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Yamareco

記録ID: 3413420
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳嶺朋ルートと間ノ岳、小太郎山

2021年08月03日(火) 〜 2021年08月04日(水)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
18:49
距離
23.7km
登り
2,730m
下り
2,717m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:16
休憩
0:42
合計
7:58
6:24
6:25
125
8:30
8:31
64
9:35
9:45
112
11:37
12:00
70
13:10
13:16
23
13:59
14:00
18
14:18
2日目
山行
9:26
休憩
1:21
合計
10:47
4:16
36
4:52
4:54
55
5:49
6:02
45
6:47
6:48
23
7:11
7:24
25
8:09
8:15
15
8:30
8:46
15
9:01
9:01
7
9:08
9:12
18
9:30
9:30
77
10:47
10:57
88
12:25
12:29
4
12:33
12:35
52
13:27
13:31
33
14:04
14:05
15
14:20
14:21
18
14:39
14:42
17
14:59
14:59
4
天候 一日目は終日ガス、二日目は稀に見る快晴
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
芦安駐車場まで車、行きはバスで広河原、帰りは乗り合いタクシーで芦安へ
コース状況/
危険箇所等
嶺朋ルートは地図やガイドには載らないバリルート。GPS等によるルートファインディングは必須です。深い原生林の急斜面をひたすら登って行きます。いわば白根御池コースの道無し版といった感じ。所々テープや赤ペンキがあり案内してくれますが、踏み跡自体は細く、交わる獣道に何度も誘導されてしまいました。中間部は背丈ほどのハイマツやシャクナゲの薮漕ぎが何度も出てきます。前夜の雨で濡れた薮のせいで、頭から靴の中まで、全身ビショビショになりました。2496m地点あたりから岩稜帯になり、古い赤丸ペンキマーク頼りに進みますが、ここも稜線を真っすぐに行ってしまい、行き詰った所もありました。
ボーコン沢の頭から八本歯のコルまでは岩稜歩きが続き、タカネビランジなどの花が沢山咲いていました。途中ちょっと急な岩場を通りますが、事前に危険と聞いていたので拍子抜けするくらいでした。
小太郎山への尾根は明瞭な踏み跡があり、岩稜地帯の通過部は西側に巻き道がある事も多い様です。こちらもハイマツは道を覆っている所もありますが、膝下程度で通過に支障は無かったです。ただ、朝露に濡れたハイマツ帯の通過は、ズボンや靴がビショビショになります。
それ以外は全て安全な一般道、ただしそこは南アルプス、行程はきついです。
その他周辺情報 芦安の駐車場の横に温泉がありますが、夕方5時迄みたいです。
いつものスタートポイント。この橋を渡り、その先を左に行き、さらに別の吊り橋を渡ります。
2021年08月03日 06:22撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/3 6:22
いつものスタートポイント。この橋を渡り、その先を左に行き、さらに別の吊り橋を渡ります。
ここが嶺朋ルートの尾根取り付き。初めは踏み跡やテープがあり、割と楽勝かと思いましたが、やはり世の中はそう簡単ではありませんでした。
2021年08月03日 06:28撮影 by  iPhone 8, Apple
1
8/3 6:28
ここが嶺朋ルートの尾根取り付き。初めは踏み跡やテープがあり、割と楽勝かと思いましたが、やはり世の中はそう簡単ではありませんでした。
こんな原始林の中を登って行きます。ずっと急な斜面で、白根御池小屋への道と同じ雰囲気、ただし踏み跡は極薄く、獣道も交差し、何度もロストします。赤マークがあるとホットします。
2021年08月03日 07:18撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/3 7:18
こんな原始林の中を登って行きます。ずっと急な斜面で、白根御池小屋への道と同じ雰囲気、ただし踏み跡は極薄く、獣道も交差し、何度もロストします。赤マークがあるとホットします。
ボーコン沢の頭につきました。ガスで何も見えませんが、ここで靴の中に溜まった水を捨て、靴下を絞り、ズボンを乾かしました。
2021年08月03日 11:38撮影 by  iPhone 8, Apple
3
8/3 11:38
ボーコン沢の頭につきました。ガスで何も見えませんが、ここで靴の中に溜まった水を捨て、靴下を絞り、ズボンを乾かしました。
景色も見えないので、北岳山荘へのトラバース道を行きます。ここは有名なお花畑、(花の写真は一番終わりにまとめました)これはキタダケソウの花が終わった株。
2021年08月03日 13:45撮影 by  iPhone 8, Apple
8/3 13:45
景色も見えないので、北岳山荘へのトラバース道を行きます。ここは有名なお花畑、(花の写真は一番終わりにまとめました)これはキタダケソウの花が終わった株。
今回は珍しく小屋どまり。夕食はサバの味噌煮。ごはんとみそ汁はおかわり出来ます。
2021年08月03日 17:00撮影 by  iPhone 8, Apple
4
8/3 17:00
今回は珍しく小屋どまり。夕食はサバの味噌煮。ごはんとみそ汁はおかわり出来ます。
翌日の朝は雲一つない晴天。夜明け前、雲海の向こうに富士山。
2021年08月04日 04:32撮影 by  iPhone 8, Apple
8
8/4 4:32
翌日の朝は雲一つない晴天。夜明け前、雲海の向こうに富士山。
北岳の右、鳳凰の方から日が登ります。
2021年08月04日 04:51撮影 by  iPhone 8, Apple
6
8/4 4:51
北岳の右、鳳凰の方から日が登ります。
モルゲンロートの中、間ノ岳を目指します。
2021年08月04日 04:56撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 4:56
モルゲンロートの中、間ノ岳を目指します。
凄い景観。息をのむ美しさ。
2021年08月04日 04:56撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 4:56
凄い景観。息をのむ美しさ。
北岳にも朝日が。甲斐駒、鋸、その奥には八ヶ岳。
2021年08月04日 05:11撮影 by  iPhone 8, Apple
6
8/4 5:11
北岳にも朝日が。甲斐駒、鋸、その奥には八ヶ岳。
間ノ岳。この日は北アルプスも綺麗に見えてました。こんな素晴らしい日は珍しいです。
2021年08月04日 05:44撮影 by  iPhone 8, Apple
5
8/4 5:44
間ノ岳。この日は北アルプスも綺麗に見えてました。こんな素晴らしい日は珍しいです。
さあ、次は北岳を目指します。
2021年08月04日 06:01撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 6:01
さあ、次は北岳を目指します。
北岳、かっこいいね。
2021年08月04日 06:26撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 6:26
北岳、かっこいいね。
着いたー。何度も来たけど、ここでこれだけ晴れているの、ずいぶん久しぶり。
2021年08月04日 08:34撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 8:34
着いたー。何度も来たけど、ここでこれだけ晴れているの、ずいぶん久しぶり。
無事を祈ってくれるお地蔵様。
2021年08月04日 08:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 8:36
無事を祈ってくれるお地蔵様。
建設中の肩の小屋。4階建てに見えますが、そんなわけないよね。
2021年08月04日 09:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 9:11
建設中の肩の小屋。4階建てに見えますが、そんなわけないよね。
次は小太郎山を目指します。まさにこの矢印が示しているのが小太郎山。
2021年08月04日 09:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 9:31
次は小太郎山を目指します。まさにこの矢印が示しているのが小太郎山。
近くに見えてあっという間に着くと思ったら、結構時間がかかりました。特に前小太郎山手前で一旦樹林帯にまで下り、岩稜帯を登ったりで大変でした。さらに帰りの登り返しもエネルギー使います。
2021年08月04日 10:54撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 10:54
近くに見えてあっという間に着くと思ったら、結構時間がかかりました。特に前小太郎山手前で一旦樹林帯にまで下り、岩稜帯を登ったりで大変でした。さらに帰りの登り返しもエネルギー使います。
下山ルート途中のすごいマルバダケブキの大群落。まずくて鹿が食べないので茂ったのでしょうか。
2021年08月04日 12:49撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/4 12:49
下山ルート途中のすごいマルバダケブキの大群落。まずくて鹿が食べないので茂ったのでしょうか。
沢山あったお花、その1。
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沢山あったお花、その1。
お花、その2。
お花、その3。
お花、その4。まさに百花繚乱でした。
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お花、その4。まさに百花繚乱でした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック 昼ご飯 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 タオル シェラフ

感想

前回の笹山のテント泊のバリルートの薮漕ぎで閉口したので、今回は小屋どまりで荷物を軽くして嶺朋ルートに挑戦。思ったよりは踏み跡が薄かったですが踏破出来ました。でも雨に濡れたハイマツの薮漕ぎには閉口。こういう時は雨具の上下を着て行った方が良いのかもしれません。
2日めのどっぴんかん天気は苦労して登ったご褒美。北岳でこれほどの景色が見れるのは昭和の頃以来、お花畑も満開で、満足満足。

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