双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、雲ノ平 〜 新穂高から折立へ

2018年10月05日(金) 〜 2018年10月07日(日)

• GPS: 26:04
• 距離: 41.4km
• 登り: 3,296m
• 下り: 2,971m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:11
• 休憩: 1:43
• 合計: 11:54

3:57 新穂高温泉無料駐車場
4:06 4:10 新穂高温泉バス停
4:10 4:13 新穂高登山指導センター
4:15 4:19 新穂高温泉バス停
4:20 4:20 新穂高登山指導センター
4:25 4:29 新穂高温泉駅
4:35 4:39 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:58 4:58 お助け風穴
5:21 5:21 中崎橋
5:35 5:35 笠新道登山口
5:49 6:08 わさび平小屋
6:29 6:29 小池新道入口
7:21 7:27 秩父沢出合
7:42 7:42 チボ岩
8:07 8:07 イタドリが原
8:39 8:50 シシウドヶ原
9:37 9:37 鏡池
9:54 9:59 鏡平山荘
10:51 11:00 弓折乗越
11:16 11:17 花見平
11:30 11:30 くろゆりベンチ
11:59 12:00 双六池
12:09 12:12 双六小屋
12:48 12:48 双六岳巻道分岐
12:51 12:51 双六岳中道分岐
13:34 13:51 双六岳
14:06 14:06 中道分岐
14:35 14:35 丸山
15:01 15:12 三俣蓮華岳
15:20 15:21 三俣峠
15:51 三俣山荘

2日目

• 山行: 9:51
• 休憩: 1:23
• 合計: 11:14

5:09 三俣山荘
6:37 6:46 鷲羽岳
7:17 7:22 ワリモ岳
7:37 7:37 ワリモ北分岐
7:46 7:47 岩苔乗越
8:41 8:43 祖父岳
8:58 9:05 祖父岳分岐
9:35 9:35 スイス庭園
10:07 10:25 雲ノ平山荘
10:41 10:41 奥日本庭園
11:04 11:05 アラスカ庭園
12:53 13:23 薬師沢小屋
13:35 13:35 カベッケが原
14:31 14:32 第三徒渉点
15:02 15:02 第二徒渉点
15:09 15:18 第一徒渉点
16:22 16:22 太郎平小屋
16:23 宿泊地

3日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:47

6:09 宿泊地
6:35 6:35 太郎兵衛平
6:51 6:51 五光岩ベンチ
7:40 7:40 積雪深計測ポール
7:48 7:48 青淵三角点(青淵山)
8:16 8:16 太郎坂(アラレちゃん)
8:52 8:52 十三重之塔 慰霊碑
8:56 折立

天候

1日目　曇り
2日目　晴れ一時曇り
3日目　霧雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

新穂高無料駐車場利用
折立から新穂高への戻り
折立−有峰口　（富山地鉄バス）
有峰口−電鉄富山　（富山地方電鉄）
富山駅−新穂高ロープウエイ　（濃飛バス）

コース状況／危険箇所等

すべてよく整備されている。危険箇所はありません。

その他周辺情報

登山後の温泉
新穂高：中崎山荘　新穂高の湯　（新穂高センター裏）

写真

10/5 4:10

夜明けまでまだ1時間ほどありますが、今日は長丁場ですのでヘッデンを点けて出発です。

10/5 6:29

しばらくは林道歩き。2時間程歩いていよいよ登山口です。

10/5 7:41

さすが、山は色づいてます。

10/5 9:33

鏡池到着。木々の色は良いのですが、肝心の槍ヶ岳様は雲の中。心の眼で眺めるとします。（笑）

10/5 9:58

鏡平山荘で休憩。三連休前日ですが人が少ない。

10/5 10:06

標高が上がるに連れ、木々の色が濃くなっていくような気がします。

10/5 11:36

霧の彼方に双六小屋が見えてきました。

10/5 12:11

台風が接近しているのか、厳重に雨戸が閉ざされています。一瞬小屋閉め？と思いましたがちゃんと営業していました。

10/5 12:12

陽が当たったら壮観でしょう。

10/5 12:43

鷲羽岳、その後ろに黒岳（水晶岳）にご対面。鷲羽岳登頂は明日のお楽しみ。

10/5 13:16

写真でしか見たことがなかった双六岳の広い稜線。現場に立つと感動的でした。本当は振り返ると槍が！と行きたかったのですが、今日は残念。

10/5 13:17

標高を上げると、水晶岳もその姿を現してきます。

10/5 13:34

双六岳到着。雲はありますが眺望は良かったです。

10/5 15:09

三俣蓮華岳まで来ると少しガスが掛かり始めました。ちょっと反った標識が面白い。

10/5 15:10

三俣蓮華岳山頂からは今日泊まる三俣山荘が見えます。

10/5 15:52

到着。以前にTVの情熱大陸で見た三俣山荘。今日は平日でとても空いており、大部屋にわずか3人。スタッフの方も親切で快適でした。

10/5 17:00

お楽しみの夕食はジビエシチューにジビエカツ。おかわり自由が嬉しい。（もちろんお酒はオプションです）
食堂からは槍ヶ岳が見えるらしいのですが、今日は相変わらず雲の向こうで残念！

10/6 4:34

翌日、早立ちのため、朝食はお弁当にしてもらいました。自炊のできるテーブルは点灯前でも明かりをつけることができ、そこを使わせてもらいました。ちらし寿司でおいしい！

10/6 5:33

昨日見えなかった槍様が雲の隙間から登場。テンションが上ります。

10/6 5:38

朝イチ、鷲羽岳にアタック。

10/6 5:51

素晴らしいモルゲンロートでした。三俣蓮華岳が紅く染まります。日に照らされる範囲がどんどん広がっていき、幻想的なショーでした。

10/6 6:09

焦らしながら、槍様登場！

10/6 6:20

朝日を受けて幻想的な鷲羽池。

10/6 6:20

槍ヶ岳を中心に、北鎌尾根、大キレットのシルエット。素晴らしい。

10/6 6:21

穂高連邦も頭を出してきました。

10/6 6:29

鷲羽池の向こうに槍。

10/6 6:33

鷲羽岳山頂。空が青い！

10/6 6:35

水晶岳も同じくらいの高さです

10/6 6:38

10/6 6:42

裏銀座ルート。来年は歩いてみたい

10/6 7:15

鷲羽岳の向こうに槍ヶ岳。

10/6 7:15

10/6 7:39

次のピーク、祖父岳を目指します。

10/6 8:28

10/6 8:33

薬師岳。美しいです。

10/6 8:36

祖父岳山頂には沢山のケルンが

10/6 8:36

10/6 8:42

陽が高くなるに連れ、影の具合が変わり水晶岳の表情がどんどん変わっていきます。

10/6 8:44

雲ノ平が見えた。遠くには日本海。

10/6 8:45

遠くに雲ノ平山荘が見えるのですが、歩いても歩いても近づかない。

10/6 9:16

10/6 9:22

ハイマツとのコントラストが美しい

10/6 9:34

まさに天空の庭園という感じでした。

10/6 9:55

なにもない平原にポツリと雲ノ平山荘。次回はここに泊まって星空撮影をしてみたいな。

10/6 10:18

少しお腹がすいたので、雲ノ平山荘で軽食を。

10/6 10:25

10/6 10:40

10/6 10:40

10/6 10:40

雲ノ平が最後の秘境と言われる理由が良く解りました。

10/6 10:42

10/6 12:55

黒部源流薬師沢へ

10/6 12:57

登山道は一旦沢に降りて、ワイルドなルートを通り薬師沢小屋にアクセスします

10/6 12:57

10/6 12:58

10/6 13:23

玄関先では沢水で缶飲料が冷やされていました。

10/6 15:03

薬師沢からはいくつかの沢を渡り、太郎平へ

10/6 15:25

水晶岳はどの角度からも絵になりますね

10/6 16:09

太郎平小屋が見えてきた。でもなかなか近づかない

10/6 16:21

おお！日本海と能登半島。

10/6 16:23

到着

10/6 17:32

夕食です。

10/7 5:35

最終日。今日は下山するだけなのでのんびり朝食。

10/7 6:12

出発時は霧雨。

10/7 6:43

10/7 7:11

10/7 8:14

去年、薬師岳の帰りには見逃してしまったアラレちゃん。

10/7 8:35

10/7 9:19

無事下山。

10/7 9:19

10/7 9:19

10/7 9:27

折立からのバス。乗客は私達2人だけ。貸し切りです。

10/7 10:45

1年ぶり。レトロムードの有峰口駅。

10/7 11:55

乗った電車はどこかで見たことが、、、。これで富山まで戻ります。

10/7 16:03

富山駅からは約2時間かけて新穂高ロープウエイへ。街中を走るような普通の路線バスで長時間の山旅は新鮮でした。途中トイレ休憩もあります。

10/7 16:03

戻ってきました。お疲れ様でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ スリーピングシーツ

感想

persimmon201

　雲ノ平へは以前から行ってみたいと思っていました。今年の夏の小屋泊まり山行の行き先候補地にしていて2周間前に山行予定していたのですが、結局天気がおもわしくなく急遽南アルプスに変更した経緯がありました。それのリベンジという意味もあり、今回出かけて来ました。
　ちょうど日程の後半に台風接近の情報があり少し不安がありましたが、台風の進路予報が日本海側にそれるということと、北アルプスに最接近する時間帯が深夜帯になりそうなので、朝には風がおさまるタイミングであろうと考えて、出発を決断しました。
　天候は、初日朝に雨がぱらついたものの時折青空が覗く状況で、暑くもなく寒くもないちょうどよいコンディションでした。また、メインの2日めは概ね晴れで、風は夕方から強まったものの気持ちの良い山行が楽しめました。
　気象条件のハイライトは2日目の夜、太郎平小屋でした。台風の接近に伴い、風の通り道である太郎平に立つ小屋は風の直撃を受けて凄まじい状況に。窓はガタガタ、耳元で笛を吹かれたくらいの「ピー」という隙間風音が鳴り響いていました。また強風に押されて小屋が揺れ、寝ている間は常に震度2の地震が来ている状態。小屋が壊れるのではというくらいの体験でした。夜半過ぎには風もおさまり、静かになりましたが。
　最終日、折立に下る道は霧雨でしたが風も無く良いペースで進みました。3連休2日目でしたが、朝から登ってくる人も少なく折立の駐車場も秋の3連休とは思えない空き具合だったようです。すれ違う人も昨晩の嵐の状況が気になっていたようで、皆さんから揃って「風はどうでしたか？」と質問を受けました。。
　初日、2日めと11時間を超える行動時間でへとへとになりましたが、いろいろな体験があり楽しい3日間でした。