北岳（草すべり〜北岳〜中白根山〜八本歯のコル〜大樺沢）

2019年09月13日(金) 〜 2019年09月14日(土)

• GPS: 32:09
• 距離: 15.5km
• 登り: 2,292m
• 下り: 2,283m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:31

5:46 広河原山荘
6:04 6:10 白根御池分岐
8:05 8:17 白根御池小屋
10:13 10:28 草すべり分岐
10:32 10:42 小太郎尾根分岐
11:20 11:32 北岳肩ノ小屋
11:50 11:51 両俣分岐
12:20 13:02 北岳
13:24 13:29 吊尾根分岐
13:55 13:56 トラバースルート分岐
14:17 北岳山荘

2日目

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:29
• 合計: 7:35

6:17 北岳山荘
6:53 7:07 中白根山
7:54 7:55 北岳山荘
8:19 8:21 トラバースルート分岐
8:46 8:53 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:15 9:18 八本歯のコル
11:29 11:31 大樺沢二俣
13:30 13:30 白根御池分岐
13:51 13:51 広河原山荘
13:52 ゴール地点

下山はすれ違うたびに立ち止まっていました。今年一番の混雑だったようですね。やっぱり谷は暑い！黒いシャツを着ている人が多いですが、熱くないのかな。15時発のバスで甲府へ。

天候

13日曇り、14日晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

12:05甲府発の山梨交通登山バスで広河原山荘に前泊　1本前はバスいっぱい、このバスは空席結構ありとのこと
14日の帰りは15:00発の同バス

コース状況／危険箇所等

●草すべりは登りでは良いと思ったが、そう思わない人も大勢いるはず。下りは滑りそう。
●山頂付近は当然岩が多く手を使います。
●下山中ヘリコプターが大樺沢に3回救助に来ていた。捻挫が1名ということはそばにいた人から聞いたが、これほどヘリが飛んで来ると言うことはやはり滑ったり転んだりケガ人が多いんでしょう。
●浮石が相当多い大樺沢に週末にあれだけ多くの人がいるのは不安を覚える
●夏は雪渓も溶け石が転げやすくなるので注意が必要

その他周辺情報

広河原山荘にはシャワーが10年も前から壊れていてありません。

写真

9/12 14:10

14時のバスで到着。広河原山荘へ

9/12 14:10

初めて渡るおなじみの橋

9/12 14:11

癒される

9/12 14:13

広河原山荘に一泊。周辺を散歩しよう

9/12 15:28

釣り人がいる。あそこまでどう行ったのかな。イワナ目当てかな。

9/13 7:42

曇りで熱くなさそう

9/13 7:53

本命の北岳。楽しまなければ！トレーニングじゃないんだから急ぐことはない

9/13 8:18

何だここは？あまり下調べしてこなかったのも発見があってよし

9/13 8:18

後で読もう

9/13 9:36

あれが北岳みたいです。草すべりというので本当に草の上かた思っていたけど違うんだ

9/13 9:45

ベンチ状に座り心地の良い木を発見。暫く休憩。

9/13 10:33

富士山が近い

9/13 10:33

雲海の上空に更に雲の層。夕焼けの写真には雲があった方が良いのよね

9/13 10:42

まだまだ。でも富士山で鍛えたのでまだまだ平気

9/13 11:18

ここでオニギリを無理やりたべる。体が冷える前に出発

9/13 12:09

岩が多いので怖い　もうすぐ山頂

9/13 12:20

三等三角点

9/13 12:24

最初だけガスっていました

9/13 12:47

山頂で座り心地が良い石の上に30分

9/13 16:02

北岳山荘から

9/13 16:08

雲海もいいね

9/13 17:56

夕日。明日はよい天気

9/13 17:56

やっぱり夕日には雲があると最高！

9/13 18:05

シルエットも素敵

9/13 18:11

月と富士。カメラ持ってきたかった

9/14 5:24

日の出

9/14 6:49

間の岳へ向かう。でも気になるのは鎖や階段。

9/14 6:54

9/14 6:54

間の岳との中間で、すれ違う人が少ない時間帯に下山することを決意　14時か15時のバスを目指すします

9/14 8:18

これが噂の場所。ここまで結構登る

9/14 8:18

春はお花畑なのでしょう

9/14 8:19

初めての八本歯のコル。ドキドキ

9/14 8:38

ひとり100メートル以上先にいるだけ。初めてなので心細かったですが、なんとか

9/14 10:25

階段の写真がひとつもないのはカメラなどしまったため。階段は少しあると言った人、全然違うんですけど。。ヘリが救助にきています。捻挫だったようです

9/14 10:25

この谷を下ります。想像した通り谷で風がない。かなり暑い　冷や汗も多い

9/14 10:53

雪渓は涼しそうですが、歩いていると暑い　下から大勢きます　

9/14 10:57

浮石も多く、人も多いので慎重に。近年の登山は下山が石が少ないところばかりで慣れていません

9/14 11:44

かなり下りて来た。でもいつになったら樹林帯？？？暑い

9/14 13:12

やっと涼しい木陰。でも濡れて滑りました

9/14 13:51

ヘリ3回出動していました。それだけ危ないということ

9/15 17:23

ケガもなく帰れてよかった。猫もおまちかね

撮影機器：

FREETEL SAMURAI REI SIMフリー MAYA SYSTEM

感想

raichohsuki

今年の目標を達成！トレーニング不足で先送りしていた北岳でしたが今年は天気がイマイチで日程が組めず、今回やっと行けました。

天気が曇りで汗だくにならずに済むので本当に助かりました。雲がある方が写真に深みが出る気がします。

他の山と違い動く岩も多いし、自分も石を落とすし、危うく30x30x70の石をすれ違いで登ってた人が私の方へ動かし、真後ろで音がしたけど、何もできない。幸い止まって良かった。あれだけ浮石があり、登山者も多ければ怪我人が出てもおかしくないと思いました。

何となくトレーニング気分で飛ばしさないと行けないと気が焦ってしまったのですが、北岳のためのトレーニングだったのを思い出しました。雨や雷の心配もないなら小屋に着いてもすることはないしのんびり登山で行こうと気持ちを切り替えました。

間の岳は目指しましたが、すれ違う人が少ない内にコルを通りたかったので行かないことに。景色があまり変わるとも思わなかったので後悔なし。本命は北岳！

下山は八本歯のコルから沢沿いのルート。想像通り暑くて谷のため風もなし。夏の北アルプスの谷を思い出しました。土曜で多くの人とすれ違うためなかなかこうどを下げられない。暑さに弱いのでまいりました〜

ヘリコプターが3回飛来。1回目は捻挫した人らしく、そばにいた人に教えてもらいました。2回目は○森さ〜ん、とヘリから呼びかけが続きました。見つかったのかな。3回目は何だろう？

ヤマレコには危険個所なしとよく書かれていますが、北岳にくるほどの人はレベルが高いのでそれぞれの印象が相当違うはず。バスで草すべりは二度と登らないという人もいましたが、私の場合登りはあまり辛くなく問題は下りでした。富士も奥多摩も岩が少なく、かなり違う環境でトレーニングしていました。今回初めての北岳で人も少ない時間帯に高度感が養われていない私は自分との闘いを強いられました。友達と行くとかなり違うんでしょうね。

特に下山の鎖のある箇所など一人で登山していると不安になります。何とかなったのは周りに人がちらほらいて勇気をもらったから。一人でしたが、北岳は男性もグループが多い印象。

落石事故があった日に富士山にいただけに、大勢の人が登ってくる土曜日は余計不安になりました。後ろの人が石を落としてもずっと転げ落ちるほどの斜面ではないかもしれませんが、真後ろの人が落としたら避けられません。

岩が少ない富士山や奥多摩でトレーニングしたつもりになっていましたが岩がゴツゴツある環境は久しぶりすぎました。

■北岳山荘■
ひとり1枚の布団で快適でした。夜は寒くなると予想していましたが、沢山着たため暑さで起きてしまいました。周りの人も暑かったようです。耳栓して良く眠れました。
対応もテキパキしていて好感度高いです。弁当ないのは驚きましたが、不要でした。水が無料なのは助かりますし、お湯や麦茶も無料は素晴らしいです。