唐松岳〜五竜岳
富山県
長野県
imonee
体力度について
- GPS
- 77:47
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,764m
- 下り
- 2,063m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:21
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:35
| 天候 | 晴れたりガスったり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
白馬八方アルペンライン 片道1610円＋荷物券450円（15kg以上） （ココアアプリをインストールしてない人は連絡先記入して乗車） 白馬五竜テレキャビン 片道1300円 （同意書に連絡先を記入して乗車） エスカルプラザ〜神城駅 無料シャトルバス （神城駅から白馬五竜バス停は駅を出て大通りを右にすぐ見える） 白馬五竜〜新宿 高速バス 4900円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
★八方尾根はあまり登ってる感なく緩やかで安全なぶん人が多い ★唐松岳頂上山荘への最後の数百mは2015年に来た時と道が変わっていた （巻き道ぽかったのが稜線歩きになっていた。大した違いはないが） ★牛首の鎖場は難しくないが油断は禁物、すれ違い注意 ★五竜岳山頂直下の鎖場はさらに難易度が低いが渋滞しがち ★遠見尾根は白岳から西遠見への鞍部までがやや急だが その後は平坦な道が多くて楽、眺めも良い 名前のわりに距離を感じない、下ってる感じがしない ★小遠見山から稜線歩きを過ぎると地蔵の頭まで階段続き |
| その他周辺情報 | ★八方インフォメーションセンター近くのローソンは朝６時開店 ★唐松岳頂上山荘 テン場（今年は予約制）1300円 水は0.5ℓ単位でもらえます。値段忘れた トイレは小屋内にあり。女子トイレ洋式個室３ 「そこに山があるから」Tシャツ3600円 日帰り・テン泊客は食堂利用出来なかった ★五竜山荘 テン場（今年は予約制）1300円 水は小屋前のタンクからセルフで１ℓ100円 トイレは外トイレ・和式個室２・男性用朝顔２ 「明日天気になあれ」Tシャツ3400円 缶コーラ400円・紙パックオレンジ300円・ペットボトル500円 お湯付きカップヌードル味噌or醤油400円 （買ったもののゴミは引き取ってもらえます） ★ゴンドラ乗り場のレストランにて クリームソーダ500円・アイスティー350円・ポテトフライ360円・山賊焼170円 |
写真
登って来たお兄さんに「まだ鎖場ありますか」って聞いたら「一箇所だけ」って言うからその一箇所通り過ぎて安心してたらもう一箇所あるではないか！（ありがちな話）
1
装備
| 備考 | ★長袖ドライレイヤー、長袖ウィックロン、こまの小屋Tシャツ、夏用トレッキングパンツが行動着。夜は防寒アンダー・防寒タイツ、レインパンツ、フリース、防風ジャケットを着込んで#3のシュラフ＋シュラフカバーでも寒かった。ライトダウンはきついので着ないで被った ★炊飯してフリーズドライのスンドゥブチゲ３回＋あさげで猫まんま ココアオレ・しるこ・甘酒・チキンラーメンミニ・お椀ヌードル・フリーズドライのクリームシチュー消費 ★行動食はいつものラムネ・蒟蒻ゼリー・ペンシルカルパスに＋してチーかまを持って行ったら食べやすくウマかった。魚肉でもいいかも |
|---|
感想
(￣∀￣)
以前からあたためていた唐松岳〜五竜岳プランですが
牛首の鎖場におそれをなしてなかなか実行できずにいました。
しかし本年、コロナ禍という不幸中の幸いながら
人気の五竜山荘のテン場が予約制となり、
9月の4連休に行って来よう！と6月に予約、
唐松岳頂上山荘のテン場も予約開始期間にやきもきしつつ
なんとかギリギリ往復ハガキでつつがなく予約し
これまた人気の白馬行き夜行バスも支払い期限をウッカリ忘れて
いったんキャンセルされてしまうという失敗を乗り越え
やってきました八方尾根！
ちなみに天気予報はどこ見てもバラバラで不安でしたが
今回はなぜか「イケる！」という妙な確信がありました。
今回の私は神に愛されていた気がします（気のせい）
それはなぜかと申しますと…
夜行バスは運良く隣は空席、前の席も空席で
背もたれを倒されることなく幸先いいスタート！
白馬八方で降りる人は意外と少なく、
ひっそりとしたインフォメーションセンターでは
アルペンラインの往復きっぷのみ取り扱っているため
ほんとは片道だけど窓口で買うと大行列だろうから
混雑を避けてここで買ってしまおうか…と思いつつやめた。
八方の湯前のローソンに行ったらまだ開いてなくて愕然。
一瞬つぶれたのかと思ったが、朝6時開店とのこと。
何度地方に行っても学習しない女imoneeです。
ローソンで朝食用のおにぎりを買ってゴンドラ乗り場へ。
空はどんより、白馬三山見えず、かすかに雨もパラついてる？
辿り着いたゴンドラ乗り場には人影もなくてビックリΣ(・□・；)
連休初日だというのにこんなもの？
体重計でザックを測ったら18kgぐらいあったのもビックり！(◎_◎;)
アルペンラインの片道きっぷを買った後、
「あ、そうだ、荷物料も…」と言ったら窓口のお姉さんに
「え？15kg以上でですよ？」といぶかしげに言われました。
女で15kg以上ってあんまいないンですかね？
（↑つーか、お前の荷物は無駄に重いンだよ！）
ゴンドラ乗車口は登山者のグループが7〜8人ほど並んでたのみ。
すぐに乗車出来、真っ白な世界の中、雨粒が当たる窓を見ながら
「…やっぱやめようかな…。いやいや、八方尾根は危険もないし、
とりあえず唐松のテン場までは行ってみよう…」と
気持ちを奮い立たせます。
だってこんなに人が少ないなんて…。いや嬉しいけどさ。
リフト乗り場では「晴れ、くもり」と天気予報が書いてあったので
少し安心していざ八方池山荘へ！
レインウェアを着込んでストックを出し、出発します！
案の定、登ってるうちに晴れてきて(＾∀＾)♪
登山者も増えましたが渋滞するほどではなく。
白馬三山は見えそで見えない、でも見える感じで
山荘近くでは前回来た時とルートが変わっていたりして
楽しみながら頂上山荘に到着！
「テントは予約済みと書いてある場所で空いてる所に張ってください」
と言われ、やはり一番上の場所は早々に埋まってましたが
その先に都合よく一人用スペースがあったので無事設営！
途中で雷鳥にも逢えて感激です！
で、ガスったのをいいことに山頂往復は断念。
2回登ったことあるからね。別にいいのよ。
テントの中で昼寝してたら寒くて寒くて（←服着ろよ！）
トイレは山荘の中なので暖かくて綺麗♪
トイレ行くたび山荘まで登るのが玉にキズですが…(-_-)
夜は風も強く吹き、#3のシュラフじゃ寒かったかなぁと
震えながら寝ました。
テントの数も10張に満たず非常に静かな夜でしたが、
夜10時ごろに電話でもしてるのか男性の話し声が聞こえて
起きてしまいました…(-_-)すぐ終わりましたが。
2日目。雲が多いもののまずまずのお天気。
山頂に行くのはめんど…いえ体力温存のため中止。
出発前に山荘でTシャツを買い、メットを被って出発！
五竜方面から来た人に「この先すごい鎖場ですよ」と言われましたが
「覚悟してます！」とp(;`_´)q
しょっぱなから高度感ありましたが鎖があるので大丈夫！
相変わらず雲海のようで下界は見えずも
劔など山々は見えて展望は十分♪
何度かすれ違いもありましたが混雑や渋滞はなく。
人が来たら道を譲ります。
しかし、鎖場地帯が終わった後の、緩やかな道が長かった…。
あのピークの向こうが山荘だな、と思って頑張ってたら
もひとつ先のピークだと気づいた時の落胆…( ゜Д ゜)
そして五竜山荘に到着！
テントははじっこに張ることが出来て満足♪
ガスってきたので後は昼寝です（←毎度）
しかしお腹がゴロゴロして何だかヤバイです。
破裂しそうな勢いです。
トイレ行くの面倒なのに、しかもここ和式だし…(-_-)
あと、「山が好きガスが好き」ってTシャツないの？
売店のお姉さんに聞いたら変な顔されちゃったよ。
しょうがなく？「明日天気になあれ」Tシャツを買いました。
テン場はまだ空きもあり、夜は風もなくとっても静かでした。
3日目。3日目にしてやっと山頂を目指します！
しかし朝起きるのがめんどくさく、山頂やめようかなと思ったり（←どんだけヘタレ）
とりあえず何かお腹にいれなくてはと、チキンラーメンminiの朝食を摂り
テントを出ると目の前の雲にブロッケン現象！
これはもう登れということだね（なんのこっちゃ）
ゴロゴロしたお腹をトイレでスッキリさせ、いざ出発！
天気はまずまずですが雲も多く、
見晴らしいいと怖いから今日はガスってもいいやという気持ちです。
山頂までの3分の2ぐらいは歩きやすい道をゆるく登っていくだけですが
山頂を目指してるせいもあってか、やけに高度感があります。
しつこく「やめよっかな」「やめてもいいンだよ、私」と思いながら
レベル的には昨日の牛首より簡単なはず、と自分に言い聞かせて
やがて岩場、鎖場へ。
登るぶんには大したことありませン。
途中の岩で休憩してたらズボンのお尻がビリッ( ゜Д ゜)
まぁいいや（←？！）と気にせず登ります。
途中で中国人らしき団体の通過を待ったりしつつも
ほとんど渋滞や混雑を感じずに山頂に到着！
＼(＾∀＾)／ばんざーい！
雲が多いものの晴れ間もあり、まずまずの景色。
30分ほど休憩したでしょうか、ガスで真っ白になったところで出発。
下りの鎖場では何箇所か若干難儀しつつも無事通過、
下りはさすがに早くてあっという間に山荘に到着！（自分的に）
お腹が空いたのでお湯入りのカップヌードルを買って食べました。
味噌味にしましたがやはり普通のが一番ウマイな。
さぁ、あとは、明日下るだけだ！
テン場は若者のグループが来て昨日より賑やかだったけど
夜は静かで良かったです。
逆に、疲れたのかなんなのか、やたら「ン」とか「ウ」とか
寝言のような声を出してた私の方がうるさかったです。
<(_ _)>みなさんごめんなさい…
ちなみに夕方から夜、若干小雨が降りました。
4日目。朝としては一番天気が良かった？
昨日はそんなに冷えなかった気がするけど、
テントのフライについた水滴が凍っていました。
しかもここで衝撃の事実が発覚。
ザックの雨蓋と本体をギュッと締めるバックルが破損…( ゜Д ゜)
さっきテントの中に落ちてたプラのゴミはこれか！
右側だけなので、とりあえず左側だけ留めて背負います。
遠見尾根は遠いだろうと朝6時に出発する予定でいたのに
そんなこと私に出来るわけもなく（？）
お腹がゴロゴロするためトイレに3回も行きつつ
7時半に出発しました。
さらば五竜よ！ また逢う日まで！
傾斜はわりとある気がしますが
鎖場が続くのでストックは出さずに頑張ります（当たり前）
しかし雨蓋が首にかかってうっとうしい。
しばらく我慢しますが、よく考えたら
雨蓋を本体にしまっちゃえばいいンだと思い、実行。
やっと快適に歩けます。
鎖場は4箇所ほどあるのですが
傾斜が緩いぶん後ろ向きだと却って下りづらかったり。
ストックを使って前から下りてる人も多いので
真似しようとストックを出しますが、結局邪魔なだけでした。
そして、登ってきたお兄さんに
「まだ鎖場ありますか？」と聞いたら
「あ、一箇所だけ。でもそんなに傾斜はない」
と教えてもらって安心、不格好ながら鎖場を通過し
もう大丈夫だと思ったら、なんともう一箇所ありました！
くっそぉ〜(;`皿´)=3お兄さんめ！（←嘘。別に怒ってませン）
なんとかクリアし（当たり前）あとは平和な道のハズ！
ここら辺でだいたい西遠見との鞍部となり、
何度もアップダウンが続くかと思いきや
平坦なヤセ尾根や樹林に囲まれた細い道ばかりで
中遠見山だけ階段登りが続きましたが
登りも下りもろくにないような感じ、
思ったよりずっと楽チンなルートでビックリ( ゜Д ゜)
地図をよく見てればわかったことですが…
八方尾根より楽なんじゃない？と思ったほどでした。
それでも五竜のゴツゴツしたイメージのせいか、
唐松岳よりは登山者が少なく非常に快適でした。
大した苦労もなく小遠見山に到着した時にはガッスガス。
しかしここは8年前に来たことがあるため、もう安心。
あとは若干階段続きでウンザリしますが、1時間弱でリフト乗り場。
客はおらずスタッフも見当たらないので歩きます。
楽だったと言いつつそれなりに疲れたので
植物園はろくに見ないままゴンドラ乗り場へ。
お腹が空いたのでガラガラのレストランで休憩します。
しかし、いつもは大好きなポテトフライが美味しくなく…
山賊焼きも味がしなくて…(-_-)いえクリームソーダは美味しかったケド
とりあえず山賊焼の袋にポテトフライの残りを入れて持ち帰り。
ゴンドラ乗り場もガラガラで、コロナのアレで同意書を記入して乗車。
終わったな、と感慨深い気持ち。
エスカルプラザも人影はまばらで、
8年前に乗ったはずのバス乗り場はどこだろう？
予約した高速バスまでは2時間以上あるので急ぐ必要はないですが。
レストランでまた何か食べようかな？（食欲ないケド）
それとも歩いて駅まで行く？
適当に建物の中を歩いてたら、階段の下の扉の向こうにバスを発見。
駅までのシャトルバスだったので、ろくに確認せず飛び乗っちゃいました。
乗ってすぐに「時刻表確認して、次のがあれば次にすればヨカッタ…」と後悔。
だってどうせ駅に行っても店も何もないからです。
案の定、何もなかったけど、トイレと自動販売機はありました。
同じバスに乗ってた人も、電車が一時間待ちで退屈そう(＾皿＾)ククク
まぁいいやと外のベンチに座り、スマホをいじりながらコーラ飲みます。
そして先ほど残した山賊焼きとポテト、何故か今は美味しい！
一時間過ぎてから高速バスのバス停を探しに行ったらすぐそこでした。
待合室があるのでバス停に移動し、少し遅れてバスが到着。
バスは満席に近かったです。
少しお腹が怪しかったですが、ちょうど梓川SAに到着したので事なきを得て
念の為食べ物を摂るのは控えて渋滞を乗り切りました（座ってただけだが）
何故か全く眠くならずスマホいじってました。
そりゃそうだよね、ゆるゆる行程だったもの(A＾O＾;)
┐(￣▽￣)┌
というわけで、終わってしまえば何を怖がっていたのか
もっと早く挑戦できただろうと思えるレベルでしたが（←よく言う）
雷鳥・雲海・ブロッケン、ホシガラスにアサギマダラにも逢えたし
雨風に怯えることもなく本当に良い山行でした☆
反面、お腹はゴロるわバックル破損に尻破けるし
お花の時期は終わり紅葉にはまだ早く
山頂で絶景を堪能できたというほどでもないですが
これ以上望むのは贅沢といふもの。
テン泊も楽しめて本当に満足できる山行となりました！
夢って叶うンだな〜♪
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先に謝るよ、ごめんね。
でも頑張ったよ僕。新宿から新百合までNo.1〜310までは見たさ、当たり前でしょうよ。
あなた様と私の関係は、いつも対岸なんだから。結局の共通点は
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日記の拍手数に対して山行の拍手が…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
でも良いのです、幸せならそれで(←何が)
で、感想は？って
何だ結局、蓮華温泉に行かなかったのですね。情報が非常に乏しい山域で、心配で心配で…白馬大雪渓を踏み抜いて崩落させたんじゃないかとか(←違う？)
ま、とりあえずガスガス同盟のTシャツは売っていないと知る事が出来たので、それは大変な収穫でございました。
ダン之助でした。
(＾＾) dan_no_suke さんこんにちは。
そういえば唐松岳で会いましょうって言ったのにいませんでしたね…
ま、私も山頂には行かなかったので待ちぼうけさせちゃったかしら！
次に五竜を歩く予定があったら、ガスガス同盟のTシャツを買ってきてください。
あと小玉スイカも差し入れてしてください！
お願いします！
楽しく読ませていただきました。
今年久しぶりに登ろうと思っていた五竜。
残念ながら行けませんでしたが、このレコで行った気分になれました。
懐かしい思い出が脳裏によみがえりました。
ありがとうございます。
(＾＾) sanga1993 さんこんにちは。
スッキリ晴れたというほどではないけど、自分にとってはまずまずの山行でした。
が、３泊４日かける人はあまりいませんよね
我慢強く読んでくださってありがとうございます
先月の sanga1993 さんの八方尾根レコもとっても素敵でした。
季節の変化を比べるのも面白いですね。
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