白馬岳・唐松岳縦走（栂池〜白馬大池〜白馬岳〜不帰ノ嶮〜唐松岳〜八方尾根）

2021年08月04日(水) 〜 2021年08月05日(木)

• GPS: 21:43
• 距離: 26.2km
• 登り: 2,435m
• 下り: 2,569m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:02
• 合計: 8:06

7:46 栂池パノラマウェイ 自然園駅
7:53 7:54 栂池ヒュッテ
7:58 7:59 栂池山荘
9:01 9:10 天狗原/白馬岳神社
9:15 9:15 風吹大池方面分岐
10:21 10:22 乗鞍岳
10:58 11:18 白馬大池山荘
12:15 12:16 船越ノ頭
13:10 13:25 小蓮華山
14:18 14:19 三国境
15:11 15:27 白馬岳
15:39 15:39 白馬山荘
15:59 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 10:59
• 休憩: 2:21
• 合計: 13:20

15:59 白馬岳頂上宿舎
4:32 4:34 丸山
6:38 6:47 鑓ヶ岳
7:04 7:04 鑓温泉分岐
7:31 7:55 天狗山荘
8:48 9:06 天狗ノ大下り
10:05 10:16 不帰キレット
10:46 11:03 不帰嶮（不帰一峰）
11:57 12:20 不帰嶮（不帰二峰北峰）
12:37 12:39 不帰嶮（不帰二峰南峰）
13:46 13:47 唐松岳
14:01 14:32 唐松岳頂上山荘
15:13 15:15 丸山
15:38 15:39 扇雪渓
16:22 16:23 第三ケルン
16:36 16:37 八方ケルン
16:44 16:45 第2ケルン
17:17 17:19 八方池山荘
17:42 ゴール地点

天候

8/4：晴/曇
8/5：晴

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

栂池ロープウェイの駐車場を利用(2日で1000円)
下山後は八方尾根の黒菱駐車場にタクシーを呼び、栂池まで戻った(6640円)

コース状況／危険箇所等

憧れであった白馬岳から唐松岳を縦走した。白馬の街から見上げる山並みを見るだけでワクワクした。景色を堪能したいので、距離が長くなるが入口には猿倉でなく栂池を選択した。白馬岳までは登山客も多かった。今年は鑓温泉の登山道が閉鎖されているのと、唐松山荘は宿泊営業をしていないためか、白馬岳・唐松岳の縦走路は数人しか出会わなかった。2日目は八方のリフト営業終了16:30には間に合わないと思っていたので、黒菱からタクシーで帰るつもりでいた。距離も長く大変だったが絶景の縦走路を満喫できた。

▪️栂池〜天狗原
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池登山口に到着。まずは樹林帯を登って行く。途中、銀嶺水という水場がある。始まったばかりなので水補給はせず。まもなく天狗原に着く。

▪️天狗原〜白馬乗鞍岳
天狗原は大きな湿原でベンチに座って休憩した。その後、大きな岩がゴロゴロしたところを登って行く。続いて雪渓を横切る。ロープもあるが使用しなくても問題ない。アイゼンも必要ない。雪渓を渡ると次はハイマツが点在する見通しの良いエリアを歩き、途中に白馬乗鞍岳がある。山頂という感じはしない。雷鳥も見られた。

▪️白馬乗鞍岳〜白馬大池
下方に白馬大池が見えるようになってくる。白馬大池目指して岩がゴロゴロの道を下っていく。池に沿って歩き山荘を目指す。山荘では昼飯に肉うどんを食べた。

▪️白馬大池〜小蓮華岳〜三国境〜白馬岳
以降は景色の良い登山道がずっと着く。この日は雲がかかって大展望とはいかなかったが、気持ちのよい登山道である。特に難所もない。三国境は長野、新潟、富山の県境であり、それぞれの県が主張するように看板が立っていた。その後は足元がガレている区間もあるが特に問題はない。間もなく白馬岳に到着する。白馬岳直下にはとても大きい白馬山荘があり、さらに下ると本日宿泊するこちらも大きい白馬岳頂上宿舎に到着した。

▪️白馬岳頂上宿舎
個室に泊まった。端っこの展望の良い部屋を用意して頂いた。17時からの夕食はバイキング形式で好きなものを好きなだけ食べれて大満足だった。その後、日没までは外の景色の良い場所で過ごした。この時は晴れ間が広がっていて、風もなく穏やかなひと時だった。

▪️白馬岳頂上宿舎〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳
4時20分に出発した。本日の予定を考えて杓子岳は登頂せずトラバースした。白馬鑓ヶ岳への登りは大変だったが、山頂からはその次に目指す天狗山荘が見渡せた。

▪️白馬鑓ヶ岳〜天狗山荘
この区画は非常に気持ち良い稜線歩きができる。天狗山荘目指して楽しい時間だった。

▪️天狗山荘〜天狗の大下り
天狗山荘の水場で水分補給した。近くの雪渓の雪解け水をダイレクトに引いてるように見えて、多少気になったが冷たくて非常に美味しかった。天狗の大下りまではしばらく心地よい登山道が続く。天狗の大下りは、最初としばらく進んだ場所の2ヶ所に鎖場がある。鎖場以外はガレたジグザグの急斜面を落石しない様に注意して降りていく。降りた後、振り返ると大下りの意味がよくわかった。

▪️不帰1峰
1峰は序盤から岩場を登っていく。マークを目印に進めば特に難所はない。序盤以降は普通の登山道でまもなく1峰の頂上に着く。

▪️不帰2峰北峰
取り付く前に2峰全体を見渡すが、本当にここを登るのか？という印象だった。全体を見渡して鎖場がどのように配置されているか確認し、登り始めた。まずは真上に登り、その後右に移動して、続いて左に向きを変えて登っていき、ハシゴを渡ると一段落する。ここまでが核心部といった感じだ。その後も鎖場が連続し、北峰頂上にたどり着く。いずれの鎖も非常にしっかりしている。

▪️不帰2峰南峰
鎖場も無く特に難所は無い。

▪️不帰3峰
3峰は看板もなくどこにあるのかわからなかった。

▪️不帰〜唐松岳
普通の登山道が続く。特に難所は無いが、だいぶ疲れが蓄積してしんどかった。

▪️唐松岳〜八方尾根
八方尾根で下山するが、非常に長い尾根であった。リフトは営業終了していたので、タクシーを黒菱まで呼んで栂池へ戻った。

写真

8/4 7:01

栂池ロープウェイ
快晴の朝

8/4 7:29

今回縦走する山々

8/4 8:02

栂池登山口

8/4 8:13

最初は樹林帯を登る

8/4 8:41

銀嶺水

8/4 8:59

雪が残っている
ここを渡る

8/4 9:15

天狗原で休憩

8/4 9:17

少しだけ木道を歩く

8/4 9:26

大きい岩の登山道をどんどん登る

8/4 9:52

雪渓が現れる

8/4 9:59

ロープもあるが使わなくても大丈夫

8/4 10:18

雪渓を越えると見通しの良い場所に出る

8/4 10:14

雷鳥がいた

8/4 10:26

白馬乗鞍岳に到着
山頂という感じがせず広々としている

8/4 10:42

白馬大池が見えてきた

8/4 10:49

池沿いを歩く
足場はゴロゴロした岩場

8/4 11:01

このルートは花がたくさん咲いている

8/4 11:17

白馬大池山荘に到着

8/4 11:03

ここで昼食
肉うどん1000円

8/4 11:09

バッジを3種類を買った

8/4 11:24

白馬大池以降は展望が良くなるが、
雲が多くなってきた

8/4 11:25

色々な色の花が咲いている

8/4 11:27

花がたくさん

8/4 12:20

船越ノ頭

8/4 12:24

気持ちの良い稜線歩き

8/4 12:50

このルートは良く雷鳥を見かける

8/4 13:17

小蓮華山

8/4 14:13

長野、新潟、富山の三国境

8/4 14:18

長野県の標識

8/4 14:20

新潟県の標識

8/4 14:18

富山県の標識

8/4 14:22

あちこちに雪が残っている

8/4 14:50

ガレ場もあるが問題なし

8/4 14:54

きれいな花

8/4 15:05

ずーっと稜線歩き

8/4 15:27

白馬岳に到着！

8/4 15:42

白馬岳直下の白馬山荘
ものすごく大きい

8/4 15:59

さらに降りていく

8/4 16:02

本日泊まる白馬岳頂上宿舎

8/4 16:05

こちらも大きい山小屋

8/4 16:12

個室を利用した

8/4 16:10

部屋からの展望は最高！

8/4 17:04

何とバイキング形式！
好きなものを好きなだけ食べられる！

8/4 17:32

食堂

8/4 17:34

売店
バッジを2種類買った

8/4 18:03

山小屋近くで日没までまったり
左は杓子岳、右は白馬鑓ヶ岳

8/4 18:08

見上げると白馬山荘

8/4 19:13

山小屋の登山道情報
鑓温泉ルートが通行止め、唐松山荘は宿泊不可(テントはOK)なので、唐松→八方までの山行にプレッシャーがかかる

8/5 4:24

日の出前に出発

8/5 5:05

途中で日の出を拝んだ

8/5 5:08

朝日に照らされる雪渓

8/5 5:10

朝の涼しい空気が気持ちいい

8/5 5:28

杓子岳はトラバースルートを選択

8/5 5:43

白馬鑓ヶ岳

8/5 6:24

素晴らしい稜線

8/5 6:30

白馬鑓ヶ岳を目指す

8/5 6:43

白馬鑓ヶ岳到着！

8/5 6:38

これから歩く道
中央の右下に天狗山荘
さらに奥には不帰、唐松岳が見える

8/5 6:39

迫力の剱岳

8/5 7:05

天狗山荘までの稜線歩き

8/5 7:11

鑓温泉方面は通行止め
エスケープルートが使えない

8/5 7:19

遠くに雷鳥がひょっこり

8/5 7:23

誰もいない貸切の稜線

8/5 7:36

小さな雪渓を渡り天狗山荘へ

8/5 7:59

天狗山荘
バッジを一つ購入
少し休憩した

8/5 8:00

天狗山荘前の雪渓

8/5 8:00

11時以降は不帰方面は行かないように記されているが、これは唐松山荘で泊まれる前提な気がする

8/5 8:01

雪渓の雪解け水をダイレクトに引いてるように見える水場。
冷たくて非常に美味しかった

8/5 8:04

天狗の大下りまではしばらく歩く

8/5 8:20

天狗の頭

8/5 8:47

まだまだ続く稜線

8/5 8:54

天狗の大下りが始まる

8/5 9:15

非常にタフな下り

8/5 9:18

2つ目の鎖場

8/5 9:22

転んだら下まで行きそう

8/5 9:22

2つ目の鎖場を下から見上げる

8/5 9:41

見渡すと絶景

8/5 10:02

不帰1峰
斜度もきつくないのて鎖は無い

8/5 10:11

このような岩場を乗り越えていく

8/5 10:12

一つ一つ乗り越える

8/5 10:21

しばらく普通の登山道に戻る

8/5 10:47

ここが1峰の頭

8/5 11:05

不帰2峰全体
本当にこれは越えられるのか？
笑うしかない

8/5 11:12

左側に直登する鎖があり、途中で右に進み、方向転換して左上に進んでいく

8/5 11:30

直登後、右に移動する場所

8/5 11:31

足場はしっかりしている

8/5 11:33

左に方向転換した後の梯子を通過して振り返った写真

8/5 11:38

本当にまだ登るのか？？

8/5 11:43

鎖場が続く

8/5 11:56

不帰北峰を巻くように進む

8/5 11:59

滑りやすく狭い場所に注意

8/5 12:01

鎖場は続くがどれもしっかりしている

8/5 12:04

頂上目指して鎖場は続く

8/5 12:09

上へ横へ

8/5 12:12

不帰2峰北峰に到着！
この日1番の核心部をクリア！

8/5 12:16

続いて南峰を目指す
これ以降は鎖場もない

8/5 12:28

鎖場は無いが岩場は続く

8/5 12:34

不帰2峰南峰に到着
ここは難易度は低かった

8/5 12:47

3峰はよくわからなかった
いつの間にか通過してたのか？
唐松岳へ向かう

8/5 13:39

唐松岳到着！

8/5 14:00

唐松山荘でバッジを購入

8/5 15:30

八方尾根をひたすら下る
かなり長い尾根道

8/5 16:20

八方尾根登山口に到着

8/5 16:27

これを歩いたと思うと感慨深い

8/5 17:42

黒菱に到着！
長かった山行終了！

8/7 12:51

今回購入したバッジ達
白馬乗鞍岳、白馬大池、小蓮華山
白馬岳1、白馬岳2、天狗山荘、唐松岳

8/7 12:48

八方温泉まんじゅうを買って帰路についた

撮影機器：

iPhone 6s Apple

EOS 80D ボディ CANON