北岳・間ノ岳
- GPS
- 13:22
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 3,311m
- 下り
- 3,304m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:58
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道です。 稜線上など多少の岩場などありますが、注意して進めば問題ありません。 |
その他周辺情報 | 金山沢温泉を利用しました。大人一人850円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
アイゼン
|
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感想
紅葉のさなかの北岳に登ってきました。
10月の平日でしたが、芦安の市営第二駐車場は八割がた埋まっていて、さすが北岳と妙な感心をします。
乗り合いタクシーに乗り広河原に降りると正面に北岳。雲一つない青空。良い日和でした。
二週間ほどたったとはいえ、強烈だった台風24号の影響がやや心配でしたが、ありがたいことに主な登山道は整備され、問題なく通れる状況でした。ただ生々しく折れた木も所々にあり、強い台風だったんだなあとあらためて思います。
登山口からしばらくは樹林の中を登っていきますが、白根御池小屋分岐を過ぎて大樺沢を登るようになると真正面に北岳が見えるので気分がいいです。
広河原から大樺沢二俣あたりまでが紅葉のピークで、沢沿いを登っている途中、左右に目を転じると赤や黄いろい色づいた山肌が広がりとてもきれいでした。
また振り返ると鳳凰三山が見える、どの方向を見ても飽きないのでテンションも上がります。
八本歯のコルまで上ると風が強くなりました。北岳・間ノ岳の稜線上でも始終西から吹き上げる風が強かったです。
1日目は吊尾根分岐から間ノ岳まで行き、北岳山荘に宿泊する計画でしたが、天気予報によれば翌日は崩れるとのこと。そのためこの日に北岳も登っておくことに。
北岳山頂まで登ってみるとガスが上がってきてしまい視界は180度ほど。ただぼちぼちガスが切れたりしたので展望もそれなり。ほどほどに堪能して間ノ岳に向かいました。
八本歯のコルから見たときは間ノ岳にガスがかかってましたが、北岳山頂から見るとガスが抜けている模様だったので、急げやいそげ。ちなみに吊尾根分岐まで下って振り返ると北岳のガスが抜けていました。あと15分のんびりしていれば……
少し前にやった「NHK にっぽん百名山 北岳・間ノ岳」で北岳から間ノ岳の縦走路を「天空の遊歩道」とか言っていたので、きっと穏やかな道だろうと思っていたら急坂はあるし岩場はあるしで普通に山道でした。おのれNHK……。おまけに西風がずっと強く、斜面のトラバースは少し恐怖でした。
そんなこんなで間ノ岳に到着したものの、再びガスってしまい展望はなし。15分前までは縦走路から山頂が見えていたので、北岳に登っていなければと若干後悔。しばらく粘ってましたがガスが晴れそうもなかったので退散しました。
北岳山荘に向かう途中で振り返ると間ノ岳の山頂が見えました。あと15分粘っていれば……。今回は間が悪い巡りあわせでした。
北岳山荘について休んでいると天気は下り坂。ぽつぽつ小雨も降ってくるし、山荘の方からも翌日はよくないと聞き、雨の中下山する覚悟をして就寝。
翌日起きてみると雲は多いもの雨は上がっていました。地面や岩も濡れていなかったので、そんなに降らなかった模様。
御来光もきれいに見えました。
この日は計画通りに北岳を経由して広河原に下ります。山行二回目の北岳。雲海が広がるなか佇む富士山なども見え満足。返す返す昨日登る意味はなかったな、と。
広河原12時発のバスで帰る予定でしたが、頑張れば10時のバスで何とかなりそうとの思惑で下山を急ぐことに。
白根御池小屋から広河原までの樹林帯が紅葉を一番感じられました。視界には赤や黄色に色づく梢が飛び込んできますが、時間がないので十分に堪能できず、後ろ髪をひかれながら道を急ぎました。
なんやかやでギリギリ10時のバスに間に合い、帰途に。北岳を堪能した二日間でした。
草すべりあたりで足元は枯草ばかりでしたが、夏はあれが全部青いのならばさぞ壮観だろうと。今度は花の時期に来たいと思いました。
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