53歳秋 ヘロヘロの「雲の平〜黒部五郎」42km周回

2021年09月19日(日) 〜 2021年09月21日(火)

• GPS: 58:42
• 距離: 42.4km
• 登り: 3,318m
• 下り: 3,302m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:43
• 合計: 7:32

6:08 折立
6:54 7:01 太郎坂
7:31 7:41 青淵三角点
7:52 7:53 積雪深計測ポール
8:51 9:00 五光岩ベンチ
9:24 9:24 太郎兵衛平
9:52 11:02 太郎平小屋
11:47 11:49 第一徒渉点
11:54 11:55 第二徒渉点
12:15 12:15 第三徒渉点
13:04 13:07 カベッケが原
13:40 薬師沢小屋

2日目

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:59
• 合計: 9:48

6:09 薬師沢小屋
8:01 8:15 アラスカ庭園
8:45 8:47 奥日本庭園
9:06 9:42 雲ノ平山荘
10:43 10:45 祖父岳分岐
12:00 12:08 黒部川水源地標
12:41 13:16 三俣山荘
13:56 13:58 三俣峠
14:04 14:18 三俣蓮華岳
14:48 14:54 三俣蓮華岳巻道分岐
15:57 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 9:49
• 休憩: 1:26
• 合計: 11:15

5:26 黒部五郎小舎
7:40 7:41 黒部五郎の肩
7:50 8:14 黒部五郎岳
8:24 8:26 黒部五郎の肩
9:49 9:50 中俣乗越
10:39 10:40 赤木岳
11:41 11:41 北ノ俣岳
11:50 11:51 神岡新道分岐
12:57 12:57 太郎山
13:05 13:44 太郎平小屋
14:06 14:06 太郎兵衛平
14:22 14:22 五光岩ベンチ
15:08 15:09 積雪深計測ポール
15:21 15:23 青淵三角点
15:47 15:55 太郎坂
16:33 16:39 十三重之塔 慰霊碑
16:41 折立

天候

9/19 晴れ
9/20 晴れのち曇り
9/21 快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

9/18（土）
13:30 小牧市役所発
　　小牧IC〜高山IC〜R41
17:30　ゆ〜ランド立山吉峰温泉620円
19:00　折立キャンプ場駐車場着（車中泊）
　　　＊キャンプ場は熊対策で閉鎖中
9/19（日）
06:00　折立登山口出発
9/21（火）
16:30　折立登山口下山
18:00　ゆ〜ランド立山吉峰温泉620円
19:00　ガスト大沢野（夕食）
　　R41〜飛騨清見IC〜小牧IC
22:30　小牧市役所着

写真

9/19 5:38

05:38 折立駐車場
台風の影響も登山者には関係なし。満車に驚きました

9/19 5:57

06:00　パラパラと小雨のなかスタート！このコンビで行くのは本当に久しぶりです

9/19 6:46

06:46　アラレちゃん休憩スポット

9/19 7:22

07:22　三角点1870m
予報通り快晴となりました

9/19 7:32

まずは剱岳！

9/19 7:42

そして白山が雲海から出迎えてくれます

9/19 8:40

08:40　五光岩ベンチ2189m
太郎平までちょうどあと2kmの地点。この稜線は陽を遮るものがないから夏場は大変だろうなあ

9/19 9:34

この天気、狙ったとおり。三連休、中日ですが人が少ない！駐車場の皆さんは何処へ、って感じです

9/19 9:41

09:40　太郎平2330m
のんびり歩いてきましたが、CT5hを約3.5hで到着。

9/19 10:36

背後は薬師岳！今回はスルーです。

9/19 10:38

9/19 10:54

10:54　早い昼食をとり、本日の目的地の薬師沢小屋を目指します。

9/19 11:03

秋色の山々に出会えるとは思わなかった

9/19 11:06

ヒャー、なんて景色でしょう。中央の砲台部分が明日行く雲の平です。

9/19 11:08

2330mの太郎平から急降下。本調子でない膝を労わりながらのんびりまいります。

9/19 11:18

紅葉

9/19 12:09

12:09　要所の休憩スポット。
一気に雲ノ平まで行かれるテン泊女性の体力が羨ましかった。行かないんですか〜っておじさんに言わないで。

9/19 13:00

目の前の小山の天端が雲の平。山がどんどん大きくなって焦りました

9/19 14:58

13:06　薬師沢小屋到着。雰囲気のある小屋です。4Gなんてなくていいんです。

9/19 14:40

建物は傾いてましたが、掃除も行き届いていて綺麗です。
コロナ対策もありゆったりと泊まることができました。あのごった返す山小屋が嘘のようです

9/19 13:38

水は冷たく透き通るようでした。ええとこやなあ〜

9/19 13:39

汗を軽く拭くつもりが、頭までさっぱりです

9/19 14:09

57年竣工の吊り橋

9/19 14:41

小屋2階のテラスより。ここ以外に黒部川に降りて休憩ができました

9/19 17:18

17:30 夕食。お蕎麦までいただけるとびっくり。豚の角煮、味が染み込んでめちゃくちゃ美味しかったです。勿論ごはん味噌汁もお替りokだし。超この小屋気に入りました。

9/20 5:22

9/20　5:22
朝食も文句なし。
それにしても昨晩の地震には驚きました。携帯も繋がらないので何が何やら

9/20 5:52

05:52　吊橋、ゆれるゆれる。頭の中はインディーズのテーマ

9/20 5:58

05:58　のっけから、梯子スタートです

9/20 7:01

CT2:10の急登。かなり厳しい急登が続きます。1日で雲の平まで計画しなくてよかったです。間違いなく遭難してました。下りは避けたいルートです

9/20 7:32

07:32　1時間半ほどで急登を登りきると、安らぎの木道が待ってくれてます

9/20 7:54

07:54　アラスカ庭園
人の気配も、風の音も、鳥のさえずりさえも、ありませんでした。無音の世界、経験したことのない世界です

9/20 8:10

三股蓮華から右へ、今日のお宿の黒部五郎小屋がはるか先に見えます。あの下り膝がもつかなあ

9/20 8:10

笠ヶ岳と右に黒部五郎岳。待っとれよ〜明日行くから。天気もよくなりますように

9/20 8:20

三股蓮華の奥に槍が出現

9/20 8:32

こっちは水晶岳。8月の長雨のせいで裏銀座縦走できなかったなあ

9/20 8:44

写真を撮ってばかりなので足が進まないです

9/20 8:48

08:55　雲の平山荘着。人もいなくて本当に静かでした。ある意味ラッキーです

9/20 8:54

まずはセルフタイマーにて1枚。
ここでヘリの救助活動に出くわしました。群発地震のけが人でしょうか？山小屋と富山県警との連携が見事でした

9/20 9:39

本当に最後の秘境です。

9/20 9:41

今度来るときは是非ここに一泊したいところです

9/20 9:54

水晶岳と登山者の画が圧巻です

9/20 10:10

祖父岳が目の前に現れます。ここを上がれば鷲羽も行けますが行程的に今回は断念です

9/20 10:15

ナイスな紅葉。想定外でしたね

9/20 10:27

雲の平のテント場。テント場と山小屋、遠いねえ

9/20 10:34

この分岐を祖父岳を上がれば鷲羽から三股へ行けますが、今回の行程は長い！即決で当初予定通り日本庭園側から三股を目指します

9/20 10:46

ありゃ、三俣蓮華岳に雲が

9/20 10:55

10:55　日本庭園で雷鳥の親子と遭遇

9/20 11:33

遥か先が三俣小屋。鷲羽を避けたつもりが、急坂を一旦下り、小屋まで登り返さなくてはなりません。
急にめまいで立ち眩み

9/20 11:52

9/20 11:59

11:59　黒部源流の碑。危うく見落とすとこでした

9/20 12:15

三俣小屋までの登り返し、背後は先ほど下った日本庭園側。鷲羽通った方が気持ち的に楽だったかもです

9/20 12:23

12:23　鷲羽岳直下

9/20 12:35

12:35　三俣小屋。
やっとのことでオアシスに到着。腹減った〜

9/20 12:42

12:42　1200円のカレーライス。お姉さんのお勧めはジビエ丼だそうですが、カレーを注文。

9/20 13:18

13:18　　鷲羽岳と三俣小屋。来年は裏銀座縦走決定！

9/20 13:45

13:45　三俣峠

9/20 13:47

ガスガスを承知で三俣蓮華岳を目指します。根性とヤケクソ、どっちだったか覚えてません

9/20 14:03

14:03　三俣蓮華岳2841m
こんだけ歩いて今回初めての山頂です。誰もいないのでここでもセルフタイマーです

9/20 14:14

9/20 14:17

14:17　黒部五郎小屋までの稜線をずーっと下っていきます。天気がよかったら気持ちいいでしょうね

9/20 14:19

3時間前に通過した日本庭園側。どんだけ歩くんや！谷の！きいてない

9/20 15:08

15:08　小屋はまだかの状態です

9/20 16:37

16:00　黒部五郎小屋　コロナ対策された個室に4人。のんびり過ごせました

9/20 16:53

17:00　夕食　ここのごはんも美味しかった。鮭のカルパッチョとトンカツ、美味でした

9/20 17:18

ここも4gは繋がりません

9/21 4:45

9/20　05：00
朝食。スクランブルエッグはちょっと塩辛かったなあ

9/21 5:07

05:07　黒部五郎小屋からテント場と笠ヶ岳。昨晩のガスもとれ今日も快晴の予感です

9/21 5:14

頂上までCT2:30を歩きます。どんな風景が広がっているのか楽しみです

9/21 5:26

今日も本当に静かな朝です。何で鳥のさえずりも聞こえないの？まさか地震の影響ってことはないよねえ。

9/21 5:44

モルゲンカールに感動しっぱなしです。神々しい！

9/21 6:25

スタートから1時間、休憩時間の1枚。他に登山者もいないのでカールを独占状態です。

9/21 6:35

空と岩のコントラスト！

9/21 6:42

自然が作り出した造形に感嘆するばかりです。すっかり秋めいてます

9/21 7:16

氷河の名残でしょうか、雪渓をわずかに見ることができました。

9/21 7:25

カール下から稜線までの登山道は結構急登です。後続者はいませんが、石を落とさないよう慎重に登りました。

9/21 7:26

写真にはとても納まりきらない。是非自分の目で見てほしい景色の一つです

9/21 7:27

07:27　北ノ俣岳と山頂との分岐。ここの道標、注意書きありです。

9/21 7:41

白山方面。本日も恐ろしい程快晴となりました

9/21 7:41

笠ヶ岳に、乗鞍、御嶽山！見事なそろい踏みが山頂からみれました。

9/21 7:41

槍ヶ岳に、大キレット、穂高のシルエット！

9/21 7:43

07:43　黒部五郎岳2840m
三俣から来たというタフなお姉さんに撮ってもらいました。

9/21 7:43

9/21 7:48

後立山、剱岳方面。

9/21 7:51

稜線をみて、凄いところを歩いてきたなあと

9/21 7:59

遠くのうっすらな山は何でしょうか？
浅間山かなあ

9/21 8:01

雲の平小屋もよーくみえました。

9/21 8:08

カールからの登山道、結構険しかったです

9/21 8:19

08:10　頂上を後に、太郎小屋まで9.7km先を目指します。この区間、細かいアップダウンがあり、体力のない私にとって、最大の難所となりました。

9/21 8:43

振り返って黒部五郎岳を下から

9/21 8:57

9/21 9:27

まじですか？あれも登るんですか？う、もうお腹いっぱいなんですが・・・

9/21 9:49

振り返って黒部五郎岳

9/21 10:17

10:17　赤木岳2622m　ここの道標には「この付近雷鳥多し」とありましたが。

9/21 10:40

10:40　絶景をつまみに、コーヒータイム。適度に休憩とらないと、とてももちません

9/21 11:24

本当に素晴らしい山行となりましたが、この時点では体力に余裕がありませんでした

9/21 11:31

11:31　北ノ俣岳2662m
あと1時間で太郎小屋。気持ちが楽になった瞬間です。ええ写真ありがとう！

9/21 11:34

眼下の有峰湖と富山の街並み。日本海もしっかりと確認できます

9/21 11:41

あと少しで太郎小屋かと思って裏切られました。しっかりと歩かないと戻れません

9/21 11:50

9/21 12:45

9/21 12:49

12:49　太郎小屋

9/21 13:03

13:03　太郎ラーメン大盛1500円。汁まで全ていただきました。塩分補給は必須です。

9/21 13:36

さて名残惜しいですが、明日は仕事もありますので、折立を目指し下山します

9/21 14:12

9/21 16:12

16:12　モスキート音するなとおもって振り返ると、電動ファンまわってました。この男、何を持ってるかわかりませんが、大概のものは携帯してくれてます

9/21 16:26

今回の1番のがっくしです。登山口設置の自動販売機『故障中』。

9/21 16:27

16:27 はい、お疲れさまでした。3日間で42kmと聞いて改めてどっと疲れがでました。さあ、風呂、ふろ、フロ行きましょう！

撮影機器：

α6400 ILCE-6400 ボディ SONY

感想

take0317

シルバーウィークの3連休は計画が出遅れたため、山行をあきらめていましたが、台風の通過により連休中日に空室がチラホラ。本当にラッキーでした。
連休でコロナ禍、人気の小屋はまず予約とれないですからね。

薬師沢小屋は、黒部川源流傍に立地し、とても雰囲気のいいところ。
黒部五郎小屋も竣工も新しく、とても綺麗にされていて居心地抜群でした。

行程的には、標準体力以下の私のレベルでは、ちょっと厳しいものでした
2日目の雲の平へ上がる急坂では朝から息があがり、黒部源流の碑から三俣蓮華岳への登り返しで息も絶え絶え
最終日の北ノ俣岳から太郎小屋間では、道中歩くことがまじで嫌になりました

とはいえ、こうして無事行って、数多く撮った写真を見ながら記録を楽しく書けるのも、相方がペースを落として、私に気を使いながら歩いてくれたからでしょう。

あんなコンディションの中、素晴らしい景色に囲まれ歩けたことを今回も感謝します。

コメント

matsup

お疲れさまでした。黒部五郎岳から太郎平小屋，そして折立登山口は遠かったですねぇ。北ノ俣岳から先の長いこと…。私も無事に下山できました。
裏銀座，いいですねぇ。個人的には赤牛岳にも行ってみたいと思っています。
また，どこかでお会いできたらいいですね。

take0317

おっ、びっくりです
小屋ではお世話になりました。コロナが無ければもう少しお話ししたかったです。
体力があって羨ましい。
またどこぞのお山でお目にかける日を楽しみにしています！

matsup

体力は鍛えればまだまだいけますよ，きっと。まだ50代前半じゃないですか。
また北アルプスで会いましょう！