奥穂高岳・ジャンダルム・涸沢岳・北穂高岳
Alzhiker
体力度について
- GPS
- 23:17
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 2,760m
- 下り
- 2,731m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:54
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 9:23
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:53
| 天候 | 1日目 快晴 2日目 晴れ、曇り、雨 3日目 曇り、小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
沢渡大橋駐車場 600円／日 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◎登山ポスト 上高地バスターミナルに設置されています。 ◎道の状況 ○上高地〜横尾 普通のハイキングコースなので問題ありません。 ○横尾〜涸沢 一般的な登山道なので問題ありません。雨の日は石が滑りやすいので転倒注意 〇涸沢〜穂高岳山荘 ザイテングラートに鎖がありますが難易度は低いので問題はありません。 ○穂高岳山荘〜奥穂高岳 穂高岳山荘横の取りつきのハシゴと鎖を気をつければ他に危険箇所はありません。 ○奥穂高岳〜ジャンダルム 馬の背からジャンダルムまでは一切気が抜けません。 ほかの山であれば鎖、ハシゴ、ステップなどがある場所でもここにはそれがほとんどありません。急な岩稜のアップダウンが続くので体力も必要です。 他の登山者がいる場合には落石にも細心の注意が必要です。加害者にも被害者にもなりたくありません。 〇涸沢岳〜北穂高岳 鎖場多数、ハシゴもある全行程岩稜帯のルートなので細心の注意が必要です。個人的には大キレットより難易度は高いと感じています。 〇北穂高岳〜涸沢小屋 鎖場もハシゴもありますが注意して歩けば問題はありません。 |
| その他周辺情報 | ◎温泉 沢渡に数件あります。 |
写真
快晴です。最高の山日和になりました。
この清々しい自然の中で過ごせるなんてテント泊はいいですね。テントも欲しくなってきました。
ご来光に間に合いました。
いい場所でカメラ構えている人がいます。
そろそろ戻って北穂高岳に向かいます。
眼下の山荘にヘリが来ました。資材運搬かな？
涸沢槍の先端ここはピークではありません。ピークからは涸沢ヒュッテは見えないので馬の背状の尾根を先端まで移動してヒュッテの見える位置で撮りました。
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ここはピークではありません。ピークからは涸沢ヒュッテは見えないので馬の背状の尾根を先端まで移動してヒュッテの見える位置で撮りました。
明日晴れていたらここからの景色を楽しみたいと思っています。
※翌日ガスっていたので行きませんでした。
すごい場所で営業してます。応援したくなります。
今日も体内バッテリー使い切りました。疲れたけれど充実した一日でした。
やっと、徳澤園まで帰ってきました。
徳澤園のソフトクリームを楽しみに涸沢から一生懸命歩いてきました。
美味しいです！生き返りました。
残念ながら昨日歩いた奥穂高は見えません。
久しぶりに穂高を歩いて充実した日々を過ごせました。
満ち足りた気分。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ウインドブレーカー
フリース
|
|---|
感想
三年ぶりに穂高に行ってきました
年に一度くらいは穂高に行きたいと思っていましたが自分の体調不良や諸事情などでなかなか叶いませんでした。
今年も秋の長雨や台風でまた行けそうもない予感がしていました。
しかし、台風25号の通過後は暖かい日が続くとのことなので、これが今年最後の穂高を登るチャンスと思い行くことに決定。
朝6時半頃上高地バスターミナルから歩き始めました。
天気は快晴、気温も適温で山歩きには良い条件がそろいました。
天候が良いせいか体調も良く綺麗な景色の中を順調に歩けます。明神岳や前穂高岳は青空のもとでスッキリと聳え、ルート沿いの木々の紅葉も綺麗で山に歓迎されているような気持ちになりました。
そんなルートを写真を撮りながら歩いていると昼過ぎに涸沢に到着、ここでの宿泊も有りですがまだ進めそうなので北穂高小屋に連絡したものの圏外で通じないし、4時までには着けないかもしれないので予約の不要な穂高岳山荘に変更して進みます。
涸沢の紅葉はピークを過ぎていますが、晴天の下で前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、涸沢槍、北穂高岳の絶景が目の前に広がっています。
この素晴らしい光景を見ることが出来て満足、来て良かったと思えた瞬間でした。
しかし、ここから穂高岳山荘までが長かった。
ザイテングラートに入るともろにペースダウン。後続の方には抜かれ続けます。私の体内バッテリーの残量が僅かなようです。それでも何とか3時半ころ穂高岳山荘に到着。
夕食後に同室の方にお酒を勧められたので有り難く頂きお話をした後に床に就いたけれど翌日のルートが決まらない。
宿泊地が変わったのでルートも変更しなければならないのに。
登山計画書は 上高地−北穂高−涸沢岳−奥穂高岳−天狗のコル−岳沢−上高地にしているがどのように変更するかは明日の体調に合わせることに。
疲れが残っているようなら奥穂高岳と涸沢岳にして帰ってもいいかなと思っていました。
(10日)
ところが朝起きてみると体調は良かったのでルートを決めます。
今日はジャンダルムまで行き、後は奥穂高岳へ戻って涸沢岳−北穂高岳を歩いて涸沢小屋泊、翌日パノラマコースで屏風の頭−徳沢−上高地にしました。
5時過ぎに歩き始めて奥穂高岳の山頂でご来光を見ます。
神々しい光景を見てご利益がありそうなので色々なお願い事をしてしまいました。
その後、馬の背、ロバの耳を慎重に手足をフルに使ってジャンダルムへ
馬の背は不安定な岩や落石につながるような浮石はないので慎重に足の置場を見つけながら下ります。ロバの耳に向かう下りは注意しないと落石を誘発します。ロバの耳、ジャンダルムは〇印を探しながら慎重に焦らず浮石に注意して歩きます。
早朝のジャンダルムは笠ヶ岳をはじめとする山々が朝日を浴びてとても美しく見えるので写真を撮りまくってしまった。
太陽が昇ることで刻々と変化する山の表情や雲の動きもとても美しかった。
まだ景色を眺めていたかったけれど、今日の行程は長いので写真は早々に切り上げ、北穂高岳に向かうために戻ります。
穂高岳山荘前でしばらく休憩した後、北穂高岳に向かいます。
まずは涸沢岳を登ります。山頂の先から鎖場の続くルートが始まります。
このルートも難ルートなのでジャンダルム同様慎重に歩きます。
このルートを歩く理由の一つは、前回ここを歩いた時に涸沢槍を確認できないまま登山を終えてしまったことです。
いったい何処が涸沢槍だったのだろう？という疑問が残りました。今回、涸沢岳の山頂から見てもあの美しいピークを持つ山は見当たりません。
暫らく歩いてから、もしかしたらこれかな？と思いザックをデポして低い岩を登ります。
登ってピークに出ても涸沢ヒュッテは見えません。馬の背状のヤセ尾根が続いています。それをを下ると涸沢ヒュッテが見えてきました。右に涸沢岳、正面に涸沢ヒュッテ、左前方にしし岩、これが涸沢槍で間違いなさそうです。涸沢槍は涸沢岳と北穂高岳稜線の支稜のようです。
ひとつ疑問が解けてよかったです。
その後も鎖場、ハシゴの昇り降りを繰り返してなんとか北穂高岳到着。
後は南稜を下りるだけですが、疲れも溜まってきているので慎重にゆっくりと下りることにしました。
涸沢小屋に着いた時は昨日と同様体内バッテリーが上がってしまいそうでした。
久しぶりに一日中岩稜帯を歩いて疲れましたが充実の一日でした。
(11日)
朝起きると外はガスが巻いていて午後は雨の予報。
この天候ではパノラマコースで屏風の頭に行っても絶景は望めないので朝食後に一般ルートで帰りました。
最近は嫁さんと山歩きに出かけることが多く、ソフトな山歩きがメインになってきましたが今回は久しぶりに穂高を歩くことで岩稜帯の楽しさを再認識できました。
この山域はもうすぐ雪が降る時期になってきましたが、私にとって今回の山行はやり残した”夏山”のつもりで歩きました。
やっぱり穂高はいいですね(^^)
来年も都合をつけて一度は穂高のどこかを歩きたいと思っています。
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Alzhikerさん、こんばんは。
奥穂高岳〜ジャンダルム〜涸沢岳〜北穂高岳、私には遠い世界でまだ一度も足を踏み入れたことがありません。
息子に危ないから行ってはダメと言われているので。紅葉がこんなに美しく、まわりの景色もこんなに綺麗だったら危険を顧みず行きたくなっちゃいますね。今年奥穂高岳だけならいいかなと行ってみようと思っていましたがチャンスを逃してしまいました。Alzhikerさんのレコをみて来年こそは行くぞと思いました。綺麗な写真とても楽しめました。ありがとうございました。
Etsunoさん、こんにちは。
来年是非行ってみて下さい。
Etsunoさんは槍ヶ岳を経験しているので奥穂高岳と涸沢岳は全く問題なく登れます。心配ありませんよ 。
季節は涸沢の紅葉の時期が良いと思います。私は今回一週間ほど遅くて残念でした。
来年、Etsunoさんの奥穂高岳と涸沢の紅葉のレコが上がるのをを楽しみにしています。
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