硫黄岳〜阿弥陀岳周回 美濃戸口から

2022年02月12日(土) [日帰り]

• GPS: 12:56
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,912m
• 下り: 1,898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:01
• 休憩: 1:55
• 合計: 12:56

5:13 美濃戸口
5:24 5:24 河原奥の氷柱
6:02 6:04 やまのこ村
6:05 6:05 赤岳山荘
6:10 6:10 美濃戸
6:50 6:51 堰堤広場
7:34 8:04 赤岳鉱泉
8:08 8:08 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:12 8:13 ジョウゴ沢
9:11 9:13 赤岩の頭
9:37 9:38 硫黄岳
9:53 10:11 硫黄岳山荘
10:35 10:35 台座ノ頭
10:59 11:03 横岳
11:07 11:08 横岳（無名峰）
11:15 11:17 三叉峰
11:26 11:27 石尊峰
11:29 11:44 鉾岳
11:49 11:57 日ノ岳
12:09 12:10 二十三夜峰
12:29 12:36 地蔵の頭
12:40 12:40 赤岳天望荘
13:20 13:20 赤岳頂上山荘
13:27 13:28 赤岳
13:33 13:34 竜頭峰分岐
13:36 13:36 赤岳
13:42 13:43 キレット分岐
13:48 13:48 文三郎尾根分岐
14:11 14:13 中岳
14:25 14:38 中岳のコル
15:18 15:19 阿弥陀岳
15:24 15:24 西の肩（岩場）
15:29 15:31 西ノ肩
16:22 16:22 不動清水
17:06 17:06 御小屋山
18:09 美濃戸口

天候

晴れ→曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘駐車場　500円　コーヒー付き
駐車場までの道10キロ程手前から凍結してます。
スタッドレスでも2wdだと厳しいかも。チェーンを巻いている車もありました。
朝3:50着で3段ある駐車場は既にほぼ満車。中途半端に空いてた端のスペースになんとか入り込めました。
その後到着した車は向かいのj&nの駐車場に駐めてたけど帰りに食事すればOKのようです。

コース状況／危険箇所等

この日は全ルートにトレースあり。

横岳の三叉峰過ぎたあたりで稜線に上がるトレースと下降して巻くトレースの分岐が2箇所あったので稜線に上がったら写真撮るためのトレースだったようで行き止まり😅もう1箇所も行き着いた所が降りるの危なそうな岩場だったので結局戻って巻道のトレースを辿りました。

全体的にパウダースノーが多く、アイゼン 効きにくい箇所は前爪で蹴り込まないとずるっと滑りやすく、急斜面では嫌な雪質でした。

横岳〜地蔵の頭間のトラバースと1箇所鎖の無い急斜の下降、阿弥陀の急斜面の登りが緊張しました。

写真

美濃戸口までの道路はカチコチ。
去年から仕事兼用の軽バンを切り替え4wdにしたから安心♪
でもこの路面で2回鹿が飛び出してくる💦頼む！左右ちゃんと見て！

2/12 7:05

赤岳鉱泉へ向かう北沢
積もったね〜雪もふもふ

2/12 7:36

赤岳鉱泉のアイスキャンディを眺める
テントは多い、20張り以上あった

2/12 9:07

赤岩の頭へ向かう途中からの横岳〜赤岳。
この時は景色よりも無事に行けるだろうかの不安が先立つ、、、

2/12 9:12

硫黄岳のケルンの並びが見える

2/12 9:14

硫黄岳へのトレース

2/12 9:34

天狗岳、蓼科山方面
北八ヶ岳へは全然行ってないな、、
南ばっかり

2/12 9:37

硫黄岳
この日風は、、かなり弱い方でしょう。
私はまだここの爆風を体験していない。。

2/12 9:38

爆裂火口は11月来た時と変わらないかな？

2/12 9:41

さーて横岳行くぞー🤜

2/12 10:31

こう見ると阿弥陀まで近いんだけどな、、、
見るのとやるのは大違い😩

2/12 10:49

ここからやばいのかなぁ、大丈夫かなぁってドキドキしてたけど横岳手前はそうでもなかった😅

2/12 10:58

振り返って硫黄岳

2/12 11:00

この構図は何度見ても好き
権現の向こうの南アルプスもセットになっててお得😋

横岳でお会いした男女と撮り合いっこ。
この日気づいたけど初心者ほど完全防備してる気がする。。
(私は肌を出すと寒くて痛くなった)
慣れてる人はサングラスだけとかフードしか被ってない人もいたり。人を見て、あ、ベテランさんだなってわかるようになってきた(笑)

2/12 11:27

生きてちゃんと赤岳までいけるかなって、、、
大袈裟でなく、山では毎回思うんだよ😅

2/12 11:33

石尊峰過ぎてすぐ西側トラバースの通過待ちで。
1人歩いてるけど見えてるトレースの所は大丈夫。
この画像が切れてるすぐ左手前に対向者がいたので写してないけど、1〜2歩足場が小さくて嫌な感じ。

2/12 12:03

東側斜面の急下降。
僅か数メートルだけどアイゼンもピッケルもしっかり刺さらん💦
後ろ向きで降りるの苦手、、

2/12 12:20

予定より30分オーバーで地蔵の頭
お地蔵さんエプロン新しくなったのね♪
後ろの青いのは休憩されてる方の頭です😅

2/12 12:43

地蔵〜赤岳間は人いっぱい。
さてこの画像に何人いるでしょう🤔

2/12 13:22

犬！！！
一瞬茶々丸かと思った、けど違った😅
柴犬の「れもん」ちゃん、女の子だそうです😍

2/12 13:22

飼い主さんはYAMAPユーザー。
顔出しOKですよーと撮らせていただけました😆
逞しくて可愛いれもんちゃんから元気をもらう。お陰で阿弥陀まで行く決心がつきました💪

(下山後、ググったらYAMAPのれもんちゃんすぐ見つかりました〜😊)

2/12 13:24

赤岳
儀式のように山頂標は撮る

2/12 13:25

で、歩いたところも撮る
硫黄〜横岳〜赤岳頂上山荘

2/12 13:25

今日は優雅に景色を見てる余裕なし！
ミッション達成するまではこの景色も心に響かない笑

2/12 13:26

でも権現と南アのセットはやっぱり気になる〜

2/12 13:26

この真教寺と県界尾根の並びも好きでつい撮っちゃう

2/12 13:41

阿弥陀へのトレースが見える、山頂に人がいる！

2/12 14:17

もう登りの体力は僅かしか残ってない。途中2箇所ほどアイゼン効きにくく蹴り込んでステップ作りながら一歩づつ慎重に。それ以外は難所と感じる所はありませんでした。

2/12 15:18

あれを上り詰めれば山頂

2/12 15:20

なんとかギリギリ目的達成
周りをぐるっと見渡す
「阿」しか出てない山頂標
後ろは赤岳

2/12 15:23

御子屋尾根で下山

2/12 15:29

😓😓尾根ながっ

2/12 16:07

樹林帯手前で最後の眺望
もう誰もいないしスマホで音楽鳴らしてたら途中テントがあった😅聞かれたかな

2/12 17:18

そういえば朝日は撮るけど夕日は殆ど撮らないなぁ

2/12 18:09

美濃戸口到着〜
ヘッデンだけど空はまだうっすら明るかった。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

えっちゃん

このルートは今季雪山の課題にしていた一つでした。
昨年の赤岳以降、まずはこのルートで歩くことをずっと意識して山を選んでました。

滑りやすくあまり良く無い状態の雪だとトラバースや後ろ向きの下降はほんとこわい。
ただ人が多かったので気分的には楽でした。
その分すれ違いは難しいので通過待ちに時間がかかる。
横岳前後と阿弥陀がどんな感じなのか動画も観たけれどやっぱり自分でやらないとわからない。
理屈よりも手足から伝わる感覚って大事だなと思いました。

と、けっこう意気込んだ山行にもかかわらず当日ゲイターを忘れてしまうという失態。。
駐車場着いて靴を履き替えるときに初めて気付く、、、また忘れ物😱
ダメ元で赤岳山荘に聞いてみました。
「あのー、、ゲイターって販売とかしてないですか？」「いえ、してません」
あっさり撃沈、、、

今日は諦めて帰る？
いやいやここまで来て勿体なさすぎるでしょ！
ゲイター 無しだとどれくらいで濡れちゃうだろう？
と、足元を見ると、この雪山用パンツはかなりストレッチ効いてて、裾は靴にピッタリ張り付くように隙間はなく動いてもずり上がってこない。
撥水も凄い。このままいけんじゃね？うん、行けるとこまで行ってみよう。と結論を出し、予定より40分遅れて出発。
もしやばかったら硫黄ピストンでもいいやって開き直ってましたが全くその心配は無用でした！
パウダースノーなので少しも濡れず靴に雪も入らない👍
でも湿り雪だったらやっぱり浸みてきちゃうだろうし、気分的にもゲイター無いと不安。。
忘れ物はほんと悔しい。その内とんでも無いことになる前に持ち物チェックの仕方変えないとな。。

ゲイター忘れでどうなることやらと思ったけど、何とか目的を達成出来たし、登山犬れもんちゃんにも会えたし😍

さーて、雪山は次なるステップへ…❓