重太郎新道から前穂高〜奥穂高〜涸沢岳周遊

2019年09月06日(金) 〜 2019年09月07日(土)

• GPS: 17:22
• 距離: 27.6km
• 登り: 2,190m
• 下り: 2,177m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:50
• 合計: 9:23

5:33 上高地バスターミナル
6:02 6:02 岳沢湿原・岳沢登山口
6:31 6:35 7番標識
7:49 7:54 岳沢小屋
10:13 10:52 紀美子平
11:11 11:37 前穂高岳
12:00 12:14 紀美子平
13:35 13:36 南稜の頭
13:59 14:20 穂高岳
14:56 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 0:26
• 合計: 7:58

5:44 穂高岳山荘
6:18 6:19 涸沢岳
6:36 6:42 穂高岳山荘
7:34 7:35 ザイテングラート
7:50 7:53 パノラマ分岐
8:17 8:27 涸沢小屋
8:32 8:33 涸沢
8:55 8:55 Sガレ
9:49 9:49 本谷橋
10:22 10:22 横尾岩小屋跡
10:38 10:39 横尾 (横尾山荘)
11:17 11:18 新村橋(パノラマ分岐)
11:49 11:49 徳澤園
12:26 12:27 徳本口(徳本峠分岐)
12:31 12:31 明神館
12:35 12:35 明神橋
12:47 12:47 嘉門次小屋
13:24 13:25 岳沢湿原・岳沢登山口
13:37 13:37 河童橋
13:42 上高地バスターミナル

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

さわんど第二駐車場を利用。
沢渡から上高地まではタクシー利用（定額4200円）が便利です。
私の場合、行きは駐車場でお声がけいただき5人乗合でひとり840円。帰りはバスターミナルで同乗者を探し4人乗合でひとり1050円でした

コース状況／危険箇所等

岳沢から涸沢までザレ場やガレ場・岩登りが続き、梯子や鎖場も多いコースです。気を抜くと滑落・転倒の危険もあります。ヘルメットは必ず着用しましょう。また、道迷いの危険もありますのでペイントマークを見落とさないよう慎重に歩いてください。

写真

9/6 5:33

ガスがかかったバスターミナルを出発

9/6 5:38

河童橋を渡るころにはガスも晴れてきて

9/6 5:40

今日はいいお天気になりそうです

9/6 5:57

明神池に続く自然探勝路を進みます

9/6 5:58

右を流れる梓川がとてもきれい

9/6 6:01

自然探勝路と分かれ、岳沢方面へ

9/6 6:01

岳沢登山口

9/6 6:06

いよいよ登りにかかります

9/6 6:21

樹林帯の中、次第に勾配がきつくなります

9/6 6:36

天然クーラーは故障中？ほぼ無風でした

9/6 6:43

一旦、岳沢に出ます

9/6 7:03

正面に天狗岩、ジャンダルム

9/6 7:10

歩きやすい階段になりました。疲れた足にはありがたい

9/6 7:30

肉眼では下の沢の対岸の林の中に岳沢ヒュッテが見えました

9/6 7:36

岳沢ヒュッテに到着

9/6 7:37

上高地の向こうには乗鞍岳。左に霞沢岳、右に焼岳

9/6 7:54

水を補給して岳沢ヒュッテを出発

9/6 7:57

テン場を抜けて

9/6 8:05

草付きの道を九十九折に登ります

9/6 8:14

岩場が出てきました

9/6 8:22

岩場を登り、岩の間を抜けて進みます

9/6 8:24

長い鉄梯子が出てきました

9/6 8:31

その先、短い木の梯子を越え、少し登ると

9/6 8:48

カモシカの立場に着きました

9/6 8:46

焼岳の高さを越えたかな

9/6 8:47

ジャンダルム・吊り尾根の岩壁が迫ります

9/6 8:47

正面の壁を斜め上へと登って行きます

9/6 8:53

再び鉄梯子が出てきました。すぐ上にも鉄梯子があります

9/6 8:58

比較的緩勾配の鎖場です

9/6 9:05

岩場をよじ登ります

9/6 9:19

通り過ぎた岳沢パノラマを振り返ります。焼岳もだいぶ下になりました

9/6 9:24

前穂高岳が近づいてきました

9/6 9:38

梯子状に囲われたガレ場を登ります

9/6 9:50

雷鳥広場を通過

9/6 9:57

小さなコブを越えて振り返り撮影。コブにかかった鉄梯子を下ってきました

9/6 10:05

スラブ状の鎖場を登ると

9/6 10:09

紀美子平に到着です

9/6 10:21

すぐ下のリッジ状の道を上がってきました

9/6 10:56

ザックをデポして前穂高に挑戦

9/6 11:17

一等三角点の前穂高山頂に到着

9/6 11:19

槍ヶ岳の右には雲が掛かった後立山の峰々。下方には鋭い北尾根を登る登山者の姿も見えます

9/6 11:19

表銀座から連なる常念山脈

9/6 11:20

遥か下方に岳沢ヒュッテの赤い屋根も見えます

9/6 11:20

西穂高岳から奥穂高岳へと連なる岩峰。吊尾根の登山道もよく見えます

9/6 11:54

紀美子平へと下ります

9/6 12:01

一息入れて奥穂高岳へ出発

9/6 12:13

吊尾根の登山道に入ります

9/6 12:15

ペイントに従い岩登り

9/6 12:18

岩壁に沿って進みます

9/6 12:27

歩き易くなりました

9/6 12:29

上高地側をトラバースするように道が伸びています

9/6 12:30

前穂高岳へのバリルートの分岐だそうです

9/6 12:36

トラバースはさらに続きます

9/6 12:40

次第に勾配がきつくなり

9/6 12:46

吊尾根の稜線へと上がっていきます

9/6 12:49

稜線上に立つと右に涸沢カールが見えました

9/6 13:02

再び上高地側のトラバースになりました

9/6 13:09

ガスが濃くなり視界が無くなってきました

9/6 13:12

登山道は左傾斜の岩場に続いています

9/6 13:23

岩場の登攀。上部は鎖場になっています

9/6 13:30

右のV字に切れた岩の間が鎖場になっています

9/6 13:36

振り返ると吊尾根から登ってくる登山者が見えます

9/6 13:38

南陵の頭に出ました

9/6 13:38

やっと奥穂高岳山頂が見えてきました

9/6 13:44

南陵の頭からなだらかな道を進み

9/6 13:53

奥穂高岳山頂GET。ガスに包まれ展望がないのが残念ですが、これにて日本百名山達成です

9/6 14:19

しばらく待ちましたがガスは晴れず下山開始

9/6 14:29

ガレ場を下って行くと

9/6 14:37

下方に穂高岳山荘が見えました

9/6 14:48

切り立った鎖場。足場ボルトを頼りに下ります

9/6 14:49

続いて鉄梯子。かなり高度感がありました

9/6 14:53

本日の宿、穂高岳山荘に到着

9/6 15:15

何はともあれ百名山達成に乾杯

9/7 5:21

あ〜さ〜

9/7 5:43

昨日下ってきた奥穂高岳への道。やっぱり切り立っていますね

9/7 5:43

小屋の北には涸沢岳

9/7 5:44

下山前に登ってみます

9/7 5:59

15分ほどで涸沢岳山頂へ

9/7 6:00

北穂高岳・槍ヶ岳の奥には剱・立山、後立山連峰の山々がバッチリ

9/7 6:00

北穂高岳の向こうには燕岳から常念岳へ連なる峰々

9/7 6:00

常念山脈の向こうには浅間山・四阿山も望めます

9/7 6:02

奥穂高から昨日歩いた吊尾根を挟んで前穂高

9/7 6:03

南アルプス・鳳凰山の奥には富士山も見えました

9/7 6:07

中央奥は白山。笠ヶ岳の麓には影涸沢岳？

9/7 6:07

笠ヶ岳から弓折岳に延びる稜線の向こうに、黒部五郎・双六岳・薬師岳

9/7 6:07

今日はオールスター揃い踏みの大絶景でした

9/7 6:22

大絶景を満喫して穂高岳山荘へ下ります

9/7 6:42

お世話になった穂高岳山荘ともお別れ

9/7 6:42

涸沢へと下ります

9/7 6:47

ザイテングラードの下り

9/7 7:32

ザイテングラードの基部には、たくさんの人が休んでいました

9/7 7:47

ザイテングラードからまっすぐに延びた登山道を下り

9/7 8:11

涸沢小屋に到着

9/7 8:26

小屋で一息いれて横尾へと向かいます

9/7 8:31

お馴染みの風景。あと数週間で素晴らしい紅葉に包まれるのでしょう

9/7 8:41

横尾谷へと下ります

9/7 9:05

ここでの休憩はご法度。落石注意です

9/7 9:38

本谷橋が見えてきました

9/7 9:47

本谷橋は涸沢〜横尾間のほぼ中間点なんですね

9/7 10:14

整備された階段を下ると

9/7 10:18

横尾岩小屋跡を通過

9/7 10:34

立派な橋を渡れば

9/7 10:38

横尾に到着。上高地まで残り11Km

9/7 11:16

パノラマコースの分岐点、新村橋を通過

9/7 11:27

徳沢に到着。ここで昼食休憩としました

9/7 12:25

白沢出合。ここから徳本峠・新島々へ、歩いてみたいルートです

9/7 12:29

明神館前から

9/7 12:34

明神橋を渡って

9/7 12:45

穂高神社へ百名山達成の御礼参り

9/7 13:23

自然探勝路を辿り

9/7 13:23

昨日分かれた岳沢分岐まで戻ってきました

9/7 13:36

河童橋からの穂高岳。感無量の山歩きでした

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

なぜか最終登頂は奥穂高岳と決めて日本百名山の登頂に挑戦してきた。
百名山達成にリーチが掛かったのは昨年8月。それ以来、ピーカン・紅葉の奥穂高登頂を目指して日程調整を進めてきたが、天気と都合の折り合いがつかず昨年は挫折。今年の天候も不安定のため、何となくモヤモヤとした日々が続き、紅葉は後回しにしてピーカンの奥穂高登頂を目指した。
今回が絶好のチャンスと思って奥穂高に向かったが、百名山は達成したものの残念ながら奥穂高山頂はガス。ピーカン登頂の夢はかなわなかったが、それでも前穂高・涸沢岳では素晴らしい展望を満喫することができて大満足の山行となった。
やはり山の天気は変わるもの。過度な期待と計画は山行のストレスとなってしまうようだ。行きたい時に行きたい山を楽しむのがベストなのだろう。もちろん適切な計画と事前準備・確認を怠らずに・・・