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Yamareco

記録ID: 1527272
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北ア・鷲羽岳、水晶岳(黒部源流へ周回)

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月16日(月)
 - 拍手
GPS
32:30
距離
56.0km
登り
4,040m
下り
4,001m

コースタイム

■2018/07/14(土)
04:32 鍋平駐車場出発
05:08 新穂高センター
06:10 笠新道分岐
06:22 わさび平小屋 06:28
06:48 奥丸山分岐
07:39 秩父沢 07:44
10:10 鏡池 10:33
10:36 鏡平山荘
11:54 弓折岳分岐(乗越) 12:03
12:26 花見平
13:20 双六小屋(テント設営、昼食、昼寝)
14:50 双六岳へ出発
15:06 巻道分岐
15:29 双六岳春道分岐(直登ルート禁止)
15:53 双六岳山頂 15:55
16:47 双六小屋テン場帰着

■2018/07/15(日)
04:08 起床(御来光待ち、朝食、テント解体)
05:47 テン場出発
05:50 双六小屋
06:09 巻道(中道)分岐
06:53 中道稜線分岐 06:57
07:27 丸山(GPS)
07:48 三俣蓮華岳 07:56
08:07 三俣峠
08:35 三俣山荘テン場
08:40 三俣山荘(テン場受付)
09:25 テン場出発
09:30 三俣山荘(水補給/無料)
10:31 鷲羽岳 10:36
11:02 ワリモ岳 11:05
11:23 ワリモ北分岐
11:58 水晶小屋 12:05
12:35 水晶岳 12:49
13:23 水晶小屋
13:58 ワリモ北分岐 14:05
14:14 岩苔乗越
15:25 黒部川水源地標
16:11 三俣山荘テン場

■2018/07/16(月/祝)
04:56 テン場出発(途中御来光待ち)
05:41 三俣峠
07:04 巻道分岐
07:18 双六小屋(水補給/無料) 07:32
08:20 花見平
08:34 弓折岳分岐 08:43
09:15 鏡平山荘 09:39
09:40 鏡池 09:41
11:06 チボ岩
11:24 秩父沢
12:01 奧丸山分岐
12:18 わさび平小屋 12:30
12:41 笠新道分岐
13:32 新穂高センター
14:23 鍋平駐車場帰着

■歩行時間
初日は不眠状態で登山道に入ったため、途中睡魔に襲われ小池新道の沢筋で30分ぐらい3回ほど寝ています。コースタイムはあまり参考にならないかも知れませんが、全体を通してゆっくり・ノンビリ歩いています。
天候 ■7月14日(土)午前中快晴、午後雲広がる、気温30℃無風
■7月15日(日)午前中快晴、午後若干の雲、稜線15℃微風
■7月16日(祝)午前中晴れ、朝の内高曇り、午前中16℃微風、日中32℃無風
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内−首都高速−中央自動車道−<岡谷JCT>−長野自動車道−<松本IC>−国道158号−<安房トンネル>−国道471号−<栃尾>−県道475号−市営新穂高第3駐車場/満車−市営新穂高第2駐車場/満車−鍋平登山者用駐車場(320km)

■復路:鍋平登山者用駐車場−<日帰り入浴・ひがくの湯>−県道475号−<栃尾>−国道471号−<安房トンネル>−国道158号−<松本IC>−長野自動車道−<岡谷JCT>−中央自動車道−<小仏30km渋滞>−首都高速−都内(630km)

■駐車場
深夜2時半頃の市営新穂高第3駐車場は満車状態で駐車場入口が閉められ係員が立っていました。新穂高センターの先にある市営新穂高第2駐車場も満車でした。仕方がなく、鍋平登山者用駐車場に移動しましたが、こちらも空きスペースを探すのが大変でした。鍋平園地駐車場には空きがあるようでした。

■マップコード
市営新穂高第3駐車場(登山者用無料駐車場/24H)
898 084 182*82
市営新穂高第2駐車場(有料/24H)
898 144 666*36
鍋平登山者用駐車場(無料/24H)
898 084 892*18
コース状況/
危険箇所等
■鍋平登山者用駐車場−新穂高センター
鍋平登山者用駐車場から車道を歩いて行くと、新穂高ロープウェイ鍋平高原駐車場の先に「新穂高登山口」と書かれた看板があります。今回初めて鍋平の駐車場に止めましたが、鍋平から新穂高センターへは連絡歩道のようなものかと思っていました。とんでも無い、れっきとした登山道です。帰路、新穂高センターからの急登はかなり堪えます。

■小雪渓、雪田
ルート上に何ヵ所か小雪渓や雪田があります。全体を通して急斜面のトラバースはありませんので、アイゼン等は不要です。今回、12爪とチェーンスパイクを持って行きましたが、全く出番はありませんでした。

■岩苔乗越−黒部源流標
谷筋に僅かに雪渓が残っていますが、登山道には雪はありません。本沢の徒渉と枝沢の徒渉があります。大半は普通に歩いて渡れます。飛び石で渡る徒渉が3〜4回、落ちなければ濡れるようなことはありません。

■ムシ対策
ブヨ(ブユ)の類はたくさんいます。きれいな水が流れているので仕方がないのでしょうが、今回はトンボを見かけませんでした。
双六のテン場、三俣のテン場、黒部源流付近にたくさんいました。ハッカ水を持ってきましたが、あまり効果はなく、防虫ネットを被っていました。
その他周辺情報 ■日帰り入浴・ひがくの湯
http://shinhotaka.com/place/766/
露天風呂です。
入浴料700円、シェイバー、歯ブラシなどが付いています。
4時半を過ぎました。一睡もすることなく鍋平の駐車場を出発です。棚田のような駐車場はどこも満杯のようです。
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4時半を過ぎました。一睡もすることなく鍋平の駐車場を出発です。棚田のような駐車場はどこも満杯のようです。
駐車場から新穂高センターまで35分ほど歩きました。
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駐車場から新穂高センターまで35分ほど歩きました。
笠新道への分岐の手前にヘリポートがありました。双六や黒部五郎への荷揚げか、左俣谷には終日ヘリの音が響いていました。
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笠新道への分岐の手前にヘリポートがありました。双六や黒部五郎への荷揚げか、左俣谷には終日ヘリの音が響いていました。
わさび平小屋で小休止、この辺りで睡魔が襲い始めました。行動食を詰め込んで先を急ぎます。
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わさび平小屋で小休止、この辺りで睡魔が襲い始めました。行動食を詰め込んで先を急ぎます。
大ノマの稜線かな、眩しい青空が広がってきました。
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大ノマの稜線かな、眩しい青空が広がってきました。
少し高度を上げると穂高連峰が見えてきます。
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少し高度を上げると穂高連峰が見えてきます。
秩父沢です。上流には雪渓が残っていて、冷たい水がゴーゴーと流れています。吹き下ろす風も冷っこくて気持ちいいです。
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秩父沢です。上流には雪渓が残っていて、冷たい水がゴーゴーと流れています。吹き下ろす風も冷っこくて気持ちいいです。
近々再訪したい笠方面をパチリと...
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近々再訪したい笠方面をパチリと...
鏡池、眠くて眠くて、思わず気付け薬です。
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鏡池、眠くて眠くて、思わず気付け薬です。
定番の絵面です。
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定番の絵面です。
こちらも定番...
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こちらも定番...
槍ヶ岳をちょっとアップに...
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槍ヶ岳をちょっとアップに...
そして逆さを撮ろうとしたら、風が...
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そして逆さを撮ろうとしたら、風が...
鏡平山荘、営業しています。屈強なお兄さんは名物のカキ氷に舌鼓を打ち、おねいさんは大ジョッキをプッファ〜...
無視して通過します。
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鏡平山荘、営業しています。屈強なお兄さんは名物のカキ氷に舌鼓を打ち、おねいさんは大ジョッキをプッファ〜...
無視して通過します。
弓折岳の分岐まで登ってきました。気温は既に30℃、無風状態でかなり暑いです。
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弓折岳の分岐まで登ってきました。気温は既に30℃、無風状態でかなり暑いです。
弓折岳分岐から鏡平を俯瞰します。
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弓折岳分岐から鏡平を俯瞰します。
これも定番の絵面でしょう。2622Pを過ぎると鷲羽岳が正面に見えてきます。
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これも定番の絵面でしょう。2622Pを過ぎると鷲羽岳が正面に見えてきます。
左手側(北西方向)には双六岳です。明日は中道を行く予定なので、今日中に山頂に登るつもりです。
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左手側(北西方向)には双六岳です。明日は中道を行く予定なので、今日中に山頂に登るつもりです。
双六小屋のテン場です。13時半前なのでスペースは十分にあります。
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双六小屋のテン場です。13時半前なのでスペースは十分にあります。
双六小屋から、目の前には鷲羽岳です。存在感は半端ナイです。
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双六小屋から、目の前には鷲羽岳です。存在感は半端ナイです。
明日テン泊予定の三俣山荘が見えます。奥の山は雲の平へ続く祖父岳のようです。
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明日テン泊予定の三俣山荘が見えます。奥の山は雲の平へ続く祖父岳のようです。
双六岳に登っています。正面の山は樅沢岳です。双六小屋は記憶に残る当時に比べて大きく立派です。
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双六岳に登っています。正面の山は樅沢岳です。双六小屋は記憶に残る当時に比べて大きく立派です。
明日歩く中道から稜線のルートが見えます。左から丸山、三俣蓮華岳、鷲羽岳へと歩きます。
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明日歩く中道から稜線のルートが見えます。左から丸山、三俣蓮華岳、鷲羽岳へと歩きます。
鷲羽岳をちょっとアップに、奥に水晶岳も見えてきました。
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鷲羽岳をちょっとアップに、奥に水晶岳も見えてきました。
双六岳の山頂です。南東側にはガスが上がって来ました。
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双六岳の山頂です。南東側にはガスが上がって来ました。
山名:双六岳 基準点:中俣岳 等級:2等 標高:2860.29m
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山名:双六岳 基準点:中俣岳 等級:2等 標高:2860.29m
ガス巻く槍ヶ岳。
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ガス巻く槍ヶ岳。
水晶岳をちょっとアップに...奧に赤牛岳も見えます。
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水晶岳をちょっとアップに...奧に赤牛岳も見えます。
双六小屋のテン場を俯瞰します。本当にカラフルになりました。マイテントを探せ(笑)
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双六小屋のテン場を俯瞰します。本当にカラフルになりました。マイテントを探せ(笑)
樅沢岳にも登ってきました。GPSを持ってこなかったのでログはありません。双六小屋とテン場です。左の雪田にシートを引いてビールを飲みながらお昼寝をしました。
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樅沢岳にも登ってきました。GPSを持ってこなかったのでログはありません。双六小屋とテン場です。左の雪田にシートを引いてビールを飲みながらお昼寝をしました。
朝、4時を少し過ぎました。早い人はテントを畳んでいます。ここで先に朝食を摂ってテントを畳めばよかったのですが、御来光の時間を勘違いしていました。
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朝、4時を少し過ぎました。早い人はテントを畳んでいます。ここで先に朝食を摂ってテントを畳めばよかったのですが、御来光の時間を勘違いしていました。
眠い目を擦りながら双六小屋のベンチにやって来ました。多くの人が御来光待ちですが、まだ日の出までには40分もあります。40分もあれば朝食を摂ってテントを畳む時間があったのですが、この時は気づかず...
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眠い目を擦りながら双六小屋のベンチにやって来ました。多くの人が御来光待ちですが、まだ日の出までには40分もあります。40分もあれば朝食を摂ってテントを畳む時間があったのですが、この時は気づかず...
4時50分頃、今日もいい一日でありますように...
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4時50分頃、今日もいい一日でありますように...
笠ヶ岳方面がいい色に染まっています。
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笠ヶ岳方面がいい色に染まっています。
御来光の時間を勘違いして、予定より約1時間遅れて双六小屋を出発しました。三俣蓮華岳方面には三つのルートがあります。行きは中道ルート、帰りは巻き道ルートの予定です。
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御来光の時間を勘違いして、予定より約1時間遅れて双六小屋を出発しました。三俣蓮華岳方面には三つのルートがあります。行きは中道ルート、帰りは巻き道ルートの予定です。
正面に丸山と三俣蓮華岳が見えてきました。今日も雲ひとつない晴天です。
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正面に丸山と三俣蓮華岳が見えてきました。今日も雲ひとつない晴天です。
お花畑の中を歩いている感じです。
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お花畑の中を歩いている感じです。
中道稜線分岐からまずは丸山の山頂へ向かいます。
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中道稜線分岐からまずは丸山の山頂へ向かいます。
丸山の山頂から笠ヶ岳がきれいに見えます。
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丸山の山頂から笠ヶ岳がきれいに見えます。
双六岳への稜線です。手前が双六本峰、奧が双六南峰です。
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双六岳への稜線です。手前が双六本峰、奧が双六南峰です。
三俣蓮華岳の山頂です。登山者ではなく、先ほど走り去っていったトレランの人達が見えます。
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三俣蓮華岳の山頂です。登山者ではなく、先ほど走り去っていったトレランの人達が見えます。
三俣蓮華岳の古い山頂標と鷲羽岳です。
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三俣蓮華岳の古い山頂標と鷲羽岳です。
山名:三俣蓮華岳 基準点:三ツ又 等級:3等 標高:2841.23m
手袋をしなかったら、手の甲が日焼けで真っ赤です。 
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山名:三俣蓮華岳 基準点:三ツ又 等級:3等 標高:2841.23m
手袋をしなかったら、手の甲が日焼けで真っ赤です。 
薬師岳は大きいです。
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薬師岳は大きいです。
黒部五郎岳です。GWに避難的テン泊をした肩付近にはまだ雪が残っています。
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黒部五郎岳です。GWに避難的テン泊をした肩付近にはまだ雪が残っています。
そしてこれから向かう三俣山荘と鷲羽岳です。
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そしてこれから向かう三俣山荘と鷲羽岳です。
水晶岳、赤牛岳、奧には立山も見えます。
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水晶岳、赤牛岳、奧には立山も見えます。
槍ヶ岳、北鎌尾根、奧には常念岳、大天井岳が見えます。
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槍ヶ岳、北鎌尾根、奧には常念岳、大天井岳が見えます。
手前の硫黄尾根をアップに...
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手前の硫黄尾根をアップに...
槍から穂高の稜線もクッキリです。
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槍から穂高の稜線もクッキリです。
三俣山荘と三俣蓮華岳キャンプ場はまだガラガラです。
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三俣山荘と三俣蓮華岳キャンプ場はまだガラガラです。
三俣峠からの鷲羽岳は男前で格好いいです。
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三俣峠からの鷲羽岳は男前で格好いいです。
雪田が残っている眺めのいい場所にザックをデポしてテントの受付をしてきます。(1,000円/1人、トイレ使用料込み)
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雪田が残っている眺めのいい場所にザックをデポしてテントの受付をしてきます。(1,000円/1人、トイレ使用料込み)
テントを設営して、雨は降りそうもないのでシュラフを広げて鷲羽岳に向かいます。雪田にシートを広げてお昼寝は、帰ってからにします。
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テントを設営して、雨は降りそうもないのでシュラフを広げて鷲羽岳に向かいます。雪田にシートを広げてお昼寝は、帰ってからにします。
三俣山荘です。この山荘は昔寄ったときのイメージとあまり変わらない気がします。
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三俣山荘です。この山荘は昔寄ったときのイメージとあまり変わらない気がします。
鷲羽岳を登る途中で南東方向には硫黄尾根の崩壊がスゴイです。
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鷲羽岳を登る途中で南東方向には硫黄尾根の崩壊がスゴイです。
鷲羽岳の山頂直下まで登ってきました。三俣蓮華岳、双六岳、笠ヶ岳へと続く稜線です。
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鷲羽岳の山頂直下まで登ってきました。三俣蓮華岳、双六岳、笠ヶ岳へと続く稜線です。
黒部五郎岳、北ノ俣岳と黒部川の源流です。
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黒部五郎岳、北ノ俣岳と黒部川の源流です。
鷲羽池です。
鷲羽岳山頂、2回目です。あのときは、もう登ることはないと思っていましたが...
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鷲羽岳山頂、2回目です。あのときは、もう登ることはないと思っていましたが...
山名:鷲羽岳 基準点:中俣 等級:3等 標高:2924.19m 
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山名:鷲羽岳 基準点:中俣 等級:3等 標高:2924.19m 
鷲羽岳山頂から大天井岳と常念岳です。
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鷲羽岳山頂から大天井岳と常念岳です。
燕岳の稜線です。
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燕岳の稜線です。
裏銀座コースから野口五郎岳です。
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裏銀座コースから野口五郎岳です。
黒部五郎岳
北ノ俣岳
そしてワリモ岳から水晶岳への稜線です。
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そしてワリモ岳から水晶岳への稜線です。
ワリモ岳の頂上標は山頂よりもだいぶ下にありました。ワリモ岳の山頂は岩々としていますが登れます。
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ワリモ岳の頂上標は山頂よりもだいぶ下にありました。ワリモ岳の山頂は岩々としていますが登れます。
ワリモ岳の山頂から見た鷲羽岳です。
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ワリモ岳の山頂から見た鷲羽岳です。
裏銀座コースの東沢乗越と野口五郎岳です。
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裏銀座コースの東沢乗越と野口五郎岳です。
水晶小屋に登って来る途中に何種類もの花がありましたが、今山行で初めて見たイブキジャコウソウです。
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水晶小屋に登って来る途中に何種類もの花がありましたが、今山行で初めて見たイブキジャコウソウです。
水晶小屋です。今日が小屋開けだったようです。
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水晶小屋です。今日が小屋開けだったようです。
水晶小屋から野口五郎岳が正面で大きいです。
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水晶小屋から野口五郎岳が正面で大きいです。
水晶小屋の裏手にある赤岳の山頂から雲ノ平です。
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水晶小屋の裏手にある赤岳の山頂から雲ノ平です。
水晶岳の山頂が近づいてきました。前穂北尾根のようですが、裏側から登ります。
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水晶岳の山頂が近づいてきました。前穂北尾根のようですが、裏側から登ります。
水晶岳の山頂です。三角点(黒岳)はここにはなく、第二高点(2977.70m)にあります。手作り感のある山頂標がいいですネ。昔、この辺りの山頂はみんなこんな感じだったと思います。
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水晶岳の山頂です。三角点(黒岳)はここにはなく、第二高点(2977.70m)にあります。手作り感のある山頂標がいいですネ。昔、この辺りの山頂はみんなこんな感じだったと思います。
水晶岳から見た水晶小屋です。小屋の裏手が赤岳です。巻き道が見えますが閉鎖されています。
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水晶岳から見た水晶小屋です。小屋の裏手が赤岳です。巻き道が見えますが閉鎖されています。
赤牛岳、ここから片道2時間はチョット無理。いずれ再訪したいとは思いますが...
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赤牛岳、ここから片道2時間はチョット無理。いずれ再訪したいとは思いますが...
水晶小屋の裏手、赤岳の山頂にあります。無事に下山ができますように...
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水晶小屋の裏手、赤岳の山頂にあります。無事に下山ができますように...
水晶小屋は赤岳を風裏に建っていますが、西側以外は吹きっ曝し、東側は崩れているし、北アで一番恐い立地条件のような気がします。でも、こぢんまりとしてイイ感じ。
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水晶小屋は赤岳を風裏に建っていますが、西側以外は吹きっ曝し、東側は崩れているし、北アで一番恐い立地条件のような気がします。でも、こぢんまりとしてイイ感じ。
水晶小屋から東沢乗越へのルートを俯瞰しています。ここは裏銀座コースなのですが、当時もこんなに崩れていたのか記憶にありません。
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水晶小屋から東沢乗越へのルートを俯瞰しています。ここは裏銀座コースなのですが、当時もこんなに崩れていたのか記憶にありません。
ワリモ北分岐から西へ下ってきました。ここは岩苔乗越、ここから黒部源流へ下ります。
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ワリモ北分岐から西へ下ってきました。ここは岩苔乗越、ここから黒部源流へ下ります。
岩苔乗越から見た三俣蓮華岳です。中腹に三俣山荘が見えます。源流まで下った後は小屋まで登り返します。
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岩苔乗越から見た三俣蓮華岳です。中腹に三俣山荘が見えます。源流まで下った後は小屋まで登り返します。
黒部源流へこんな沢を下ってきました。雪渓は僅かに残っているだけです。ここは既に黒部の源流です。
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黒部源流へこんな沢を下ってきました。雪渓は僅かに残っているだけです。ここは既に黒部の源流です。
「黒部川水源地標」と刻まれています。
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「黒部川水源地標」と刻まれています。
見上げるとワリモ岳と鷲羽岳です。いくつもの沢が流れ込んでいます。ここが黒部川の源流ですか...
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見上げるとワリモ岳と鷲羽岳です。いくつもの沢が流れ込んでいます。ここが黒部川の源流ですか...
テン場に戻って来ました。鷲羽岳が目の前の優良物件です。山荘の冷えたビールは売り切れでした。でも大丈夫。すぐ横に雪田があるので冷やしています。
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テン場に戻って来ました。鷲羽岳が目の前の優良物件です。山荘の冷えたビールは売り切れでした。でも大丈夫。すぐ横に雪田があるので冷やしています。
昨日は失敗したので、今朝は御来光前に朝食を摂り、テントを畳み、5時前にテン場を後にしました。
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昨日は失敗したので、今朝は御来光前に朝食を摂り、テントを畳み、5時前にテン場を後にしました。
三俣峠の手前で御来光です。無事に下山できますように...
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三俣峠の手前で御来光です。無事に下山できますように...
初めて通るルート、双六小屋まで巻き道ルートで行きます。
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初めて通るルート、双六小屋まで巻き道ルートで行きます。
昨日はごった返していた双六小屋、宿泊者は既に発ったのか閑散としています。暑くなりそうなので積めるだけ飲料水を頂きます。
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昨日はごった返していた双六小屋、宿泊者は既に発ったのか閑散としています。暑くなりそうなので積めるだけ飲料水を頂きます。
双六池から見た笠ヶ岳。こちらもテントを担いでノンビリと...
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双六池から見た笠ヶ岳。こちらもテントを担いでノンビリと...
弓折乗越へ下る手前からの展望、焼岳、乗鞍岳、御嶽山。
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弓折乗越へ下る手前からの展望、焼岳、乗鞍岳、御嶽山。
奧丸山と穂高岳。そういえば奧丸山は未踏、雪山のイメージで薮っぽい感じがするけど...
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奧丸山と穂高岳。そういえば奧丸山は未踏、雪山のイメージで薮っぽい感じがするけど...
ここも再訪したいけど、テン泊装備で大キレットはちょっとシンドイかな...
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ここも再訪したいけど、テン泊装備で大キレットはちょっとシンドイかな...
鏡平山荘から見上げた西鎌尾根です。
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鏡平山荘から見上げた西鎌尾根です。
鏡池で定番の写真を撮って小池新道を下ります。
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鏡池で定番の写真を撮って小池新道を下ります。
わさび平小屋でコーラを購入、軽い昼食を摂って暑い林道をまた歩き続けます。
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わさび平小屋でコーラを購入、軽い昼食を摂って暑い林道をまた歩き続けます。
新穂高センターまで戻って来ましたが、ここから駐車場までの登山道は急登、一番キツかったような気がします。
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新穂高センターまで戻って来ましたが、ここから駐車場までの登山道は急登、一番キツかったような気がします。
駐車場はだいぶ空きができていました。この暑さの中、3日間も風呂に入らず...このまま日帰り温泉へ直行です。
お疲れ〜
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駐車場はだいぶ空きができていました。この暑さの中、3日間も風呂に入らず...このまま日帰り温泉へ直行です。
お疲れ〜

感想

海の日を含む3連休、まるまる休めそうな目処が立った。
天気も高気圧に覆われ、すこぶる良さそうな雰囲気。
好天なら行かねばなるまい、テントを担いでノンビリと...

今年のGW、黒部五郎岳から黒部乗越、あわよくば三俣山荘から黒部源流に下り、雲ノ平経由で戻って来る山中二泊の計画を企てたが、黒部五郎岳までが限界で一泊で帰ってきた。

そこで今回は山中二泊で、花の黒部源流を周回する計画を立てた。
テントを担いでノンビリと第七弾は鷲羽・水晶・黒部源流に決定!

心配なのは新穂高の駐車場。
無料の第3駐車場に滑り込むには0時前に着かないと厳しいかも知れない。
でも今の車では満足な車中泊はできない。
オールスターが終了した22時前に都内を出発した。
2時半頃スノーシェッドの間から第3駐車場へ下るが入口は既に満車で閉鎖されていた。
可能性のあるのは第2駐車場、有料だが仕方がない。でも満車...
念のために入れておいた 鍋平のマップコードに切り替えた。
辛うじて空いているスペースに滑り込ませたが、見たところほぼ満車状態。
ここから新穂高センターまで初めて歩いたが、まさか登山道だとは思わなかった。

一睡もせずに歩き出したので、最初の睡魔はわさび平辺りで襲ってきた。
がまんがまんで歩いて来たが、テン泊ザックが重く、フラフラとよろける。
水無しで23キロ、途中で3リットルの水を追加しているので26キロ。

小池新道に入ると、眠くて足が上がらない。
秩父沢を初めとして沢ごとに30分ぐらい仮眠をした。冷風が降りてくるので気持ちがいい。

双六小屋のテン場までは眠気との戦いでヘロヘロで辿り着いたが、雪田の上にシートを引いてクールダウンでお昼寝、平行してプッファーで内側からクールダウン、復旧しました。

鷲羽岳も水晶岳も再訪だったけれど反対側からで新鮮だった。
赤牛岳も行きたかったけど、いまの体力ではチョット無理。
黒部の源流へは沢筋なので稜線ほど花の種類は多くなかった。
黄色系が多かったかな。

雪のない時期の黒部川源流、アチコチから沢が流れ込んで、きれいな水がふんだんに流れ、本当に源流という雰囲気を醸し出している。
黒部側水源の標石がある場所、きれいに整地されていて、三俣のテン場より居心地が良さそう...

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コメント

内側からクールダウンするのも致し方あるまい!!( ´艸`)
hottenさん、まいど〜

相変わらず人並みの北アテン泊山行が続いてますね
しかし、26kgとはhottenさんもおっさん以上に無駄な荷物を背負ってますな
ま、無駄か否かは紙一重の結果論ですけどね

昨年夏に同じ駐車場に停めて似た様なコースを歩きましたので、ふむふむと拝見しましたが、北アでも30℃でしたか

酷暑で仕事する気もしないので(あ、酷暑になる前から一緒だったかも )、今週末は北アに避暑に行こうかと思ったけど避暑にならないの?
やっぱり内側からクールダウンするのも致し方あるまい!!
2018/7/18 20:15
Re: 内側からクールダウンするのも致し方あるまい!!( ´艸...
ども、フレさん!おはようございます

稜線に出るとだいたい15、6℃で微風もあり気持ちよく歩けるのですが、林道や小池新道などは30℃越えで無風、道端にへたり込んでいる人が結構いました

26キロ、確かに無駄なものも入っています
しかし北アの山小屋は、着いた途端に「おでんとダイナマ」なんて叫ぶオヤジに、オーダーを取って回る小屋のオネイサン、いつから山小屋は居酒屋になったのか...
担ぎ上げるのがバカバカしくなります

今週末は北アに避暑ですか...
雪田のある場所で内外からクールダウンして下さい
2018/7/19 7:36
雪田で1杯
hottenさん、こんばんは!

レコが上がってたんですね
雪田で1杯などとコメントを頂戴したので、
てっきり願望かと思っていましたよ。
まさか、豪華三日間の北アツアーなどとは、想像すら
していませんでしたよ
リッチだな〜 年金生活なのに

それにしても三連休、絶好の山日よりですね!
どちら方面を見てもクッキリで、行った甲斐があるというもの。
この界隈は天候に恵まれず、イマイチだったので、再訪を
密かに狙っていたところです。
バッタリがあるとすれば、ここと思っていましたので

いつも無料の駐車場に駐めますが、流石に無理だったようですね
これだけ好天が続けば、皆さん出撃されますよね
遠くなったとはいえ、駐められて何よりでした。
2018/7/18 20:26
Re: 雪田で1杯
おはようございます、tailwindさん!

このクソ暑いのに、下界には居れませんので、北アに を飲みに行って来ました
一度は登っている山ですが、ルートを変えたりすると新鮮に登れます。
まだまだ再訪したい山が北アにはたくさんあるので、テントを担いでノンビリと歩いて見たいと思います。

年金を貰って山三昧...夢だなぁ
2018/7/19 8:04
第7弾
hottenさん、おこんち。

第7弾は黒部源流周辺でしたか〜
この界隈は北アの中でも特に好きな場所です
眠気と暑さでヘロヘロなところに 投入というのは常人だと自殺行為ですが、これで復活するhottenさんは特異体質ですね〜

この3連休、好天で景色は最高でしたが、暑さが最悪
ひとむかし前より格段に暑いですよね?
高山はもはや涼しい場所ではなくなったのではないかと
が美味いのはいいんですけどネ。
テン場のムシはどうでしたか?

第8弾は笠ヶ岳かな〜
2018/7/19 17:35
Re: 第7弾
おはようございます、kanosukeさん!

GWの黒部源流がチョット心残りだったので、また組み入れてしまいました
花の時期、雪のない時期の黒部源流周辺を見てみたかったのです。
谷筋なので、花の種類は少なかったですが、たくさんの小沢から流れ集まる様は、さすがに黒部源流という感じで、しばし足が止まってしまいました。

源流の標がある場所が、きれいに整地されていて、どうぞゆっくりテン泊をして下さいと云われているような所も気に入りました

林道や稜線に出るまでは確かに暑かったですネ。水の消費量は多かったです。
でも稜線に出ると15、6℃と涼しく、風もあるので快適でしたよ。

ムシが多いのには閉口しました。雪融けのきれいな水が流れているので仕方がないと思いますが、ムシの大敵のトンボがまったく見られなかったですネ。

笠ヶ岳.....ドキッ
2018/7/20 8:14
お疲れさまです。
三俣山荘のテン場…懐かしいです🤣
テン場の脇には小川が流れ、目の前には
雄大な鷲羽岳が。今までお世話になった
テン場の中で一番のお気に入りです。

黒部源流は最高ですね😍
2018/8/12 17:35
Re: お疲れさまです。
こんばんは、shibasentaさん!
レス遅くなりましたが、コメントありがとうございます。

三俣山荘のテン場は2回目ですが、私も大好きなテン場です。
山荘収容80名に対してテン場70張りはなかなかないです。
テン場からの展望も素晴らしいし、黒部源流の最深部にあって、利便性もバツグンです。

やっと最新のレコを上げましたが、13日に予定していたテン場は、小屋収容600名に対してテン場は30張り、満杯でした。昔の小屋を知っているだけに昨今の商業主義にはがっかりしました。
2018/8/19 20:23
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