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記録ID: 149707
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳、間ノ岳、塩見岳 (大樺沢右俣〜塩川)

1989年08月15日(火) 〜 1989年08月19日(土)
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GPS
95:35
距離
32.9km
登り
3,228m
下り
3,398m

コースタイム

8/15
広河原8:15-8:30分岐8:40-10:10大樺沢二俣10:40-12:00草スベリ分岐12:05-12:30稜線-13:00北岳肩の小屋

8/16
北岳肩の小屋5:50-6:25北岳7:25-7:40吊尾根分岐-8:25北岳山荘8:55-10:35間ノ岳11:45-12:35農鳥小屋

8/17
農鳥小屋5:50-7:30三国平7:40-7:55熊ノ平8:10-9:05小岩峰9:10-10:15北荒川岳10:20-11:00雪投沢分岐11:10-11:40北俣岳分岐11:50-12:20塩見岳13:10-13:50塩見小屋

8/18
塩見小屋5:35-6:15塩見岳8:35-9:10塩見小屋9:50-11:15本谷山12:25-13:25三伏峠小屋

8/19
三伏峠小屋5:55-7:50塩川
天候 前半は曇り、後半は晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:三島14:14(東海道)14:39富士14:45(身延線)17:19甲府[泊]6:00(バス)8:00?広河原
帰り:塩川9:10(バス)10:34伊那大島10:55(飯田線)11:38駒ヶ根12:43(飯田線)14:17上諏訪15:04(中央本線)16:22甲府18:02(富士川10号)19:49富士19:57(東海道)20:29三島
コース状況/
危険箇所等
雪渓が下の方まで残っていて怖かったが、それ以外は問題なく歩けたと思います。
大樺沢二俣。
予想以上に雪渓が残っている。
しばらく悩み、左俣は止めて右俣経由に変更。
大樺沢二俣。
予想以上に雪渓が残っている。
しばらく悩み、左俣は止めて右俣経由に変更。
2日目の夜明け。
日の出はガスの中。
2日目の夜明け。
日の出はガスの中。
ガスの中、仙丈が薄く現れる。
ガスの中、仙丈が薄く現れる。
・・・・ガスの中、北岳へ。
この後、間ノ岳もガスの中。
・・・・ガスの中、北岳へ。
この後、間ノ岳もガスの中。
2日目は農鳥小屋泊。
一瞬ガスが切れて農鳥岳が見えた。
2日目は農鳥小屋泊。
一瞬ガスが切れて農鳥岳が見えた。
3日目。
仙塩尾根を行く。
今日もガスの中。
大井川の流れを見下ろせる場所から。
3日目。
仙塩尾根を行く。
今日もガスの中。
大井川の流れを見下ろせる場所から。
北俣岳付近。
急にガスが消え、ハイマツの美しい斜面が見え始める。
北俣岳付近。
急にガスが消え、ハイマツの美しい斜面が見え始める。
塩見岳山頂。
晴れた!!!。
塩見岳山頂。
晴れた!!!。
4日目の朝。
塩見岳に陽が当たり始める。
4日目の朝。
塩見岳に陽が当たり始める。
朝の塩見岳山頂から。
中央アルプス、御嶽山が遠くに見える。
朝の塩見岳山頂から。
中央アルプス、御嶽山が遠くに見える。
朝の塩見岳山頂から。
蝙蝠尾根の向こうに富士山が見える。
朝の塩見岳山頂から。
蝙蝠尾根の向こうに富士山が見える。
塩見岳山頂。
朝の塩見岳山頂から。
間ノ岳、農鳥岳。
朝の塩見岳山頂から。
間ノ岳、農鳥岳。
本谷山付近からか?。
塩見岳を振り返る。
本谷山付近からか?。
塩見岳を振り返る。
5日目の朝。
伊那谷と中央アルプス方面。
5日目の朝。
伊那谷と中央アルプス方面。
5日目の朝。
三伏山から塩見岳。
5日目の朝。
三伏山から塩見岳。
撮影機器:

感想

初めての南アルプス。
初めての縦走。
初めての山小屋泊。
今まで乗鞍や木曽駒のように簡単に登れる山は何度か行っているが、本格的な登山はこれが初めてです。

行先は北岳。
甲州の林道を走り回っているときに何度も眺めてたら、いつの間にか憧れの山となっていました。

前日は甲府泊。
当時市内にあった「岳」という山の店で不足していた道具を買い出しします。(準備が遅い?)

翌朝、バスで広河原入りします。
バスの客は4人。時間帯のせいか、ガラガラです。

初日は大樺沢をひたすら登ります。
二俣にたどり着く前から雪渓が現れびっくりします。
恐る恐る登っていきます。
大樺沢を八本歯へ上る予定でしたが、予想外の雪渓に恐れ、悩んだ末に右俣への道に変更します。

草すべり分岐まで来ると視界も開け爽快です。
初日は北岳肩ノ小屋に泊まります。

二日目はいよいよ北岳へ登ります。
しかし天候は良くありません。
ぼんやりとした日ノ出と、仙丈ヶ岳が一瞬見えたものの、以降はずっとガスの中です。
あこがれの北岳も間ノ岳もガスの中。
こんなもんかなあ・・・といった気持ちのまま歩きます。

展望もないので早々に農鳥小屋に宿泊。
小屋番さんは、いかにも山小屋のおやじという雰囲気で、楽しく会話しながら過ごします。

三日目もガスの中。
巻道を熊ノ平へ向かいましたが、ここの大井川源流部の雰囲気素晴らしいですね。
展望はないものの気に入ってしまいました。

その後は長大な尾根を延々と歩きます。
展望もないし辛いことばかりだあなあ・・・と思っていましたが、北俣岳を越え塩見岳が近づくと突然晴れてきます。
青空が見え、ガスがスーッと消え、ハイマツの緑色の斜面が見えてきます。
これが南アルプスの美しさなのか・・・。
この時の感動は20数年たった今でも忘れません。

この日は塩見小屋に宿泊。
こじんまりとした小屋で、客も少なくくつろげます。
天ぷらがおいしかった記憶があります。

四日目は塩見岳にもう一度登ります。
好天で展望よし。
南に見える荒川三山を見て「来年はあそこへ・・・」という気になってきます。

のんびりと尾根を歩き、この日は三伏峠小屋に泊まります。
ここも空いていて、ゆったりとできます。
荒川方面から来た人と会話していると、ますます「来年は荒川、赤石へ」という気になってきます。

五日目は下山のみですが、その前に三伏山へ上がり最後の展望を楽しみます。
その後はひたすら下り、塩川小屋で風呂に入れてもらってさっぱりしてから帰りました。


初めての縦走は、この時の塩見岳の光景に感動したことで、忘れられない山行となりました。



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