白峰三山 北岳、間ノ岳、農鳥岳

2013年08月12日(月) 〜 2013年08月14日(水)

• GPS: 49:00
• 距離: 24.0km
• 登り: 2,412m
• 下り: 3,126m

コースタイム

■11日（前日登山：木曽駒ヶ岳）
17:30仙流荘（前泊）−18:00夕食

■12日（北岳山荘まで：7時間51分）
5:00食事−5:40バス（宿泊者特典で待たずに乗れます）−6:48北沢峠（バス乗換）
7:25バス−7:50広河原着（トイレなどあります）
8:06登山開始−8:11広河原山荘−8:32白根御池分岐−10:23二股分岐（右俣へ）
11:00昼食−12:45小太郎分岐−13:36北岳肩の小屋−14:00両俣分岐−
14:25北岳山頂（3193m）−15:57北岳山荘（今夜の宿）
18:30夕食（3巡目でした）−20:00消灯


■13日（大門沢小屋まで：9時間44分）
1:30ペルセウス座流星群観察（15分で20個ほど）2度寝−4:30起床−
5:08御来光−5:40朝食（2巡目）−
6:39登山開始−7:24中白根山（3055m）−8:46間ノ岳（3189m）−
9:55雷鳥と遭遇−10:19三国平分岐−10:30農鳥小屋−11:14昼食
11:47西農鳥岳（3051m）−12:40農鳥岳（3026m）−13:25大門沢下降点の鐘
16:23大門沢小屋（今夜の宿）−17:00食事−20:00消灯

■14日（奈良田の里温泉まで：3時間）
4:45食事−5:30登山開始−8:00第一発電所−8:30奈良田の里温泉
8:45入浴−9:50バス−11:20身延駅

天候

12日：快晴　13日：快晴−>キリ　14日：快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

11日：前日17時30分　木曽駒ヶ岳の帰りに仙流荘まで送ってもらった。
12日：仙流荘−>北沢峠（バス　　北沢峠−>広河原（バス）
14日：奈良田−>身延駅（バス）　身延駅−>名古屋（特急・新幹線）

コース状況／危険箇所等

【前日宿泊先：仙流荘】
　仙流荘へ宿泊は、1グループで1部屋です。
　予約時に5人部屋と言われたので相部屋と思っていたら
　最大5人の部屋という意味でした。
　そうそう、ここは山小屋じゃなく旅館だった。（；^ω^）
　夕食は18時から、食べきれないほど出ます。朝食は5時から。
　5時40分に宿泊者向けにバスをチャーターしてくれて優先乗車できました。
　（バス待ちの列に並ばずに、玄関先で宿泊者を乗せてくれました）
　北沢峠へは7時前に付きますが、広河原へは7時50分にしかつきません。
　北岳を目指すには少し遅い時間なので、気合入れて登る必要があります。

【広河原から北岳山荘まで】
　右俣コースをたどれは雪渓はありません。
　左俣は少しあるとのことですが、今回は軽アイゼンも不要でした。
　右俣コースは、甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳の眺望が良く、途中肩の小屋もあるので
　自信がないかたはコチラがお勧め。
　普段登山をやっている人なら危険箇所は殆どありませんが、距離が長いので、
　あまり休憩し過ぎると、宿到着遅くなってしまいます。

【北岳山荘】
　夕日、御来光ともに見えました。また富士山も見えます。
　この日はペルセウス座流星群の極大日でしたので、夜中に流星の観測も
　できました。15分で20個ほど見えました。
　朝の気温は6度でしたので、流星観測は暖かい服装で。
　食事はご飯、野菜、魚とあり、充分美味しくいただけました。
　私は到着時間が遅かったので、夕食は三巡目、朝食は二巡目でした。
　夕食は日暮れと重なってしまい、見えませんでしたが、朝食は一巡目の方の
　朝食時間に日の出でしたので、遅い時間でラッキーでした。
　トイレは水洗式。循環水なので水に色がついていますが充分です。
　匂いは少しありですが、スグに鼻が慣れてきます。
　洋式と和式トイレがあり、男女は同じトイレです。
　この日はお盆でしたが、布団はひとり1枚ありました。
　部屋の中は暑く、半袖一枚で、毛布も掛けなくても寝れました。
　水は貴重で宿泊者は1リットルまで無料、それから1リットルごとに100円

【北岳山荘から大門沢小屋】
　眺望は最高、標高3000mを超える縦走路は別世界の爽快感。
　また雷鳥の親子にも出会えました。
　この行程では一番楽しいコースだと思います、
　しかし、距離があるので約10時間もかかってしまいました。
　大門沢の下りは、ガレた石や粘土などがあり、疲れた足では滑ります。

　中白根山は眺望が良く、国内標高No1の富士山、No2の北岳、No3の穂高岳、
　No4の間ノ岳、No5の槍ヶ岳の全て見渡せました。

　間ノ岳からは、南アルプス南部の山々が見渡せます。
　ここも見晴らしが良く、景色最高でした。
　間ノ岳と農鳥小屋の間で雷鳥の親子に遭遇しました。

　農鳥小屋は、登山者への愛情が溢れすぎる親父さんで有名な山小屋
　10:30頃通過は問題なしでした。
　トイレを使いましたが、扉には穴が空き中が見える。
　便器もなく、板に四角い穴が開いているだけ。
　落し物は下に敷いてあるトタン板を滑っていくという、昔の山小屋方式
　覚悟して使いましょう。ちなみにトイレの個室自体は綺麗でした。

　西農鳥岳は、ここがそうかなと思うのが何回かあります。
　農鳥岳までくるころにはお疲れ気味。
　ここから長い下りになります。
　大門沢への下降点からしたは、小石や粘土などがあり滑りますので注意が必要。

【大門沢小屋】
　川の近くなので、水飲み放題、使いたい放題。
　それならトイレも当然水洗と思いきや、木に穴が空いただけのもの。
　しかもコチラは、トタン板で滑っていく方式ではなく、真下で貯まる方式
　なので、皆さんの落し物がみえます。
　小屋の方に、「宿泊者用のトイレって？」聞き直しちゃうほどのトイレです。
　
　そして、水が豊富なので、コインシャワーがあります。
　今までの汗を流すために利用しました。
　脱衣所はシャワーボックスの中で、カーテンで濡れないようにできますが
　壁に引っ掛けなきゃいけないので、コンビニ袋などを用意すると良い。
　使ってみると...
　(；´Д｀)　「ツメターーーイ。水じゃん」
　いくらお湯側にひねっても、微妙に温度が変わるだけ。
　「さすが山小屋、厳しいゼ」と思って浴びてました。
　登山中何度がご一緒した方が隣から出てきたので聞いたら、
　「お湯で最高でした、石鹸もあったので洗っちゃいました〜(*´д｀*)」
　とのこと。
　僕と全然違うんだけどーーーーーーー。

　そうそうここで、農鳥小屋のオヤジさんの甥っ子さんに会いました。
　高校生でバイトするために翌日登るそうです。
　
　夕食、朝食とも調理の手間が掛からない漬物などが中心です。
　ご飯と味噌汁はおかわりできます。

　部屋ですが、メチャンコ寒かったです。
　朝の室温が11度、用意されていた毛布では寒すぎ、服を3枚着ました。
　窓や入口も隙間だらけで外の気温と変わりません。虫も入り放題。
　雨、風はしのげるし、布団はあるし、ぐらいで思ったほうが良いです。

【大門沢小屋から奈良田の里温泉】
　朝食を食べてから降りても8:50の広河原行きバスや、9:50の身延駅行きバスは
　間に合います。
　丸太橋は作りがテキトーなので歪んでます。気をつけて渡りましょう。
　吊り橋が3本あります。揺れますので高所恐怖症の人には厳しい。
　コースは歩きやすい道です。

写真

8/11 17:44

仙流荘からみる鋸岳
パックリ割れてます

8/11 18:05

仙流荘の夕食

8/11 20:00

仙流荘の部屋
広すぎ〜

8/12 5:08

仙流荘朝食

8/12 5:42

順番待たずにバスに乗車

8/12 5:52

8/12 6:34

8/12 6:48

北沢峠に到着

8/12 6:49

8/12 6:51

8/12 6:51

甲斐駒ヶ岳への登山口
トイレもあります。

8/12 6:52

仙丈ヶ岳にも行けます

8/12 7:00

バスの接続悪し

8/12 7:05

気温12度
肌寒い

8/12 7:51

広河原に到着
北岳が見えます

8/12 8:01

8/12 8:02

広河原

8/12 8:04

8/12 8:06

8/12 8:06

8/12 8:08

8/12 8:09

吊り橋

8/12 8:11

広河原山荘

8/12 8:11

モーニングがある
登山者には遅い時間だし
カロリー不足かな

8/12 8:11

パンなど買えます

8/12 8:32

8/12 8:32

大樺沢方面へ

8/12 8:44

樹林帯

8/12 8:55

ちょくちょく北岳が見えます

8/12 9:28

8/12 10:06

日陰で休憩

8/12 10:07

お菓子の袋がパンパン

8/12 10:19

雪渓の庇の下で休む人も

8/12 10:22

いい天気

8/12 10:23

二股にはトイレがあり

8/12 11:04

仙流荘でもらったオニギリ

8/12 12:29

8/12 12:42

もうすぐ稜線

8/12 12:45

稜線にでるといきなり甲斐駒ヶ岳

8/12 12:48

そして仙丈ヶ岳

8/12 12:48

6000万パワーズ
（キン肉マン風）
2967m+3033m

8/12 12:48

小太郎分岐は折れている

8/12 12:52

8/12 12:55

目指す北岳

8/12 13:02

(；゜Д゜)
なにかあったか？

8/12 13:16

8/12 13:24

8/12 13:36

北岳肩の小屋に到着

8/12 13:42

工事中でヘリでコンクリートを運んでました

8/12 13:42

8/12 13:47

8/12 13:50

8/12 14:01

8/12 14:01

8/12 14:18

北岳までもう少し

8/12 14:25

8/12 14:25

ついに到着
日本2の山

8/12 14:32

8/12 14:34

8/12 14:37

甲斐駒を摘んでみる

8/12 14:37

仙丈は太め
女王様は太り気味か

8/12 14:37

三角点と甲斐駒ヶ岳

8/12 14:48

標高3000mの縦走路

8/12 14:56

仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳方面

8/12 14:57

間ノ岳、農鳥岳方面

8/12 15:55

北岳山荘のテント場

8/12 15:57

北岳山荘

8/12 17:13

受付、売店

8/12 18:30

夕日

8/12 18:31

雲も綺麗

8/12 18:35

晩御飯

8/12 19:09

部屋割り表

8/12 19:39

夜は上手く映らず。
この日は流星群も見えました。

8/13 4:52

夜明け前の富士山

8/13 5:01

夜明け前の北岳

8/13 5:08

御来光
キタ━(゜∀゜)━!

8/13 5:09

夜明けの北岳

8/13 5:10

8/13 5:10

御来光と北岳

8/13 5:10

御来光と富士山

8/13 5:13

8/13 5:46

朝ごはん

8/13 6:15

北岳山荘のお部屋

8/13 6:18

お弁当くれます

8/13 6:39

今朝の気温は6度

8/13 6:42

富士山綺麗

8/13 6:43

8/13 6:44

8/13 7:05

富士山と私

8/13 7:24

中白根山の眺望は最高

8/13 7:29

No1　富士山

8/13 7:29

No2　北岳

8/13 7:30

No4　間ノ岳

8/13 7:31

No3と5　穂高と槍
手前の女王様はNo18
中白根山は、付属の山扱いで除外

8/13 7:32

富士山をつまむ

8/13 7:41

いい景色

8/13 7:45

キモチイイ

8/13 8:42

もうすぐ頂上

8/13 8:46

間ノ岳三角点。
国土交通省さん、字が違うヨ。
昔はこの字だったのかな？

8/13 8:47

仙丈、甲斐駒、北

8/13 8:47

農鳥、西農鳥、荒川、赤石、中、
大沢、うさぎ、聖、塩見と
教えてもらいました。

8/13 8:48

間ノ岳

8/13 8:49

4位

8/13 8:56

ダー

8/13 8:58

8/13 9:01

三角点と富士山

8/13 9:18

8/13 9:20

8/13 9:20

8/13 9:54

雷鳥ハッケン

8/13 9:54

居るー

8/13 9:55

8/13 9:58

保護色ですが子供も居ます

8/13 9:59

8/13 10:19

8/13 10:30

農鳥小屋

8/13 10:30

8/13 10:31

雨予報？

8/13 10:31

8/13 10:32

8/13 10:36

8/13 10:38

8/13 10:56

間ノ岳と農鳥小屋

8/13 11:16

お弁当

8/13 11:33

日陰は寒い

8/13 11:44

8/13 11:47

西農鳥岳

8/13 11:48

8/13 12:40

日焼け防止中で農鳥岳

8/13 12:41

8/13 12:41

8/13 12:42

8/13 13:01

8/13 13:07

キリが出てきた

8/13 13:22

8/13 13:25

下降点の鐘

8/13 15:02

8/13 15:12

8/13 15:19

8/13 15:33

お疲れ気味

8/13 15:40

8/13 15:51

丸太橋

8/13 16:23

やっとついた大門沢小屋

8/13 17:00

晩御飯

8/13 17:23

お部屋

8/13 17:31

シャワーBOX内

8/13 17:44

右は水でした。

8/13 18:53

農鳥小屋オヤジさんの甥っ子さん

8/13 18:55

手持ちのドコモ携帯は通じず

8/14 4:33

朝の室内12度
寒かった

8/14 4:51

朝ごはんは卵かけごはん

8/14 4:58

8/14 5:30

8/14 5:33

8/14 5:40

8/14 6:38

作りがあらい丸太橋

8/14 7:05

8/14 7:08

8/14 7:12

8/14 7:13

吊り橋は揺れる

8/14 7:20

8/14 7:25

8/14 7:29

8/14 7:32

8/14 7:41

8/14 7:41

8/14 8:02

8/14 8:02

8/14 8:05

8/14 8:06

8/14 8:19

8/14 8:23

8/14 8:30

8/14 8:31

こっちは入れます

8/14 8:34

こっちは昼スギから

8/14 8:42

水曜定休ですが、お盆は営業

8/14 8:42

8/14 8:43

8/14 8:43

いい湯でした。

8/14 9:20

8/14 11:40

身延駅のうどん

8/14 11:42

電車にて

8/14 12:12

撮影機器：

FUJIFILM XF1 富士フイルム