上高地からパノラマ銀座で中房温泉へ（蝶ヶ岳〜常念岳〜東天井岳〜大天井岳〜燕岳）

2018年05月25日(金) 〜 2018年05月27日(日)

• GPS: 27:17
• 距離: 42.6km
• 登り: 3,619m
• 下り: 3,673m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 1:17
• 合計: 7:48

距離 15.6km 登り 1,350m 下り 193m

9:05 上高地バスターミナル
9:12 9:16 無料トイレ
9:18 河童橋
9:30 9:33 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
10:09 10:10 明神館
10:14 徳本口(徳本峠分岐)
11:01 徳沢公衆トイレ
11:04 11:51 徳澤園
12:59 13:10 チューダイ広場
15:41 15:42 長塀山
15:47 カモシカの池
16:22 16:24 妖精の池
16:29 16:36 蝶ヶ池
16:49 16:50 蝶ヶ岳
16:53 蝶ヶ岳ヒュッテ

2日目

• 山行: 10:05
• 休憩: 1:06
• 合計: 11:11

距離 15.2km 登り 1,719m 下り 1,514m

5:39 蝶ヶ岳ヒュッテ
6:04 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
6:18 蝶ヶ岳三角点
6:27 6:35 蝶槍
11:11 11:41 常念岳
12:48 13:04 常念小屋
15:37 15:49 東天井岳
16:50 大天荘

3日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:51
• 合計: 6:59

距離 11.8km 登り 564m 下り 1,991m

6:30 大天荘
6:42 6:53 大天井岳
7:22 7:23 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
7:27 7:31 小林喜作レリーフ
9:07 9:20 大下りの頭
9:42 9:43 蛙岩
10:20 10:26 燕山荘
10:33 10:34 いるか岩
10:46 10:48 めがね岩
10:52 10:53 燕岳
10:58 めがね岩
11:07 いるか岩
11:14 11:17 燕山荘
11:28 ベンチ
11:47 11:51 合戦山(合戦沢ノ頭)
12:00 12:02 合戦小屋
12:19 12:20 富士見ベンチ
12:33 12:34 第３ベンチ
12:49 第２ベンチ
13:10 第１ベンチ
13:28 中房温泉登山口
13:29 バス乗り場

天候

1日目:晴　風やや強く　2日目:曇のち晴　静穏　3日目:晴　静穏

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

あかんだな駐車場を利用。1日:600円（注：入庫時間　3:30〜19:00）
下山後の移動
中房温泉⇒穂高駅　バス1700円
穂高駅⇒松本駅　電車320円
松本バスターミナル⇒平湯温泉　バス2370円
平湯温泉⇒あかんだな駐車場　徒歩15分

コース状況／危険箇所等

上高地インフォメーションセンターに登山用紙と登山ポストあり。
登山道の状況
上高地〜徳沢：危険な場所ありません。
徳沢〜蝶ヶ岳：危険な場所ありません。登山道の半分程度、残雪ありましたが
　　　　　　　雪が緩んでいた為、アイゼン未使用。目印とトレースで
　　　　　　　道迷いの心配ありませんでした。
蝶ヶ岳〜蝶槍：危険な場所ありません。
蝶槍〜常念岳：下りの残雪ではアイゼン着用。樹林帯のトレース不明瞭の場所
　　　　　　　ありました。
常念岳〜大天井岳：危険な場所ありませんでした。
大天井岳〜燕山荘：大天井岳直下のガレた急坂は滑落に要注意。今回の縦走路では
　　　　　　　　一番危険だと感じた場所です。
燕山荘〜燕岳：危険な場所ありません。
燕山荘〜中房温泉：危険な場所ありません。合戦小屋より下は
　　　　　　　　　残雪ほぼなかったです。

その他周辺情報

ひらゆの森　大人：500円。

写真

5/25 8:10

8時過ぎにあかんだな駐車場に到着。平日ということもあって車は少なめでした。

5/25 9:13

上高地に到着後、インフォメーションセンターで登山届を提出。河童橋に向けて梓川沿いの遊歩道を歩きます。梓川の水面がとても綺麗です。

5/25 9:17

上高地のシンボル河童橋が見えてきました。その奥には穂高連峰。

5/25 9:22

5/25 9:22

河童橋から焼岳を臨みます。

5/25 9:22

残雪の穂高連峰。

5/25 9:25

5/25 9:35

新緑が美しい5月の上高地

5/25 10:36

沢山の花々が観光客を迎えてくれます。

5/25 9:38

ニリンソウ。

5/25 10:04

サンカヨウ

5/25 10:42

エゾムラサキ

5/25 10:14

明神館と明神岳。

5/25 10:18

5/25 10:28

5/25 11:18

徳沢のキャンプ場。ついつい寝転びたくなる芝生の絨毯。
キャンプ・テント泊に人気の場所です。

5/25 11:12

ニリンソウの群性

5/25 11:14

5/25 11:22

蝶ヶ岳への登山口。徳澤園の隣にあります。本格的な登山道となる前に昼食。

5/25 14:06

歩き出して2時間ぐらいで残雪が出てきました。山頂直下まで樹林帯が続いて展望がないので朝歩いた上高地の風景を思い出して歩きます。

5/25 15:03

池。

5/25 16:37

徳澤の登山口を出発して4時間40分。樹林帯を抜けて視界が開けました。

5/25 16:47

ハイマツ滞を歩いて

5/25 16:53

山頂到着。槍穂の展望が素晴らしい。

5/25 16:55

山頂からテン場が近いって最高。

5/25 18:21

槍ヶ岳が正面に見える位置に設営。

5/25 18:23

5/25 18:25

蝶ヶ岳山頂。月が出てきました。

5/25 18:26

夕陽に染まる山々。明日歩くルートを確認。

5/25 18:26

常念岳

5/25 18:33

安曇野市内。

5/25 18:41

陽が落ちます。

5/25 18:48

5/25 18:55

5/25 19:13

一日目終了。

5/26 4:31

翌朝。安曇野市内。

5/26 4:37

日の出。早朝は冷えているのでダウン着用でスタート。
ヒュッテで水補給。1ℓ200円。

5/26 6:39

蝶槍と御嶽山。

5/26 7:23

蝶槍を過ぎるとアップダウンの樹林帯には残雪。アイゼン履くのが片手間でピッケル出して降りたら見事に滑ってしまった斜面。斜面の3分より上は樹林帯のトレースがあり歩行できました。

5/26 7:23

なのでこの後からアイゼン着用。

5/26 8:45

常念岳が近付いてきました。

5/26 11:27

常念岳山頂。ヘロヘロになりながらも何とか登頂。写真撮って下さりありがとうございました。

5/26 11:28

山頂からは今日ゴールの大天井岳を始め燕〜立山〜劔岳などの名峰が見えました。

5/26 11:38

前常念と安曇野市内。

5/26 11:54

前常念方面の分岐付近で雷鳥夫婦に遭遇。

5/26 12:03

雷鳥旦那さん

5/26 11:58

雷鳥奥さん

5/26 12:26

下って行くと赤い屋根の常念小屋が見えてきました。

5/26 12:47

降りてきて常念岳を振り返ります。

5/26 12:53

常念小屋と槍。ヘロヘロになった身体とポカポカ陽気で今すぐにでもテント設営して昼寝したくなりましたが、

5/26 13:04

常念小屋で水補給（1ℓ200円）して大天井へ向かいます。暑さと荷物の重さで水の消費が早い。

5/26 14:09

常念小屋からの急登を重い足取りで凌ぐと平坦な稜線歩きで安堵する。

5/26 15:01

足元には見落としそうな標識。ヘロヘロのバテバテで視線が下方向だったので気付きました。小休止。

5/26 15:26

雲が取れて快晴です。東天井岳のハイマツ帯も綺麗ですが、登りなので気が重いです。

5/26 15:27

振り返って横通岳と常念岳。

5/26 15:41

東天井岳直下のトラバース。遠目から見た時は不安でしたが、雪緩んでいてトレースもしっかりあるのでアイゼンなしでも大丈夫でした。

5/26 15:48

トラバースを登りきって安堵。槍を見ながら小休止。小休止の連続です。

5/26 15:49

ピーク不明の東天井岳の先には中天井岳。

5/26 15:57

その先には立山〜劔〜燕山荘〜燕岳などが見えました。

5/26 15:57

浄土山〜立山〜劔岳

5/26 16:48

小休止を何回も挟んでついに大天荘のテン場と大天岳が見えました。

5/26 17:28

槍穂の見晴らしの良い場所にテント設営。全部で5〜10張と少なめでした。小屋明け前で冬期避難小屋も使えました。

5/26 17:56

夕陽を浴びる槍穂。

5/26 17:57

明日歩く燕山荘と燕岳への稜線。その先に見えてるのは鹿島槍ヶ岳など後立山連峰の山々。

5/26 18:25

大天荘。小屋周辺に綺麗そうな雪が残ってましたので夕食時に利用させて頂きました。

5/26 18:34

大天井岳で日没を待ちます。最高のロケーションです。

5/26 18:33

裏銀座〜立山〜劔

5/26 18:37

山頂には数名程度の登山客が集まっていました。

5/26 18:38

皆さんそれぞれの場所で今この瞬間を楽しんでいる様子。

5/26 18:40

前穂〜奥穂〜北穂〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍ヶ岳

5/26 18:49

鷲羽〜ワリモ岳

5/26 18:51

三俣蓮華〜鷲羽〜ワリモ〜水晶岳

5/26 18:54

双六〜丸山〜三俣蓮華岳

5/26 19:01

鷲羽岳に夕陽が沈みます。

5/26 19:04

最高の日没を迎えて山頂を後にしました。

5/27 1:40

夜間一度目が覚めて外を覗くと槍の頭上には月が輝いていた。

5/27 4:58

翌朝。目を覚ますと日の出が過ぎていた。

5/27 6:25

テントを撤収して出発します。

5/27 6:38

夏道は滑落危険の為通行できません。一旦山頂に登って冬道を下ります。

5/27 6:45

山頂。

5/27 6:45

ガレ場の下り。滑落、落石しないように最大集中して一歩一歩慎重に降りました。今回のルートの一番危険個所でした。

5/27 7:12

分岐から山頂を振り返ります。

5/27 7:12

5/27 7:38

喜作新道を開設した小林喜作氏のレリーフ。

5/27 8:04

大天井岳と槍ヶ岳

5/27 8:05

気持の良い稜線歩きが続く。

5/27 8:52

大下りの登り。ノーアイゼンで行けました。

5/27 9:12

大下りからの展望。槍ヶ岳〜西鎌屋根〜双六岳。奥には岐阜県の名峰笠ヶ岳も見えました。

5/27 9:12

歩いてきたルートを振り返って斜面には残雪がまだまだ残っていました。

大下り〜燕山荘にて登山道から離れたハイマツの岩に雷鳥。

5/27 10:08

燕山荘が近付いてきました。

5/27 10:14

パノラマ銀座を振り返る。

5/27 10:24

裏銀座の山々。

5/27 10:28

燕山荘内。

5/27 11:16

荷物をデポして空身で山頂へ。

5/27 10:38

イルカ岩と槍ヶ岳。

5/27 10:38

5/27 11:11

煙を吐くイルカちゃん。

5/27 10:51

眼鏡岩。

5/27 10:58

燕岳山頂。手前に北燕岳。奥には立山〜劔〜針ノ木〜連華〜白馬〜鹿島槍〜爺ヶ岳。

5/27 12:08

合戦小屋。昼時で賑やかでした。合戦小屋でアイゼンを脱着してる方が多かったです。

5/27 13:35

下山。

5/27 13:41

下山をレモンスカッシュで祝う。

5/27 13:49

中房温泉から穂高駅まで乗合バスが運行。空いていて快適でした。

5/27 19:44

車を回収後、平湯の森で夕食と入浴。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X6i Canon

装備

備考

日焼け止め　カイロ

コメント

shige1966

最高やね！
shipさん、ダービーウィークにこんな最高なことやってていいの〜？
しかし最高やね〜テンパク寒くなかった？去年7月初旬の燕でも寒かったよ〜。
思ったより雪少ないんだね。夕陽も朝日もキレイでいい休日を過ごされましたね。
私もそろそろ行きたいな。

ship18

Re: 最高やね！
shigeさん〜こんばんわ
ダービーに負けない感動と興奮を山で味わってきました
ジャンダルム並みにバテてて後ろから抜かれましたが、
無事にゴールが出来ました。

夜間テント内の温度は蝶ヶ岳ヒュッテで8℃大天荘で5℃ぐらいでした。
モンベルの夏用シュラフ（＃３）
上は真冬用ダウンジャケットとフリース。
下はダウンパンツと３シーズンパンツ穿いて
カイロをお腹と背中と足裏に貼りました。
この状態で寒さは感じなかったですよー。
テン場に雪も残ってなかったので。
燕のテン場って最後の最後まで雪残ってるから底冷えしますよね。

今年は雪融け早いですよねー。樹林帯でも2000mぐらいまでは雪なさそうです。
歩きやすくて良かったです。白馬の方はまだまだ雪が多いようで
鑓温泉にテント入って白馬三山縦走も検討していたのですが、難易度が高くて
残念しました。来月にはアルプスの小屋開きも徐々に始まって
行ける山の選択も増えてきて楽しみです。
うずうずしますね