記録ID: 227238
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
初秋の白峰三山(逆ルート)
2012年09月21日(金) 〜
2012年09月22日(土)
体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 4,907m
- 下り
- 4,231m
コースタイム
1日目:5:30奈良田−8:30大門沢小屋−12:15下降点−13:30農鳥岳−14:50農鳥小屋
2日目:5:30農鳥小屋−7:00間ノ岳−8:00北岳山荘−9:20北岳−11:00二股−12:30広河原
2日目:5:30農鳥小屋−7:00間ノ岳−8:00北岳山荘−9:20北岳−11:00二股−12:30広河原
天候 | 21日:雨のち曇り、午後から晴れ間あり 22日:曇り時々日差しあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土曜日下山時の駐車スペースは余裕あり(第1駐車場はほぼいっぱい) |
コース状況/ 危険箇所等 |
奈良田からのルートは危険箇所等があるわけではありませんが、整備が行き届いているものではなく、必要最小限の整備でいかにも南アルプスらしいです。大門沢までは山深さも乏しく、ただひたすら歩く地味以外のなんでもないコース。大門沢〜下降点もあまり深山らしさを感じられないままひたすらつらい登り。2箇所の水場は共に沢水で大門沢で組んだほうが無難です。 稜線上はさすが3,000m級の高山らしい最高の雰囲気。特に間ノ岳までは人も少なく、南アルプスの良さを存分に味わえます。農鳥小屋は間ノ岳のすぐ南のロケーションとは思えない、昔ながらの素朴な山小屋で、トイレもご想像の通り。北から来る人はそのつもりで来ましょう。(大門沢も同様) 間ノ岳を境に全く別の山域に来たかのようにがらりと雰囲気が変わります。突然登山者が激増し、南側からやってくるとなんだか俗な世界に戻ってしまったようです。北岳から広河原に向かうにつれてどんどんその雰囲気が増し、たった3人しか乗らなかった奈良田行きのバスに乗って、また俗世から離れて、なぜかほっとしてしまいました。 |
写真
撮影機器:
感想
以前奈良田への道が崩落して行けず終いだった白峰三山。通常ならば奈良田に車を置き、朝バスで広河原に入って、北岳から南下ルートがノーマルなのですが、この時期の平日は朝のバスが遅く、ちょっとしんどいかと思いましたが、逆ルート1泊2日でチャレンジしてみました。(思ったとおりしんどかったです)
好天を期待していたのですが、歩き始めてすぐ雨が降り出し、稜線に出るまでは雨模様。でもおかげで暑くてつらい思いをせずにすんだのかもしれません。農鳥岳の手前では悪天候時のお約束の雷鳥親子に遭遇できました。
間ノ岳以南は本当に人が少なくて、農鳥小屋に泊まるとまさにその雰囲気を満喫できるのでお勧めです。何せ間ノ岳と農鳥岳に挟まれた2800mの森林限界上ですから、最高のロケーションです。ちなみに水場は往復30分かかりますが、汲みに行く価値のあるおいしい水です。(水源からホースで引いたもの)
北岳山荘に泊まって北岳と間ノ岳だけ行って済ます人が多いようですが、正直もったいないです。北岳をパスしてでも農鳥まで縦走する価値があると思いますよ。今回逆ルートだったのでかなりハードでしたが、広河原からなら1泊でもさほど無理なく行けるのでは?
あと帰りの奈良田行きのバスは最高によく寝れます。(所要50分)
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