北穂高岳で四穂達成 初パノラマコースも
長野県
岐阜県
atuya
体力度について
- GPS
- 19:39
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 2,072m
- 下り
- 2,088m
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- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:27
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 8:46
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 2:37
※ルート記録が途中飛んでしまい 手入力で調整した（スマホの調子が良くないし すぐにバッテリーは無くなるし…7年目だし 変えよかなあ）
| 天候 | 曇り 時々晴れor小雨(夜雷雨） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路 上高地BS9:30発 松本駅12:10発あずさ26号 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
24日 帰宅して パノラマコースでの滑落死亡事故を聞きました。 22日に不明になっていることから もしかすると新村橋袂で パノラマコースを上がる準備をしていた方ではないかと… いずれにしても ご冥福をお祈りします |
写真
右が屏風のコル（すれ違ったベテランのお姉さんが ここのどこかで滑り落ちたらしいが無事だった…白いTシャツが草色に部分的に染まっていた）
2
感想
22日5:25 予定通りに高速バスは上高地BSに到着
🍙一つの朝食 準備を整えて6:00に出発。河童橋からの吊尾根や焼岳には雲がかかって あまり良い天気ではない。順調に徳沢園まで歩き 🍙を一つ補給し 初めてのパノラマコースを楽しみに先へ
小雨が降り出した新村橋を渡った所で 先輩男性がカッパの準備をしていた「カメラマンで 涸沢小屋に泊まる。ゆっくり行って夕方までには着くようにしたい。初めてのコースだ」とおっしゃり「ヘルメットは被った方がいいよ」とアドバイスをしてくれた「じゃあ同宿の小屋で後ほど お互い気を付けて…」と言葉を交わし 先に進んだ（途中 単独の6人とすれ違ったが 何人かの方がコルの前後が 怖いと話してくれた）確かに屏風のコルは見えているが 急斜面を左右に九十九折れに上がって行くのはきつく ロープ場では高度感もあり歩が進まず なかなか届かない（下を見ないように 休み休み喘ぎながら歩くしかない）
屏風のコル（屏風ノ耳の途中まで行って戻ってきても カメラマンが先へ行かれた様子はない。どの辺かなあと 下を覗くも姿は見えず ちょっと心配になった）また小雨も降り出してきたので 先を急ぐ。涸沢までの巻き道は 道幅が狭く ざれた下りで 木の根や石も滑る。ロープ場等も多く 今回の山行中 疲れもあって 一番の難所と感じた
涸沢小屋について 受付を済ませる際「ここに予約して パノラマコースを上がっていると思われる方がいる」ことを伝えた（もしかするとすれ違った方に 一緒に下りようと言われて 戻っているかも知れないとも 思ったのだが…）
19:00頃だろうか 雨が強くなっていたが パノラマコースにいくつかライトが見えた（捜索しているのだろうか…）翌日もカメラマンとお会いすることは無かった…
23日6:00 朝食をいただき 着替え等は預け 荷物を軽くして北穂高岳へ出発（北尾根 前穂から吊尾根の奥穂 涸沢岳が綺麗に見えていた…山頂からの展望が期待ができそうだ）最初から階段やガレ場の上りが続き 標高を稼いでいく 足に疲れが出てくる頃に 南陵取付で鎖と階段が出てきて一頑張りすると 涸沢岳から奥穂高岳の稜線も綺麗に見えた。下りてこられた方が「槍ヶ岳が綺麗に見えた」と話してくれたので それを楽しみに さらに岩場やガレ場を上がって行くとテント場（こんな所に？）の南陵テラスでちょっと安らげる。ここから涸沢岳への南陵分岐までが 足を一歩上げるのもきつかった。分岐から北穂高岳山頂までは200m。あっと言う間に雲が湧き出して 山頂に到着した時には西の方が何も見えなかった。北穂高小屋でコーヒーをいただきながらしばらく天候の回復を待ったが 槍ケ岳から大キレットの稜線や黒部五郎岳などは 見ることができなかった。ただ大キレット側から上がって来たお兄さんは 槍ケ岳山荘から4時間を切っていたのには本当に驚かされた。下りは 足に力が入らず 尻を着きながら滑ることも数知れず（上がりの分岐手前で抜かされ 頂上で写真を撮り合った美人のお姉さんは 天候回復をだいぶ待ったようだが何も見えなかったと 下りで抜かされた時に話してくれた）何とかCTの1.3倍も掛かって涸沢小屋へ帰着することができた（やった！ 4年かかったが 4つの穂高岳に上がった）
涸沢小屋で カレーライスをいただき 今日のゴールの横尾へ。ストックを使って快調に下ろうと思ったが 上がって来られる方が続いているので 本谷橋までは立ち止まることが多く だいぶ時間がかかった。ただ人間ウォッチができて面白かった（中には背丈を越えた大きな荷物を担いだお母さんが 子供と二人で上がって行くのに感動してしまった）橋の下で冷たい川水をいただき しっかり休憩し 後は順調に進んで横尾山荘に到着。ビール 風呂 夕食 寝酒と充実した締めくくりをすることができた？
今日一日カメラマンのことは 思い出すことはなかった。北穂高岳へ上がっている時や横尾へ下る途中 ヘリコプターが飛んでいたが 前日も物資を運んでいるのを見ていたので 捜索のためとは思わなかった
24日朝 横尾山荘前 前穂高岳のモルゲンロートを見ることができた。手前に屏風岩があり 近くにいらした山岳遭難救助隊の方に 屏風ノ耳の場所やパノラマコースのことを聞いたが 理解不足で良く分からず？
6:00過ぎ 山荘を出発し歩き出す。多くの方とすれ違った。途中ビジターセンターに寄って『上高地ネーチャーガイド』3種を購入して 河童橋では一昨日見られなかった前穂から吊尾根 奥穂 ジャンダルム 梓川の先に焼岳が青空に際立っている姿を眺めることができた。終わってみれば 充実した山行だったと感じる
（これで 穂高・槍は終わりかなあ…）
※一日目の小屋の予約の際 年齢やどのコースから入るのかは 聞かれなかった（必ず聞かれることなのに…）そのこともあり 受付の際 後続者がいることを伝えようと考えた
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