槍・穂高絶景展望の蝶ヶ岳・常念岳・燕岳（上高地〜中房温泉）

2018年07月18日(水) 〜 2018年07月20日(金)

• GPS: 54:32
• 距離: 37.1km
• 登り: 3,197m
• 下り: 3,236m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:09
• 合計: 6:47

7:40 河童橋
7:47 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
8:22 明神館
8:26 徳本口(徳本峠分岐)
9:05 9:20 徳沢園
10:26 10:37 チューダイ広場
12:33 長塀山
12:38 13:14 カモシカの池
13:44 13:46 妖精の池
13:55 13:58 蝶ヶ池
14:21 14:23 蝶ヶ岳
14:27 蝶ヶ岳ヒュッテ

2日目

• 山行: 9:01
• 休憩: 1:13
• 合計: 10:14

6:00 蝶ヶ岳ヒュッテ
6:32 6:33 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
6:40 蝶ヶ岳三角点
6:47 6:49 蝶槍
7:49 0:00 宿泊地
10:32 11:00 常念岳
11:56 12:36 常念小屋
13:37 横通岳
15:08 15:10 東天井岳
16:14 大天荘

3日目

• 山行: 6:21
• 休憩: 1:49
• 合計: 8:10

6:00 大天荘
6:22 6:26 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
6:27 小林喜作レリーフ
8:13 8:22 大下りの頭
8:44 8:48 蛙岩
9:24 9:31 燕山荘
9:39 いるか岩
9:52 9:54 めがね岩
10:02 10:14 燕岳
10:19 10:20 めがね岩
10:29 いるか岩
10:40 11:21 燕山荘
11:43 11:44 ベンチ
12:03 12:04 合戦山(合戦沢ノ頭)
12:10 12:25 合戦小屋
12:42 12:44 富士見ベンチ
12:57 13:01 第３ベンチ
13:20 13:25 第２ベンチ
13:46 13:47 第１ベンチ
14:10 中房温泉登山口

天候

3日間ともほぼ快晴（3日目下山時のみ曇り）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：上高地へバス
復：中房温泉→JR穂高駅までバス（1700円）

コース状況／危険箇所等

全コースにわたり歩き易い登山道/案内標識要所にあり

但し、日本百高山の横通岳、東天井岳へ登る場合の分岐標識はないので注意を要する。
・横通岳：常念乗越（常念小屋）から横通岳へ登り、中腹トラバース道に入る際に、右上部の尾根方面へ進む踏み跡をたどればよい。
山頂（三角点のみで山頂標識はない）経由で奥の尾根からトラバース道の大天井岳側へ下れる。
・東天井岳：大天井乗越にある大天井岳・常念岳標識地点から東側の山頂を目指してピストン（往復約15分）

両山頂とも展望はすこぶる良い。

その他周辺情報

中房温泉の燕岳登山口（下山口）に日帰り温泉「湯原の湯」（700円）

写真

7/18 7:42

縦走のスタートは上高地の河童橋

7/18 8:22

明神館前を明神岳を仰ぎながら通過

7/18 9:05

気持ちの良い徳澤テント場/ソフトクリームで一息

7/18 9:21

徳澤園の右側が蝶ヶ岳の登山口

7/18 9:49

最初から急登が続く

7/18 12:04

ゴゼンタチバナに癒され

7/18 12:34

長瓶山（ながかべやま）に到着

7/18 13:36

カラマツソウ

7/18 13:40

シナノキンバイ

7/18 13:43

コイワカガミ

7/18 13:45

妖精の池からお花畑が続く

7/18 13:49

ミヤマキンポウゲ

7/18 13:50

クルマユリ

7/18 13:57

ハクサンイチゲ

7/18 14:02

イチゲの群生

7/18 14:01

チングルマ

7/18 14:02

アオノツガザクラ

7/18 14:14

ハクサンシャクナゲ

7/18 14:17

イワツメクサを見ているうちに

7/18 14:20

蝶ヶ岳山頂

7/18 14:21

午後になりやや雲があるが槍穂と対面

7/18 14:20

蝶ヶ岳ヒュッテと明日登る常念岳

7/18 14:29

気持ちの良い蝶ヶ岳ヒュッテ

7/18 17:31

夕食もバラエティ

7/18 19:00

夕焼けを楽しむ登山者

7/18 19:08

槍の夕焼け

7/19 4:50

2日目：東側の雲からの日の出

7/19 4:32

雲海の上に、富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳・間ノ岳（左から）

7/19 4:52

左奥から手前に御嶽山、乗鞍岳、霞沢岳、焼山

7/19 4:52

早朝の穂高連峰

7/19 4:52

槍ヶ岳

7/19 6:08

手前から常念岳〜本日のゴールの大天井岳（中央奥）

7/19 6:17

槍穂を見ながら縦走スタート

7/19 6:29

本日1回目のライチョウさん（結局3回遭遇）

7/19 6:34

横尾分岐

7/19 6:42

蝶ヶ岳の三角点を通過

7/19 6:42

八ヶ岳の全貌が姿を現す

7/19 6:42

南アルプスも

7/19 6:43

御岳、乗鞍岳

7/19 6:43

気持ちの良い縦走路

7/19 6:51

本日最初のピークは蝶槍

7/19 6:52

穂高連峰

7/19 6:52

槍ヶ岳

7/19 7:17

2462mピーク

7/19 7:22

ニッコウキスゲなどお花が続く

7/19 7:44

グンナイフウロ

7/19 7:50

ハクサンフウロ

7/19 7:50

キスゲロードを行く登山者

7/19 7:53

広場の2592mピーク

7/19 7:55

斜面一面にニッコウキスゲ

7/19 7:59

コバイケイソウも当たり年

7/19 8:08

常念への厳しい上り道が見えてくる

7/19 9:01

いよいよ正念場

7/19 9:47

左上が常念岳山頂

7/19 10:28

山頂直下で足止めは本日2回目のライチョウ様（砂浴び）

7/19 10:28

ヒナが可愛いい

7/19 10:28

親子

7/19 11:00

常念岳山頂に立つ

常念岳からの大展望（元サイズに拡大しご覧ください）

7/19 10:36

槍さま

7/19 10:36

穂高さま

7/19 10:34

大天井岳と中央奥に立山・剱岳

7/19 10:35

鷲羽（左）と水晶（右）

7/19 11:15

次のピークの横通岳と鞍部に常念小屋

7/19 11:32

ヘリが到着

7/19 11:41

横通岳の上りもきつそう

7/19 13:07

横通岳への上りから常念岳を振返る

7/19 13:09

とっても小さいが美しいコゴメクサ

7/19 13:35

横通岳ピークへの斜面にはコマクサ

7/19 13:41

三角点とケルンのみの横通岳山頂/勿論誰もいない

7/19 13:40

三等三角点

7/19 13:43

横通岳から槍

7/19 13:43

穂高

7/19 14:18

トラバース道に戻りタカネツメクサ

7/19 14:36

左上の横通岳を経由してきました/奥は常念岳

7/19 14:57

大天井岳への上り途中から横通岳（左）と常念岳（右）を振返る

7/19 14:57

キンポウゲのお花畑

7/19 14:58

タカネヤハズハハコ

7/19 15:00

チングルマの綿毛

7/19 15:04

雪渓横を登れば

7/19 15:04

大天井乗越→ここから右上の東大天井岳へ

7/19 15:11

東天井岳の山頂にはケルンのみ

7/19 15:47

長かった本日も後1km

7/19 16:07

遂に今日の宿「大天荘」が見えてきた

7/19 16:12

山小屋手前で本日3回目のライチョウ

7/19 16:16

大天荘に到着

7/19 17:41

夕食はサバの味噌煮を選択→とても美味しい/ハンバーグとの2択

7/19 19:04

大天井岳の山頂から鷲羽に沈む日の入りを眺める

7/19 19:06

美しい夕焼け

7/19 19:18

日の入り後の鷲羽岳（左）と水晶岳（右）のシルエット

7/19 19:22

槍の夕景

7/19 19:17

槍と三日月

7/20 4:41

＜3日目＞に日の出前の立山・剱

7/20 4:47

雲の中からの日の出

7/20 4:49

日を受ける穂高〜槍

7/20 5:00

槍

7/20 4:53

北には白馬岳（中央）と鹿島槍ヶ岳（右）

7/20 5:18

登山に十分な美味しい朝食

7/20 6:01

燕岳へ出発

7/20 6:02

スタート直後の素晴らしい景色/左から立山、剱、針ノ木、白馬・鹿島槍など後立山連峰

7/20 6:19

燕岳へと続く表銀座樹走路

7/20 6:25

コマクサ

7/20 6:27

槍ヶ岳方面との分岐

7/20 6:31

喜作さま（喜作新道9のお蔭です

7/20 6:30

ハシゴを上って

7/20 6:52

振返れば大天井岳とその右に槍ヶ岳

7/20 6:52

前方には立山・剱と針ノ木岳/何と贅沢な道

7/20 7:20

燕山荘が見えてきた

7/20 8:14

槍から水晶まで素晴らしい眺め

7/20 8:47

樹走路を振返る

7/20 8:50

花崗岩の岩が目立つ

7/20 8:50

蛙岩

7/20 8:52

岩の間を進む

7/20 8:53

振返れば岩の間から蛙岩

7/20 9:00

燕山荘への道/左に燕岳

7/20 9:00

立山・剱が近づく

7/20 9:02

槍と右奥に笠ヶ岳

7/20 9:10

最後の上り

7/20 9:19

コマクサが多い

7/20 9:20

コマクサのお花畑

7/20 9:26

燕山荘に到着

7/20 9:35

燕山荘横のお馴染みの標識

7/20 10:44

この石は何だろう

7/20 9:35

燕岳へ

7/20 9:37

標識の上の門衛様（？）を撮らせていただきました

7/20 9:42

お馴染みのイルカ岩

7/20 10:31

槍とイルカ岩

7/20 9:52

山頂への道

7/20 9:55

メガネ岩

7/20 10:02

燕岳に到着

燕岳からの大展望（元サイズに拡大しご覧ください）

7/20 10:02

歩いてきた道と槍ヶ岳

7/20 10:10

立山、剱

7/20 10:11

穂高と槍

7/20 10:13

北燕岳の奥に立山、剱岳

7/20 10:15

そろそろ山頂からサヨナラ

7/20 12:17

下山途中の合戦小屋でスイカをいただきました

7/20 14:10

ゴールの中房温泉登山口

7/20 14:18

湯原の湯で汗を流し、生ビールで乾杯

撮影機器：

Canon EOS Kiss X6i Canon

感想

yamatake01

北アルプスの槍・穂高の展望一等地である常念山脈を”梅雨明け10日”と云われる好天を期待して縦走した。
予想に違わぬ絶好の快晴続きでパノラマ満喫の3日間だった。

槍・穂高の素晴らしい山並みと圧倒的な山容に感激しながらの縦走歩きは快適で苦しい暑さを吹っ飛ばしてくれた。

蝶ヶ岳、大天井岳山頂（山小屋はいずれも山頂直下）からの朝（ご来光）・夕（日の入り）の神々しい山々、満点の星は山頂での宿泊でなければ得られない特権である。

縦走路からは槍・穂高・乗鞍・御嶽山はもとより水晶岳から野口五郎岳へと続く裏銀座縦走路、その奥に立山・剱岳と続く北アルプス北部の雄峰を存分楽しむことができた。

安曇野側の東方面は残念ながら雲が多く、朝を除いて八ヶ岳、南アルプスを見ることは出来なかったが十分すぎる絶景展望の山歩きとなった。

また、お花も蝶ヶ岳を中心に、コマクサは燕岳周辺で楽しむことができた。