少し紅葉の剱岳・立山(室堂から往復)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 2,128m
- 下り
- 2,122m
コースタイム
2日目:5:39剱澤小屋-5:59剣山荘-6:18一服剱-6:51前剱-6:58カニのたてばい-7:51早月尾根分岐-7:56剱岳山頂8:18-8:32カニのよこばい-9:58一服剱10:15-10:29剣山荘-12:45雷鳥荘13:00-13:32玉殿湧水
天候 | 1日目:曇り 2日目:曇り時々小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
1日目:5:25駅前到着-5:42地鉄富山(急行電車)→6:40立山(ケーブルカーチケット購入行列)7:30→美女平(高原バス)→8:40室堂 2日目:15:00室堂→(直通バス)16:05頃立山(風呂)19:22→20:23地鉄富山(夕食)-22:50富山駅前高速バス乗場-翌5:05池袋着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
立山三山:特に危険ケ所はありませんでした 剱岳: 難所が連続するので岩場への慣れ、体力・腕力、恐怖心の克服が必要と 思う。安易な気持ちでは行けない 帰路のお風呂はグランドサンピア立山(大人700円)、1名でしたが立山駅との間を往復送迎してもらえました。(車で10分弱) 旧厚生年金施設とのことで内外装、風呂とも立派でした 富山の駅前で回転ずしを探しましたが、見つけきれず、富山駅前の日本海庄やへ。刺身がおいしかったです。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
先月五竜岳に登った時に雲の間から、ちらっと立山・剱岳が見えて険しくそびえる姿に興味を持った。
今まではカニのたてばい、よこばいやらどんな難ルートの山だろうか?室堂ははるか遠いイメージがあって、登る予定はなかったものの、富山まで夜行バスで往復すると、楽そうでプラン開始。
しかし毎日アルペン号は結構な値段で、高速夜行バスの往復割引、JRを利用する方法もうだうだと比較検討しているうちに、バスはどちらも満席となっていました。
行きは会社を早く上がって17時20分発の高速バスに乗ることにして、とりあえず購入して、夜行の空席が出れば、17時20分の便は払い戻しすることにした。前日に夜行の空席が出て、夕方の便は630円手数料がかかりキャンセル。やれやれ。
一方小屋の方はnavecatさんから3連休は早めに予約した方がいいとアドバイスを受けたので、早めに剱澤小屋、雷鳥荘は予約できた。ありがとうございました。
剱御前小舎の前の分岐路に10/6は剱澤小屋、10/6〰8の剣山荘は予約なしでは泊まれない旨看板が出ていて、胸をなでおろしました。予約なしだとたちまち路頭に迷うところでした!
3日目は家の用事が出来て、雷鳥荘はキャンセルしたので、申し訳なかったです。
早朝夜行バスは、ほぼ定刻に富山駅前に到着し、急いで地鉄富山駅の改札に。乗り換え時間は10分しかない、あせる。窓口に10数名並んでいるが、自販機はガラガラ。並んでいる時間はなく、自販機で購入し電車に乗り込んだ。セーフ、良かった。幸先いいと思っていたが、立山の駅でケーブルカーのチケット購入の長蛇の列を見てたじろぐ。立山の駅の窓口にみんなが並んでいた訳がわかったが、既に遅し。列に並んで、ひたすら待つ。
ケーブルカーに乗った時点で予定より50分遅れており、しかも夜行バスで体はだるく、剱岳と立山三山を登る順番を入れ替え、1日目に立山三山をゆっくり登り、2日目に剱岳とした。
玉殿湧水で水を補給後、遊歩道を右折し浄土山に向かう。雄山との間を何度もヘリコプターが荷物を吊り下げ往復していて、社務所の荷降ろしのようでした。
浄土山への登りは危険ではないものの岩場もあって、剱岳のいい練習だなと思っているうちに、傾斜が緩み、薬師岳に至る稜線の紅葉が飛び込んで来た、みんなの撮影スポットの。
一ノ越山荘は大勢が休憩していて、ガイドブックどおり山頂へ長蛇の列が続ましたが、雄山山頂から大汝山、富士ノ折立、真砂山に進むにつれ、人がまばらになり静かな登山となります。
稜線の遥か先には剱岳、右手に白馬三山、松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、黒部ダムからそびえるスバリ岳、針ノ木岳、そして左手には大日岳、奥大日岳、後方に笠、槍、鷲羽、薬師岳が。360度の展望にゆっくりとしましたが、似たような写真がどんどん増えて行きます(笑)
山の背景はグレーで、青空だったら最高でしたが、ガスや雨でないだけ、良しとしましょう。
剱澤小屋では受付後剱岳登山の注意事項、危険・事故(今年3人亡くなっている!)発生ケ所の説明を受け、一休み後5時の夕食を呼びに来てもらい(そういえば受付時夕食の時間説明がなかった)、槍ケ岳山荘以来数年ぶりに小屋の夕食を頂きました。
険しい岩場の連続なのでザックの軽量化のため、自炊道具は置いて来ましたが、揚げたてを配ってくれるチーズと鶏のはさみ揚げ、さつまいもとリンゴのポテサラ、コーンポタージュスープ等どれもおいしくて満足でした。コーンポタージュスープは苦手で10年か20年食べてないと思いますが、残さず頂きました。
食後、談話室で岳人を読んでいるとご主人の息子さんが元料理長で現在小屋を手伝っている記事が載っていて納得できました。
談話室では他のグループの方が、今日は剱岳に雪が降ったので明日の登山は中止しようかどうしようか相談していて、雪の状況みて、潔く途中で撤退することにしました。
2日目は朝4時に外に出て、天気を確認。ガスだが月は見え、雨ではないので朝食後出発した。途中や山頂はすべてガスで景色は不明でしたが、カニのたてばい、よこばい等景色が見えていたらもっと足がすくんでいたと思います。
サブザックを用意し、平日かもっと早く出発すると渋滞が避けられてスケジュールが短縮できそうなことがわかったので、来年は剱岳の山頂からの景色を見た後、大日岳・奥大日岳・称名滝、弥陀ケ原・立山駅、剣沢雪渓・欅平の3ルートのいずれかに挑戦してみたいです。
室堂バスターミナルに到着すると団体やグループの観光客で込み合っていました。待合室で昼食をとって、待合室でると更に混雑が増し、ターミナル内が人でごった返していて高原バスの行列が3階の出口付近まで伸びていました。高原バス乗るまで1時間並んで、最後に3連休を十分実感した登山となりました。
夜行バスで帰宅後、翌日もまだ睡眠不足が続いていますので、また車中泊にしようと思っています。
PSルートは描いたものですので参考として下さい。
三連休ですと、家から出た瞬間から戦いといいますか
我慢が要求されますね。
立山黒部アルペンルートはハイシーズンはひたすら我慢です
宿泊に関しましては路頭に迷うことなく良かったですね
私の場合、夏・秋のアルプスは平日に行くようにしているのですが、
それでも今年は登山者が例年以上に多くいるよう感じました。
しばらくブームは続きそうですね
「剣沢雪渓・欅平」、、水平歩道があったりしますので
他の2ルートに先駆けて行っておきたいですね
なんにしても無事のご帰還、安心いたしました
13日は好天のようなので、頑張って寄沢を蛇行しましょう
各駅、ターミナルに人、人、人・・自分もその一人ですが、
平日に行くのが賢明ですね。
そんな中、宿泊だけは計画通りでした
あわよくば!と思い昼食(パン)も食べず室堂に急ぎましたが、紅葉の弥陀ケ原を下る時間はなく、小雨も強くなり、風呂にゆっくり入ることにしました
剣沢雪渓→欅平を最初狙っていた関係で、最後まで富山往復に固執してしましたが、帰りは扇沢経由東京に当日中に帰る方が体に負担がなかったようです。次回はよく検討します
13日はよろしくお願い致しますね〰
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