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Yamareco

記録ID: 140570
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ツ岳南部・中部(権現・赤岳・横岳から縞枯山)

2011年10月08日(土) 〜 2011年10月10日(月)
情報量の目安: B
都道府県 山梨県 長野県
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GPS
56:00
距離
28.8km
登り
2,671m
下り
2,456m

コースタイム

1日目:観音平(01:10)二股(01:15)青年小屋(01:00)権現岳(01:00)キレット小屋(01:35)(泊)
2日目:キレット小屋(01:35)赤岳(01:10)横岳(00:55)硫黄岳(01:15)根石岳(00:30)東天狗岳(01:00)中山峠(02:00)青苔荘(泊)
3日目:青苔荘(01:00)茶臼山(01:00)ピラタスロープウェイ山頂駅(01:00)山麓駅
天候 10/8・曇り
10/9-10・快晴
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
小淵沢
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし

感想

10/8
連休初日のスーパーあずさは大混雑で、小淵沢で自分が下車したときでも然程すいていない状態、殆どが茅野か、その先まで行ったということか。観音平までのタクシーは相乗り出来て助かった。
登山口で荷を整え歩き出すが、暑い。この時期の八ツなので肌寒さを想定してきたのに。早々にTシャツ1枚となり、秋晴れのもと歩を進める。今日はキレット小屋まで行くことを考え、またひと月ちょい前に登っていることから、今回は編笠山はパスし、押手川の二股から青年小屋に直行した。時折、下りてくるひとと行き会うが、静かなものである。歩き始めてから2時間半ほどで到着。乙女の水でポリタンを満たし、軽く腹に詰めたのち、権現越えにかかる。
前回は全く展望を得られなかったが、今回は晴れている。登りの途中で振り返れば、いつの間にか編笠を見下ろすようになっており、その奥には南アの壁が良く見える。やっぱりこうでなくてはね、と喜んでいたのだが、そのうち雲が上がった来たかと思うと、ギボシに着いた頃には遠望を奪われてしまった。権現の頂上ではあたり真っ白。休憩する理由もなく、先に進む。話の通り長い源治梯子(手が冷たくなった)を下り、静かな稜線歩きを楽しむこと1時間ほどで、キレット小屋着。
テントを張ったのちは、辺りの写真を撮ったりで時間をつぶす。水場は枯れていた。(小屋で売ってはいるが)

10/9
5時半出発。甲州側に広がった雲海の上に日が昇り、権現岳を赤く染めている。赤岳まで急な一気登りだが、高度感が気持ちよい。西に目を遣ると、鋭く延びる阿弥陀南稜に、歩いている稜線の影がくっきりと落ちていて、目を凝らせば、自分の影まで見えるのではないかと思えるほどだった。気持ちよく登り続けること1時間半で赤岳山頂。
ここから先はメインコース、人出も増えた。まさに老若男女だれでもいる。犬もいた。どの山頂も憩う人々で賑わっているので長く腰を落ち着ける気になれず、何となく歩き続けていたら、昼前には天狗岳まで来てしまった。当初の予定では、今日は黒百合平泊まりだが、これで行動を終えたら午後いっぱい時間を持て余す事は目に見えている。というわけで計画変更、高見石経由で、白駒池(青苔荘)まで進んだ。
ただ、高見石から先はすっかり観光客の領分で、テント泊の荷を担いでいる自分のほうが完全に場違いだった。

10/10
この日は、もともとは麦草峠から帰るだけだったが、既にそこにいる以上、何かして帰らないともったいない。かといって、流石に長く歩くまでの元気はなくなっていた。さてどうするかと暫し逡巡ののち、縞枯山まで歩いて下りることにした。
連休最終日の朝としては、ここが八ツメインルートのなかで最も人が歩いていない部分ではなかろうか、茶臼までの予想外の急登に喘ぎ、縞枯山頂で最後のピークを楽しんで、ピラタスロープウェイ沿いの道を下る。ススキと紅葉が綺麗だった。また、越えてきた南八ツが思いのほか遠くに見えた。

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