双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳(花を見に、笠ケ岳はムリでした)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 66.3km
- 登り
- 5,620m
- 下り
- 5,602m
コースタイム
2日目:5:38三俣山荘-6:30鷲羽岳-7:17ワリモ北分岐-(空身)-8:14水晶岳8:27-9:28ワリモ北分岐(ザック回収)9:33-10:03祖父岳-10:28分岐-(空身)10:54スイス庭園-11:08雲ノ平-11:51分岐(ザック回収,昼食)12:07-12:58黒部源流-13:35三俣山荘14:01-(巻き道)-15:35黒部五郎小舎
3日目:5:19黒部五郎小舎-(空身)-カールコース-6:32黒部五郎岳-稜線コース-7:49黒部五郎小舎(ザック回収)-9:19三俣蓮華岳-10:17双六岳-12:05弓折岳分岐-大ノマ岳-14:27笠新道分岐-15:02杓子平-16:48笠新道登山口-17:26ゲート-18:25頃鍋平園地駐車場
天候 | 1日目:快晴一時ガス・小雨 2日目:快晴 3日目:快晴一時ガス・強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路:R158-R19-塩尻IC-都内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鍋平高原駅駐車場付近から奥飛騨の湯(新穂高)までは、評判通り道がわかりにくく迷う。鍋平園地駐車場から車道を道なりに登ってきて最初の案内の表記どおり、駐車場へ左折し、突き当りの遊歩道に入って行って最初の看板から合計400m直進しなくてはならない。直進後左折の案内板があり、左折後急降下となる。直に車道が見えてくる。上と下のロープウエイ乗場の案内看板にはこのルートは記載がないので要注意 ここが今回の登山の一番の難所だった!? 笠新道の下りは杓子平からミニハシゴ、鉄の足場の橋(植生保護用)と湿った岩で滑ったり、態勢を崩しやすい。一度転倒 帰りは平湯の平湯の森へ。男女合計16の露天風呂があり、ゆっくり泊まりたくなる。平湯バスターミナルの安房トンネル側にあり。大人500円だが別途コインロッカー代が100円かかる。 夕食は松本ICの先のR19との交差点のナギサライフサイトの豚さん食堂の本気の生姜焼定食980円。値段並みかな |
写真
感想
1年前に北の俣岳から雲の平をグルっと1周しましたが、その時はガスでほとんど何も見えず、黒部五郎岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳はただ行ったことのある山にリストアップされていた。
今回の目的は、景色を全然楽しめなかった雲の平周辺を再訪し、景色を楽しむことと三俣小屋に泊まること。
塩見や黒菱への長時間運転に疲れ果てた経験から、今回は楽しようと往復バス・電車を計画する。無論行きは毎日アルペン号の夜行で決まり。7月に猿倉に行った時は4台バスが出てたので、全く警戒しなかった。問題は帰路、ようやく新穂高から平湯、松本へバスを乗り継ぎ、連休の最終日で高速の渋滞を避け、あずさに決心した。駅弁とビールで疲れが癒せる我ながらベストプラン。しかし長考過ぎた・・・そのつけが来た。
夜行バスのチケット購入のため、毎日に電話するが、何と満席でしかも9人キャンセル待ち・・連休を甘く見ていた、トホホ・・結局金曜日18時半に車で出発。23時50分に新穂高登山者駐車場に着くが満車の表示と渋滞にまたびっくり、警備員さんに鍋平園地駐車場をおしえてもらい、移動する。ガラガラでどこでも停め放題っていう感じでヤレヤレ・・出入り口のそばのトイレ前に駐車。到着後疲れからすぐ就寝ZZZ
4時過ぎに、話し声と車の音で目が覚める、次々来る車はまた出て行く。出発後、上から見下ろすと駐車場は満車だった。
朝来たら更に奥に停めることになっていたので、まだラッキーなのかな。
以前ヤマレコに載っていたが、鍋平から新穂高は道がわかりにくく散々迷う。いっそ車道に戻って、昨夜来た車道を行こうかと思うが、遊歩道の奥に入ると案内板があり、確信を持って下って行けた。奥飛騨の湯の前に降りるが、最初に登りだったら躊躇する登り口でした。
今回の目的一つは三俣山荘に泊まることでした。
前回、三俣蓮華岳山頂から三俣山荘に降りる際、1本手前の沢を降りてしまい、山荘はそばにあるのですが、ハイマツに遮られ行く道を見つけることができませんでした。ウロウロしてもう一度沢の上部に登り返そうとしていた時に、三度笠を被った小屋の方に迎えに来てもらい、恐縮しました。小屋に着いた後、お礼をいい、バッチを購入してちょっと話をして、喫茶室のコーヒーでほっとブレークしているとその方は出かけてしまいました。
今回、受付にその方はいらして(支配人でした!)、お礼を改めていうことが出来ました。1年前の事を覚えていて、「その後、あの沢に降りてくる人いますか?」と聞くと「いませんね〰」とのことで笑えました!
感動(?)の再開の後、濡れた雨具を干そうと小屋の奥に入って行くと、2週間前八峰キレット小屋で同宿の名古屋のソロの女性がいて、再会してビックリ。その方は扇沢に車を停め爺ケ岳・鹿島槍ケ岳・五竜岳登山後、扇沢に戻り、車を回収すると言っていましたが、リフト・電車・バスをうまく乗り継げたとのことでした。
今回は新穂高駐車場から1泊2日で鷲羽岳に登る予定といっていましたが、自分が朝食を待っていた際も、鷲羽岳に行った時も見かけませんでしたので、相当早く出発したみたいです。タフな方でした
さて、期待していた雷鳥さんは今回見つけられませんでしたが、三俣山荘で夜見た雷鳥の写真集にオスのテリトリ争い、威嚇しあっている様子や一転夕方は争っていたオス達が集まってくる様子、雷鳥ファミリーのヒナが次々に減って行って最後はヒナ一羽になる様子、雷鳥の亡骸、吹雪の中耐える姿等々の写真があって、改めて自然の厳しさを知る日となりました。
2日目に祖父岳付近で颯爽と歩くソロの女性を見かけました。呼び止められ「そこを熊が通り過ぎたので、しばらく待った方がいいですよ!」とリードされました。彼女が先に出発しましたが、祖父岳の下山中も、分岐にザックをデポしても、ザックをしょったその女性には追いつけず、ビックリしました。スイス庭園に先着したその方と話しましたが、「昨日は朝4時に七倉ダムを出て、速足で1時間で高瀬ダムを通過後、13時に水晶小屋に着いた」と聞き思わず「ヘッ!?」と。コースタイムで12時間以上はあるはずです・・でも、その方の「以前山小屋で働いていたことがある」との言葉に健脚が納得できました。
最終日の笠新道は余計だったみたいです。帰路時間があれば笠ケ岳山荘によって前回購入できなかったバッチを買いたくて弓折岳から先に進んだのですが、笠新道分岐に至るまでは、笠ケ岳山荘と分岐間の稜線とは違い、大きなアップダウンの連続で疲れ果てました。秩父平の登り返しは苦しかったです。日没までに帰るには、分岐から空身で往復するとして、最悪でも14時までには笠新道分岐に着きたかったのですが14時27分でしたので、ヘトヘトで早く帰りたく、潔く諦め下山しました。笠新道はしばらくいいので、バッチはいつになるやらです。
新穂高から駐車場にロープウエイで帰りたかったですが、営業時間は既に終わっており泣く泣く暗闇の中、急登し駐車場に戻りました。
今回の教訓は、早めに予約するか夜早めに登山口の駐車場に到着するです。
土日祝日はもう大変な混みようですね
私も17日(月祝)、折立から太郎平に登る際は多くの方と
すれ違いました。
三俣山荘・・・3年前に泊まったとき、伝説の伊藤正一さんが
いらっしゃいました
感動の再会、なによりでした 嬉しいですよね
なんだかんだで10月13日まで一ヶ月を切りましたね
よろしくお願いします
連休を甘く見ていて苦しい予定変更となりましたが、navecatさんはその頃 ・・
でも天気がよくてそれだけでいいですよね 自分に言い聞かせるようです(笑)
連休中でも、三俣山荘も布団はギリギリ1人1枚、黒部五郎小舎はちょっと余裕でしたが、やはり水晶小屋は2人で1枚だったとのことでした。
黒部の山賊を小屋で今回初めて読みましたが、ドキドキしながら読みましたよ〰三俣山荘で伊藤正一さんに遇ったら一生忘れませんね
立山・剱岳→薬師岳or赤牛岳も検討したのですが、連休は避け、紅葉の季節に行くことにしました。紅葉の時期の方がよっぽどはまりそうですね(笑)
navecatさんのレコも参考に、うまくずらす工夫をしてみます。
こちらこそよろしくお願いいたします。
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