花満開そして大展望の薬師岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳をテント縦走


- GPS
- 74:28
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 3,487m
- 下り
- 3,748m
コースタイム
折立7:18→11:09太郎平小屋11:15→11:35薬師峠12:10→13:09薬師岳山荘13:12→13:59薬師岳14:02→14:14避難小屋通過→15:27薬師峠(テント泊)
8/14
薬師峠5:36→6:02太郎平小屋6:15→6:24太郎山6:26→8:09北ノ俣岳8:22→11:29黒部五郎岳の肩11:33→11:43黒部五郎岳11:50→12:00黒部五郎岳の肩12:08→14:05黒部五郎岳小舎キャンプ場(テント泊)
8/15
黒部五郎岳小舎キャンプ場4:49→7:04三俣蓮華岳7:14→8:42双六岳8:50→9:37双六小屋10:05→11:14弓折乗越11:42→12:28鏡平12:48→15:32ワサビ平キャンプ場(テント泊)
8/16
ワサビ平キャンプ場8:28→9:43新穂高温泉(中崎山荘で入浴)
天候 | 8/13 晴れ午後から曇り 8/14 晴れ午後から曇り 8/15 晴れ午後から 8/16 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富山から折立まで地鉄バス(要予約) 朝の3便のみ 詳細は以下のURLを参照ください http://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741 下山口 新穂高温泉から毎日アルペン号(3列シートのプレミアム)を利用。 直接、新宿まで運んでくれます。通常のスタンダードもあります。 詳細は以下のURLを参照ください http://www.maitabi.jp/bus/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんが、行程が長いので持久力が必要。 登山ポストは折立、新穂高温泉にありました 下山後は電車・バス利用だったので、新穂高温泉バス停近くの「中崎山荘」 http://shinhotaka.com/nakazaki.html |
写真
ゴ−ルデンウィークとは風景が違います。
ちなみにGWのときはこんな感じでした。
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/29/290582/51d1b5b58432be963376962ff59d8661.JPG
感想
夏休みは、今年のゴールデンウィークのリベンジをするため、薬師岳&黒部五郎岳に登ることに決めましたが、決めたのが遅かったんで、今回初めて登山バスを使ってみようと試みましたが、予約でいっぱいで、仕方なく、電車で富山に向かい、駅前のビジネスホテルに宿泊して、朝5時の折立行きのバス(予約必要)に乗車。
ちなみにゴールデンウィークの記録は
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-290582.html
8/13
バスはほぼ満席で、7時に折立に到着。準備を済ませ登山開始、まずは太郎平を目指します。それにしても良い天気です。
さすが北アルプスです。どこ登っても急登で、折立から太郎平へのルートも同様、きついですが、
サザンライブの疲れも消え、前入りしたお陰で、テント縦走で荷が重いけど、快調に歩が進みます。
天気も良いし、登山者も多い。
太郎平小屋に到着。ゴールデンウェーク以来ですが、大分様子が違ったのに驚きました。
山小屋も混雑したようです。(ビール以外のも飲料は品切れだったようです)
私はテント場である薬師峠を目指しますが、20分ほどで到着して、テントを張り、必要な物を小さいザックに詰め、薬師岳を目指します。
ほぼ空荷なので快調に進みます。
午後になって雲が出てきて、視界が悪くなったが、薬師岳に何とか到着。
薬師峠の寝床に戻り、キャンプ場管理小屋で手続きとビールを購入して、
今日もよく歩いたご褒美。
夜中に目が覚めて、星空を眺めていると星が綺麗でバルブ撮影を試みました。
運がよければ、ペルセウス座流星群も写し込めると期待して撮影しましたが、どうもダメだったみたいです。
肉眼では拝見できました。
8/14
久しぶりのテントで要領が悪く、朝苦労しました。
20年もののテントは所々ボロが出てきて、今回の山旅で引退の可能性が大きくなり、もうひとがんばりしてもらいます。
今日は黒部五郎を目指します。
ゴールデンウィークのリベンジルートです。
今日も天気もよく、ゴールデンウィークの辛さがぶっ飛ぶくらいの青空と花そして、大展望を満喫しながらの稜線歩きは気持ちよかった。
風も気持ちよい。
北ノ俣岳からの眺めはゴールデンウィークとは見えている山は同じですが、雪がなくなるとずいぶん様子が変わります。
それもまた、楽しい。
黒部五郎岳までが長く、アップダウンを繰り返しながら、へとへとで肩にようやく到着。
空荷で山頂を往復。
槍穂高連峰が見え始めました。
双六まで行く予定でしたが、黒部五郎岳小舎に目的を変更して、楽しみにしていた黒部五郎岳カールの中を通る登山道はお花畑(コバイケイソウ)が満開でした。
カールも残雪があって絵になります。
黒部五郎岳小舎までのこの道が結構きつかった。
何とかキャンプ場に到着。
やっぱり、ビールで疲れを癒します。今回は生ビールとちょっと遅いランチで至福のひと時。
8/15
今日はできれば、笠ヶ岳山荘を目指したいと思い、昨日よりも早く出発です。
今回もコルからのスタートですので、登りから始まります。
昨日よりも急なので、重い荷物が応えますが、三日目で完全に山用のリズムと体がヒットしてきて、調子が良いです。
ただ、足裏の皮が捲れて、辛いです。そこだけがウィークポイントです。
森林限界を抜けると展望が良いはずですが、雲がかかっていて、展望は今一でした。
やがて、日が差してくると雲が晴れ、すごい展望が待っていました。しかもお花も満開。北アルプス最高!
三俣蓮華岳も展望が良くて、槍穂高連峰、鷲羽岳、水晶、笠などが見渡せます。
さすが三県に境の山ですね。
写真を撮りまくって、双六を目指し、ずっと展望が良い稜線沿いに歩きます。
このルートも以前来たときは台風の影響で稜線は歩けなかったので、今回のルートは太郎平から北ノ俣岳まで以外は初めてのルートでした。
双六岳からの槍も撮りたかったんで、雲がかからないことを祈りながら歩きました。
双六ってまん丸のお山と思っていましたが、結構急な山でした。
展望は最高です。
槍ヶ岳がどんどん近づいて来ました。
目的の写真、まん丸お山越しの槍ヶ岳も撮れました。(ちょっと雲が出てきましたが・・・)
双六小屋で休憩し、地図と足の具合を見て、とりあえず弓折乗越を目指し再出発。
弓折乗越までの間、小さなアップダウンを繰り返しているうちに足が限界になり、鏡平方面へ下山することにしました。
この稜線もお花畑がいっぱいで楽しめました。
鏡平で名物かき氷を頂き、逆さ穂高連峰は撮れずにワサビ平へ下山しました。
やっぱりビール。
夕方、雷が鳴っていました。後でわかったことですが、笠への稜線では雨が降ったようでした。
8/16
下界はやはり暑くてよく眠れませんでしたが、雨は降りませんでした。
日が差してくるのを待って、テントを乾かしてから、撤収して、温泉を目指して出発です。
ワサビ平小屋で割引券を貰い、中崎山荘「奥飛騨の湯」\700でバスが来るまで今回の反省と思い出をしながら、ゆっくり時間を過ごしました。
初めての登山バスなので、良くわからず戸惑いましたが、帰省ラッシュに当たり、14時15分に出発したのに新宿に着いたのは21時過ぎでした。
有意義な夏休みが過ごせました。
それにしても、前々回、前回の白馬岳、爺ヶ岳(種池山荘)もそうでしたが、今年はお花満開、当たり年のようですね。
今回の薬師岳、黒部五郎岳、三俣蓮華、双六、鏡平までどこもお花畑が花々満開で素晴しかった。
前々回(白馬三山&不帰ノ剣)は
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-323886.html
前回(爺ヶ岳)は
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-329114.html
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