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Yamareco

記録ID: 1612236
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳・間ノ岳

2018年10月10日(水) 〜 2018年10月11日(木)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
13:22
距離
25.7km
登り
3,311m
下り
3,304m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:58
休憩
1:00
合計
8:58
6:29
6:29
14
6:43
6:50
77
8:07
8:09
100
9:49
9:58
26
10:39
10:39
15
10:54
11:05
34
11:39
11:39
16
11:55
11:55
19
12:14
12:14
36
12:50
12:55
51
13:46
14:09
51
15:00
15:00
19
15:19
2日目
山行
3:46
休憩
0:37
合計
4:23
5:37
35
6:26
6:26
13
6:39
6:58
12
7:10
7:12
8
7:20
7:23
13
7:36
7:43
5
7:48
7:49
48
8:37
8:38
69
9:47
9:48
7
9:55
9:55
5
10:00
ゴール地点
天候 晴れ・曇り
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
芦安の市営無料駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
整備された登山道です。
稜線上など多少の岩場などありますが、注意して進めば問題ありません。
その他周辺情報 金山沢温泉を利用しました。大人一人850円
広河原で乗り合いタクシーを降りると真正面に北岳。あそこまで行くのかぁ、って感じです。雲一つなく晴れていて気分も上々でした
広河原で乗り合いタクシーを降りると真正面に北岳。あそこまで行くのかぁ、って感じです。雲一つなく晴れていて気分も上々でした
野呂川にかかるつり橋を渡ります。いざ!
野呂川にかかるつり橋を渡ります。いざ!
しばらく林の中を行く。穏やかな道なのでウォームアップできました
しばらく林の中を行く。穏やかな道なのでウォームアップできました
最初の分岐につきました。二俣ルートで登ります。左へ
最初の分岐につきました。二俣ルートで登ります。左へ
ぼちぼち急登も出てきます
ぼちぼち急登も出てきます
登山道が小さな沢に
登山道が小さな沢に
広河原から二俣まで紅葉のピークでした
広河原から二俣まで紅葉のピークでした
何回か渡渉しました。橋に水がかかっている……
何回か渡渉しました。橋に水がかかっている……
沢沿いに出ると見晴らしがいいです。顔を上げると正面に北岳を望みながら登れます
沢沿いに出ると見晴らしがいいです。顔を上げると正面に北岳を望みながら登れます
振り返ると鳳凰三山
振り返ると鳳凰三山
左右は紅葉とどこを見ても良い景色
左右は紅葉とどこを見ても良い景色
トイレが見えてきました
トイレが見えてきました
大樺沢二俣に到着。八本歯のコルに向かいます。左へ
大樺沢二俣に到着。八本歯のコルに向かいます。左へ
八本歯のコルまでの登り。ガレガレです
八本歯のコルまでの登り。ガレガレです
ホタルブクロがちょっと残ってました。花は流石にもう終わりです
ホタルブクロがちょっと残ってました。花は流石にもう終わりです
梯子につきました。雨だと滑って危ないようですが、晴れていたのでスイスイ行けます。
梯子につきました。雨だと滑って危ないようですが、晴れていたのでスイスイ行けます。
大迫力のバットレス。登ろうと考える人も、実際に登れちゃう人もすごいです。これまで快晴だったのですが、この辺りから雲が流れてきました
大迫力のバットレス。登ろうと考える人も、実際に登れちゃう人もすごいです。これまで快晴だったのですが、この辺りから雲が流れてきました
梯子が続く
鳳凰三山がここまで見えるようになりました。地蔵岳のオベリスク! 遠くには八ヶ岳!
鳳凰三山がここまで見えるようになりました。地蔵岳のオベリスク! 遠くには八ヶ岳!
八本歯のコルに到着。西風がとても強かったのでダウンやら防寒着を装着
八本歯のコルに到着。西風がとても強かったのでダウンやら防寒着を装着
富士山も登場
トラバース道分岐に到着。北岳山荘に泊まる予定でしたが、トラバース道は工事中とのことで、吊尾根分岐まで行きます
トラバース道分岐に到着。北岳山荘に泊まる予定でしたが、トラバース道は工事中とのことで、吊尾根分岐まで行きます
吊尾根分岐までの道を見上げる
吊尾根分岐までの道を見上げる
吊尾根分岐に到着。この日は間ノ岳まで行き、北岳は翌日登る予定でしたが、予報だと明日の天気は思わしくない模様。思いの外ここまで早く来れたので、天気の良いこの日のうちに北岳も登ってしまうことに
吊尾根分岐に到着。この日は間ノ岳まで行き、北岳は翌日登る予定でしたが、予報だと明日の天気は思わしくない模様。思いの外ここまで早く来れたので、天気の良いこの日のうちに北岳も登ってしまうことに
鎖場が出現
北岳登頂しました! あいにくガスが多めでした。吊尾根分岐から見上げた時はスッキリしていたのに……
北岳登頂しました! あいにくガスが多めでした。吊尾根分岐から見上げた時はスッキリしていたのに……
山頂からの鳳凰三山
山頂からの鳳凰三山
甲斐駒方面は雲の中。うっすら鋸岳は見えます
甲斐駒方面は雲の中。うっすら鋸岳は見えます
仙丈ケ岳はてっぺんが雲隠れ
仙丈ケ岳はてっぺんが雲隠れ
仙塩尾根、中央アルプス
仙塩尾根、中央アルプス
当初の予定通り間ノ岳に向かいます。間ノ岳ガスの中だなー
当初の予定通り間ノ岳に向かいます。間ノ岳ガスの中だなー
北岳山荘横から先を眺めて。稜線の西(写真右手方向)から吹き上がる風が強くてつらい
北岳山荘横から先を眺めて。稜線の西(写真右手方向)から吹き上がる風が強くてつらい
中白峰山
間ノ岳。静岡市最高峰にやってきました! しかし真っ白で寒かったです。しばらく待ちましたが晴れる様子もないため引き返します。
間ノ岳。静岡市最高峰にやってきました! しかし真っ白で寒かったです。しばらく待ちましたが晴れる様子もないため引き返します。
5分に10秒ほどガスが切れました。一瞬見えた農鳥方面
5分に10秒ほどガスが切れました。一瞬見えた農鳥方面
間ノ岳からの帰り道、宿泊予定の北岳山荘に向かいます。甲斐駒はこの時だけ見えました。
間ノ岳からの帰り道、宿泊予定の北岳山荘に向かいます。甲斐駒はこの時だけ見えました。
同じく仙丈ケ岳。女王様がはっきり見えたのはこの時だけ。恥ずかしがりですね
同じく仙丈ケ岳。女王様がはっきり見えたのはこの時だけ。恥ずかしがりですね
宿泊した北岳山荘。お世話になりました
宿泊した北岳山荘。お世話になりました
御来光と雲海と富士山
御来光と雲海と富士山
御来光が見れました。前夜は天気が悪く、半ば諦めていたので喜びもひとしお
御来光が見れました。前夜は天気が悪く、半ば諦めていたので喜びもひとしお
朝焼けの北岳
間ノ岳方面。今登ったら気持ちがよかっただろうに……
間ノ岳方面。今登ったら気持ちがよかっただろうに……
吊尾根分岐まで来ました。昨日の今頃は広河原から見上げていたのに、としみじみ
吊尾根分岐まで来ました。昨日の今頃は広河原から見上げていたのに、としみじみ
北岳山頂再訪(約19時間ぶり)
北岳山頂再訪(約19時間ぶり)
山頂からも雲海と富士山! きれいでした。この後すぐガスで見えなくなってしまったので、ギリギリでした
山頂からも雲海と富士山! きれいでした。この後すぐガスで見えなくなってしまったので、ギリギリでした
下山します。草すべり経由なので、まずは肩の小屋に向かいます
下山します。草すべり経由なので、まずは肩の小屋に向かいます
両俣小屋分岐
写真の真ん中あたり、ガスの中に肩の小屋の屋根が見えていました
写真の真ん中あたり、ガスの中に肩の小屋の屋根が見えていました
肩の小屋通過。広河原12時発のバスに乗る予定でしたが、急げば10時発に間に合いそう、と企み足を速める
肩の小屋通過。広河原12時発のバスに乗る予定でしたが、急げば10時発に間に合いそう、と企み足を速める
小太郎尾根分岐。正面に鋸岳、その右に続いているはずの甲斐駒は今回ずっとこんな感じで雲の中でした
小太郎尾根分岐。正面に鋸岳、その右に続いているはずの甲斐駒は今回ずっとこんな感じで雲の中でした
小太郎尾根分岐から草すべりへ。正面の見下ろせていた鳳凰三山が段々と目線の高さに
小太郎尾根分岐から草すべりへ。正面の見下ろせていた鳳凰三山が段々と目線の高さに
右俣・草すべりの分岐
右俣・草すべりの分岐
黄葉がきれいです
黄葉がきれいです
白根御池
白根御池小屋を通過します
白根御池小屋を通過します
正面の樹林に入っていきます
正面の樹林に入っていきます
樹林は紅葉が盛り
樹林は紅葉が盛り
展望の乏しい樹林帯歩きだと、飽きが来るのも早いですが、紅葉がきれいだったので今回は飽きずに歩いてました
展望の乏しい樹林帯歩きだと、飽きが来るのも早いですが、紅葉がきれいだったので今回は飽きずに歩いてました
白根御池小屋分岐に帰還。10時まであと10分。かなり焦る
白根御池小屋分岐に帰還。10時まであと10分。かなり焦る
9時55分、広河原橋に何とか到着
9時55分、広河原橋に何とか到着
振り返ると北岳は雲の中。今度は花の季節にまた来ようと思います
振り返ると北岳は雲の中。今度は花の季節にまた来ようと思います

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック アイゼン

感想

紅葉のさなかの北岳に登ってきました。
10月の平日でしたが、芦安の市営第二駐車場は八割がた埋まっていて、さすが北岳と妙な感心をします。

乗り合いタクシーに乗り広河原に降りると正面に北岳。雲一つない青空。良い日和でした。
二週間ほどたったとはいえ、強烈だった台風24号の影響がやや心配でしたが、ありがたいことに主な登山道は整備され、問題なく通れる状況でした。ただ生々しく折れた木も所々にあり、強い台風だったんだなあとあらためて思います。

登山口からしばらくは樹林の中を登っていきますが、白根御池小屋分岐を過ぎて大樺沢を登るようになると真正面に北岳が見えるので気分がいいです。
広河原から大樺沢二俣あたりまでが紅葉のピークで、沢沿いを登っている途中、左右に目を転じると赤や黄いろい色づいた山肌が広がりとてもきれいでした。
また振り返ると鳳凰三山が見える、どの方向を見ても飽きないのでテンションも上がります。

八本歯のコルまで上ると風が強くなりました。北岳・間ノ岳の稜線上でも始終西から吹き上げる風が強かったです。
1日目は吊尾根分岐から間ノ岳まで行き、北岳山荘に宿泊する計画でしたが、天気予報によれば翌日は崩れるとのこと。そのためこの日に北岳も登っておくことに。
北岳山頂まで登ってみるとガスが上がってきてしまい視界は180度ほど。ただぼちぼちガスが切れたりしたので展望もそれなり。ほどほどに堪能して間ノ岳に向かいました。

八本歯のコルから見たときは間ノ岳にガスがかかってましたが、北岳山頂から見るとガスが抜けている模様だったので、急げやいそげ。ちなみに吊尾根分岐まで下って振り返ると北岳のガスが抜けていました。あと15分のんびりしていれば……

少し前にやった「NHK にっぽん百名山 北岳・間ノ岳」で北岳から間ノ岳の縦走路を「天空の遊歩道」とか言っていたので、きっと穏やかな道だろうと思っていたら急坂はあるし岩場はあるしで普通に山道でした。おのれNHK……。おまけに西風がずっと強く、斜面のトラバースは少し恐怖でした。
そんなこんなで間ノ岳に到着したものの、再びガスってしまい展望はなし。15分前までは縦走路から山頂が見えていたので、北岳に登っていなければと若干後悔。しばらく粘ってましたがガスが晴れそうもなかったので退散しました。
北岳山荘に向かう途中で振り返ると間ノ岳の山頂が見えました。あと15分粘っていれば……。今回は間が悪い巡りあわせでした。

北岳山荘について休んでいると天気は下り坂。ぽつぽつ小雨も降ってくるし、山荘の方からも翌日はよくないと聞き、雨の中下山する覚悟をして就寝。

翌日起きてみると雲は多いもの雨は上がっていました。地面や岩も濡れていなかったので、そんなに降らなかった模様。
御来光もきれいに見えました。
この日は計画通りに北岳を経由して広河原に下ります。山行二回目の北岳。雲海が広がるなか佇む富士山なども見え満足。返す返す昨日登る意味はなかったな、と。

広河原12時発のバスで帰る予定でしたが、頑張れば10時のバスで何とかなりそうとの思惑で下山を急ぐことに。
白根御池小屋から広河原までの樹林帯が紅葉を一番感じられました。視界には赤や黄色に色づく梢が飛び込んできますが、時間がないので十分に堪能できず、後ろ髪をひかれながら道を急ぎました。
なんやかやでギリギリ10時のバスに間に合い、帰途に。北岳を堪能した二日間でした。
草すべりあたりで足元は枯草ばかりでしたが、夏はあれが全部青いのならばさぞ壮観だろうと。今度は花の時期に来たいと思いました。

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