GW立山 雷鳥沢キャンプ



- GPS
- --:--
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,650m
コースタイム
天候 | 3日間快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
◼Day-7
GW突入前の金曜日、毎日アルペンで扇沢入りを計画してましたが、リーダーから18時に連絡があり、想定以上の40cmほどの降雪で翌日以降に雪崩の危険があり、予定をキャンセルすることに (泣)。仕方なく新橋で残念会をして帰宅。その後GW後半の予報を見て、5/3夜の扇沢行きで再トライすることに。
◼Day0
毎日アルペンは初の利用でした。都庁大型バス駐車場はあまり人がいなくて、小型バスの乗客は半分程度、1人で2席利用でき快適でした。
◼Day1
扇沢で降りたのは僕ら2人くらい、アルペンルートの切符売り場はこの時点で数人並んでる状態でしたが、発売時は200人ほどに増えてました。始発バスに乗れ室堂へ。
雷鳥沢キャンプ場では1日前入りしてる山友さんが張っている雪の城壁内に2つテントを張り、奥大日岳へ。
この日は雲ひとつない快晴無風の登山日和、朝立ちの登山者はあらかた下山した後だったので、殆ど人がいない状態。途中の小ピークをトラバースした跡がありましたが、足を踏み外すと滑落のリスクがあるので、小ピークは越えていきました。途中、肩まで踏み抜き、脱出に苦労しましたが、雪面の亀裂や空洞化してる所もありました、注意。
テン場に戻り、山友さんと合流、雪のテーブルを作り宴会。この日は陽が沈むまで終始快晴無風でしたが、陽は沈むと0度近くまで下がり、テント内でシュラフに包まっても震えが止まらず、小屋へ避難しようか迷うくらい。ただ、ダウンの下が薄い肌着のみ、カイロも使わず、防寒が足りてなかった。翌日夜は肌着の重ね着+背中カイロでぬくぬくでした。2日とも夜間はテント内で0度程度、山道マット+2番シュラフ+上下ダウン+フリースルームシューズで十分でした。
◼Day2
この日は立山縦走の周回コース。剱御前小屋まではトラバースせず稜線を直登して、最後に右方向への小さい尾根を伝って行った方が安全だと思いました。小屋の方が立てた旗もそのルートになってます。剱御前小屋から先は雪の下の空洞化や亀裂が所々にあるので、踏み抜かないよう場合によっては露出してる夏道の方が安全かもしれません。別山南峰の巻道は残雪時危険という看板があり、ハイマツも出てるしトラバースぎみだけど大丈夫じゃないかと進みましたが、その先で雪庇があり、先が見えないので、途中から直登して山頂経由で進みました。その後雄山まではその他に危険な所はなく、無事雄山山頂に到着。一ノ越山荘から上がってきた登山者が多く、このルートで初めて人の多い区間になってました。山荘までは夏道が露出してたので、早々にアイゼンを外しましたが、所々で少しだけ雪があり降りにくい箇所も。山荘でカレー食べるつもりでしたが軽食はなく、カップラーメンを注文。山荘からテン場までは室堂を経由せず、雷鳥沢に沿って出来てるルートの方がUpDownなく早いです。
◼Day3
この日は帰るだけの日。テン場の他の人達もそんな感じでした。僕らはみくりが池温泉♨に入るつもりだったので、7:30過ぎにテン場を後にしましたが、残りのテントは数張りで、少し寂しい感じに。8:40に温泉少し早く入れるか小屋のオヤジさんに聞いてみると、掃除中で一切手抜きしてないからまだ入れないとピシャリ。缶ビール飲んで待ってると、少し早く入れていただきました。シャンプーあり、窓からの景色も望め、良い温泉ですね。少し離れた洗面所にドライヤーもあり。みくりが池温泉から先は観光客が多く登山者は少数派。10:20頃のトロリーバスで立山ともお別れ。改札の近くにゴミ集積所があるのでゴミ捨てて乗車。
黒部ダムでは日本人は少数派。海外の観光客はGW関係ないからですかね。レストラン入るのにザックをデポしたら、この大きいザックはなぜここに置いてあるのとジロジロ見られました。ここは外国と考えたらデポしない方がいいかもしれません。
信濃大町駅到着数分前に松本行きが発車。次の電車は1:20後、なんだこのつなぎの悪さは! 仕方ないので商店街の酒の大町へ。ここのオヤジさん、昔は色々登ってたらしく、北岳から光岳まで縦走したもんだと武勇伝も。色々試飲させていただきました。大雪渓の原酒はここ以外じゃ買えないアイテムとかで、濃いけど美味しかったです。同行のNさんは宅急便で購入。僕は帰山(きざん)の純米吟醸の4合瓶を買ってしまいました。甘じょっぱいよというから今時の甘酸スタイルかと思いきや本当にただ甘じょっぱい感じ。信濃大町駅構内で立ち飲みしてましたが、待合室の中にそば屋があったので、日本酒持ち込みで特製もりそばだったかな?を注文、美味い!松本からあずさに乗り換え帰宅しました。
◼その他ギア情報など
◯ビーコン
新宿のやまどうぐ屋という所でマムートのビーコンをお借りしました。当初GW前半の日程でしたが、降雪で延期したため、お店に事情を説明した所、運良くその後の予約が入っておらず、今回特別に延長利用させていただくことができました。雪崩時の機器であるビーコンで、雪崩の危険を回避するための日程変更という所がポイントだったと思います。
◯スコップなど
アルミスコップ高いのでアマゾンで探すと、クーポン利用で700円の中華スコップを発見。バリが多めだったけど、使用に全く問題なしでした。大きさも雪上テン泊用のアレで、取っ手も分離できます。中華ゾンデ棒も探しましたが見つからず。中華ブリザードステイクはたくさん種類があったので購入したけど、本家に比べて大きくて重いのでこちらはイマイチ。
◯自撮り棒
古くて新しいアイテム。子供のを借りて山に初めて持って行きましたがヒットアイテムでした!奥大日岳や別山では他の登山者もいなくて撮影頼めなかったので、自撮り棒で僕ら2人で自撮り。背景に剱岳入れたり思いのままで超便利。iPhone8はアナログジャックがないけど、普段使ってるイヤホン用アナログ変換ケーブルをかますと、自撮り棒の手元のシャッターボタンが使えました。
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