重太郎新道からジャンダルム、穂高岳周回
- GPS
- 13:38
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,715m
- 下り
- 2,762m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:49
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:46
天候 | 曇り一時晴れ 気温は終始10度以上 日中は風も穏やかだったけど、夕方から夜にかけてテント場は暴風。テントどころか身体も浮き上がりそうな強さの風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
第一便(5時発)のバスで上高地へ 4:45の時点で結構並んでいて,第一便はバス2台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ルート上、豪雨や群発地震の影響はほとんど感じられず。 ・岳沢小屋から先,穂高岳山荘まで水は補給できないので,水分の携行量には注意。 ・重太郎新道はひたすら急登。よく整備されていて,迷うことはない。 ・ジャンダルムまでのルートは高所感満載。ペンキマークは多いものの,ルートに迷う場面が多い。落石にも要注意で,安易に足を踏み入れるべきではない。 ・涸沢岳から北穂までは,技術的にはジャンダルムへのルートと大差ないと思う。今回は雨に降られて,緊張を強いられた。 |
その他周辺情報 | 北穂高岳のテント場 ・北穂から涸沢方面に少し下ったあたり。標識は一切ない…。 ・小屋から10分程度。トイレは小屋まで行く必要あり。 ・一張1000円 ・水は小屋で購入する。200円/L |
写真
装備
備考 | ザック:ドイター ACT LITE 40+10 チェストバッグ:OMM チェストポッド 靴:スポルティバ ボルダーX MID レインウェア上:ティートンブロス フェザーレイン レインウェア下:ノースフェイス ストライクトレイル ウインドシェル:ファイントラック ピコバリア ベースレイヤー:ティートンブロス WS AXIO LITE ティー アンダーウェア:ファイントラック ドライレイヤークール ミドルレイヤー:アクシーズクイン ヒトリシズカround neck パンツ:フェニックス ショートパンツ インサレーション上:MHW GWダウンジャケット インサレーション下:マウンテンイクイップメント パウダーパンツ ストック:なし ヘッドライト:BD スポット 時計:ガーミン フェニックス6s カメラ:GoPro8,EM5MarkII テント:ファイントラック カミナドーム1 シュラフ(カバー):SOL エスケープ プロ ヴィヴィ マット:ニーモ テンサー レギュラー ワイド バーナー:SOTO ウインドマスターSOD310 クッカー・コッヘル:アルミ750ml、チタン450ml その他:スマホ,ネックゲイター,アームカバー,レッグウォーマー,フリース靴下、着替え、グローブ三点セット,ヘルメット、サングラス、キャップ,プラティパス(2lと1l)、携帯浄水器、サンダル、吸水タオル、モバイルバッテリー、エマージェンシー用品 食料: アルファ米×2、カップ麺×2、春雨スープ×2、粉末スープ×1、手羽先真空パック、カライーカ、ビール500ml&350ml、コーラ500ml 行動食: 柿ピーとm&m'sのミックス400g程度,チョコ羊羹×5,スローバー×2,アミノバイタル,アミノダイレクト,ベスパ,塩熱サプリ,マグマ トータルウェイト(食料・行動食、水を除く。) 9kg程度 |
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感想
天気がはっきりしなかったけど、山の日なので、北ア縦走を強行!
ルートは、散々迷った結果、重太郎新道から奥穂、槍までの縦走を計画。
本当は西穂から歩きたかったけど、西穂山荘はテントも要予約だし、西穂〜奥穂ほ群発地震の影響で浮き石が多く、ルートも難しくなっているらしいので、パス。
天狗沢を登るのも考えましたが、群発地震の影響で落石が多いらしいのでパス。
天気はやはりはっきりせず、稜線上では、晴れの時間は少な目でした。
ちょうど奥穂に登ったタイミングで晴れたので、ジャンダルムピストンを敢行。もともと難路ですが、さらに難易度が増しているような感じはありませんでした。
穂高岳山荘もテントが要予約なので、北穂まで歩いてテント泊をしました。
ジャンダルムでは晴れていましたが,その後は曇りで,北穂までの縦走路でついに雨が…。まったく楽しくない,緊張を強いられる時間を過ごしました…。
北穂に着くと雨は止み,曇っていたものの穏やかな天気となりました。
しかし、夜にかけて風が強まり、テントどころか身体まで浮き上がりそうになるほどの風が吹き荒れました。
風のやかましさとテントが壊れる不安から全く眠れず,気温は高かったことから風を避けられるところでビバークした方が安全と判断し、夜中12頃にテントを撤収。
結局北穂小屋の乾燥室に避難して夜を明かしました。
登山前の予報に反して2日目の天気はイマイチ。ガスが濃厚で、強風も心配だったので、無理に大キレットを行くこともあるまいと判断して、涸沢から下山することにしました。
下山途中にニホンザルの群れに遭遇。人に慣れていて全く逃げず、気持ちを和ませてくれました。下山の選択で正解。
充実した山行でしたが,予定どおりとはいきませんでした。体力的にも,気持ち的も1泊2日では不完全燃焼!
しかし,2013年以来の重太郎新道。当時は寄り道ナシで穂高岳山荘まで10時間かかりましたが,今回ジャンダルムピストンをこなして北穂まで9時間弱で行けました。感慨深いものがあります。
テント装備で北穂まで行けたので,まあ,良しとしましょう。
そして、今回北穂のテント場に泊まったことで、槍穂連峰の稜線上の天場(西穂山荘、穂高岳山荘、北穂天場、南岳山荘、槍ヶ岳山荘)をコンプリート!地味に達成感があります。
いつかは裏銀座から槍穂連峰を越えて焼岳まで縦走したのですが,いつになるやら…。
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