぐ。
天気予報は微妙、初日に日本付近にあった低気圧が二つ、前線を伴いながら北東へ進む。
二日目の午前中に低気圧から延びる前線が関東付近を通過、
三日目には二つの低気圧が北海道沖で一つになり猛烈に発達、
日本付近には西から高気圧が移動してくるので強い冬型の気圧配置となる。
これは二つ玉低気圧から爆弾低気圧へ変化して、西高東低の気圧配置になり、
高山では猛烈な風が吹くお決まりのパターンですね。
事前の調べで白峰三山には雪は残っていないと分かったので、
ピッケルとアイゼンは持たず、チェーンスパイクのみ持参。
ただし、猛烈な風で寒くなることは予想されたので
いつものソフトシェルは止めてハードシェルっぽいジャケットを着用し、
冬用のグローブや、念の為に薄手のバラクラバを持っていく事にした。
朝の電車は定番の6時35分八王子発松本行き、今朝もたくさんのハイカーが列を作る。
大月で少し降りて、甲斐大和や勝沼でずいぶん降りた、大菩薩とかそっち方面が人気かな。
甲府駅で降りて広河原行きのバス乗り場に並ぶ、先客は一人だけ。
まあ、およそ一時間前に着いたのでしばらく待ちます。
徐々に増えてくる登山者と少し話す、やはり強風がどんなもんかって気になるよね。
ビルの間から見える甲斐駒ケ岳に雪はない、駅前から甲斐駒が見えるなんていい街だな。
バスの発車時間に合わせて乗務員さんが切符を売りに来る、
広河原までは協力金込みで2,050円。
バスに乗車、迷わず左側の席に座る、夜叉神から先は左側の方が景色がいいからね。
今日はバス2台に37人だって。
甲府市内からも雪のない白峰三山が見えた、富士山にも雪は無い。
どちらも一度積もったけどまた融けてしまったそうだ。
朝のうちは薄曇りだったけど日が高くなるにつれて綺麗に晴れてきた、今日はいい天気だ。
夜叉神で半分以上が降りた、鳳凰三山が人気ですね。
広河原からも北沢峠へのバスに乗り換えの人が多く、北岳への入山者は少ない。
広河原を11時15分に出発、予定通りならば14時に白根御池小屋に到着見込だが、
荷物が重たいので翌日に疲れを持ち越さないように極力ゆっくり歩いてみた。
白根御池分岐から遠慮ない急登が続く、背後ではバキバキと不穏な大音響、
大樺沢の対岸で落石が頻発している、いやな音だなぁ。
事前に白根御池小屋に問い合わせた際に大樺沢からのルートは状態が良くないので、
なるべくなら樹林帯のルートを通る方が良いと聞いていた。
もとよりそのルートの予定だったので特に問題なかったが、
あの音を間近で聞くのはさぞや肝が冷えることだろうな。
幕営装備一式を詰め込んだバルトロ75の重量はおよそ19キロ、
もう少し軽量化できたんだけどお酒と移動中に読む本は減らせない(笑)
早くも暑くなってきたのでジャケットを脱いでシャツ一枚で登り続ける。
第一ベンチで少し休憩、天気もいいし休憩中は肌寒いくらいの絶好のコンディション。
第二ベンチでも少し休憩、特に不調は感じない。
そして急登を登りきると綺麗な道標、以前はもう少し古ぼけた道標に
「急登ここまで」って書いてあってホッとしたなー。
ここからはトラバースで白根御池まで30分ほど、
特に危険個所もないのでのんびり歩く。
そして石が敷き詰められた登山道と見覚えのある小屋が見えてきて、
白根御池小屋に到着。
ゆっくりを心掛けたつもりだったのに着いてみれば概ねCT通りの14時10分着、
早速、幕営の手続きをして設営に取り掛かる。
時期が時期だけにテン場は空いており、好きな場所選び放題。
小屋近くの芝生の場所で、平らな部分を確保して設営、
吊り下げシングルウォールのメスナーだからすぐに設営完了。
まだまだ夕食には時間が早いのでスマホとか見ながらのんびりする。
空がちょっと夕暮れの色に染まるころ、西の方から秋らしいうろこ雲?ひつじ雲かな?
そんなのが流れてきて天気の崩れを予感させる。
まあ、明日の予報はよくなかったから想定通りなんだけどね。
せめて雨が降らないでくれれば御の字かな?
まだ暗くなるまで時間もあるけど、明日は早いからそろそろ夕食を食べる。
小屋で買ったビール、パックのおでんと牛すき飯、名前の割に牛肉は入ってないってヤツ。
牛すき飯でビールを飲んで、持ってきた日本酒はおでんを肴にちびちび飲む、
そして眠気を感じてきたので早々に寝ることにしました。
翌朝は4時前に起床、朝食を食べて、もう一度お湯を沸かしてテルモスに詰める。
これでガスを節約しようと思って極力弱火で使っていたら思わず時間が経ってしまい、
出発予定時刻5時30分を20分ほど遅れて出発(汗)
まずは草スベリの急登を小太郎尾根分岐まで標高差600mを2時間半かけて登りつめる、
少しは軽くなったとはいえ、やはり重たいザックを担いでの急登は楽ではない、
天気は薄曇り、まだ鳳凰三山も北岳もばっちり見えている。
風はほとんど感じないけど、上空の雲の流れが速いので、
小太郎尾根の分岐から先の稜線は相当風が強いんだろうな。
そう言えば3年前に北岳を登った時も稜線では雨風に吹かれて、
真夏だったのに相当寒かったのを思い出した。
あの時も小太郎尾根分岐から草スベリに入ったら途端に風が弱まったもんな。
小太郎尾根分岐までに遅れた分を取り戻したかったけど、CTを20分削るので精一杯、
CTより少し早く歩く想定だったので、通過予定時刻からは20分遅れで変わらず。
ここまで登る間に西の方からどんどん雲が流れて降りてきたので、
右俣分岐との合流付近でとうとう鳳凰三山もガスの中、北岳もガスで見えなくなりました。
「振り返れば鳳凰三山」だったのでいい加減飽きたなぁなんて思っていたんだけど、
見えなくなると寂しい、ずいぶん勝手な話だな(笑)
そしてようやく急登も終わり、小太郎尾根の分岐に到着、
案の定、冷たい強風が吹き荒れていましたので、冬用グローブを着用。
そしてヘルメットの下のキャップをビーニーにチェンジ。
持ってきて助かった!
山頂から降りてきた人とすれ違った際に、道の様子など訪ねる。
雪は無いけど、色んなものが凍り付くよと教えて頂いた。
しばらく進むと「グェーグェー」と聞き覚えのある鳴き声、
おっ、いました!冬毛に変わりつつあるライチョウが三羽います。
やっぱりガスった時によく会える気がするなー。
ライチョウの可愛い仕草に癒やされたので気をよくして先に進む、
ガスの中を歩いていると体が濡れてくるけど、
氷点下だと凍り付いてくるんだね、なるほどなー。
風は西から強く吹いており、風速は20〜25mくらいか。
鎖とかロープとかには顕著に氷が付き始めていて、
「あー、エビの尻尾ってこうやって出来始めるんだなー」と妙に感心。
眼鏡のレンズが凍り付くのは困ったもので、
時折外してはグローブでレンズを拭って歩く。
顔も冷たくなってきたのでまさかのバラクラバ装着、使うとは思わなかったよ。
肩の小屋に着いたが無人、事前の情報で小屋は閉めた後だって分かっていたのでそのままスルー。
岩場のペンキマークも白く凍り付いて判り難いんだ、これが。
ちょっとルーファイに時間が掛かる場面も有ったりして、
なかなかペースが上がらない。
肩の小屋に着いた時点で予定時刻からの遅れが大きくなってきた。
(これは、農取小屋まで行かずに北岳山荘までで停滞かな・・)
農取小屋はどうやら今期の営業は終わっているっぽいし、
冬季開放スペースも無いと聞いているので、
この暴風でテントがつぶされると生命の危機に陥る可能性がある。
9時40分、北岳山頂に到着。
この時点で予定より40分遅れ、小太郎尾根分岐までは予定のペースで歩けていたのに
稜線に出てから明らかにペースが落ちている。
まあ、この暴風と寒さではペースが落ちるのもやむを得ないので、
今日は北岳山荘で泊りにしよう。
不思議と山頂では風も穏やかだったので、20分くらい滞在。
周りはガスで全く見えないけど、先にいた登山者の方としばらく話す。
山荘目指して行動再開、時折すれ違う登山者に「気を付けて」と
声を掛け合いつつ先に進む。
吊尾根分岐は風の通り道なのか、暴風で進めない。
身の危険を感じたので岩陰に身を隠し、少し風が弱まったタイミングで何とか先に進む。
その先は道標通りに進んでいたんだけど、なかなか山荘に着かない。
おかしいなぁとおもいつつ、スマホのGPSで現在地を確かめても道は間違えていないみたい。
眼鏡のレンズは拭ってもきりが無いので、もはや諦めて裸眼で進む。
流石にゴーグルまでは持ってこなかったからなぁ。
そして唐突に山荘に到着、視界が無いから建物が見えた時にはホッとした。
正面入り口は閉まっている、明日で小屋閉めだもんな。
何処から入るのかと思ったら自炊スペースと喫煙スペースに入る扉から受付に行くみたい。
これも小屋閉め間近の暫定措置なのかな。
受付で手続き、と思ったけどここまでの凍てつく強風で手が上手く動かないよ。
温かいお茶を頂いて、ストーブに当たって暖を取る。
凍てついた氷が融けて水になるので、カメラとかストックとか眼鏡とかザックとか、濡れないようにタオルで拭う。
ようやく指が動くようになったので手続きをしてザックを部屋に移動する。
自炊スペースは小屋閉め間近なので2階に移動しているとの事、
割り当てられた部屋の直ぐ前なので便利だな。
って言うか自炊スペースの前の部屋は素泊まり寝具無しのビンボー山ヤの部屋なわけね(笑)
この自炊スペースで昼食を食べていると、
外からの扉が開いて登山者が入ってくる。
なるほどなー、この自炊スペースって冬季開放スペースなのか。
【冬季入口】って表に貼ってあるから間違えてここから入ってきちゃうんだよ。
それからも何人か外階段を登って冬季入口を開けて入ってくる度に、
受け付けはあっちの扉から入るんですよーってご案内(笑)
濡れた装備を乾かしたかったんだけど、
小屋閉め間近なので乾燥室は使えないとの事でした。
まあ、乾かしたいのはグローブとタオルくらいだったので、
食堂でストーブの前において乾かしてみる、
いい感じなのでしばらくたてば乾くだろう。
温かいお茶を頂きながら蔵書を読んでいたら、
前に座った若いお姉さんが「歌ってもいいですか?」って聞くので
「どうぞどうぞ」と答えたらウクレレを弾きながら歌い始めた。
思わず読書を止めて聞き入る。
良く響く伸びやかな歌声、あーいいなぁー。
歌うのが好きで、山も好きで、山頂で歌ったり山小屋で歌ったりするんだそうだ。
昨日は鳳凰小屋に泊まって歌ってきたんだって。
ん?って事は鳳凰小屋から広河原に降りて、またここまで登ってきたの?!
って聞いたら「我ながら頑張っちゃった、もうやらない」って!
そりゃそうだ、体力あるなぁ。
5時半から夕食準備って事で食堂を一旦退去、
自炊スペースで食事を済ませて再び食堂でおねえさんの歌を楽しみます。
とにかく、明るくて楽しそうに歌うウクレレおねえさん、
明日は朝から間ノ岳に行くんだけど、山頂で歌いたいから誰か動画を撮ってくれないかなーって言うので、
当然のように名乗り出て間ノ岳までご一緒させて頂く事になりました。
本当は明日の朝は山荘の前から御来光を見られればいいかなーって思っていたんだけど、
これも何かの縁なので間ノ岳まで朝の散歩を楽しんでこようかな。
そして翌朝は4時前に起床、自炊スペースで朝食を済ませ、
お湯を沸かしたり荷物の整理など済ませて、5時半に出発するべく玄関に。
ちょっと二日酔いだなー。
おねえさんの歌が良かったから3,000m級の小屋にいるのも忘れて飲んじゃったよ。
おねえさんも出発準備OKみたい、風は強そうだけど天気は良さそう。
小屋の前から東の空を見ると黎明の空に富士山のシルエットがくっきり!
こりゃあ御来光が綺麗に見られそうだぞ、楽しみだ。
昨日の午後から降った雪が5〜10cm位積もって綺麗に雪化粧の南アルプス、
チェーンスパイクを装着して新雪を踏みながら歩く3,000mの稜線、
雲海に浮かぶ富士山のシルエットが段々と明るくなってくる。
空身なので早いペースで歩いていく、CT40分の中白根山まで30分で到着、
そろそろ日の出時刻なのでこのピークで御来光を見る事にした。
来た!
オレンジに染まる空の一点がキラリと光った。
見る見るうちに大きくなる朝日、神々しい光に包まれる南アルプスの盟主北岳、
朝日と共により一層存在感を増す富士山。
相変わらずの強風が吹き荒れるなか、絶景を堪能した僕らは一路、間ノ岳を目指す。
45分程で間ノ岳山頂に到着、早速ウクレレを取り出して弾こうとするおねえさんだったけど、
この気温と強風で体感温度は確実に-20度以下だ、素手でウクレレなんか弾けたもんじゃない。
こっちもカメラの操作をするのに少しの間だけグローブを外しただけで指が切れそうなほど痛い。
さっさと諦めて(正解)写真だけ撮ってウクレレはまたケースに仕舞って山荘に戻る、
戻る途中ですれ違った方から「顔が赤い、凍傷の初期症状っぽいよ」って言われてビビる。
眼鏡が曇るから鼻と口は露出していたんだけど、これを聞いてビビって鼻まで覆うようにした。
小屋に戻ってまずは温かいお茶を頂く、あー暖かい・・・
ザックの準備を済ませて8時半に出発。
昨日から少し話していたおじさんが一緒に下りると言う。
スタッフじゃないけど関係者って感じの振る舞いだったよなー、
ベテランさんっぽいので有難くご一緒させて頂く事にした。
歩き始めて少し話をしていると北岳にやたら詳しい、
やっぱり小屋の関係者さんなんだよなーと思っていたら、
北岳登頂は126回目だって!
山岳カメラマン?!そうなんですか!
北岳・間ノ岳と鳳凰三山をベースに二十年来撮り続けている山岳カメラマンのSKさん、
そりゃあ詳しいわけだよね、山岳カメラマンだったら一般登山道以外も歩くだろうし、
四季折々の山が見せる姿を切り取るんだから季節を問わず撮るんだろうしね。
間ノ岳までの稜線は暴風が吹き荒れていたので、
北岳山荘から八本歯のコルまでは風が強いかと思いきや大して吹かない、
まして日差しはしっかりと当たるので暑くなってきたよ。
シェルの下にダウンを着てたのを脱いで、長袖シャツをシェルの2枚で調整、
八本歯のコルからは殆ど無風になったので、グローブも冬用から春秋用にチェンジ、
連続する階段には雪が積もって滑りやすいコンディション、
一歩一歩を慎重に、集中力を切らさないように進む。
階段が終わって大樺沢の最上部、沢が完全に凍った上から雪が積もって危険なことこの上ない。
流石にチェーンスパイクじゃ力不足、SKさんの助言通り、ちょっと高巻きして避ける。
驚いた事にSKさんは「ここが凍っているから軽アイゼンじゃ無理、左から巻いていくしか無いよ」って、
行動開始してから直ぐに忠告してくれた、登山道のどこがどうなっているか全部お見通しなんだ。
で、徐々に標高を下げていくと沢に水の流れが出てきた。
雪は積もっているけど、その下が凍っていなければ滑らないからアイゼンはこの辺りで外そうって。
雪道を歩くの下手だからもう少し装着していたかったけど、
これも練習だなと思い、ご意見通りにチェーンスパイクを外して慎重に歩く。
適度に歩いて適度に休憩、もうリズムが刻み込まれているんだって!
何処の岩に腰かけて休憩するかまで決まっているんだ、凄いなぁ。
橋が半分で終わっている、なかなかの水量の沢を渡渉、
木の橋が凍っている、この橋は危険だから渡らずに渡渉、
概ねCT通りのペースで歩いて休憩時間の分はプラスアルファかなー。
8時半に北岳山荘を出発し、14時に広河原着、お疲れ様です。
そしてSKさんは実はウチのご近所さん(車で15〜20分くらい)だったので、
乗せて頂けるとの事で甘えさせてもらいました。
芦安まではジャンボタクシーに乗り、芦安でお風呂に行きました。
SKさんお勧めは市営第二駐車場から少し下ったところにある金山沢温泉、
清潔感あふれる設備、人当たりの良いスタッフのおじさん・おばさん。
そして館内に飾られたSKさんの作品の数々!
印刷物じゃなくて本物の写真です!
雰囲気でも伝わればとデジカメで撮ったけど余計な光が映りこんだりして、上手く撮れない。
本物を見ると色の深みと情報量の多さに圧倒されます、文句なしにお勧めです。
お湯ももちろん良かったです、露天風呂からは時期によって新緑や紅葉も楽しめますね。
さっぱりした後は埼玉までの車中でいろんなお話を聞かせて頂きました。
山の話、写真の話、とても興味深く、有意義なひと時でした。
農鳥岳のピークを踏む事は叶わず、敗退となりましたが、
とても思い出深い山旅になりました。
また来年にでもチャレンジしたいと思います。
ここから備忘録
白根御池小屋は小屋の前で水の補給可能でした。
小屋閉め間近なので北岳山荘の玄関前水道は撤去済みだったけど、受付前で水は分けて貰えました。
初日は長袖シャツ1枚・マムートのパンツでちょうど良かった。
白根御池小屋のテン場は朝も0度くらいまでしか下がらなかった、EL450Sシュラフで快適、マットはプロライトプラス。
二日目は稜線に出てから風に吹かれたので中厚手長袖シャツにテルヌアのアイガーシェルJKT・下はジオラインLWにマムートのパンツで
問題なく行動できた。
モンベル厚手グローブ・ビーニー・薄手バラクラバを装着、気温はマイナス5度位、稜線では常時風速15〜20mの風が吹きつけ寒かった。
場所によっては30m近い風が吹いたと思う。
小屋泊りだったので寒さは感じない、空いていたのでゆったり眠れた。
三日目は朝の間ノ岳までの散歩はマイナス5〜8度位かな、風速20〜25m位吹いていたんじゃないかな、寒かった。
モンベル厚手グローブ・ビーニー・薄手バラクラバを装着、長袖シャツの上にインナーダウン・アイガーシェルJKTでちょうど良かった。
下はジオラインLWにマムートのパンツでちょうど良かった。
北岳山荘からの下山は同じ装備で出発したが、トラバース道〜八本歯のコルまでも風が弱く暑かったので、
ビーニーをキャップに変更、ダウンは脱いでグローブもワークマン中厚手に変更してちょうど良かった。
三日目に膝痛少々
筋肉痛は二日目に少々、下山した翌日から酷い筋肉痛でした。
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