ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 334467
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山逆縦走(奈良田⇒広河原)長い登りも登れば爽快

2013年08月15日(木) 〜 2013年08月16日(金)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
23.5km
登り
3,116m
下り
2,444m

コースタイム

8/15
奈良田第2駐車場5:10⇒8:10大門沢小屋8:21⇒大門沢降下点11:13⇒11:56農鳥岳12:12⇒12:52西農鳥岳13:06⇒13:38農鳥小屋
8/16
農鳥小屋5:32⇒6:40間ノ岳6:58⇒7:58北岳山荘8:02⇒8:46北岳9:32⇒9:54北岳肩ノ小屋10:00⇒11:15白根御池小屋11:34⇒12:54広河原
天候 8/15 晴れ⇒曇り⇒雷雨
8/16 晴れ⇒曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田第2駐車場 100台以上 仮設トイレ 水 あり
コース状況/
危険箇所等
◇奈良田〜大門沢小屋
1つ目の吊橋までは林道を歩き。(途中に登山ポストあり)
1つ目の吊橋の前にトイレあり。(工事用であるが登山者使用可)
また1つ目を渡らなくても道なりに進めば2つ目の吊橋へ出る。(そちらの方が楽)
3つ目の吊橋は揺れが大きく頼りない。
その後は斜面沿いに歩く。ザレていたり、谷側に斜めの箇所もあるので注意。
その後は沢をいくつか渡り大門沢小屋に到着。シャワーがある。
◇大門沢小屋〜大門沢降下点
ひたすら登り、一部ザレた急斜面もあり注意。
要所にはロープやハシゴが掛けられている。
長い登りなので焦らない。ペースを守って行くと良い。
直下までは樹林帯のため、日差しからは遮られる分た助かる。
大門沢降下点〜農鳥岳〜西農鳥岳〜農鳥小屋
稜線沿い歩き。細かいアップダウンあり。
農鳥岳〜西農鳥岳間は岩場の足場の悪い箇所あり注意。
▲農鳥岳、西農鳥岳ともに稜線沿いの小高い場所って感じ。展望抜群。
西農鳥岳〜農鳥小屋は急な下り。
得に今回は雨に降られ、コースが川になっていた。
◇農鳥小屋〜間ノ岳
岩場の歩き、コースは得に問題はないが、ガスがかかっているとルートを見失い易いので注意。
▲間ノ岳 何もないだだっ広い山頂。展望抜群。
◇間ノ岳〜北岳山荘
稜線沿い歩き。細かいアップダウンあり。
特に危険な箇所なし。展望抜群で天気がよければ時間を忘れ楽しい山行が出来ます。
◇北岳山荘〜北岳
岩場が多いの登り。三点確保でいけば問題なし。この急坂を越えると待望の山頂。
▲北岳 展望抜群。達成感大。
◇北岳〜北岳肩ノ小屋
岩場とザレの下り、足元に注意。
直下に小屋が見えて気分的には歩き易い。
◇北岳肩ノ小屋〜白根御池小屋
分岐より辛い長い急な下り。足元に注意。
◇白根御池小屋〜広河原
前半登り基調。その後は辛い長い急な下り。足元に注意。
特に、足に疲れがきていると思うので細心の注意を。
奈良田第2駐車場
広い トイレ 水あり
奈良田第2駐車場
広い トイレ 水あり
奈良田第1発電所分岐
トンネル手前を左へ
奈良田第1発電所分岐
トンネル手前を左へ
1つ目の吊橋前のトイレ
工事用であるが登山者の利用可
1つ目の吊橋前のトイレ
工事用であるが登山者の利用可
2つ目の吊橋
美しい緑
この手前までのコースは谷に傾いているので注意
美しい緑
この手前までのコースは谷に傾いているので注意
美しい沢
大門沢小屋
ここまで3時間
ここから途方も無い急坂が続く
大門沢小屋
ここまで3時間
ここから途方も無い急坂が続く
ザレの急な登り
ロープあり
2
ザレの急な登り
ロープあり
後方を振り返り
かなり登りました。
後方を振り返り
かなり登りました。
昼食タイム
稜線が近い
けど、足が重い
稜線が近い
けど、足が重い
大門沢降下点
約2000m登り
約6時間かかりました
大門沢降下点
約2000m登り
約6時間かかりました
何となく自分撮り
2
何となく自分撮り
ウサギギク
農鳥岳の最後の登り
農鳥岳の最後の登り
農鳥岳です
山頂で一休み
『寝てるんじゃないって』叱られている感じ
3
山頂で一休み
『寝てるんじゃないって』叱られている感じ
ガスってきました。
ガスってきました。
この花は何?
稜線歩き
農鳥岳方面を振り返り
稜線歩き
農鳥岳方面を振り返り
西農鳥岳の最後の登り
西農鳥岳の最後の登り
西農鳥岳記念撮影
雨がぱらぱらと降り出す
2
西農鳥岳記念撮影
雨がぱらぱらと降り出す
その後に雷が鳴り、豪雨
でも意地で写真撮影
1
その後に雷が鳴り、豪雨
でも意地で写真撮影
農鳥小屋に到着
インスタントであるがコーヒーのおもてなし
おかわり自由
1
インスタントであるがコーヒーのおもてなし
おかわり自由
小屋内
ストーブが炊かれました
2
小屋内
ストーブが炊かれました
夕方に雨が上がり
農鳥岳方面
夕方に雨が上がり
農鳥岳方面
間ノ岳方面
翌朝の日の出
赤い雲海、富士山は残念裾野だけ
3
翌朝の日の出
赤い雲海、富士山は残念裾野だけ
さて、今日も行きますよ
さて、今日も行きますよ
小屋のワンコも行きますよ
3
小屋のワンコも行きますよ
間ノ岳への登り
登って振り返り
農鳥岳がよく見える
4
登って振り返り
農鳥岳がよく見える
間ノ岳
6:40着
もう人が大勢だ
間ノ岳
6:40着
もう人が大勢だ
記念撮影
やっぱり南アルプスは串団子の標識
2
やっぱり南アルプスは串団子の標識
北岳へ向かいます
稜線が美しい
2
北岳へ向かいます
稜線が美しい
間ノ岳振り返り
こちらも稜線が美しい
2
間ノ岳振り返り
こちらも稜線が美しい
北岳へまっしぐら
1
北岳へまっしぐら
北岳山荘
北岳へ登り開始
一旦振り返る
間ノ岳がもう遠くに
一旦振り返る
間ノ岳がもう遠くに
さあ、最後の登りです
さあ、最後の登りです
北岳到着
記念撮影
間ノ岳方面
ガスってきました
間ノ岳方面
ガスってきました
大樺沢を覗く
鳳凰三山
くまモン鈴を取り付けたザック
くまモン鈴も一緒に来たよ
1
くまモン鈴を取り付けたザック
くまモン鈴も一緒に来たよ
肩の小屋へ向かいます
前方は山頂であった百名山達成者と97座のお方
1
肩の小屋へ向かいます
前方は山頂であった百名山達成者と97座のお方
肩の小屋
草すべり分岐
ここから急降下がはじまり
後方に仙丈ケ岳
1
草すべり分岐
ここから急降下がはじまり
後方に仙丈ケ岳
御池が遠くに見えた
御池が遠くに見えた
白根御池小屋にてソフトクリームを満喫
何か偏ってない?
2
白根御池小屋にてソフトクリームを満喫
何か偏ってない?
広河原までひたすら下り
長〜い
広河原までひたすら下り
長〜い
広河原山荘
吊橋を渡りゴール
吊橋を渡りゴール
奈良田行きは14:00発
1時間待ち
奈良田行きは14:00発
1時間待ち
やっとバス到着
バス乗車後に雨。助かりました
バスは狭い道をかっとんで走りました
やっとバス到着
バス乗車後に雨。助かりました
バスは狭い道をかっとんで走りました

感想

多分自分の中では南アルプス登山は最後のつもり。
いっそう登るならより思い出に残る様にしようと計画。
まずは白峰三山逆縦走しようと決意。
まあ、単純に逆の方が人が空いているから。
奈良田からの大沢降下点までの2000m一気登り。
足はもつだろうか。時間はどのくらいかかるだろうか。
噂の農鳥小屋の名物おやじにも是非合いたい。
また16年振りに訪れる山。今はどの様に目に映るのだろうか。

こんなことから今回の登山が始まった。

トータル的には期待通りの結果で楽しかった。
また、この歳になり新しい自分が発見できたこともあった。
奈良田からの大沢降下点までの2000m一気登りはさすがに足には応えたが、
アクシデント(滑落者救助)があった割りにはほぼ時間通りに行けた。

その後、雷雨と豪雨にあいちょっとつらかったがこれも登山。
農鳥小屋ではインスタントであるが、ホットコーヒー飲み放題。
濡れた体にはコーヒーのサービスは有り難かった。

農鳥小屋のおやじは期待通り、クセのあるお方でしたね。
考える前にとにかく言いたいことを言ってしまうお方でしょうか。
でも、礼儀はしっかりしていて気質のある人と感じました。

夜には再び雨が降り、翌日の天気が心配でしたが、良く晴れてくれました。
期待通り、朝焼けが美しかった。
この標高で富士山を背景でここでしか味わえません。

お盆の夏山真っ盛りのため間ノ岳から北岳間は人が多かった。
一部抜くのに難儀しイラッとしましたが、今日はゆっくり楽しもう切り替え。
途中、途中に余裕のある方と会話をしながら歩きました。
自分も2回目なので幾分か余裕があったからかもしれません。
でも自分としては珍しいくらい大勢の人とお話しました。

もうひとつ珍しいことがあり、北岳山頂には45分も居たこと。
普段なら20分。長くて30分。
帰りのバスの時間に余裕があったし、気候も暑くも寒くも無くちょうど良かった。
ここでも会話して、ゆっくりと山頂を満喫して下山。

下りは苦手なので相変わらずへっぴり腰。
これは変えられませんでしたね。

御池小屋では自分の褒美としてソフトクリームをいただいてみた。
とても甘くて、疲れた体には本当に美味く、生き返った。

14:00のバスであったが、結構早く13:00に広河原に到着した。
バスを待つ間にも知らんおやじを会話をして時間を潰した。

バスは狭い道をガンガン飛ばし、
横揺れがひどかったが睡魔に負けて寝てしまい。ZZZ…。
気付いたら奈良田手前だった。

奈良田でさあ温泉でも行くか〜と思ったらどしゃ降りの雨。
車からも出られない状態が20分ぐらい続き、諦めて帰路についた。
温泉だけは計画通りには行かなかったな。

あさ、次の登山は百名山フィナーレかな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2885人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら