記録ID: 4074868
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講習／トレーニング
六甲・摩耶・有馬
【六甲探索35】六甲全縦より厳しい？！バリも多用し摩耶山3周渦巻き周回42キロ、最後は1000万ドルの夜景
2022年03月12日(土) [日帰り]
shigetoshi
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 13:42
- 距離
- 42.1km
- 登り
- 2,864m
- 下り
- 2,830m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:08
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 13:42
5:48
25分
スタート地点
19:30
ゴール地点
| 天候 | 晴れて暑い。気温20℃前後。今年初めで半袖シャツ一枚で全く寒くなかった。タイツも履かず。 春霞強く、遠望効かず。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
バリルートについて記載します。 �）猝輅婿垣照�根（仮称） 獺池への分岐のところで右のササの中に明確な踏み跡がありましたので、急遽これを登ってみることにしました。はじめの50mはかなり急な登りが続きますが、その後は少し緩やかになります。また尾根上には水道排水路？と書かれた古いコンクリ構造物等があり、仕事で使われているのか一般道並みのしっかりした踏み跡があり、楽に登れました。 ��長峰山関電巡視路 送電鉄塔の巡視路なので踏み跡はしっかりしてますが、落ち葉が積もっていてスリップしやすいです。 長峰台の登山口側は工事で通行止めになっていたため、篠原へ降りる道を下りましたが、住宅地に出る手前で道が不明瞭になり、かすかな踏み跡をたどって沢を渡り長峰台側に藪を分けていきましたが、最後は道路沿いの高い金網＆有刺鉄線に阻まれました。この金網が倒木でつぶされているところで枝やイバラを分けて道路に出ました。 �９�岩北西尾根 入口は尾根の少し北側にあるようです。私は徳川道がこの尾根を越えるところから、低いササの中のかすかな踏み跡をたどりましたが、この尾根はすぐ南隣の尾根に続いていたので、小さな谷を越えて尾根に乗るとしっかりした踏み跡がありました。 その後はしっかりした踏み跡が続きますので、これをたどれば道迷いはないと思いますが、時々急な岩場があります。 尾根に出ると黒岩尾根上の一般道と平行している踏み跡があり、これを北へ行くと小ピークの手前で右へ降りて沢上のところで一般道に合流します。 �ほ蔀�川西尾根（仮称） 道標ないが一般道並みに踏み跡はしっかりしている。入口は笹に覆われてわかりにくい。尾根に出た後はずっと急。落ち葉が堆積していてずっと滑り台状態でスリップ注意。痩せ尾根部分もあり。 �ヅ貉各酥�根 登り口はとても急で乾いた土でスリップしやすい。お助けロープが1本あり。その後は鉄塔巡視路でしっかりした道。 �β召砲�2か所で踏み跡や廃道の踏査をしています（写真参照）。 |
写真
netショップでクーポンとポイントを使ってただで購入したスマートウォッチ。心拍数、体温、歩数をリアルタイムで表示します。天気と最高最低気温も（右上）
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3/12 6:39
netショップでクーポンとポイントを使ってただで購入したスマートウォッチ。心拍数、体温、歩数をリアルタイムで表示します。天気と最高最低気温も（右上）
20クロスの八洲嶺砂防堰堤。後ですぐ南の黒岩南西尾根から見下ろすことになります。
ここで右に登るしっかりした踏み跡を発見。地図を見ると地理院地図の破線ルートで摩耶別山へ登るようなので、予定を変更して登ってみることに。
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3/12 8:12
ここで右に登るしっかりした踏み跡を発見。地図を見ると地理院地図の破線ルートで摩耶別山へ登るようなので、予定を変更して登ってみることに。
道路に上がりました。この写真の奥に写る場所に後でまたやってくることになります。今はそこに行かずに反対側へ向かいます
すぐに道路から左へ登山道に入り、再び徳川道（20クロス）に復帰。
両側のササが狩りはらわれていて、木の落葉していて、前に来た時は薄暗かったのですが、明るくなっていました。
この時間はまだ貸し切りで静か。そういえばここまで、まだ1組しか会っていません。
穂高湖からは杣谷峠へ上らず、道路下のバリルートでショートカットし自然の家の前へ
本日最初の山頂で、周回1周目唯一の山頂でる長峰山。先日も来ました。
夕刻に3周目に登り返す摩耶山。左下には神戸の街並みと港が見えてますが、春霞が強くてほとんど見えません。
これはハチの巣谷東尾根への踏み跡。ここもまだ歩いてないのでそのうち。
その先で通行止めの表示。篠原台へ下る一般道が通行止めは知っていましたが、長峰台側も工事中とは知りませんでした。仕方なく引き返して篠原へ降りる別の道へ
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3/12 9:45
その先で通行止めの表示。篠原台へ下る一般道が通行止めは知っていましたが、長峰台側も工事中とは知りませんでした。仕方なく引き返して篠原へ降りる別の道へ
その道はすぐになくなってしまい、かすかな踏み跡をたどって谷状のところを横切り西側の尾根へ
先に道路と駐車場が見えたのですがフェンスに阻まれました。上に有刺鉄線があって乗り越えられず、この倒木でフェンスがつぶれているところから道路に出ました。
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3/12 9:57
先に道路と駐車場が見えたのですがフェンスに阻まれました。上に有刺鉄線があって乗り越えられず、この倒木でフェンスがつぶれているところから道路に出ました。
いったん神戸市街へ下山し、ロードで布引へ。新神戸へは寄らず、徳光院へショートカット中。
新神戸からの遊歩道に合流し、展望台からの神戸。観光客が大勢いてにぎやか
いつものようにこの自販機のコーラ160円でエネルギーチャージ
戸津電きれいな六甲グリーン登場。丹沢のユーシンブルーを思い出させます。
ここから右へササの中のかすかな踏み跡をたどって黒岩南西尾根へ
黒岩尾根は2重山稜になっていて、東側の稜線に一般道がありますが、西側の稜線上の踏み跡をたどります
また山上道路にでました。この写真の奥に写っている場所がさっき歩いたところ。そっちに行くと赤線が重なって渦が途切れてしまうので、道路を横切ってそのまま天上寺へ。
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3/12 13:31
また山上道路にでました。この写真の奥に写っている場所がさっき歩いたところ。そっちに行くと赤線が重なって渦が途切れてしまうので、道路を横切ってそのまま天上寺へ。
すぐに摩耶別山山頂。前に来たときは山頂標識はありませんでしたが、新しい標識がつきました。
本日の最高地点であり、2周目唯一の山頂なので証拠写真。六甲全縦路ではトレラン大会をやっているらしく、胸にゼッケンをつけた人を追い抜きました。須磨から有馬温泉までの大会だそうです。
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3/12 13:38
本日の最高地点であり、2周目唯一の山頂なので証拠写真。六甲全縦路ではトレラン大会をやっているらしく、胸にゼッケンをつけた人を追い抜きました。須磨から有馬温泉までの大会だそうです。
この笑顔のだるま石から下降開始。このルートは昨年に続き2回目なのでよく覚えていて迷わず歩けました。
落ち葉の積もる超急降下の連続で、滑り落ちりるようにガンガン下ります。
杣谷ルートにこの右側の崖のようなところから降り立ちました。この尾根は終始ほぼこの崖のような傾斜だったので、杣谷ルートが水平に感じます。
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3/12 14:03
杣谷ルートにこの右側の崖のようなところから降り立ちました。
この尾根は終始ほぼこの崖のような傾斜だったので、杣谷ルートが水平に感じます。
この尾根は終始ほぼこの崖のような傾斜だったので、杣谷ルートが水平に感じます。
ハチノス谷を見下ろします。すぐ向こうに対岸の尾根上の長峰霊園が見え、左にはハチノス谷の堰堤がありました。ここからさらに前進は困難なので引き返します。
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3/12 14:39
ハチノス谷を見下ろします。すぐ向こうに対岸の尾根上の長峰霊園が見え、左にはハチノス谷の堰堤がありました。ここからさらに前進は困難なので引き返します。
この尾根は展望すごいです。3周目の登りで疲労がたまっていましたが元気回復です。
摩耶山まで全縦走路を行きます。この時刻だと掬星台まで誰もいませんでした。
超有名なトレランコースなので、今までの道と比べるとあまりにも快適
3周目唯一の山頂。結局この日は長峰山、摩耶別山、この摩耶山と、すぐ近くの3つの山に全く別々に登りました。
テレビの撮影やってました。「4/1から6チャンネルでニュース〇〇始まります」、とアナウンサー？が叫んでいました。
暗くなるまでロープウェイ山頂駅のレストランで食事休憩。席は半分くらい埋まってました
いつものカレーライス700円を展望の良い窓際席で。のどがカラカラだったので水もがぶ飲み。
30分後ようやく暗くなってきて明かりがつき始めましたので、レストランを出て展望台へ。ロープウェイがまだ運行しているので、展望台にはそこそこ人がいました。
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3/12 18:15
30分後ようやく暗くなってきて明かりがつき始めましたので、レストランを出て展望台へ。ロープウェイがまだ運行しているので、展望台にはそこそこ人がいました。
大阪湾の1000万ドルと称される夜景ですが、今日は霞が強いので大阪の光はあまり見えません。やはり、真冬の切れるようなクリアな空気の時に来たい。さて、夜景はこれくらいにして、ライトをつけて下山開始。
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3/12 18:30
大阪湾の1000万ドルと称される夜景ですが、今日は霞が強いので大阪の光はあまり見えません。やはり、真冬の切れるようなクリアな空気の時に来たい。
さて、夜景はこれくらいにして、ライトをつけて下山開始。
さて、夜景はこれくらいにして、ライトをつけて下山開始。
摩耶山史跡公園からの夜景。距離が近くなった分明かりが強くなりました。
石段の道を下ります。この下りではさすがに誰にも会いませんでした。
装備
| 個人装備 |
防寒着
雨具
行動食
飲料
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
|---|
感想
六甲山でトレーニング。
普通に登るだけでは物足りないので、ぐるぐると渦を巻きながら摩耶山に登ってみました。結果として、3回の登山を1日で実施するのと同じこと（下山後に次の登山口までの徒歩移動があるので、もっと大変か）になり、いいトレーニングになりました。
計画ではもう1周して4周するつもりでした
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-2028476.html
が、途中で見つけた踏み跡も含めて未踏のバリエーションルートを積極的に取り入れたので時間がかかり2周目の下山時には4周目を諦め、3周目の摩耶山登頂を夕刻にして、まだ見たことがない1000万ドルの夜景をみてから下山することにしました。
未踏ルートをできるだけたどったので、いびつな形の周回になりましたが、1，2，3周目がぎりぎりで重ならない絶妙な渦巻きルートができました。
全工程距離42.1km、登り累計2,864 mは、六甲全山縦走の43.4 km 、登り2,955 m（2016年10月30日の自分の記録）https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-994778.html
とほとんど同じですが、六甲全縦走ほど道路部分が多くなく、しかも5＋αのバリルートを歩いているので時間もかかり、全山縦走よりも大変なルートだったと思います。それでも下山後の疲れはそれほどなく、最近悩まされている腰痛（1時間も立ち続けると痛くなる）が途中まではありましたが、3周目ではあまり感じなくなって調子が上がる、という予想外のうれしい誤算もありました。
久々の40キロ超のロングで、体力的に相当きついかと心配していましたが、今回の速度(いつでも中断できる気安さでスタートから気負わずゆっくり歩いた)ならそこそこにやれることがわかり、とても安心しました。
計画していた4周目を諦めて予定変更したことで見ることができた掬星台からの日本三大夜景は、昼間に海や町がほとんど見えないほどの春霞だったのでやはりあまりきらびやか感がなく、大阪湾の向こう側の明かりはほとんど見えず、ちょっと残念でした。冬のクリアな空気の時にまた昇ってみたいと思います。
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※ 同じところグルグル回ってると「バターになっちゃう」ことありますから、気を付けてくださいね。
ぐるぐる回り続けてバターになる・・・
なんだったっけな、子供のころそういうアニメがあったのを思い出しました。
解読ですか
はじめまして。
やられた〜
すごすぎ！
摩耶山麓に住んでいるので、
二重円のルートまでは考えたことがありますが、いまだに実行していません。
１日の山行で１００枚を超す写真は早送り気味になり、２００枚を超す写真はスルーに近くなりますが、１枚１枚見入ってしまいました！
クレイジーさに敬服です！
想像的なルートで歩いてみたくなりました〜
良い刺激ありがとうございます！
いつもフォロー＆拍手ありがとうございます。
二重円周回を考えていましたか
こんなことを考える人が私以外にもいるんですねえ
私は昔、地元八王子の高尾山で2周回をやったことがあり、その時のことを
思い出して今回3周回してみました。（計画では4周回でしたが
こんな奇抜な登山ですが、刺激を受けていただけたなら光栄です。
こんな摩耶山登山もあるんですね。眼からウロコです。
渦巻き登山というかひと筆書き登山というか、重ならぬコース取りが何とも素晴らしいです。
その上に即興でバリエーションルートも入れて完成させるなんて最高。
計画中も実行中も楽しめたのではないでしょうか。
これからもshigetoshiさんの出張山行には目が離せません
六甲山地にはバリも含めれば無数にルートがあるので、まだまだいろいろ変わったルート取りができると思います。とりあえずその第一弾ということで、明確に方針がわかる渦巻きにしてみました。
Hamさんが詳しい六甲の北部地域の山々にもそのうち行きたいと思っています。機会があったら是非ご案内をお願いいたします。
ログを見て、なんじゃこれはー！！笑笑
ぐるぐる摩耶山！すごすぎ面白すぎます笑笑
でも絶対真似できません笑笑
六甲の山々の山頂はほとんど全部制覇しているので、登頂そのものにはあまり興味がなく、未知の路を探索するのが主な楽しみになっています。
でもその未知の路もだんだん少なくなってきて、そうすると、次は六甲にある無数のルートを奇抜なルート取で縦横無尽に歩きまわることが楽しみになってきています。トレーニングを兼ねているので、アップダウンが多くて効率が悪くても、まったく気になりません。
でも、そこそこ大変で、またいつできるかわからないですが、
こうやって受けていただけると次はどうしようかと、また検討する気になりました。
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