涸沢カール、奥穂高岳、涸沢岳

2021年09月10日(金) 〜 2021年09月12日(日)

• GPS: 21:03
• 距離: 43.0km
• 登り: 2,304m
• 下り: 2,281m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:21

距離 16.9km 登り 956m 下り 168m

8:40 上高地バスターミナル
8:44 8:46 無料トイレ
8:53 8:54 小梨平
9:27 明神館
9:32 徳本口
10:13 徳沢公衆トイレ
10:17 10:40 徳澤園
10:55 新村橋
11:43 11:46 横尾
12:05 横尾岩小屋跡
12:47 12:59 本谷橋
13:40 大崩落地
14:11 14:12 Sガレ
14:56 涸沢ヒュッテ
15:01 涸沢

2日目

• 山行: 5:07
• 休憩: 3:31
• 合計: 8:38

距離 7.5km 登り 1,183m 下り 1,186m

7:20 涸沢ヒュッテ
7:23 7:24 涸沢
7:53 パノラマ分岐
8:19 8:27 ザイテングラート
9:15 10:36 穂高岳山荘
11:13 11:27 奥穂高岳
11:28 11:29 穂高岳
11:43 11:55 奥穂高岳
12:24 13:00 穂高岳山荘
13:18 13:33 涸沢岳
13:47 13:58 穂高岳山荘
14:46 ザイテングラート
15:03 15:04 パノラマ分岐
15:24 15:55 涸沢小屋
15:58 涸沢

3日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:13

距離 18.6km 登り 182m 下り 961m

7:23 涸沢
7:33 7:36 涸沢ヒュッテ
7:58 7:59 Sガレ
8:12 大崩落地
8:40 本谷橋
9:17 横尾岩小屋跡
9:32 9:40 横尾
10:25 新村橋
10:36 10:56 徳澤園
10:58 徳沢公衆トイレ
11:38 徳本口
11:42 明神館
11:49 明神橋
11:55 11:56 明神池
12:40 岳沢湿原・岳沢登山口
12:51 日本山岳会上高地山岳研究所
12:59 13:29 河童橋
13:31 無料トイレ
13:36 上高地バスターミナル

天候

1日目、快晴。上高地からしばらくは暑いくらい。
2日目、雨とガス。11時頃で雨はあがるもガスが残ってました。寒い。
3日目、朝は快晴も、次第に薄曇り。上高地まで涼しい。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

市営沢渡駐車場（第三）を利用。
・往路、シャトルバス（1,300円）
・帰路、タクシー（相乗り：4,600円/5人）

コース状況／危険箇所等

・上高地〜横尾まで、整備された遊歩道。
・横尾〜涸沢カールまで、整備された登山道。本谷橋辺りからは特に急登。
・涸沢カール〜穂高山荘まで、本格的な登山道。ザイテングラード（以降、特にヘルメットが必要）では注意が必要な鎖場などあり。
・穂高山荘〜　山荘から穂高岳取り付き部分が本ルートの核心部、ほぼ垂直な鎖場やハシゴがあり、特に注意が必要。以降は急登はあるものの、注意して進めば問題なし。

その他周辺情報

竜島温泉　せせらぎの湯（520円）

写真

今回の位置関係。

9/10 7:55

市営沢渡駐車場（第三）に駐車。

9/10 7:58

バスターミナル。

9/10 7:59

8時のバスにギリギリ間に合いました！

9/10 8:40

上高地のバスターミナルをスタート。

9/10 8:41

まずは遊歩道を。

9/10 8:44

すぐに河童橋に。
河童橋と穂高連峰。
あそこへ、あの裏っ側から登ります。

9/10 8:45

河童橋をアップで撮ったつもりが、ついつい穂高の山々も入れてしまいます。

9/10 8:45

河童橋から下流方面には焼岳。

9/10 8:46

ため息が出るような眺め。

9/10 8:48

途中の川もキレイです。

9/10 8:48

9/10 9:20

9/10 9:21

河原。

9/10 9:26

池。
水は透き通ってます。

9/10 9:27

明神館。

9/10 10:06

山（多分、前穂、明神岳）と川。

9/10 10:07

向こうにも山が。
東大天井岳？

9/10 10:14

水と緑と木漏れ日と。

9/10 10:15

徳澤園。

9/10 10:21

徳澤園の脇の小川。
こちらもめちゃキレイ。

9/10 10:27

徳澤園でお昼にします。
カレー。美味しかった。

9/10 10:55

緑の中に新村橋。

9/10 11:11

雪渓が見えます。
あれは近寄れない。。。

9/10 11:17

山をバックに。
明神岳か前穂か分からない・・・。

9/10 11:39

横尾。

9/10 11:40

横尾大橋。

9/10 11:48

横尾大橋から上流。

9/10 11:48

下流はこんな感じ。

9/10 12:09

屏風岩の断崖。

9/10 12:11

階段。
いよいよ登りステージへ。

9/10 12:40

9/10 12:41

青空と緑と谷。

9/10 12:48

本谷橋。

9/10 12:49

結構、揺れました。
高所恐怖症の自分にとっては、もう少し幅が欲しい。

9/10 12:55

本谷橋を渡って、河原で少し休憩。
流れは急です。

9/10 12:58

出発します。

9/10 13:20

涸沢カール。

9/10 13:23

きのこ。
可愛いけど。

9/10 13:37

崩れた石で作られたのかな、石畳。

9/10 13:39

落石注意となってます。

9/10 13:41

渓谷。

9/10 14:11

Sガレ。

9/10 14:32

向こうに山が。
（後で分かった）正面に涸沢岳、左に奥穂。

9/10 14:34

緑。
深い。

9/10 14:34

青空、雲、山。いい感じ。
左奥に東大天井。

9/10 14:53

パノラマコースとの分岐。

9/10 14:56

テント場に直接アクセスするのかと思ったら、涸沢ヒュッテに到着。
ヒュッテを抜けて、テント場へ。

9/10 14:57

ヒュッテから見下ろすテント場。
向こうには涸沢小屋。

9/10 15:13

涸沢小屋方面。

9/10 15:13

涸沢岳、涸沢槍。

9/10 15:13

稜線と雪渓。

9/10 16:25

涸沢ヒュッテで生ビール！
おでんは売り切れ・・・。

9/10 16:52

続けて、持参したビールを。

9/10 16:57

9/10 17:06

9/10 18:39

〆は、シーフードヌードルのキムチ足し。
めちゃ旨かった。はまりそう。

9/11 5:14

二日目の朝は雨。

9/11 6:47

朝、やっと雨がやみ行動開始。

9/11 6:47

上は雲の中。。。

9/11 6:59

分厚い雲の間から、陽の光が。
一応、日の出。

9/11 7:21

またしても小雨が降ってきましたが、奥穂に向けてパノラマコースからスタート。

9/11 7:36

振り返って、随分、遠くにテント場。

9/11 7:58

ザイテングラート取り付き部分。
そこから上が真っ白じゃん。。。

9/11 8:10

もう秋の気配。
草は枯れ始めています。

9/11 8:19

ザイテングラートの先端。

9/11 8:27

そして、いよいよへザイテングラートへ出発

9/11 8:44

ザイテングラート途中。
かなり急峻です。

9/11 8:56

「ホタカ小ヤ20分」の表示。
正直、「まだ20分もあるのか・・・」と。。。

9/11 9:12

癒し。

9/11 9:17

穂高岳山荘に到着。
もうずぶ濡れです。
昼前にはあがる予報なので、ここで休ませてもらいます。

9/11 9:18

鳥。
逃げもせず、近くを歩き回っていて、可愛い。

9/11 10:41

出発してすぐのハシゴ。
すごい高度感。見下ろすのもこれが限界。

9/11 10:41

次のハシゴ。
本気で怖い。。。

9/11 10:43

あとは、ガレ場の急登を登って行きます。

9/11 10:45

しばらくすると、青空と雲海が見えはじめました。

9/11 10:48

涸沢岳も。

9/11 10:56

青空ぁ。。。

9/11 10:57

奥穂。

9/11 11:01

あと200メートル。

9/11 11:07

雲の中からジャンダルムが。

9/11 11:13

奥穂高岳山頂！

9/11 11:13

相棒くん。
サングラスをかけるとTミネーター？？

9/11 11:16

自分も撮ってもらいました。

9/11 11:18

山座同定盤と。

9/11 11:22

ガスの中、ジャンダルム方面に向かう相棒くん。
真っ白だし、めちゃ尾根の上で、大丈夫なん？？

9/11 11:25

ジャンダルムと雲海。

9/11 11:30

ジャンダルムの頂きに人影が。
すげー。

9/11 11:39

山頂とジャンダルム

9/11 11:46

ジャンダルム方面の標識。
「難ルート」と。。。

9/11 11:48

ケルン。

9/11 11:54

最後に前穂、吊尾根方面を写して出発。

9/11 11:55

9/11 12:08

（ガスガスの）涸沢岳と穂高岳山荘。

9/11 12:17

山荘直上。
この先が核心部。
怖い。。。

9/11 12:22

降りてきて、振り返る（見上げる）。

9/11 12:34

穂高岳山荘でお昼を。
味噌ラーメン。
美味しかったです。

9/11 13:19

涸沢岳山頂。
な〜んにも見えず。

9/11 13:26

涸沢岳山頂の三角点。
ヤマレコ上の頂上がこちらになっていました。

9/11 13:27

涸沢岳から崖下。
これ以上は近づけません。。。

9/11 13:43

ヘリポート。

9/11 13:44

涸沢岳からの奥穂方面。
（PCでないと判別しずらいですが）取り付き部分の急峻さ（ハシゴ）がハッキリと。

9/11 13:52

穂高岳山荘から望む、涸沢カール。

9/11 13:56

いよいよ、テント場に向け出発。

9/11 14:19

いつの間にか、常念岳がクッキリ。

9/11 14:36

サルが目の前を（ザイテングラードを超えて）通過。

9/11 14:38

サルの群れ。

9/11 15:01

涸沢小屋とパノラマルートの分岐。
小屋を目指します。

9/11 15:11

？

9/11 15:13

しずく。

9/11 15:23

涸沢小屋。

9/11 15:29

おでんとビールで。

9/11 15:32

テント場をの眺めながら。

9/11 16:56

涸沢ヒュッテで飲みの続き。
奥穂はまだ雲がかかっています。

9/11 17:57

夕方には雲も切れ、幻想的な風景が。

9/11 18:07

尾根の向こうに夕日が。
雲が光って神々しい。

9/12 5:02

日の出前の穂高連峰。

9/12 5:11

日の出直前、山際が光ってキレイ。

9/12 5:11

何度も撮ってしまいます。。。

9/12 5:21

反対側の尾根の上にある雲に朝日が当たっています。

9/12 5:29

雲。

9/12 5:30

こちらも。

9/12 5:38

9/12 5:39

いよいよ朝日が。

9/12 5:40

次第に。

9/12 5:41

奥穂。

9/12 5:41

涸沢岳、涸沢槍。

9/12 5:41

北穂。

9/12 5:41

前穂。

9/12 5:48

そして、朝食。
は、最近、定番の朝カレー。

9/12 6:51

マイテントとカール。

9/12 7:35

涸沢ヒュッテの展望デッキを眺めつつ、出発。

9/12 7:57

振り返って、涸沢カール。

9/12 8:16

沢・・・と言うより滝？
あんなに上部から、かなりの水量。
どこから水が？？

9/12 8:38

本谷橋。

9/12 8:45

屏風岩。

9/12 8:59

岩と根と。

9/12 9:14

屏風岩の遠眺。

9/12 9:32

横尾大橋に到着。
やっと横尾だ。。。

9/12 9:32

これを渡ったら、あとは遊歩道。
って言っても、まだ残り3時間もの長い道のり。。。

9/12 10:01

前穂、奥が明神かな。

9/12 10:42

徳澤園で名物のソフトクリーム。

9/12 11:09

9/12 11:25

サルが。。。

9/12 11:38

明神岳。

9/12 11:43

明神池方面へ。

9/12 11:48

明神橋。

9/12 11:48

明神橋から明神岳。
左奥は、奥穂。

9/12 11:48

橋から。

9/12 11:50

明神橋を渡って、再度ビュー。
カッコいい橋です。

9/12 11:52

明神池に。

9/12 11:53

清流。

9/12 11:53

こちらも。

9/12 12:04

明神池からの流れかな？

9/12 12:05

どこも流れはキレイ。

9/12 12:05

透明。

9/12 12:15

こちらは本流。

9/12 12:22

焼岳。

9/12 12:24

梓川の右岸、木道を行きます。

9/12 12:40

何度も撮ってしまう、清流。

9/12 12:41

9/12 12:42

9/12 12:43

9/12 12:45

秋。

9/12 12:46

サル。
上高地はサルだらけでした。

9/12 12:55

9/12 12:55

歩いて来た穂高をバックに、記念写真。

9/12 12:57

梓川と穂高連峰。

9/12 12:58

河童橋まで戻って来ました。

9/12 12:58

9/12 13:00

河童橋から焼岳。

9/12 13:01

9/12 13:01

9/12 13:09

お昼は、河童橋近くの五千尺キッチンで味噌ラーメン。
プラス山賊焼き。
もう、河童橋方面の絶景を眺めながらの旨し！

9/12 13:35

バスターミナルで、山行は終了。

撮影機器：

SO-52A Sony

装備

個人装備

【メインで使用】半袖シャツ 半袖ドライアンダー ズボン サポーター フリース 靴下 防寒着 雨具 帽子 登山靴 ヘルメット ザック アタックザック タオル ストック ヘッドライト サングラス バーナー コッヘル 水筒 主食 行動食 飲料 地図 携帯 モバイルバッテリー 時計 テント一式 マット 寝袋 枕 座布団 ツェルト 【予備装備】長袖アンダーウエア タイツ 着替え

感想

gajigogin

今回は、いつかは行ってみたいと思っていた涸沢カール。そして、奥穂、涸沢岳に登頂。
穂高連峰のことはあまり知識なく、直前まで、涸沢カールがゴールのようなイメージでした。
初日は快晴、暑いくらいの中を涸沢カールまで。
いつもより軽くしたつもりが何故か、いつも以上の重量ザックで、本谷橋から先は急激にスピードダウンし、本当に苦しい登りでした。
涸沢カールに到着すると、快晴で穂高連峰が本当に素晴らしい眺めでした。
二日目は、モルゲンロートと奥穂を楽しみにしていたのだけれど、朝はガスと雨でモルゲンロートは見れず。
雨があがってから行動を開始したものの、すぐにまた雨が降り出し、レインを着ての山行となり、冷たい雨にテンションも下がり気味に。
それでも、次第に天気は回復する予報だったので、穂高岳山荘で様子を見ながら奥穂を目指すことにし、どうにか穂高岳山荘に到着。山荘では同様に暖を取っている人が多数。

10時過ぎに雨があがったので、いよいよ奥穂に向けて出発。
スタート直後の取り付き部分は、本コースの核心部。垂直に近い鎖場やハシゴで本気でビビってました。
それ以降はガレた急登を進み、どうにか奥穂山頂に。
山頂では次第にガスが取れ、ジャンダルムが見えたり隠れたり。
前穂方面はずっと雲に隠れていたけれど、諦めて次へ。
一旦、穂高岳山荘まで戻り、お昼に味噌ラーメンを。（美味しく頂きました。）
その後、涸沢岳に登頂。
涸沢岳は周りが全く見えないガスガスで、山頂標識を写真に撮っておしまい。ちょっと残念。
下りは涸沢小屋に立ち寄り、おでんとビールで山行のご褒美。
その後は涸沢ヒュッテ、テントで飲みの続きを。

三日目朝は快晴も、モルゲンロートという感じではなく、赤く染まる様は見られませんでした。それでも、日の出とともに表情を変える穂高連峰は素晴らしかった。

3日を通して荷物だったり、雨だったり、標高や急登だったりで、身体的には本当にしんどい部分が多かったけれど、見られた景色はどこもかしこもやっぱり格別でした。
また、雪がある時期に来てみたいと思いました。
※紅葉シーズン直前で、まだ登山者が少なめなのか、テント場は、10日（金）が約100張り、11日（土）は約200張り（gaji数え）でした。

コメント

mamaekubo

３年前の９月21日22日23日と2泊3日で行って来ました。台風が来ていたのですが??其程雨も降らず、sガレではオコジョ😃が見られました😃

gajigogin

メッセージ、ありがとうございます。
台風が来ていたのに降られなかったとは羨ましいです。
こちらは、予報では雨は全くなしだったので、念のためのレインでしたが、ガッツリ着て歩きました。

オコジョ、いいですねぇ。
野生動物がサルのみだったので、めちゃ羨ましいです。