3193北岳&3190間ノ岳

2018年10月07日(日) 〜 2018年10月08日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.1km
• 登り: 2,205m
• 下り: 2,206m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:56

9:30 広河原インフォメーションセンター
10:01 白根御池分岐
11:38 12:00 大樺沢二俣
14:03 14:20 八本歯のコル
14:48 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
15:26 北岳山荘

2日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 3:20
• 合計: 9:25

5:05 北岳山荘
5:36 5:55 中白根山
6:43 7:10 間ノ岳
8:24 9:24 北岳山荘
10:05 10:24 吊尾根分岐
10:26 10:54 北岳
11:20 11:54 北岳肩ノ小屋
12:12 小太郎尾根分岐
12:23 草すべり分岐
13:15 13:28 大樺沢二俣
14:25 広河原山荘
14:30 広河原インフォメーションセンター

天候

7日:晴れ。台風一過の強風→無風
8日:晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特になし。
トラバース道にお花が手向けられていました。ご冥福をお祈りいたします。

写真

前日は芦安車中泊。23時に到着すると、第2駐車場に最後の一台で停めることができ、ラッキー(^^)！。
台風25号の経路を心配しながら迎えた当日でしたが、山頂の強風は段々弱まる予報を信じて、芦安を出発しました。
広河原行きのバスは、5:15の始発は増発も出て4台が運行された様子でした。大混雑の感じはなく、6:30の乗合いタクシーでスムーズに広河原に向かいました。

バス中から、雲がなければ三山が見えるスポットとのことで、運転手さんが車を止めてくれました。あそこに着く頃には雲も晴れるに違いない、と強気で期待。

広河原では結構風が吹いていました。さあ、出発です。

台風21号の後には通行不可になっていた大樺沢ルートですが、今は通行出来るということなのでこちらをチョイス。

沢ルートは橋を7-8回を渡ります。

快晴に気持ちがあがる〜?。

最近かけたような新品な橋もあり、登山道の整備に素早く対応して下さる山の関係の方々に感謝。風の強さは、リボンがなびく位。

10/7 10:58

山荘から下山して来た方に聞いたところ、今朝は強風で小屋の外にも出られない程だったそう。視界も悪く残念そうでした。返す言葉がありません。

樹林帯か終わる辺りは紅葉が綺麗でうっとり。だけど撮影能力が赤ちゃんなので、写真にするとインスタ萎え〜。

ドーンと北岳が現れました。

10/7 11:16

あのコルまで。

青空で気持ちいい(*^^*)。風も程よく快適です。二俣までもうちょっと。

振り向くと早川尾根と顔を出した鳳凰三山の一部。

二俣到着。北岳山荘までの標高を、ここまでで半分位登ってきたようです。

引き続き沢沿いを登ります。

梯子がでてくるとコルまでもう少し、と 過去に2回登って記憶していましたが。。。

真相は伝わり難い写真ですが、切れ落ちて足がすくむ状況です。慎重に歩けば大丈夫。

コルに着いたかなっ。と期待してしまうシチュエーションが何度か。

八本歯のコルに到着〜。今日のオシゴト終わった気分^_^。

10/7 14:15

間ノ岳と北岳山荘。ここからの開放感(解放感?)満点な眺めは最高です?。頑張ったカラダにアミノバイタル贅沢版。

しばし、登ります。

和む。

ぐっとがまんして登ります。

無になり登ります。

トラバース道との分岐にでましたー。

目前に早川尾根。高嶺への登りはかなりのようです。とんがっているのは地蔵岳のオベリスク。

鳳凰三山方面

池山吊尾根。

農鳥岳からの大唐松尾根でしょうか。

手前は間ノ岳からの弘法小屋尾根、後ろは農鳥岳からの大松尾尾根。

農鳥岳。

農鳥岳、間ノ岳。

間ノ岳、中白根山と北岳山荘。

北岳を見上げる

トラバース道はなかなかの急斜面を横切ります。

足元キレてます。慎重に。。

小屋までの二重山稜は気持ちイイ^_^

今日の目的地に到着。写真はお世話になる山荘向かいの北岳診療所。夏シーズンには昭和大学のDr.と医学生が詰めているので、心強そうです。

17:40。雲海に囲まれました。

おはようございます。5:00出発。風やや強いです。ぽっきり折れそうな細い月が紺青の空に張り付いていました。

中白峰山。3000m超えの3055m。昭文社の山地図では中白根山なのですが。。

雲海が広がり、波打ち際の浜辺のようです。頭が出ているのは、ボーコン沢の頭かな。

10/8 5:46

今日の日の出は5:45。大地？の目覚めに見とれます。

10/8 5:48

フレッシュ太陽と富士山。

中央アルプス方面も幻想的です。

焼ける北岳。

歩いてきた道。

間ノ岳到着。 奥穂高岳と並んで、今は日本で標高三位。

10/8 6:58

仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳、北岳をバックに三角点。

富士山方面。

農鳥岳。

10/8 7:02

荒川岳、塩見岳とそこから始まる仙塩尾根。

10/8 7:03

中央アルプス。

仙丈ヶ岳。

10/8 7:07

2週前に登った甲斐駒ヶ岳は意外と遠くに見えました。

向かう北岳。

北岳山荘で大休止の後、いざ北岳へ。

火星を思わせる荒涼とした山肌。

ビクトリーロードは今回の主役に先を行ってもらいます。

日本で標高2番目の山、北岳にやって来ました^_^。

10/8 10:53

最近「点の記」を見てから気になるようになっています。三角点。

雲海の迫力がタダモノでない。

ワカモノの真似してオバサンもやってみました。

さあ下りましょう。

両俣小屋までのルートは通行止めとのこと。

10/8 11:54

肩の小屋で手持ちの食料が底を尽き、初めて小屋食を頂く。「うどん1000円」とは何うどんなのか？。でも山だから期待しないで待とう、と娘と話していたらやって来たうどんにはキツネとお月と山菜が同居していて、豪華さにテンション上がりました(o^^o)。写真なくてスミマセン。

いよいよ眺めがなくなってしまいました。

草すべりと右俣の分岐。程なくして沢音が聞こえますが、延々とつづらを下ります。

しの字で並ぶダケカンバ。

ガスに霞む紅葉もいいかんじです。

沢沿いに下り始めると、二俣は近いです。

二俣から先の来た道は、分かっているので気楽に下りました。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

taromii

来春の就職前にやりたい事を叶える日々を送る、娘のリクエストに応え、7月の富士山山行に続き、標高2番目の北岳に登りました。3番目は今や奥穂高岳だけではなくなったので、合わせて間ノ岳にも足を延ばしました。
台風一過の強風が心配でしたが、いい具合に好天に恵まれて期待以上。そして娘は高山病に襲われながらも、日本の山金銀銅を手に入れ、達成感満点の山行になったようでした。
娘とはゆっくりと時間を共にすることが出来て、至福の2日間でしたが、甘いハナシや深い話に没頭しながら歩くには北岳・間ノ岳はちと厳しい山でした。