北アルプス三泊四日縦走 折立→薬師岳→黒部五郎岳→鷲羽岳→水晶岳→雲ノ平→太朗山→折立

2020年08月10日(月) 〜 2020年08月13日(木)

• GPS: 33:19
• 距離: 67.3km
• 登り: 4,727m
• 下り: 4,680m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:49

6:41 折立
6:41 6:43 十三重之塔 慰霊碑
7:18 7:20 太郎坂
7:43 7:44 青淵三角点
7:53 7:53 積雪深計測ポール
8:38 8:39 五光岩ベンチ
8:54 8:54 太郎兵衛平
9:13 9:16 太郎平小屋
9:30 薬師峠

2日目

• 山行: 8:37
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:49

5:35 薬師峠
5:51 5:59 太郎平小屋
6:04 6:05 太郎山
7:20 7:24 神岡新道分岐
7:33 7:34 北ノ俣岳
8:09 8:11 赤木岳
8:56 8:56 中俣乗越
10:29 10:36 黒部五郎の肩
10:40 10:50 黒部五郎岳
10:54 10:59 黒部五郎の肩
12:46 13:16 黒部五郎小舎
14:20 14:24 三俣蓮華岳巻道分岐
15:24 三俣山荘

3日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:45
• 合計: 6:59

6:25 三俣山荘
7:25 7:33 鷲羽岳
7:58 8:12 ワリモ岳
8:24 8:28 ワリモ北分岐
9:02 9:21 水晶小屋
9:56 10:09 水晶岳
10:41 11:09 水晶小屋
11:36 11:39 ワリモ北分岐
11:43 11:44 岩苔乗越
12:15 12:20 祖父岳
12:35 12:41 祖父岳分岐
13:10 13:14 スイス庭園
13:24 雲ノ平テント場

4日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:16
• 合計: 7:52

6:05 雲ノ平テント場
6:24 6:37 雲ノ平山荘
6:53 6:58 祖母岳
7:10 7:13 奥日本庭園
7:32 7:33 アラスカ庭園
8:50 9:12 薬師沢小屋
9:18 9:19 カベッケが原
9:58 9:59 第三徒渉点
10:17 10:20 第二徒渉点
10:26 10:30 第一徒渉点
11:22 11:29 太郎山
11:35 11:45 太郎平小屋
12:02 12:02 太郎兵衛平
12:16 12:16 五光岩ベンチ
12:58 12:59 積雪深計測ポール
13:06 13:07 青淵三角点
13:28 13:29 太郎坂
13:54 13:57 十三重之塔 慰霊碑
13:57 ゴール地点

天候

10日：快晴
11日：曇り
12日：ガスガス　夜雨
13日：午前中雨午後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

有峰林道　バイク300円

コース状況／危険箇所等

雲ノ平・奥日本庭園先→薬師沢小屋区間の終わりの無い岩下りには参った・・

その他周辺情報

道中夜間にガソリンスタンドが無いので、ガソリン携行缶3リッター持っていった。
帰りに通った飛騨の村の田舎ぷりに驚いた。

写真

8/10 5:13

6時に開放される有峰林道のゲート前。
バイクは私だけ
ゲート開放後、安全確認した上で車勢を抜き先頭に
（けど登山口付近駐車場はバイクでも満車　かろうじて置けた）

8/10 6:39

薬師岳登山口

8/10 7:44

三角点ベンチ

8/10 8:38

五光岩ベンチ

8/10 8:38

8/10 9:15

太朗平小屋到着。
キャンプ場で薬師岳の山バッチが売ってないとのことで登頂前に購入した。

8/10 9:15

8/10 9:18

アルプス最高〜

8/10 9:18

8/10 9:18

8/10 10:23

わりかし良い所にはれた。
サブザックを背負い、さぁ出発だ〜

8/10 10:49

8/10 10:50

8/10 10:50

8/10 10:53

8/10 11:17

8/10 11:23

薬師岳山荘
寄ろうと思ったが、マスク忘れた（汗）

8/10 11:52

疲労困憊
てっぺんか？

8/10 11:53

違った

8/10 11:53

8/10 12:05

これがてっぺん！

8/10 12:07

薬師岳山頂！

8/10 12:52

やった〜（もう登らなくていい〜）

8/10 12:59

8/10 12:59

8/10 13:04

8/10 13:06

水晶岳と鷲羽岳
遠い〜（冷汗）

8/10 13:23

8/10 13:39

8/10 13:39

8/10 14:31

戻ってきたら、凄い人人

8/11 5:35

翌11日

8/11 5:43

8/11 5:51

8/11 5:58

ちゃんと予約されているだろうか

8/11 5:59

運命の別れ道？

8/11 6:52

北ノ俣岳への登り

8/11 7:33

北ノ俣岳到着！

8/11 8:20

8/11 9:06

中俣乗越到着！

8/11 9:48

8/11 10:29

8/11 10:43

黒部五郎岳到着！
撮っていただき、ありがとうございました！

8/11 10:46

薬師峠キャンプ場から来た子供連れグループ
戻るそうです。

8/11 12:42

黒部五郎小屋
スイス・アルプスのようでした。

8/11 12:45

8/11 13:07

50mほど離れた場所にあるテン場
気持ちよい風が吹いてました。
13時という微妙な時間で、居合わせたオレンジテントの方にもこの先に進むべきか相談しました。

8/11 13:15

思い切って三俣山荘テン場へGO！

8/11 14:56

雪渓が見えてきた

8/11 14:59

疲労しており、通過は体にこたえました

8/11 15:30

三俣山荘のテント場地図

8/11 16:26

目の前に鷲羽岳が！

8/11 16:26

吹っ飛ばされた後に、もう一度設営した我が別荘。

8/12 6:25

12日朝
ガスガス

8/12 6:28

先行者は居なさそう

8/12 7:26

鷲羽岳到着！

8/12 7:30

後続者1名を待って撮っていただきました！

8/12 7:42

雷鳥も何回か見ました！

8/12 8:06

山と高原地図　転落注意にある？お助けロープ

8/12 9:02

水晶小屋
ここで念願の水晶Tシャツゲット！

8/12 9:30

初日、諦めそうになった水晶岳に登ってる！
感激して思わず泣きました！

8/12 9:42

岩がけっこうきつい

8/12 9:59

水晶岳山頂
登頂しました！

8/12 10:04

8/12 10:16

この岩場上手く通過できず緊張した

8/12 10:23

慎重に

8/12 10:24

8/12 10:29

岩場ゾーンを通過すればなだらかに

8/12 10:39

左側に小屋が見えてきた
あともう少し

8/12 10:56

無事、水晶岳から下山。
山バッチ購入し、もう一枚水晶Tシャツどうしようか検討中
けどXLでも小さいので購入断念。
剱岳Tシャツも小さかったので断念した。
着たものの、自分で脱げず、登山者に脱がせてもらったっけ

8/12 11:03

8/12 12:19

祖父岳登頂！
薬師峠キャンプ場から水晶小屋まで行く登山者に撮っていただきました。

8/12 13:04

8/12 13:11

スイスっぽい庭園でした笑

8/12 13:51

雲ノ平山荘
キャンプ受付&Tシャツゲットの為来たが、遠すぎ〜

8/12 15:36

疲労困憊な中設営して落ち着いた後に撮影〜

8/13 6:54

13日
祖母岳到着〜
雨降ってて何〜にも見えません

8/13 7:11

奥日本庭園
通りがかった登山者が率先して撮っていただきました
ありがとうございました

8/13 8:50

8/13 8:52

8/13 8:54

8/13 8:54

8/13 8:56

薬師沢小屋直前の橋
ちょっと怖かった。

8/13 8:57

薬師沢小屋到着後、さらに雨が本降りに

8/13 9:27

8/13 9:59

8/13 10:20

8/13 11:24

行かなかった太朗山へ

8/13 11:36

雨がやみ始めた

8/13 12:27

これまでのルートと比べて、楽に感じた

8/13 13:57

下山しました〜

8/13 14:00

折立キャンプ場
熊が出没していることから閉鎖中
でもファミキャンしてました
気をつけて

8/13 15:39

帰宅道中見かけた。
淀んだ湖？

8/16 20:14

水晶岳Tシャツ（5000円）
ノースフェイス　サイズXLですが小さい
　体重が戻ったら着れなくなるかも

8/16 20:15

雲ノ平Tシャツ（4000円）
モンベル製のXLなのでラインが出ますが着れます

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

inleachMINI/fenix5X/バルトロ75/ジェットボイルミニモ　

感想

Dボーイズ

3年越し、念願の北アルプス周回縦走に行って来ました。

10日：初日の薬師峠キャンプ場でテント設営から薬師岳到着で暑さからか疲労してしまい、鷲羽岳&水晶岳が見えた際に余りにも遠く見え、次の目標地点である黒部五郎岳へは何度も何度も地図を見ては行って良いものか悩んだ。

11日：早朝、トイレで待ち時間が発生し、かなりロスしての出発となった。
太朗平に到着時、ほとんどの方は雲の平方面を目指し歩く中、私と先に二名が黒部五郎岳方面に歩いているのを見た。
この先長いので、目の前の太郎山にも寄らず、体力セーブモードで黒部五郎岳山頂に到着。ガスガスの山頂で子供を背負った登山者グループに遭遇。女性が下りる直前、率先して写真を撮っていただいた。
道中で追い抜いた双六キャンプ場からの登山者に、これから鷲羽、水晶岳を目指していたことを話していたので、黒部五郎小舎到着時、13時と微妙な時間となり、ここで宿泊しようか悩んでいた中、「明日は荒れるので、三俣蓮華岳へは急登だから、三俣山荘へ行ったほうがいい」と真顔で言われ、ここからなら2時間程度で到着出来るだろうと思い切って先を急いだ。
三俣山荘に予定通り？15時過ぎに到着し、すぐにテント設営にとりかかったところ、突風でテントを吹き飛ばされてしまった。周囲の方のご好意、ご協力により、無事にテントを回収出来た。
本日は様々なところで助けていただいた。

12日：三俣キャンプ場の目の前に鷲羽岳が見え、朝から予報通り小雨が降る中、出発した。鷲羽岳登頂手前から風が出てきて、風の当たらないところを見つけて長袖を下に着込んだ。この風で雨具を飛ばされたら低体温症で危険な状況に陥るので絶対に飛ばされたらいけないと思った。
水晶小屋に到着すると不思議と風と雨が止んだ。水晶Tシャツが売り切れていたらどうしよう？と恐る恐る小屋の女性に聞いたところ、サイズXLは大きいので毎年余るとのこと。登頂前にまずは一着購入した。憧れていたTシャツを手に入れることが出来た、もう一着は下山時に考えよう。
水晶岳に向かう途中、初日に諦めかけていたので感激し涙が出てしまった。
75リッターの大型ザックを背負ったまま登っていたので、登頂し戻ってくる登山者複数にそのまんま来たことに驚かれた（呆れた？）。
穂高や剱などではサブザックで登るのだが、感無量のままだからか、重いから置いていこうと思うことなくそのまま歩ていた。
雲ノ平キャンプ場の分岐に到着したら、受付は山荘でとのこと。
その山荘は遠かった。
さすがにザックをテン場に置いた山荘に向かった。
山荘で、次の目的であった「雲ノ平Tシャツ」をゲット！
残念ながら濃紺色はなく、グレーのものしか無かったが買えたので良しとした。
山荘で靴底が剥がれた登山者が来た、山荘の方は戻ることを推奨していたが、まさにおっしゃるとおりでした、無事、あの滑りそうな岩岩を下りることが出来たのでしょうか？

13日：雨が前日夜から本降りとなって止む気配が無いまま、雲ノ平をおりた。
奥日本庭園先から薬師沢まで続くコケ付岩の下りには参った。
「どこまで緩くならないんだ」って。
鉄板の橋を越え始め、頭の中の地図で太朗平が近いことを核心した。
そういえば、二日目、太朗山に登らなかったことを思い出し、後悔したくないので分岐を左に行って、わざわざ登りに行くことに決めた。ガスって何にも見えなかったが。
太朗平小屋に到着前、本当は、薬師峠キャンプ場で一泊し下山することを予定していた。
天候が回復傾向にあったものの、連日のガス&雨でテントや着ているモノ何もかもが不潔な様になっており、「あと2時間もあれば折立に下山出来る」と、体力的には余裕があったので休憩せずいっきに下山することにした。

まとめ：例年、夏休みに本計画があったものの、天候ばかり気にしてしまい、行かずっきりだった。
今回、景色を見ることなく下りることも多々あったが、次にまた来ればいいし、一度通ったルートなら余裕を持ちながら景色をより多く見ることが出来よう。
来年以降、南アルプスの悪沢岳・赤石岳・聖岳周回縦走を目指すつもりだが、いつの日か必ずまた行きたいと思わせるルートでした。