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Yamareco

記録ID: 354422
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

絶景と紅葉!西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高〜涸沢〜上高地

2013年10月05日(土) 〜 2013年10月07日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
okkie その他5人
GPS
56:00
距離
23.8km
登り
1,403m
下り
2,018m

コースタイム

5日 14:15新穂高ロープウェイ乗車−14:45西穂高山荘(宿泊)
6日 5:15西穂高山荘−6:20独標−7:55西穂高山頂−9:30間ノ岳山頂
  −10:07天狗岳山頂−10:43天狗のコル(岳沢分岐)−12:28ジャンダルム山頂
  −14:06奥穂高山頂−14:45穂高岳山荘
7日 6:40穂高岳山荘−(写真撮影しながらゆっくり下山)−7:57涸沢ヒュッテ
  −14:00上高地BS
天候 5日曇時々晴れ
6日晴れのちガス(ジャンダルム)のち晴れ
7日ほぼ快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイは毎時15分と45分に運行
コース状況/
危険箇所等
西穂高山荘〜独標
独標の直下が岩稜という程度です。

独標〜西穂高岳
だんだん厳しくなってきます。

西穂高岳〜ジャンダルム
岩場の厳しさもさることながら、コースを外れるとかなり危険です。
あとジャンダルム直前のピークへの登り(コブ尾根)は目印らしきものが見当たらなかったです。(あったのかもしれませんが・・・。確認する余裕が無かったです)
とにかくこの区間の長さとアップダウンの連続が体力的には一番過酷かも。

ジャンダルム〜奥穂高
言わずもがなの危険地帯です。特にロバの耳の下降は危険です。奥穂高側からの登り場合はスイスイいっちゃうだけにピストンで戻る場合は冷や汗をかくかも。
(そういう単独者が多いです)
馬の背は高度感が精神的にヤバイです。こちらは逆に奥穂高側からの方が怖いと思います。

相応の装備、体力、技術、経験、気象条件がそろってから初めて行けるルートだと思います。
とにかく単独行は避けましょう。あとヘルメットの着用を強く推奨します。
落ちて足を折っただけでも見つからなければ助からない事もあるそうです。

予約できる山小屋
横尾山荘
新穂高のロープウェイです。
いよいよ入山します。
雨予報でしたが何とかなりそう。
新穂高のロープウェイです。
いよいよ入山します。
雨予報でしたが何とかなりそう。
西穂山荘。かなり立派で、設備もよかったです。
西穂山荘。かなり立派で、設備もよかったです。
夕食。豚肉のトマトソースがけ。
ご飯と汁はおかわりし放題です。
夕食。豚肉のトマトソースがけ。
ご飯と汁はおかわりし放題です。
曇り予報でしたが一転して快晴の朝です。
曇り予報でしたが一転して快晴の朝です。
丸山(西穂高岳)方面を望みます。
丸山(西穂高岳)方面を望みます。
富士山もくっきり
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富士山もくっきり
乗鞍岳も朝焼けに浮かんできました。
乗鞍岳も朝焼けに浮かんできました。
西隣の笠ヶ岳にもてっぺんに朝日が
西隣の笠ヶ岳にもてっぺんに朝日が
時間をあけてもう一度乗鞍岳方面を望みます。
高度を上げて来ているので焼岳が下方に見えてます。谷間に雲がある所は上高地です。
時間をあけてもう一度乗鞍岳方面を望みます。
高度を上げて来ているので焼岳が下方に見えてます。谷間に雲がある所は上高地です。
独標が見えてきました。先行者でにぎわってます。
左のピークはおそらくピラミッドピークだと思います。
独標が見えてきました。先行者でにぎわってます。
左のピークはおそらくピラミッドピークだと思います。
独標直下です。
ここまでは比較的普通の登山道でしたが、このあたりから岩岩してきます。
独標直下です。
ここまでは比較的普通の登山道でしたが、このあたりから岩岩してきます。
独標に到着
これから向かう先を望みます。
手前からピラミッドピーク、西穂高岳とつづいて間ノ岳、奥にジャンダルムが見えてます。
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これから向かう先を望みます。
手前からピラミッドピーク、西穂高岳とつづいて間ノ岳、奥にジャンダルムが見えてます。
笠ヶ岳はこのあともずっと一緒です。
笠ヶ岳はこのあともずっと一緒です。
八ヶ岳連峰が雲海の向こうに
八ヶ岳連峰が雲海の向こうに
高度を上げてくると富士山もだいぶハッキリ見えてきます。
高度を上げてくると富士山もだいぶハッキリ見えてきます。
独標を11峰として西穂高岳(1峰)までこのようにピーク毎に数字が書かれています。
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独標を11峰として西穂高岳(1峰)までこのようにピーク毎に数字が書かれています。
サクサク進んで4峰まできました。
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サクサク進んで4峰まできました。
たぶん3峰あたりからの西穂高岳本峰です。
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たぶん3峰あたりからの西穂高岳本峰です。
前穂高の頂が近づいてきます。
前穂高の頂が近づいてきます。
西穂高ピーク!
後ろでKさんが黄昏てますw。
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西穂高ピーク!
後ろでKさんが黄昏てますw。
槍や立山まで見えてます
風も弱く、寒くも無いので絶好のコンディション!!
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槍や立山まで見えてます
風も弱く、寒くも無いので絶好のコンディション!!
これから歩く稜線です。
うはーw
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これから歩く稜線です。
うはーw
奥にジャンダルムが見えてます。
まだまだぁ!!
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奥にジャンダルムが見えてます。
まだまだぁ!!
振り向くと降りてきたピークが間近に見えます。
あんなとこ降りてきたの?
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振り向くと降りてきたピークが間近に見えます。
あんなとこ降りてきたの?
で、今度はココを登ります。
場所は間ノ岳直下です。
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で、今度はココを登ります。
場所は間ノ岳直下です。
こんな感じで。
間ノ岳に到着〜
奥にジャンダルムがそびえてます。
ここからまた下降して、もう二踏ん張りくらいで着きます。
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間ノ岳に到着〜
奥にジャンダルムがそびえてます。
ここからまた下降して、もう二踏ん張りくらいで着きます。
天狗岳です。
ジャンが更に近づいてきました。
午後近くなってきて雲が上がってきています。
またここから下降して天狗のコルを通過。コースタイムなら約2時間の登りです。
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ジャンが更に近づいてきました。
午後近くなってきて雲が上がってきています。
またここから下降して天狗のコルを通過。コースタイムなら約2時間の登りです。
天狗のコルに降りてきました。
ここから一踏ん張りでコブ尾根。そこから15分くらいでジャンです。
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天狗のコルに降りてきました。
ここから一踏ん張りでコブ尾根。そこから15分くらいでジャンです。
足場に気をつけて
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足場に気をつけて
見えました!ジャンダルム!
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見えました!ジャンダルム!
直下にザックをデポして登頂!
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直下にザックをデポして登頂!
ガスっていて景色はまったく無し
ガスっていて景色はまったく無し
ジャンを降りて奥穂側に進んでから振り返ります。ガスで適度に神秘的な雰囲気が。
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ジャンを降りて奥穂側に進んでから振り返ります。ガスで適度に神秘的な雰囲気が。
奥穂高まであと少し!
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奥穂高まであと少し!
最高に怖い「馬の背」へ!
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最高に怖い「馬の背」へ!
馬の背の上から。
こっちからジャンにいく場合はこれを下ることになります。
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馬の背の上から。
こっちからジャンにいく場合はこれを下ることになります。
奥穂高山頂にゴール!
やっと安全地帯に・・・。
と油断してはダメですね。まだ穂高岳山荘まであります。
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奥穂高山頂にゴール!
やっと安全地帯に・・・。
と油断してはダメですね。まだ穂高岳山荘まであります。
穂高岳山荘のテラスから。
涸沢を望みます。
穂高岳山荘のテラスから。
涸沢を望みます。
翌日の朝
眠りから覚めた穂高岳山荘
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眠りから覚めた穂高岳山荘
まもなく夜明け
パノラマで撮ってみました。
露出が合いませんね。
パノラマで撮ってみました。
露出が合いませんね。
ご来光!
涸沢に向けてザイテングラードを降下していきます。
涸沢に向けてザイテングラードを降下していきます。
途中からパノラマルートへ
紅葉と吊り尾根
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途中からパノラマルートへ
紅葉と吊り尾根
北穂高南稜がバックに
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北穂高南稜がバックに
奥のとんがった山は常念岳です。
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奥のとんがった山は常念岳です。
涸沢岳、穂高槍、中央にザイテングラードが見えます。
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涸沢岳、穂高槍、中央にザイテングラードが見えます。
真っ赤な実がたくさん。
真っ赤な実がたくさん。
テントのパッチワークと紅葉のパッチワーク
テントのパッチワークと紅葉のパッチワーク
涸沢ヒュッテから見上げます。
今シーズンの紅葉ピークに運良く当たったようです。
涸沢ヒュッテから見上げます。
今シーズンの紅葉ピークに運良く当たったようです。
上高地に向けて下山しています。
写真は屏風岩。
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上高地に向けて下山しています。
写真は屏風岩。
休憩しながらの明神岳。
休憩しながらの明神岳。

感想

当初の雨、曇り予報を吹き飛ばす最高のコンディションでした!
かなり大変でしたが、同行のみなさん、ガイドのKさん、Tさんのサポートがあっての縦走達成です。

同行参加のNさんは途中で引き返すことになってしまい残念でしたが、またどこかの山でご一緒しましょう!

写真にはありませんが、所々に高度感のあるトラバースとかがあり、足元が信用できないような場所もあるので、緊張感の連続でした。
とにかく行動中は集中力を切らさない様にしないと1歩まちがっただけで奈落へ・・・。という所だらけです。

でも、縦走の達成感はありますので、十分に訓練して自信を付けてからであれば行ってみるのも良いでしょう。(それでも初めての場合はプロガイドに先導してもらった方が良いです)

今回お世話になったガイド事務所は以下です。(川名匡山岳ガイド事務所)
https://www.facebook.com/mt.kawana
初心者の訓練からヒマラヤまでOKのプロガイドさんです。

2013年の夏山の締めくくりとして最高の3日間でした!

PS:帰りの特急の冷房で風邪を引いてしまったようで、今38.5度の熱でレコを書いてます・・・。

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