折立から奥黒部源流を巡るテント泊

2013年09月12日(木) 〜 2013年09月15日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 48.5km
• 登り: 3,740m
• 下り: 3,735m

コースタイム

【1日目】　行動時間(休憩含む)　5時間57分
6:57折立-9:08三角点9:00-10:51五光岩ベンチ-11:47太郎平小屋(食事休憩)12:30-12:54薬師峠キャンプ場

【2日目】　行動時間(休憩含む)　8時間20分
5:50薬師峠キャンプ場-6:17太郎平小屋-8:59薬師沢小屋9:20-11:53木道末端-13:11雲ノ平山荘(食事休憩)13:40-14:10雲ノ平キャンプ場

【3日目】　行動時間(休憩含む)　10時間55分　
4:40雲ノ平キャンプ場-6:07祖父岳6:12-7:03ワリモ北分岐(ザックデポ)-7:40水晶小屋-8:10水晶岳8:20-8:47水晶小屋9:10-9:30ワリモ北分岐(ザック回収)9:40-10:45鷲羽岳11:00-12:00三俣山荘(食事休憩)12:40-15:35黒部五郎小屋

【4日目】　行動時間(休憩時間含む)　10時間03分
5:07黒部五郎小屋-7:24黒部五郎岳7:30-9:35赤木岳-10:20北ノ俣岳-11:48太郎平小屋(食事休憩)12:17-14:00三角点14:10-15:10折立　

天候

【一日目】曇りのち雨
【二日目】曇りのち晴れ（夜の初め雷雨）
【三日目】晴れ（夜の初め雷雨、夜間雨風時々強し）
【四日目】雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立の無料駐車場

有峰林道の開門6:00を待って折立へむかいます。
有峰林道は有料です。普通車往復1,800円

コース状況／危険箇所等

【折立-太郎平】　三角点までの樹林帯は急坂で泥濘あり。以降は整備良好。　

【太郎平−薬師平】　木道です。木道の下りは濡れて転倒しやすいです。

【太郎平−薬師沢】　木道やベンチが整備されています。橋が数か所あり。

【薬師沢−雲ノ平】　薬師沢付近ハシゴ多し。長い急坂は濡れた岩多く転倒注意。

【雲ノ平】　木道です。

【祖父岳−ワリモ北分岐】　小さなハシゴが連続してある以外は危険個所なし。

【ワリモ北分岐−水晶岳】　水晶岳山頂付近岩場。それ以外は危険個所なし。

【ワリモ北分岐−鷲羽岳】　ワリモ岳直下の岩場は要注意。

【鷲羽岳−三俣小屋】　ややざれて歩きにくいです。

【三俣小屋−黒部五郎小舎】カールは雪渓あり。沢道の下り部分がわかりにくい。

【黒部五郎小舎−黒部五郎岳】　カール広くペイント見失わないように注意。

【黒部五郎岳−太郎平】　アップダウンがつづきますが歩きやすいです。

写真

9/12 5:49

有峰林道亀谷ゲート
朝六時の開門前に平日にもかかわらず車が列をなしてました

9/12 6:52

登山口のある折立に到着です
写真左手がキャンプ場、右手が駐車場

9/12 6:57

折立の登山口前の広場

9/12 6:58

折立の登山口　標高1350m
いよいよ四日間の縦走の始まりです！
どんよりしたお天気が気になります。

9/12 9:07

三角点のベンチ
樹林帯の急坂を抜けると到着です。
樹林帯で降った雨もあがり雨具を脱ぎます。

9/12 9:08

三角点　標高1870.6m
太郎平まで4.2km

9/12 10:00

太郎平までは要所要所にベンチがあります。
なだらかな草原の中を進みます。
登りやすいルートですね。

9/12 10:57

太郎平方面はガスの中
晴れていると薬師岳が左手にど〜んと見えるのですが。。。残念^^;

9/12 11:47

太郎平に到着！
夜通し運転した後の登山はきついです〜

9/12 12:08

太郎平小屋名物！
太郎ラーメンの大盛りを注文してみました。
量が半端ないっす！

9/12 12:24

太郎小屋の黒板情報
木道のスリップ事故多発
私もそのうちの一人になろうとは。。。^^;

9/12 12:24

太郎小屋の受付
味のある内観です

9/12 12:34

太郎小屋から薬師峠のテン場への木道
ここでまた雨に降られました。

9/12 12:54

薬師峠に到着！
標高2294m

9/12 12:56

薬師峠のテン場はガスの中

9/12 13:26

1日目の宿は隅っこの良い場所をゲット！
薬師沢の沢音が聞こえてリラックス♪
水はけも良かったです。

9/12 14:04

薬師峠の水場は水量たっぷり！
すばらしい〜＾＾

9/12 14:04

薬師峠のトイレはきれい♪
ペーパー完備！
北アルプス一きれいなトイレを目指しているそうです。
水場とトイレが良いテン場はいいもんです＾＾

9/12 17:39

一日目の夕食は親子丼と赤だし
三河人としては赤だしは外せません

9/13 4:03

二日目の朝食はナポリタン特売品
お湯を入れて5分で食べれるのが忙しい朝にはもってこいです。

9/13 6:16

二日目のスタートはガスの中
これから薬師沢を抜けて雲ノ平を目指します。
木道の向こうにぼんやりと太郎平小屋。

9/13 6:18

太郎平小屋の外トイレはまだ新しいですね
中もきれいでした＾＾

9/13 6:19

薬師沢と北ノ俣岳の分岐
薬師沢へ向かいます

9/13 7:26

草が黄色く紅葉しています

9/13 7:28

こんな橋をいくつか渡ります。
昨夜の雨の増水の影響は少ないようです。

9/13 7:32

薬師沢沿いの木道は緩やかで歩きやすいです

9/13 7:43

笹の中の木道を抜けて、下りの木道で転倒！
バンドエイドを手に貼っていると同じコースの年上の男性と一緒になりました。
この日はこの男性と道中何度か一緒にお話ししながら歩きました。

9/13 8:48

河童の伝説のあるカベッケヶ原
ここまでこれば薬師沢小屋まではもう少し

9/13 8:59

薬師沢小屋に到着です。
渓流釣りの拠点だとか。。。
イワナが釣れそう

9/13 9:01

これが薬師沢小屋のつり橋ですか〜

9/13 9:02

つり橋の下をみると。。。
慎重に渡ろっと！

9/13 9:04

薬師沢小屋の受付

9/13 9:10

薬師沢小屋の傾斜がわかる目盛発見！
日々傾いているんですね。。。

9/13 9:21

吊り橋と薬師沢小屋

9/13 9:24

吊り橋を渡るとすぐに鉄ばしごです

9/13 9:24

薬師沢の清流がきれい

9/13 9:25

鉄ばしごの次は木ばしご
大東新道は厳しそうな予感。
今年、死亡事故も発生しています。

9/13 9:25

沢のしぶきがかかる小さな橋をこえると分岐です

9/13 9:26

雲ノ平と高天原の分岐
雲の平の急坂　がんばれ　ですか^^;
噂の急坂にチャレンジです

9/13 9:26

雲ノ平と高天原の分岐

9/13 9:28

いきなり鉄ばしごです

9/13 9:52

ぬるぬるの岩と根っこをひたすら二時間登ります。
きつぅー！
沢みたいな登山道です。
雨が降ったら沢登りになりそうな道です。
すれ違う下山の人は登るのは絶対いやだといっていました。
とは言え、これは下山の方が転倒しそう。
登りはゆっくりひたすら登るしかないです。

9/13 11:53

木道末端にたどり着いた時にはヘロヘロです。
今日の難関は突破です。
すっかり良い天気の雲ノ平は暑いくらい。

9/13 12:24

アラスカ庭園に到着です。
きれいな景色にしばし疲れを忘れます。

9/13 12:26

小さな池の向こうには薬師岳

9/13 12:51

標高2500mの溶岩台地である雲ノ平
4キロ四方くらいあると物の本にありました。
遠くには水晶岳と赤牛岳

9/13 13:01

祖母岳はパスして小屋に向かいます

9/13 13:11

雲ノ平山荘に到着！

9/13 13:17

雲ノ平山荘の受付

9/13 13:19

雲ノ平山荘の黒板
山小屋の黒板情報は貴重な情報源です。
明日は晴れのち雨かぁ

9/13 13:21

雲ノ平山荘の食堂
おしゃれなBGMと木の香り
上品な空間です

9/13 13:21

食堂の時計がアンティーク

9/13 13:21

食堂前のデッキからの眺め

9/13 13:28

二日目のお昼はうどん900円なり

9/13 13:46

テン場へ向かう木道を振り返ると雲ノ平山荘があんなに小さいです

9/13 13:46

薬師沢でご一緒になった男性と再び合流してテン場へ。
熊にあった話は参考になりました。
沢山お話できたのは良かったです。

9/13 14:03

祖父岳と雲ノ平キャンプ場

9/13 14:11

二日目もいい場所めっけ！
昨年目星をつけておいた場所です。
水上だし後はハイマツでプライバシーもばっちし！

9/13 14:11

心地よい風

9/13 15:16

我が家と祖父岳

9/13 15:20

我が家遠景。。。良い立地だw

9/13 15:24

雲ノ平キャンプ場の水場
昨年は枯れてましたが今年は水量豊富です。

9/13 16:01

テントの中からの眺め
寝転んでぼぉーっと祖父岳と青空と雲を見ていました。
幸せです♪

9/13 17:45

二日目の夕食はチキンカレーと茄子の味噌汁
やっぱアマノのカレーは最高です。

9/13 18:21

夕方にはテン場もけっこうテントが増えてきました

9/13 18:22

月と祖父岳と我が家

9/13 18:25

月をもう一枚！

9/14 4:59

三日目の朝、出発してしばらくしてカエルの鳴き声がしてびっくり！
良く見たら雷鳥さんが真横にいました。
あわてて低空飛行で飛んで行きましたが飛ぶのは下手のようです。
すぐ近くに着地した瞬間をパチリです。

9/14 5:15

北アルプスの深淵部の空がほんのりと赤くなってきました。
三日目はアップダウンが多い行程です。

9/14 5:21

水晶小屋あたりが朝焼けで真っ赤です

9/14 5:25

これからむかう水晶岳は影絵のようです。

9/14 5:30

幻想的な朝です

9/14 5:35

薬師岳の山容が浮かび上がってきましたよ

9/14 5:35

祖父岳の登りの分岐

9/14 5:50

朝日です！
水晶岳の山頂からヤッホーが聞こえてきますよ。
御来光登山には間に合いませんでした

9/14 5:51

振り返ると薬師岳が朝焼けできれい！

9/14 6:07

祖父岳から日の出方向

9/14 6:07

祖父岳から水晶岳、赤牛岳方面

9/14 6:07

祖父岳の切り立った崖の手前から三俣方面

9/14 6:49

岩苔乗越から黒部源流方面

9/14 7:03

ワリモ北分岐
ここにザックをデポします

9/14 7:03

軽くなったところで水晶岳に向かいますか♪
昨年は登れなっかったからリベンジですよん＾＾

9/14 7:39

水晶小屋分岐

9/14 7:41

水晶小屋からなだらかな稜線歩き

9/14 7:56

水晶岳の岩場にはいりましたよ。
ハシゴもあります。

9/14 7:59

山頂はまだ見えませんね。
正面の岩山をまいて進みます。

9/14 8:08

水晶岳山頂まであと少し！

9/14 8:11

水晶岳　標高2986m
日本百名山

9/14 8:11

水晶岳から赤牛岳方面

9/14 8:11

水晶岳から黒部五郎岳方面
今日の目的地です。
遠いなぁー

9/14 8:11

これから向かう鷲羽岳
槍に穂高に笠ヶ岳がずら〜っと並びます。
壮観ですなぁ

9/14 8:11

水晶岳直下の岩苔小谷

9/14 8:14

先ほど歩いて来た祖父岳や岩苔乗越も良く見えます

9/14 8:15

水晶岳で自分撮りです。
今回の山行の最深部、水晶岳登頂出来て感無量です。

9/14 8:21

南アルプスを撮ろうとした一枚かな？
水晶岳からは見えてましたよ＾＾

9/14 8:46

上から眺めた水晶小屋

9/14 8:47

水晶小屋到着です。
過去に2度も吹き飛ばされた風の難所に立地。
この日は穏やかでした。

9/14 8:56

水晶小屋からの下り。
軽いし快調快調♪

9/14 9:40

デポしたザックを担いでワリモ岳へ向かいます

9/14 9:58

ワリモ岳　標高2888m

9/14 10:02

ワリモ頂上直下の岩場
大きなザックでの通過は緊張します

9/14 10:34

鷲羽岳の登り途中でワリモ岳を振り返る

9/14 10:45

鷲羽岳　標高2924.2m
今回二つ目の百名山

9/14 10:45

鷲羽岳で自分撮り
人相が悪いおっさんにしか見えんな^^;

9/14 10:45

鷲羽岳より登ってきた水晶岳、ワリモ岳を眺める

9/14 10:46

鷲羽岳から槍ヶ岳方面
少しずつ雲が出てきたようです

9/14 11:07

鷲羽池は宝石のようにきれい！
これを見るために稜線コースで来た甲斐があったというものです

9/14 12:00

ハイマツの中に佇む三俣山荘

9/14 12:03

三俣山荘に到着です。
すでにヘロヘロですがゴールはまだ先。

9/14 12:03

三俣山荘の展望食堂メニュー

9/14 12:10

三俣山荘のスパゲティ1,000円
山小屋でスパゲティが珍しくて注文してみました。
うん！おしいし〜！

9/14 12:10

三俣山荘の展望食堂はいい感じですね〜＾＾
サイフォンコーヒーを飲みながらまったりしたいです。

9/14 13:19

三俣から黒部五郎へむかうカールにある雪渓

9/14 13:20

雪渓は難なく通過です。
初秋まで残るだけあって硬めの雪です。

9/14 13:48

ガスがかかってきたカール

9/14 14:26

稜線コ−スと合流です

9/14 14:29

大分雲が出てきました

9/14 14:30

まだまだ遠い黒部五郎。。。
午後の日差しと疲れから歩みは亀のごとく。。。
この後の下りがひたすら長く感じました。

9/14 15:35

やった〜黒部五郎小舎だぁ〜

9/14 15:42

黒部五郎のテン場は少しだけ離れたところにあります

9/14 16:18

黒部五郎キャンプ場
思ったより広くないです。
岩が多く、砂地は水がたまった跡が。。。
張る場所は限られます。

9/14 16:30

テン場利用者は外トイレを使います

9/14 16:31

テン場の水場は枯れていたので小屋前の水場を利用です

9/14 16:33

黒部五郎小屋の外トイレの案内板

9/14 16:37

雨が降る前に我が家を設営っと。
雨は日が暮れてから降ってきました。
夜中の雨と風に目が覚めました。

9/14 17:45

夕食は茄子丼と味噌汁

9/14 18:09

幻想的な夕日の黒部五郎キャンプ場

9/15 3:11

雨の早朝の中、朝食です。
出発するまでに雨が上がってほしいです。
風もすごいよ＾＾；

9/15 5:07

出発前の黒部五郎小舎にて
撤収はフライを残して中からたたみました。
ダブルウォールは雨撤収では便利です。

9/15 5:07

雨もあがったようですしヘッデンつけて出発です。
足が遅いのでみなさんより早めに出て距離を稼ぎます。
最終日の行程は稜線歩いて一気に折立へ下山です。

9/15 6:23

小雨の中、カールを進みます

9/15 6:30

大きな岩がごろごろ。
それで五郎さんなわけですねぇ

9/15 6:45

雪渓が残るカールはきれいですね。

9/15 6:45

これから一気に肩までジグザクのぼりますよ

9/15 7:13

黒部五郎岳の肩にザックをデポ。
雨も上がって景色も良く見えます。

9/15 7:15

肩から見上げる山頂

9/15 7:15

肩に集う人々

9/15 7:24

黒部五郎岳　標高2839.6m
今回三つ目の日本百名山

9/15 7:24

黒部五郎岳から三俣蓮華岳方面

9/15 7:24

黒部五郎岳から雲ノ平方面

9/15 7:24

黒部五郎岳から薬師岳方面

9/15 7:24

黒部五郎から北ノ保岳方面
これから縦走するコースです

9/15 7:24

黒部五郎岳から高山市方面

9/15 7:25

黒部五郎岳で写真を撮ってもらいました＾＾

9/15 7:34

黒部五郎岳の肩から眺めるカール

9/15 8:01

黒部五郎岳の下りで雨が降り始めました

9/15 8:19

振り返れば黒部五郎岳は雲の中

9/15 8:31

アップダウンはありますが黒部五郎岳から北ノ俣岳、太郎平まではおだやかな稜線が続きます

9/15 8:31

この稜線歩きは薬師岳の存在感と雲ノ平から黒部への急激な落ち込みが目につきます

9/15 9:35

荒天の中、赤木岳を通過です。
ものすごい強風で飛ばされそうでした。

9/15 10:21

北ノ俣岳　標高2661.2m
雨風で体が冷えやすくなっています。
低体温症に要注意！
風を避けて早いペースで太郎平を目指します。

9/15 10:21

北ノ俣岳から神岡新道との分岐点までは10分

9/15 10:21

北ノ俣岳で雷鳥研究の団体さんとすれ違いました

9/15 10:29

神岡新道との分岐点
分岐を超えてからが長く感じました。
疲れが出てややペースダウン。

9/15 11:43

やっと太郎平小屋です。
小屋に着くころには天気も回復です。

9/15 12:00

太郎平小屋で辛いビルマカレーに挑戦。
並みでも量はたっぷりでした。

9/15 12:57

折立への下山はすっかり良い天気。
暑いくらいです。

9/15 14:31

これがアラレちゃん看板ですか！
下山時にようやく撮影できました

9/15 15:10

折立に到着！
もう限界！
よくがんばりました＾＾

撮影機器：

NEX-5N SONY

感想

simasima

　9月の最初の連休に遅めの夏休みをあわせて3泊4日の山行に行ってきました。
昨年は新穂高からピストンで雲ノ平。
今回は折立からループで薬師平-雲ノ平-黒部五郎岳を回ってみました。
中日二日は晴天、最終日は台風の影響で荒天でした。
奥黒部を巡るテントを担いでの一人旅。
黒部源流の自然の奥深さを感じた4日間でした。

　今回の目的は、まだ行ったことが無い富山県側からのルート開拓。
そして水晶岳と黒部五郎岳の初登頂、二度目の雲ノ平を楽しむこと。
なんとか計画通りに歩くことが出来ましたが、距離的にきつかったです。
自分の体力にあわせるともう1泊あったほうが良かったですね。
後半二日はかなりオーバーワークで、気力体力総動員って感じでした。

　黒部源流を巡る旅は二度目ですが、行けばいくほど引きつける魅力が黒部にはありますね。昨年、鷲羽岳で眺めた二座（水晶岳、黒部五郎岳）を今回登ることが出来ました。今回の山行で、存在感を示し続けた薬師岳の雄大な山容。今度の目標は薬師岳を絡めた計画を立ててみたくなりました。水晶小屋から裏銀座の縦走路も魅力たっぷり！順番に歩いてみたいです。

　昨年三俣小屋で見かけた一冊の本　「黒部の山賊」
今年こそはと立ち寄って買ってみました。
三俣小屋のオーナー伊藤正一氏の著書です。
表題の黒部の山賊にまつわる話や黒部源流の開拓史がつづられています。
黒部源流の情景を思い出しながらページをめくりました。
「黒部の山賊」　おすすめですよ。
これを読んだら、もう一度黒部源流をゆっくりと歩いてみたくないました。
そして三俣小屋にも滞在したくなりますね。
僕の場合は、テン場ですが（笑）