新穂高温泉〜双六岳・三俣蓮華岳〜笠ヶ岳
- GPS
- 31:13
- 距離
- 47.0km
- 登り
- 3,647m
- 下り
- 3,636m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:33
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 8:54
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:09
天候 | 全日ほぼ雨 9/2、9/3 一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 穂高ロープウェイ下の中崎荘で汗を流せます。 緊急事態宣言のため食事は提供されていません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
ナイフ
|
感想
今年初めての遠出で、友人のM.O隊長とその友人のY崎さんと新穂高温泉から双六岳→黒部五郎岳→笠ヶ岳→新穂高温泉を歩くことにした。
全員のワクチン接種2回+2W経過を待っていたため、先週の晴れ間から雨の予報の今週に登ることとなった。
新穂高温泉までM.O隊長は地元から夕方から深夜高速を走ってきて(途中私をピックアップして)、仮眠はとったものの、朝食も十分とれなかったことから、鏡平山荘で早めの昼食を摂って双六小屋を目指したものの体調不良で歩くことができず、1日目は鏡平山荘に宿泊することとして行程を変更した。結果、2日目は双六小屋まで行き、双六岳・三俣蓮華岳周遊する。3日目は双六岳から笠ヶ岳へ。4日目笠ヶ岳から笠新道を下って新穂高温泉に帰着とした。
時間がたっぷりあるが、夕食時以外アルコール禁止なので、のんあるビールで工程変更の打ち合わせなどしていると、なんとのんあるビールで酔いが回り昼寝をしてしまった。
1日目は行動時間が短かったせいか、曇天で比較的涼しく熱中症気味にならなかったせいか夕食はおいしく食べることができ、ご飯もお替りしてしまった😊!
2日目は予報では9時ころから雨が止む予報だったので遅めに出発しゆっくり双六小屋を目指す。下ってくる方から弓折乗越過ぎて雷鳥を目撃したとの情報をいただき、その言葉通り雷鳥がいた。今日は雷鳥日和(結局最終日までずっと雷鳥日和だった 😢)。
昨年は双六岳側から下ってきたのだが鏡平山荘から双六岳テン場間の記憶は一切なくまるで始めて歩く道だ。
天気予報通り曇り空となり早めに双六小屋に着いたので早めの昼食を摂り双六岳・三俣蓮華岳に向かう。巻き道分岐を山頂方面に双六岳を目指す。目の前のピークを登り切ったところで稜線に出るのかと思いきや、なんと平らな台地状。晴れていれば双六岳方面から槍ヶ岳に向けて一本道が天空の滑走路のようにみえるとか・・・。
地図で見ると双六岳と三俣蓮華岳はさっと歩けそうな感じで軽く考えていたが、中道までいったん下り三俣蓮華岳まで登り返す行程で思ったより時間がかかった。この頃から晴れ間がのぞきだし上空は青空、硫黄尾根も見えてきたのでもしかたっら槍ヶ岳も?と思ったが、残念!
三俣蓮華岳から三俣峠は10分ほど、ただし、雨上がりの岩場は滑りそうで結構一気に下る。昨年は三俣のテン場から疲れ果て峠に着いたので、また雨も降っていたので10分余りの登りを避け巻き道を下ったことを思い出す。しかし、今年は晴れ間も見える天気で気分よく巻き道を双六小屋に向けて帰った。振り返れば鷲羽岳から水晶岳、赤牛岳までも見ることができた。2日目も食欲は旺盛で今日もご飯お替りした😊!
3日目もあまり芳しい天気予報ではない。行程もそれほどではないのでゆっくり目に出発。昨日歩いてきた道なので順調に進む。弓折乗越で双六小屋で一緒だった方2組と話をする。みなさん新穂高温泉に下るらしい。弓折岳は縦走コースから外れているが時間は十分にあるので寄ってみることに。数分で着いたが、ここにも雷鳥がたくさん。Y崎さんに雷鳥とのツーショットを撮っていただいた。M.O隊長はここから先は稜線漫歩だといったが、ちょこちょこそれなりのアップダウンがあり、しかも西側は谷底・沢まで見えるのに東側はガスが残って槍・穂は今日も見えない。しかし、天気の良い日には素晴らしい景色を堪能できそうだ。オオノマ岳、秩父平、秩父岩を抜け抜戸岳へ。縦走ルートはピークを踏まないが、ちゃんとピークへの道標がある。岩を10分ほど登ると抜戸岳山頂に到着。地図にはルートはないが「みんなの足跡」を確認し、稜線沿いに笠ヶ岳に向け歩くと10分足らずで縦走路に合流。抜戸岩を過ぎひと登りするとテン場、その先の岩場の階段を上って笠ヶ岳山荘に到着。結構強い雨が降っているので、休憩して様子を見て山頂に登頂しようと思ったが、M.O隊長が明日も同じような天気予報だし10分程度だから今日のうちに山頂に登ろう!ということでザックをデポし山頂に向かう。山頂でも雨脚は変わらないので写真だけ撮ってすぐ下山。当初は明日(土曜日)笠ヶ岳山荘に泊まることも計画したが予約が一杯で宿泊できず今日(金曜日)にしたのだが、宿泊客(食付き)は我々も含め3組10名。素泊まりも数名いたようだがやはり週末は人気なのか・・・。夕食はカレーライス。鏡平で昼食に食べたカレーライスはパウチ(だと思う)だったが、ここは煮込んでいて肉が柔らかくておいしかった。ハンバーグカレーだったけどハンバーグは・・・。ただ、今日はお変わりはできなかった。
4日目は、下山するのみ。しかし、笠ヶ岳から抜戸岳手前の笠新道分岐まで何気にアップダウンがあり、一時雨も強くなりらくな下りとはならなかった。激下りとは聞いていたが、ほんと、二度と下りたくない!稜線から見えていた杓子平は思ったほど平らではなく、また、本当の下りはここからだった。途中すれ違った登りの3組はいずれもスキっとして悠々と登っていた。私が疲れ果ててヘロヘロだったので余計にそう見えたのか・・・
ともあれ、予定時間を30分ほどオーバーして12時半過ぎに笠新道登山口に無事帰着。多少滑ったけど捻挫、骨折することなく4日間の山歩きを終えることができた。
前にM.O隊長、後ろのY崎さんが見守ってくれてありがたかった。
なお、下山後の湯は中崎山荘を利用したが、食事はコロナの関係でできず、奥飛騨温泉郷内で食事ができるところは数件と中崎山荘で聞き、ほかの日帰り温泉(名前を忘れた・・・)でそばを食べた。
今回は前日雨が降ったが晴れ間もあり、景色も楽しめた充実した山歩きだった。
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