空木岳→宝剣岳→木曽駒ヶ岳 (失敗の原因)


- GPS
- 12:23
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 3,062m
- 下り
- 1,656m
コースタイム
3:50 登山口
4:25 池山分岐
5:07 再度池山分岐
8:25 空木岳山頂(10分休憩)
9:26 木曽殿山荘
10:03 東川岳
11:03 熊沢岳
12:23 檜尾岳
14:28 千畳敷ロープウエイ駅上稜線
15:12 宝剣岳山頂
16:04 千畳敷ロープウエイ駅着(所要時間12時間19分)
19:55 林道駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
空木岳までは急な箇所もあるが、 良く踏まれた登山道をたどれば危険な箇所はない。(私は違う道を歩いて時間のロスをしてしまった。) 縦走路も矢印に沿って歩けるが、 大きな岩が多くて普通の縦走路に比べると歩きづらい。 宝剣岳は縦走路側からの方が危険箇所が多いが、 マークに沿って慎重に登れば問題はない。 宝剣山荘側からの方が登りやすい。 登山ポストは林道終点駐車場と旧林道駐車場に設置されている。 下山後はこまくさの湯600円がお勧め。 (ホームページを印刷していくと50円安くなった) |
写真
感想
今回の空木岳を登るにあたって調べてみたら、
空木岳から木曽駒ヶ岳への日帰り縦走した記録を見かけなかった。
逆回りの日帰りは時々見かけるのだが何故だろうか?
空木岳2864mだけを見るとそれほど苦労する山と思えなかった。
たぶんロープウエーの終了時刻が問題なのだろうと考えた。
考えて山行計画に15:00木曽駒ヶ岳山頂と記した。
中央自動車道 駒ヶ根ICを出て30分、1時15分に林道終点の小さな駐車場に到着。
眠っていると、あわただしく3時に数名の登山者が出て行った。
3:50分、予定より少し早いが駐車所を少し降りた登山口から、ヘッデンを頼りに上り始める。
4:25分、池山山頂(急峻)と遊歩道経由・池山・空木岳の分岐の表示板が出てきた。
どちらも池山なら、急峻な方が時間を短縮できると早計に考えて細い方の登山道を選んだ。GPSにもショートカットの道が描かれていた。
4:46分、予定通り池山山頂と空木岳登山道の分岐が出てきた。
しかし、空木岳方面に向かうが、次第に熊笹を分ける道に変わって笹が高くなってくる。
暗闇の中で肩までの笹原を分けていくと、急な下りに差し掛かって踏み跡が判らなくなる。
この先の危険を感じ、やむを得ず引き返すことにする。
5:06分、元の分岐点まで大あわてで走って戻ってくる。
結果として、この40分間のロスと不要な体力の消耗が後々まで行程に響いた。
登山道は標高2000mから2500m間で樹林帯の中に梯子が多い急登だった。
駒峰ヒュッテから下って来た人が数人いた。
2500mを過ぎると展望が一気に開けて、ここで山頂が見えた。
8:27分 なんとか計画書の時間に山頂に立つ。
良く晴れているが北西の風が冷たくて強い。遠い山は霞んでいる。
山頂は寒くて食事を摂る気になれず、いた人に写真を撮ってもらうと早々に木曽伝山荘への急な下りへ向かった。、
10:03分 木曽伝山荘を上り返して東川岳の頂に着く。ここで空木岳から前を歩いていた人も木曽駒に向かっていると聞く。行けそうな気がする。
しかし稜線では大きな岩が邪魔をして、思い通りスムーズに歩けない。疲れも足に来ていたと思う。
11:03分 たどり着いた熊沢岳では、千畳敷方面から来た人とすれ違う事が多くなってきた。
その一人から「6時30分にロープウエイ駅を出た」と聞く。そうすると4時間30分かかっている。まずい。このままでは15:30分に千畳敷になって、予定の15:00木曽駒ヶ岳には2時間も足りない。
しかし、今調べてみるとロープウエイは8時から動くようになっている。聞き間違いだったのか。
何も考えずに急ぐが足が思うように進まない。
14:30分 千畳敷の上の稜線にたどり着いた。
ここから木曽駒ヶ岳まで地図では2時間かかっている。1.5時間としても往復すると、ロープウエイの最終便17時に30分足りない。ここで目的をあきらめた。
あきらめて宝剣岳だけにして、岩山を登ったが、たいした高さでないのに何度も休まないと登れなかった。宝剣山荘からは混雑した下りで千畳敷に16時に着いた。
千畳敷のロープウエイは2時間待ち。
さらにバスを降りて暗い登山道を40分登って車に帰ってきたら19時45分になっていた。
カシミールのデータを元にして今回の反省点を考える。
1.計画したコースは距離19992mと累積標高が+3379m,-1905mあった。実際は道間違で距離22266m、累積標高+3628m,-2154m歩いている。これは、早月尾根の距離15138m、累積標高±2573mと比べると距離+700m標高差+1000mで斜度はともかく標高差が想定をはるかに越えていた。ここで、同じ距離の下りでなかったのは幸いだった。
2.分岐点での判断ミス。暗くても地図を出して良く調べるべきだった。
単純にこの40分と距離2274m、標高差±249mがあれば多分木曽駒ヶ岳へ行けただろう。
宝剣山荘から木曽駒ヶ岳は往復1724m標高差±133mだった。
3.尾根が歩きにくかった。大きな岩を乗り越えたり、伝って降りたりで一定のスピードで歩けなかった。
※.さらに冒険だが、連休だけで考えると17:30までに帰ってこられたらロープウエイ乗れると見る。ダメなら泊まれる。(尾根で追い越した木曽駒に向かっていた登山者は最終便に乗っていなかった。山小屋に泊まったと思う。)
これらを加味して同じコースを歩く場合は、
9〜10月の3:00分に出発してコースをたどれば木曽駒ヶ岳まで充分行けると考える。
翌日は疲れたので恵那山を楽しむことにした。
私は空木から逆に南駒ケ岳の方へ行きました。
宝剣岳へ行きたかったですが、
どうしても、
ピストンか周回でないと車の回収が・・・
車への戻りも大変だったでしょう
意味不明な書き込みですみませんでした。
バスを降りてからはホテルで案内図をもらったりして、
スキー場駐車場に登山口がありました。
そこから1.5km程あるみたいです。
車で行くとどうしてもピストンになりがちですね。
南駒ヶ岳はピストンですか。
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