富士山見えた！快晴の爺・鹿島槍・五竜（扇沢→アルプス平）一泊縦走

2013年09月18日(水) 〜 2013年09月19日(木)

• GPS: 35:23
• 距離: 25.1km
• 登り: 2,967m
• 下り: 2,793m

コースタイム

9月17日

(02:06)柏原新道登山口出発
(02:48)八ッ見ベンチ
(03:13)ケルン
(03:15)一枚岩
(04:20)石畳
(04:28)水平岬
(04:33)包優岬
(04:38)石ベンチ
(04:47)アザミ沢
(05:06)ガラ場
(05:23)富士見坂
(05:38)鉄砲坂
(05:53-06:00)種池山荘
(06:51-07:38)爺ヶ岳 南峰
(07:56-08:05)爺ヶ岳 中峰
(08:48)冷乗越
(08:59-09:09)冷池山荘
(10:17-30)布引山
(11:26-12:06)鹿島槍ヶ岳
(12:36)鹿島槍ヶ岳北峰の巻道との分岐点
(13:48)八峰キレット小屋

　　地図記載所要時間／実績：635分／576分

9月18日

(04:25)八岑キレット小屋出発
(05:29-39)口の沢のコル
(05:58)北尾根の頭
(08:25-09:01)五竜岳
(09:40-51)五竜山荘
(10:50)西遠見
(11:15)大遠見
(11:57)中遠見
(12:19)巻道と小遠見山登山路の合流点
(12:26)二ノ背
(12:34)一ノ背
(12:47)見返り坂
(01:30)地蔵の頭
(13:07)リフト乗り場
(13:20)アルプス平駅到着

　　地図記載所要時間／実績：525分／478分

天候

2日とも快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢の柏原新道登山口前の駐車場に駐車（無料）

下山したアルプス平から扇沢へは、アルピコ交通の白馬特急バスが終わっているため、
1）ゴンドラ（白馬五竜テレキャビン）860円
2））JR神城駅(15:56)−信濃大町(16:26)400円（一つ前は、12:34発と、間があります）
3）信濃大町(17:10)−扇沢（17:50）1330円
で戻る。

コース状況／危険箇所等

・柏原新道は、非常に歩き易い登山道で、ヘッドランプでも全く不安を感じませんでした。

・鹿島槍ヶ岳は、爺ヶ岳方面から登る場合は、危険個所はありませんが、五竜岳側から登る場合は、岩場の急登が続きます。

・鹿島槍ヶ岳南峰から五竜岳方向に下り始めた所に、小さな浮き石が沢山残る崖があり、人が通る際、落石の危険大です（ヘルメット着用が望ましい）。

・鹿島槍ヶ岳から五竜岳の稜線では、沢山の鎖があるが、使ったのは、G5からG4に向かう途中で、岩をトラバースして渡る所の一か所だけ、後は私には不要でした（安全を、より確保する意味であるものと思いますので、個人の技量に応じ活用のほどを）。

・キレット小屋から五竜に向かう際、鎖を登った後、左に折れる所がある。ここは、登ったまま前方を見ると、そのまま直進して下る登山道と間違うような形状となっており、ヘッドランプで歩く場合は、要注意である。足元に赤い「×」印があるので、これを見落とさなければ問題ない。

写真

9/18 2:06

柏原新道登山口出発

9/20 11:46

整備された登山道

9/18 2:51

（八ッ見ベンチの手前で）大町の灯り

9/18 3:12

崖の上から。扇沢の灯り＆蓮華岳・針ノ木岳の山並み。

9/18 3:13

ケルン

9/20 11:48

「石畳」との標識あり。

ガレ場を横切る

9/18 5:23

富士見坂。なお、柏原新道では、下記標識があった。
「八ッ見ベンチ、ケルン、一枚岩、石畳、水平岬、包優岬、石ベンチ、アザミ沢、ガラ場、富士見坂、鉄砲坂」

蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳の稜線。
遠景は南アルプス。

9/20 12:01

種池山荘が見えた。

八ヶ岳、富士山、南アルプス

蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳

9/18 5:52

種池山荘到着

爺ヶ岳に向かう、左が鹿島槍ヶ岳。

9/18 6:51

爺ヶ岳南峰。バックは鹿島槍ヶ岳。

9/18 6:56

爺ヶ岳南峰から東南方向

（拡大）苗場山、草津白根、四阿山、浅間山

（拡大）浅間山、奥秩父、八ヶ岳、美ヶ原。富士山、南アルプス

（拡大）富士山、南アルプス（甲斐駒ヶ岳、北岳、塩見岳など）、中央アルプス、蓮華岳、針ノ木岳、槍・穂高岳

9/18 7:12

（拡大2）八ヶ岳、美ヶ原、富士山、南アルプス、
大町

爺ヶ岳南峰から南方向

爺ヶ岳南峰から西方向。
立山、剱岳、鹿島槍ヶ岳

9/18 7:06

（拡大）前穂高、奥穂高、槍ヶ岳

9/18 7:06

（拡大）蓮華岳、針ノ木岳
下に、扇沢
遠景は、野口五郎岳か？

爺ヶ岳中峰に向かう。
左：鹿島槍ヶ岳、中：爺ヶ岳北峰、左：爺ヶ岳中峰

9/18 7:56

爺ヶ岳中峰

9/18 7:55

爺ヶ岳中峰より、南峰を望む

柏原新道で種池山荘に着き、そこから稜線を辿ってきた

9/18 8:43

鹿島槍ヶ岳、冷池山荘。
コルの少し手前に冷乗越がある。

9/18 8:44

白馬方向からヘリが飛んできた

9/18 8:58

冷池山荘に到着。

9/18 9:15

冷池山荘を振り返る

9/18 9:23

布引山、鹿島槍ヶ岳北峰・南峰

9/18 9:33

ナナカマドの赤い実が綺麗でした

9/21 8:59

樹林帯を抜けると

9/18 9:42

布引山が眼前に

種池山荘からの来た道を振り返る

9/18 9:56

布引山へ

9/18 10:23

布引山に到着。鹿島槍ヶ岳がくっきり。

（布引山より振り返って）爺ヶ岳、八ヶ岳、富士山、南アルプス、信濃大町・松本

9/18 10:27

（布引山より）立山・剱岳

9/18 10:58

鹿島槍ヶ岳へ

9/18 10:58

（振り返って）布引山、爺ヶ岳、蓮華岳、針ノ木岳

9/18 11:10

いよいよ、頂上部へ。

9/18 11:24

頂上標識が見えた

9/18 11:26

鹿島槍ヶ岳南峰頂上

9/18 11:31

北方向：五竜岳、鹿島槍ヶ岳北峰
火打山、妙高山、高妻山

9/18 11:31

東方向

9/18 11:33

南方向；爺ヶ岳、蓮華岳、針ノ木岳、立山、剱岳

9/18 11:33

北西方向：剱岳、五竜岳

9/18 11:33

中央の白い山：白馬鑓ヶ岳、その右肩の濃い色ノ峰が白馬、杓子岳は隠れている。
五竜岳からの稜線登山道がくっきり。
キレット小屋は稜線の最低部にある。

9/18 12:04

（拡大）左の突起は天狗の頭か
白馬鑓ヶ岳、白馬岳、小蓮華岳
五竜岳、唐松岳は五竜の陰か

9/20 12:11

下山開始、岩場の急降下に変わる
先は鹿島槍ヶ岳 北峰

9/20 12:11

鹿島槍南峰を振り返って

9/18 12:12

石を落としやすい（浮き石の多い崖）

9/20 12:11

先の崖を振り返る

9/18 12:22

北峰と南峰の間の、吊尾根より

鹿島槍ヶ岳北峰の巻道分岐点より、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳南峰

9/20 12:12

これから下る尾根筋

9/18 13:05

吊尾根を振り返って

9/18 13:14

どんどん下る

9/18 13:14

振り返って

9/20 12:12

これを下ると八峰のキレット

八峰のキレットの始まり。奥に梯子あり。

9/20 12:12

最初の梯子を登って進む。稜線に出る所に更に梯子あり。

9/21 12:47

梯子を登ると、

9/18 13:36

八峰キレット小屋が見える

9/18 13:44

もうすぐ、小屋だ〜。

9/18 13:49

着きました、八峰キレット小屋。

9/18 17:48

剱岳に沈む夕日（丁度このときガスが発生）。

雲海に浮かぶ剱岳（暫くすると、ガスが晴れた）

八峰キレット小屋

9/19 4:14

月明かりの中、出発

9/20 11:09

結構長い長い梯子

9/19 4:30

月明かりに浮かぶ、剱岳

9/20 11:09

ここを登って、

9/19 4:55

前を見ると、直進できる登山道のように見えるが、あれ？、足元には、×印。左右を見ると、右側に鎖がある。

9/19 4:58

先の、鎖を登ったところを左に折れて少し進んだ所から、振り返って。

9/19 5:01

（ピンボケですが雰囲あ気を感じて下さい）
長い岩場下りが始まる。

9/19 5:03

（ピンボケですが雰囲気を感じて下さい）
途中で振り返って

9/19 5:05

（ピンボケですが雰囲気を感じて下さい）
2段の鎖の一本目

9/20 11:09

途中で振り返る

9/19 5:07

（ピンボケですが雰囲気を感じて下さい）
2段の鎖の二本目

9/19 5:16

しばらくなだらかな稜線を進む。奥は五竜岳。

振り返る

岩場を下る

9/19 5:24

（振り返って）三段登り？

9/21 17:08

再び、たおやかな稜線歩きが暫く続く。

9/19 5:28

口の沢のコル

9/19 5:29

コルから西を望む

9/19 5:29

コルから東を望む

9/19 5:41

ピークを左から巻き、その向こうに北尾根の頭がある

9/19 5:57

北尾根の頭

北尾根の頭より、G5に向かう

9/19 6:16

この梯子を登り、

9/19 6:17

この梯子を降りると、赤茶けたガレ場に出る。

9/21 17:29

（振り返って）ガレ場を渡ってきた

9/21 17:36

G5が近づく

9/19 6:33

出ました、雷鳥。今回出会ったのは、この一羽だけ。

9/19 6:42

G5への登り。ザレ場の急登。

9/19 6:49

ガレ場急登を振り返って

9/20 11:10

G5は向こう側（登った後、巻く）

9/20 11:10

振り返って

9/20 11:10

今後は岩場の急登が続く。

9/20 11:10

9/20 11:10

9/19 7:09

G5ピークからG4へ至るやせ尾根。

9/19 7:13

（振り返って）頭部に前の写真の鎖が見える

G5を振り返る

9/19 7:21

（振り返って）
黄色のペンキは「＜−＞G5」の表記

9/20 11:10

コルに下る

9/20 11:11

(振り返って）コルへ下る

9/19 7:23

コルより東を望む

9/20 11:10

鎖を使って、岩を巻いて登る

9/19 7:25

（振り返って）コルから、岩を巻いて登ってきた。このときは、鎖が必要だった（登山者は私と逆方向にコルに向かっている）。

9/19 7:26

五竜岳が眼前に

9/19 7:27

下る

9/21 20:03

岩場を下る

G4，G5を振り返って

9/20 11:11

いよいよ、五竜岳への岩場の急登が始まる

9/20 11:11

9/20 11:11

振り返って

9/20 11:11

急登が続きます

9/20 11:11

9/21 20:52

9/19 8:17

急登が終わると、頂上が近い。

9/19 8:21

頂上への分岐標識が見えた

9/19 8:25

頂上への分岐標識

9/19 8:27

五竜岳頂上

9/19 8:34

着きました、五竜岳三角点。

9/19 8:44

五竜岳より南西方向

9/19 8:44

五竜岳より北方向

9/19 8:45

五竜岳より東方向

9/19 8:45

五竜岳より南方向

9/19 8:47

（拡大）

9/19 9:02

五竜山荘に向けて下山開始

9/21 22:00

振り返って

（振り返って）五竜岳を下ってきました。

9/19 9:14

白い山は白馬鑓ヶ岳。その手前に、唐松岳と八方尾根。唐松岳〜五竜岳への稜線、五竜山荘と白岳がくっきり。

9/19 9:16

下ります、

9/21 22:19

どんどん下る。

振り返って

9/19 9:31

五竜山荘、白岳、遠見尾根

9/19 9:39

着きました五竜山荘、白岳。

9/19 10:00

白岳から振り返って、五竜岳、五竜山荘

9/19 10:01

遠見尾根を下る

9/19 10:11

遠見尾根を一望、先は長い。
訂正：大遠見山は中遠見山の間違い。

9/19 10:16

急降

9/22 8:48

続きます、急降下

9/22 8:48

振り返って

9/19 10:49

西遠見

西遠見より振り返る

9/22 9:47

尾根道

中遠見で振り返って。

八方尾根

9/22 9:58

中遠見山。鞍部へ。

9/19 11:55

登り返して、中遠見山に着く。

中遠見山から振り返って。

9/22 9:59

小遠見山へ。

9/22 9:59

9/22 9:59

小遠見山への登り返しでは、約170段登る。

9/19 12:16

直進：小遠見山へ
左：小遠見山の巻道

9/19 12:18

八方尾根ピーク、白馬三山

9/19 12:19

巻道（右；五竜へ、直進：小遠見山）の合流点を振り返って

9/19 12:19

9/19 12:37

アルプス平が見えた。

9/22 9:59

9/19 12:47

見返り坂
アルプス平、地蔵の頭が近い。

9/22 10:00

地蔵の頭に向かって、少し登り返す。

9/19 12:59

地蔵の頭が見えた

9/19 13:01

地蔵の頭

9/19 13:06

リフト乗場、アルプス平

9/19 13:23

アルプス平へは、お花畑の中を下る。マツムシソウが咲き乱れていた。

9/19 13:26

アルプス平のゴンドラ乗り場。

9/19 14:04

ゴンドラで麓まで

9/19 15:26

ゴンドラの麓駅からJR神城駅までのルート。徒歩10分強。

9/21 7:35

神城駅の時刻表

9/19 15:59

ドア開閉は手動。切符買わなくても整理券で降りるときに清算できる。

9/20 14:41

信濃大町からのタクシー料金

（大町に向かって）トンネル入口の左が、柏原新道入口

9/19 18:01

柏原新道入口前の駐車場（10台程度）

9/19 18:02

柏原新道入口に戻りました。お疲れ様。

撮影機器：

Canon PowerShot G15 Canon

Canon PowerShot SX260 HS Canon

iPhone 5 Apple

感想

ゴンパパ

・個人的には、危険度は、八峰キレットよりもG4・G5の方が大きいように感じます。

・地蔵の頭の手前からアルプス平までのリフトは稼働していたが、ゴンドラ駅へは登り返すとの説明を受け、アルプス平まで歩く。途中、お花畑があり、ほとんどは枯れていた（最盛期は綺麗だろうなと想像できる）が、マツムシソウが沢山、残っていた咲き乱れていた。

・この時期、テレキャビンのお風呂は休日のみの営業でした。

・少し、紅葉が始まっていた。また、ナナカマドは真っ赤な実をつけていた。

・台風18号のお陰で2日間とも快晴、不謹慎ながら、台風に感謝した次第。