空木岳〜木曽駒 池山尾根より縦走


- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 3,138m
- 下り
- 1,335m
コースタイム
5:00菅の台駐車場-6:07林道終点・空木岳登山口6:12-6:35タカウチ場-7:07池山小屋水場-7:49マセナギ-9:56空木平への分岐-10:30駒石-11:10空木岳頂上11:20-12:14木曽殿山荘-12:52東川岳12:57-14:22熊沢岳14:27-15:38檜尾岳-16:02檜尾岳避難小屋
9月10日
6:00檜尾岳避難小屋-7:24濁沢大峰-8:24島田娘-9:11宝剣岳-9:56木曽駒ヶ岳-11:11千畳敷カール駅
天候 | 9月9日 ガス時々晴れ 9月10日 晴れ後ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ+バス往復キップ3600円 片道のみだと1980円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
菅の台駐車場〜林道終点・空木岳登山口 スキー場を右に見ながの急登。林道を2回ほど横切って林道終点へ。林道終点まで車行けます。トイレも有り。 林道終点・空木岳登山口〜池山小屋水場 歩きやすい散歩道。所々ショートカットあり。池山小屋水場は良く出てます。水量に波がある。ドバッと出たり、止まったりと。 池山小屋水場〜マセナギ 徐々に傾斜を増していく。 マセナギ〜空木平への分岐 ヤセ尾根歩きの急登、大地獄・小地獄をいく。鉄階段、丸太階段、くさり場あり。迷い尾根にはトラロープが張ってある。 空木平への分岐〜空木岳頂上 分岐からスグに視界が開けてくる。花崗岩の奇石がゴロゴロしている。所々ザレた急登。 空木岳頂上〜木曽殿山荘 岩場の急登。350メートルほど下ると木曽殿山荘がある。10分ほどさらに下った場所に水場あり。 木曽殿山荘〜東川岳 標高差150メートルはある急登。 東川岳〜熊沢岳 ハイマツの中、いくつかのピークをアップダウンを繰り返しながらいく。ペンキマークが石に印されているので迷うことはない。 熊沢岳〜檜尾岳 岩場のヤセ尾根を下る。ペンキマークも無くハイマツの枝が邪魔する中を進んでいく。1か所危険な箇所有るが足場が設けられている。登り返しが始まると檜尾岳へ着く。大滝山の道標は無かった。 檜尾岳〜檜尾岳避難小屋 お花畑が広がる。檜尾岳避難小屋は収容人数20人、シェラフ10、銀マット10有り。トイレ有り。水場へは5分ほど下った先に細く有り。それほど綺麗ではない。 檜尾岳避難小屋〜濁沢大峰 檜尾岳周辺ではハイマツの中を行く。鞍部まで下り、濁沢大峰への急登。岩場の急登あるがクサリが取り付けられている。 濁沢大峰〜島田娘 鞍部まで下り、島田娘へのピークへ登り返す。道は良く整備されている。 島田娘〜宝剣岳 三ノ沢岳分岐から宝剣岳への急峻な岩場の連続。岩場に○×で行き先が印してある。クサリを大いに活用して登るべし。 千畳敷〜木曽駒ヶ岳 道は良く整備されロープで仕切られている。千畳敷から乗越浄土までは急登だが、階段状に岩が積み重なっている。中岳への巻き道は岩場の急登があるが体力的には巻き道が楽。 |
写真
感想
始めに。写真の中にnurupo分身が2か所隠されてます。探してね→(`・ω・´)
空木岳、池山尾根へはかれこれ3度目の挑戦…
1度目は4月に雪の降る中、大地獄・小地獄の直登ルンゼに苦戦してタイムオーバー。
2度目は7月に前日雨の降る中、林道終点まで車で行き「バンパー外れちゃったよ!!何これ悪路は!!」怒る中、翌日も天気がさっぱりしないので登りもせずに諦めた(前日の雨の日に韓国人が遭難&死亡した日)
3度目の正直で登ることに!!天気もまぁまぁってことで、あんな悪路な道は行きたくないので、菅の台駐車場よりスタート!!
薄暗い中、今回は避難小屋一泊計画なのでザックも10キロほどになりました。日帰りザックより、辛いなぁと思いつつ急登を登るnurupo。途中お腹が痛くなる…。キタか!!うぅ〜もれる…。林道終点のトイレまで気合いで頑張るのだ!!腹痛+もれそう+息があがる=超地獄でした。
胃腸の弱いnurupo。さ〜スッキリしたとこで登山口に到着。ココの散歩道コースは良い!!後ろからスズの音が…。林道終点からきた青年が日帰りで来たもよう。ペースが速いな!!そんな急いでどこへ行く…青年よ…。
なんだかんだで池山小屋水場へ到着。ゴボっ…ゴボゴボ…と出たりやんだりの水場。なんだか苦しそうだ!!見てて面白いですな。水場の水をテルモス水筒に入れる。檜尾避難小屋の水が枯れてないとは思うけど、念のためね…。
大地獄・小地獄への急登じゃ!!思い出す、残雪期の頃…。足場はカチカチに凍り、かなりヒヤヒヤしながらの急登で体力を奪われていったあの頃を…。直登ルンゼなんか傾斜60度はあったなぁ。怖かった…。
駒石手前で年配の方を追い抜くnurupo。このころには登りがキツクなりペースが遅くなるnurupo。年配の方と一緒のペースで登って行く。年配のかたもキツそうでした。「はぁはぁ、グロッキーじゃ〜」とつぶやく年配者。言うことは若いぞ!!
しばらくして駒峰ヒュッテに到着。平日は管理人居ないと聞いたが、居ました!!居なかったらお金いらずだったが…
約6時間で空木頂上到着。年配者も続いて到着。年配者は駒峰ヒュッテ管理人居ないと思って水4リットルほど担いで持ってきたそうな。「管理人居るなら、こんなシェラフや水持ってこなけりゃ良かった」と話していました。
さて頂上はガスガスなので早々に出発。人がまったく居なくなる。木曽駒から空木のルートはロプウェイ使って行くので人はそこそこ居るが、空木から木曽駒はめっきり居ないねぇ。あえてキツイルートを行くnurupo。池山尾根を制覇したかったんじゃ!!
鞍部の木曽殿山荘に行くと登山者発見。自分と同じ檜尾岳避難小屋行くそうな。山荘で、ほうじ茶を購入して東川岳への登り返しに苦戦するとおもいきや、ほうじ茶飲んだおかげか?思ったほど楽に登れました。アップダウンを繰り返しながら行く縦走路、木曽駒から来る登山者ばかりすれ違う。熊沢岳からの下りが、1か所怖いなと思うところがありました。絶壁に取り付けられた取っ手を便りに降りる箇所が。ルートも不明瞭なところもあり、ハイマツの枝が邪魔して歩きにくかったりと、熊沢岳〜大滝山間はnurupoは苦手でした。
スタートから11時間、ようやく檜尾岳避難小屋に到着。すでに3人も居ました。後から3人来て計nurupo含め7名の共同生活に。木曽殿山荘で出会った人は見当たらず…。まさか遭難したか!?とか思いつつ寝床につきました。あいや〜、やはり寝れないねぇ。nurupoは音に敏感だし、高所じゃ眠り浅くなるのもあって全然寝れませんでした。避難小屋は計20名収容できるって書いてあるが、7名ですでにけっこうスペース無いが…。20名ってどんだけパンパンよ!!
翌日。風が強く吹く中御来光を見る。いつも日帰りばかりで御来光はあまり経験ないnurupo。こんなにも綺麗な景観を見ると登ったかいがありますねぇ。
夜中から風が強く吹き、まだ名残が残っている。nurupoは避難小屋を最後に出発する。檜尾岳から濁沢大峰へ向かおうと思った矢先、こんなハイマツ帯を分け入って進むのかい、こりゃ悪路だと思いつつ、このルートで合ってるのか?と不安もありつつ、でもハイマツの下に踏み跡あるし、こういうルートんあんだなぁと思いつつ。しかし次第にハンパなくハイマツが邪魔で進めなくなる。こりゃ道間違えたなと思いました。稜線へ向かってトラバース。ハイマツよ、踏み荒らしてゴメンなさい。なんとか正規のルートへ出ました。
濁沢大峰へと向かう途中、数秒間ブロッケン現象が現れました。初めて見る光景に感動しましたよい。一度あることは二度ある…。島田娘へ向かう途中、滝雲なる光景も目にしました。これも初めて見たかも〜?鞍部へ雲がドンドン流れて行く。風が強かったので雲が踊ってくれてるようだ。
後は残すは宝剣岳への急峻な岩場登り。宝剣岳へは中学生の頃登った記憶があり、とても恐かったお思いがあります。でも、今となってはスリリングれ楽しいくらいでした。ルートも足場もしっかりしており、あとは高度感を楽しめれば誰でも行けそうな気がしました。
木曽駒に来ると人が多いですねえ。nurupoも4〜5回は行ったことあります。気軽に来れて雄大な山の景観を楽しめる木曽駒ヶ岳。千畳敷で働きたいくらいですよぉ。ロープウェイの添乗員綺麗な方が多いですねぇ(`・ω・´)
宝剣山荘で、おでんを食べ、下ってる途中、キタか!!nurupoのお腹の下りが!!急いで千畳敷ホテルのトイレへ!!
ふぅ。胃腸が強くなりたいもんだ。そうなれば安心して遠くへ、長い旅へと行けそうだが。トイレは山では足さないがもっとうなnurupo。携帯トイレは常に持ってます。本当にどうしようもないとき以外は使用しないことにしてます。みなさん山でおトイレしないようにしましょう(`・ω・´)
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