北アルプス・パノラマ銀座を稜線漫歩@中房温泉〜上高地
- GPS
- 55:57
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 2,754m
- 下り
- 2,625m
コースタイム
時 刻 累 計 場 所
06:00 00:00 中房登山口
09:25 03:25 合戦小屋(休止15分)
10:45 04:45 燕山荘(雨宿り2時間)
12:45 04:45 燕山荘
14:45 08:45 切通岩・喜作レリーフ
15:35 09:35 大天井岳
15:45 09:45 大天荘
[6/23]
時 刻 累 計 場 所
06:10 00:00 大天荘
08:40 02:30 常念乗越・常念小屋(休止35分)
09:15 02:30 常念乗越・常念小屋
10:15 04:05 常念岳
12:15 06:05 2,592mピーク
13:30 07:20 蝶槍
14:00 07:50 蝶ヶ岳ヒュッテ
[6/24]
時 刻 累 計 場 所
08:00 00:00 蝶ヶ岳
08:40 00:40 長塀山(休止10分)
11:05 03:05 徳澤(休止15分)
12:00 04:00 明神(休止30分)
13:10 05:10 上高地バスターミナル
*********************************
13:20 上高地バスターミナル
14:45 新島々駅
15:14 松本駅
歩行距離:31.3km
累積標高差(登り):2,853m
累積標高差(下り):2,744m
天候 | 6/22:雨のち曇 6/23:晴れ 6/24:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
○中房温泉駐車場(120台−無料) http://www.enzanso.co.jp/sansou/cyuusyazyou.html ○沢渡駐車場(2000台−500円/1日) http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/ ※1日=0時〜23時59分までを1日と換算 ◆公共交通機関 ○中房温泉へのアクセス(リンク先:南安タクシー) http://nan-an.sakura.ne.jp/bus/bus/nakafusa-teiki-bus21.html ○上高地へのアクセス(リンク先:アルピコ交通) http://www.kamikochi.or.jp/access/ ○中房温泉〜上高地のマイカー回送(リンク先:南安タクシー) http://nan-an.co.jp/tozan/tozan/post-4.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【トピック】 ・北アルプス三大急登の合戦尾根 ・燕山荘で雨宿り ・雷鳥との出逢い ・壮大な槍穂高のパノラマ ・松本平に広がる雲海 ・梓川河畔の散歩道 ・上高地のシンボル河童橋 【要注意箇所】 [大天井岳直登コース] ・ザレとガレの急登ではスリップ注意 [常念乗越〜常念岳] ・浮き石注意(登山者が多く、落石に注意) [残雪期:〜7月上旬] ・大天井岳巻き道の雪渓トラバース ・蝶槍直下、長塀山直下の急斜面雪渓 ・長塀尾根のルートファインディングは慎重に |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
◆中房温泉
中房温泉到着は5時30分。
悪天予報もあってハイシーズンの喧騒はなく、
第1駐車場が7割埋まっている程度でした。
◆合戦小屋のスイカ
2013年度は6/29より解禁。
今年のスイカは、春先の日照時間が長かったため育ちが良いそうです。
初競りは1玉2万円でした。
◆燕山荘
合戦沢ノ頭からは緩やかな登りが燕山荘まで続きます。
扉を開け中に入ると、スタッフの方々が笑顔で出迎えてくれました。
山岳ガイド有資格者も多く、登山道状況や天候のアドバイスは的確です。
2時間ほど、雨宿りで利用させてもらいました。
山小屋とは思えない設備環境で、快適に過ごす事が出来ました。
◆燕山荘〜大天井岳
燕岳を見送り、大天井岳方面へ向かいます。
遠くに槍ヶ岳を見ながらの稜線漫歩です。
歩き続けるたびに槍ヶ岳の山容が大きくなっていきます。
これこそ表銀座ルートの醍醐味です。
大下りの頭からアップダウンを伴います。
喜作レリーフを見届け、大天井岳を直登します。
ザレとガレの急登で高度差200mを稼ぎます。
大天荘へ向かう巻き道は、雪渓トラバースで危険を伴います。
6/29の小屋明け以降、雪切り整備が入る予定です。
◆大天井岳〜常念岳
大天井岳は常念山脈縦走路の最高地点となります。
横通岳までは緩やかな縦走路が続き、スキップしたくなるような稜線歩きです。
槍ヶ岳の山容が変わっていく様に、心躍らされました。
常念乗越まで大きく下り、そこから常念岳まで標高差400mの登りです。
浮き石に注意しながら、淡々と登っていきます。
常念岳山頂からは360度の大パノラマです。
穂高の稜線と荒々しい大キレットがハッキリと確認できます。
槍穂高を眼前に、梓川河畔を俯瞰しながら贅沢な時間を過ごしました。
◆常念岳〜蝶槍
常念山脈縦走路でもっとも体力的に厳しい区間です。
蝶槍を遠望しながらザレ場を大下りします。
その後に控えるアップダウンや樹林帯に大変苦労しました。
蝶槍に辿り着いた達成感が大きく、絶景のオマケ付きです。
◆蝶槍〜蝶ヶ岳
緩やかな縦走路となり、稜線漫歩を楽しめます。
このあたりから眺める穂高の山並みは峻険で迫力があり、
非常に見ごたえがあります。
槍ヶ岳は少し離れていますが、尖峰な山容が存在感を示しています。
◆長塀尾根を経て、上高地へ
長塀尾根は眺望のない樹林帯の急坂が徳沢まで続きます。
長塀山への登り返しがありますが、距離は僅かです。
残雪期の下山はルートファインディングを慎重に。
ペンキマークや踏み跡を注意深く観察しながら、忠実に辿っていきます。
◆徳澤園〜梓川河畔
徳澤園と聞いて思い浮かべる事はソフトクリームと美人女将の上條さん。
みちくさ食堂という外来者用の食堂もあり、
美人揃いの女性スタッフが出迎えてくれます。
徳澤園は美人さんしか雇わないのではないでしょうか(笑)
梓川河畔は先般の台風4号で一部が崩落していますが、通過に支障ありません。
登山者にとってはいつものルーチンですので、淡々と歩いていきます。
河童橋まで出ると、観光客の方が増えてきてとても賑やかになります。
上高地を出る際に河童橋越しに吊尾根を眺める事が好きなのですが、今回は見えませんでした。
◆謝辞
今回の山旅は燕岳日帰り、一の沢下山、上高地下山の3グループに分かれました。
往路でクルマを出してくれた山仲間の皆さん、ありがとうございました。
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