白馬岳~不帰ノ嶮~唐松岳~五竜岳
- GPS
- 22:30
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 3,589m
- 下り
- 3,328m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:48
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:14
天候 | 3日ともよく晴れて半袖で歩いて腕の日焼けが痛かった |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【帰り】アルプス平=(テレキャビン)=山麓 神城駅まで徒歩 神城13:10※遅延=(電車)=13:15白馬 八方の湯まで徒歩 白馬八方の湯15:55=(バス)=21:50新宿駅西口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大 雪 渓:久しぶりに白馬尻から葱平まで雪渓の上を歩けた 不帰ノ嶮:岩場には鎖がついていて手掛り足場もしっかりしている |
その他周辺情報 | エスカルプラザのレストランでカレーとビール。 神城駅から白馬駅に行き、みみずくの湯に入った。 ※神城駅から徒歩8分で白馬龍神温泉という日帰温泉施設がある |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ライター
地形図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
アイゼン
ピッケル
ヘルメット
地図(地形図)
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感想
この三連休の天気をずっと気にしていたがどうやら晴れが続きそうだった。今回は久しぶりに白馬から五竜の稜線を歩いてみようと思った。不帰ノ嶮は2回通過しているがもう30年前のことなのでさっぱり記憶がない。しかも、時間的にも白馬から五竜は10時間以上かかりそうなルートなのでできるだけ早くでなければ、もう昔のような体力でないのでちょっと考える。まあなるようになるさと竹橋からまいたびの登山バスで出発する。
【1日目】 猿倉には意外と早く朝の5時過ぎについた。この時間でも山荘のまわりに多くの人が登山準備している。トイレも行列ができている。そういえば7月にここに来るのは初めてかもしれない。白馬尻で休憩、朝食として握ってきた赤飯のおにぎりを食べる。昨日の施餓鬼でもらった赤飯を握った。お盆の間今年も家をあけてしまう。大雪渓は雪がしっかり詰まっている。久しぶりに最初から雪の上を歩ける。ただ今の時期、落石は多いようだ。行列にしたがって葱平まで雪の上を歩けた。ここから上は花が多い。いろとりどりな花が競うように咲いている。今日は手前の村営小屋に泊まる。いつもは山荘裏にテントでとまるのだが最後に泊まったのは娘が小学生だったので20年はたっていると思う。小屋で受付をして白馬岳を往復してくる。
【2日目】 出発の支度をしている人の物音で目が覚めるとまだ3時をまわった時間だった。4時過ぎにおきようと思っていたが眠れないので出発の準備をして4時に小屋をでる。ヘッドランプは必要ないくらいの明るさだった。杓子岳の登りにかかると戸隠か高妻山のほうから朝日が昇ってくる。すぐに空は青空になり今日は暑そうだなと思わせる。今回は先が長いので杓子はトラバースして先に進む。剱、立山がよく見えている。あっちの山にもずいぶん行ってないなと思う。鑓の山頂を通過し降ったところが温泉への分岐だ。今日は通行禁止とあった。まあ自己責任だろう。天狗平の小屋は今年度は宿泊営業はしないとのことだったがテントの人は多くいた。また、売店営業はしているようだった。
天狗の頭からまずなだらかにくだっていく。このあたりも記憶にない。やがて岩場にかかり急なくだりになる。鎖場もありどんどんくだる。前方に不帰ノ嶮の三つの峰が見えている。最低鞍部についたあと1峰の登りにかかる。少しの岩場で稜線に出てまず一つ目を通過する。2峰の登りが不帰ノ嶮のハイライトらしい。鎖がないと緊張するところだが岩には鎖が充分張ってあり、足場もしっかりしているので問題ないと思う。稜線に出るとなだらかになり不帰ノ嶮は通過できた。前方の唐松岳に多くの人がいるのが見える。八方尾根からたくさん登ってきているようだ。
唐松小屋の前は11時の受付を待っている人が多くいる。ここで村営小屋でもらった弁当を食べる。おかずが多くありご飯は焼きおにぎりで腹いっぱいになった。さてまだ先があるので出発する。すぐに牛首の岩場にかかる。ここも鎖が邪魔になるくらいたくさんついているので問題ない。去年の春に通過したところでなんとなく覚えている。白岳を巻いて今日の宿舎の五竜山荘についた。
【3日目】 五竜岳に登ろうかどうしようか迷ったが3時半頃目が覚めたので行くことにした。朝食を後にして空身で山頂に向かう。薄暗いがヘッデンはつけずに充分見えている。最後の斜面の登山道は雪のついているときとは違って岩場ののぼりになっていた。山頂には多くの人がいた。朝日を待っていたようだがあいにく東の空には雲がかかっていた。やがて雲の隙間から少し太陽が見えたが今日は残念なご来光だったようだ。
朝食後、遠見尾根を降りる。一度白岳に登る。雪はほとんどない。大遠見は稜線を巻く。中遠見、小遠見と山頂を通過し、二ノ背、一ノ背と過ぎるとアルプス平が見えてきた。地蔵の頭に登らずに湿原を回って降りる。このあたりはニッコウキスゲの群落になっていた。観光の人の多いテレキャビンの駅につく。山の説明やハーブティーやスイカの振る舞い、音楽の演奏など多くのイベントをやっていた。
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