★マジ死ぬかと思った遭難多発地帯の超ドM級縦走路!!! 迷宮の鈴鹿山脈日帰り縦走37km激闘10時間!!!
- GPS
- --:--
- 距離
- 37.3km
- 登り
- 3,299m
- 下り
- 3,317m
コースタイム
06:25 五合目
07:20 藤原岳
08:21 治田峠
09:27 竜ヶ岳
09:55 石榑峠
11:41 釈迦ヶ岳
12:20 ハト峰峠
13:04 根ノ平峠
13:57 国見峠
14:34 御在所岳
15:04 武平トンネル出口
15:59 湯の山温泉駅、下山
天候 | 晴れ時々曇り(本日冬型の気圧配置) 北風強く稜線はかなり寒かったです。 雪は降らなかったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
藤原岳表参道登山口、登山者用無料駐車場 (けっこう広い駐車場でした) 「帰り」交通機関 近鉄湯の山駅→近鉄八日市→近鉄富田→三岐鉄道・西藤原駅(運賃\920円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
鈴鹿山脈「藤原岳→竜ヶ岳→釈迦ヶ岳→御在所岳」 「道の状況」 ☆藤原岳表参道 無料駐車場に休憩施設があり、トイレ・登山届けあり。 整備された道で歩きやすく道標もあり。 危険箇所無し。 雪は少しだけ(スグ解けるでしょう) 山頂に避難小屋あり。 ☆迷い尾根「藤原岳→治田峠→竜ヶ岳」 踏み跡は明瞭ですが樹木があって、稜線はヘビのようにグネグネしており見晴らしが利かず迷い易い。 遭難事故多発地帯のようです。 道迷い防止の為に現在地板が数箇所ありました。 現在地を確認しながら尾根から離れないよう歩くほうがいいですね。 治田峠から竜ヶ岳までは幾分道は明瞭になり良くなってました。 静ヶ岳分岐から道はさらに良くなります。 宇賀渓の道と合わさると山頂まであっという間ですばらしい大パノラマが望めます。 雪は山頂付近だけで他は積もってませんでした。 危険箇所は無し。 ☆「竜ヶ岳→石榑峠→八風峠→釈迦ヶ岳」 山頂から石榑峠間の道はめっちゃ滑りました。 足元がツルッといっちゃいます。 石榑峠からNTT所有の道路をほどなく登ると中継所跡地より登山道に入る(道標あり) 釈迦ヶ岳まで三池岳→八風峠→中峠と越えていきますが それほど大きなアップダウンなどはありません。 明瞭で見晴らしの良い道です。 危険箇所はありません。 最期激急登に耐えれば釈迦ヶ岳でした。 山頂は樹林に囲まれ少しだけです。 ☆「ハト峰峠→中峠→根ノ平峠→国見岳→御在所岳」 グネグネした長い稜線でアップダウンが多い。 道標は結構あったので迷うことはないでしょう。 根ノ平峠はテントを張れるスペースが二箇所確認できました(水は未確認) 根ノ平峠から山頂まで容赦の無い激急登が続きました。 国見峠から山頂まで凍結箇所と雪が積もっていましたがアイゼン無しでも歩けました。 山頂のレストハウス前には販売機・ベンチ・トイレあります。 三角点峰にも東屋・ベンチ・トイレあります。 ☆武平峠まで 車道から登山道に入ると激急坂になります。 岩場がありザレで滑りやすく足元に注意でした。 峠に降り立ちトンネルまで問題ない道です。 トンネル出口から鈴鹿スカイラインをショートカットする歩道があります。 あとは湯の山温泉街を通り約1時間ほど歩くと、近鉄・湯の山温泉駅に到着です。 湯の山温泉駅への帰り道に「国民宿舎湯の山ロッジ」で日帰り入浴(\450円)できます。 コンビニ・スーパーあり。 下山後の日帰り温泉(藤原岳側) いなべ総合病院前に阿下喜温泉(\500円)あります。http://ajisainosato.com/ |
写真
感想
去年から一度やってみたかった鈴鹿山脈日帰り縦走♪
だが、鈴鹿山脈は道迷い遭難が多発地帯なのだ!
心してかからないと・・・!
遠征の帰りに挑戦してみた鈴鹿山脈縦走!
前回の山ナースさんとのコラボ山行では、超ゆるゆるだったので達成できるのか
心配だったか、毎度のことやしできるんとちゃうん(^0^)/
まっ! こんな感じで突撃してきた。
今日の天気予報は晴れだが冬型で稜線はかなりの寒さと思った。
長距離なのでトレランスタイル&ザックは身軽にして挑む。
雪が積もってたり道が悪かったときの為に登山靴も用意。
チェーンスパイクもだ!!!
いざ! 誰も居ない藤原岳表登山口を出発。
06:00だとまだ暗いので、ヘッドを点けての激急登に耐える!
06:30になると日の出を迎えた。
この時期の日の出は遅く、また日の入りも早い! なので行動時間も短くなり時間との勝負でもある!!!
でも、そんなの関係ねぇー!!! 俺はぶっ飛ばすぜ! どんなもんじゃい!!!
高低差1000mある表参道を、あっという間に登りきり激寒の藤原岳に到着してもたわ♪
ホンマ俺はワイルドだろぉ! いつでもかかってこんかいやぁー! 藤原岳ちゃーん(^^)/
だけど山頂はマジ寒かったので、写真を撮ったあとスグに縦走開始!
山頂付近には道標は無いので、もしガスってると行き先が解らず路頭に迷うだろう!
そやけど、俺も今回は地図無しだぜぇーい! どんなもんじゃい!!! GPSだけで行ってもたるでぇー(^0^) ワイルドだろぉ♪
でも、見通しが利いたので竜ヶ岳へ連なる稜線がよぉーく見えていました。
山頂からいきなりズドーンと下るが、滑りやすい岩だらけや激急坂で走ることもできへんかった。
治田峠まで迷尾根を歩くわけだが、これがまた迷路のようで何度もGPSや現在地板を確認しながらの歩行になった。
「迷い尾根」はその名の通り迷い遭難多発地帯なのである。
ホンマ心してかかったで!
マジでここはガスると迷うかもやで!!!!
でも踏み跡は明瞭でテープもつけてあるし、分岐など迷うところは現在地板があったので安心した。
そして、この付近で藤原岳へ向かうソロ男性と出会い
この先の道の状況などを聞かせてもらった。
やっぱ地元の人に聞けば詳しく教えていただける。
最低鞍部の治田峠から竜ヶ岳までデカイ登りに耐える。
ホンマにあーしんどぉー!やで♪
静ヶ岳の分岐を見ると道は格段に良くなり、宇賀渓谷の道と合わさると竜ヶ岳は近い。
登山口を出て3時間30分! ようやく誰も居ない貸切の竜ヶ岳に到着したでぇー♪
貸切で羨ましいだろぉ! どんなもんじゃーい!!!!
この山は大パノラマが得られ山頂は広く、鈴鹿山脈の中で一番大好きな山だ!
この山頂も、さすがにめっちゃ寒かったのでスグに出発したわ!
さあ! ここから見晴らしの良い尾根を石榑峠へ向かって下るわけだが
この道がズリズリ滑るのですわ! ほんまにツルンと!
あー怖! といってるとスッテンコロリン!
手を怪我してもたわ!
でもそんなの関係ねえー♪ でもそんなの関係ねぇー♪ はいっ! 石榑峠ちゃーん(^^)
そやけど痛かった(--;) どんなもんじゃい(^0^)/
さあ! 峠からお次のターゲットは釈迦ヶ岳ちゃーん(^^)
そやけど、またスゲー登り返しだぜ!
以前、八風峠から釈迦まで歩いたことがあったので、そこは全然問題なかった。
それと見晴らしの良い道でもあるのでお気に入り♪
釈迦ヶ岳は樹林に囲まれあまり展望がないのが残念。
ここで地元登山者と出合い、この先の道の状況などを聞かせてもらった。
地元ハイカーさんに「どこから来たの!!!」っと聞かれ「藤原岳から来ました! 今から御在所まで行って日帰りです」っと答えると「あんた凄いねぇー!」っと言われともたわ!
ホンマ俺は超ワイルドだろぉ♪
さあ! ここから御在所まで縦走するわけだが
なんか遠回りしてるかのような縦走路で、アップタダウンの多さにホンマ撃沈させられともたで!!!!
二度と歩かへんぞぉー! このやろう(^^)/
最期の峠、根ノ平峠から国見岳まで高低差400mの激急登でさらに撃沈!
ホンマ二度と来ーへんぞぉー! バカタレがぁー!!!!
アカン! 両足のももがヤバイ・・・!
攣りかけとる!!!
それがなんぼのもんじゃーい!!!! ワイルドだろ♪
超楽勝で御在所岳まで耐えたで!!!
ホンマ! あーしんどぉー(^^)/
さっきまで冬のドス黒い雲に覆われていたが、次第に青空になってきた。
さすが、晴れ男だぜぇーい!!! どんになもんじゃい!!! ワイルドだろぉ♪
そやけど寒かった(--;)
時間は午後14:30
武平峠に降りても鎌ヶ岳は無理と判断!
電車に乗り継いで帰る時間も入れないとダメなのだ。
鎌ヶ岳に登れたとしても、下山時は暗くなるのは間違いなし。
武平峠より下山することにした。
近鉄・湯の山温泉駅へランを交えて下り
15:59に駅に到着し発車寸前の列車に飛び込んだぜ!
ホンマあーしんどぉー!!!
約2時間かけて藤原岳登山口に帰ってきたわ!
今回の鈴鹿山脈日帰りは厳しかったなあ!
こないだ関東の奥多摩から高尾山の日帰り縦走をして楽勝とほざいたけど
この鈴鹿山脈縦走路は迷いやすいしアップダウンの多さといい、道の悪さといい
ホンマナメとったらアカンお山でした!
でもかなり充実した山行になったで!
次回は日の長い春先に鎌ヶ岳を含めて縦走してみたいな(^^)/
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