チャレンジ・イグルー泊！！＠激寒🥶の『木曽駒ヶ岳〜将棊頭山』
chataro7
Izoo
体力度について
- GPS
- 09:44
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 532m
- 下り
- 2,108m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:39
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 3:44
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:01
| 天候 | 3/20 晴れのちガス（夜間は強風） 3/21 高曇り➡晴れ（稜線上は強風） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
➡路線バスと駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷へ（片道2,200円、始発8:15） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・千畳敷カールの乗越浄土手前は急傾斜もステップができており問題なかった。 要ピッケル、12本アイゼン。 ・木曽駒ヶ岳山頂から将棊頭山へ向かう途中の馬の背の下りは慎重に歩きました。 要ピッケル、12本アイゼン。岩場が凍っていてつるつるで掴めなかった。 ・馬の背を過ぎると、将棊頭山及び桂木場登山口まで特に問題ありません。 ・気温低かったため下山時の踏み抜きなくワカン不要であった。 |
写真
https://youtu.be/12YbEdYB0hI
冬季通行止め付近に7時集合➡車をデポして一台で菅の台BCへ移動します。
7時半過ぎに並ぶも激混みで始発便に乗れず。。結局10時半スタートになってしまいました💦
昨日降った新雪のため真っ白でキレイです。
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結局10時半スタートになってしまいました💦
昨日降った新雪のため真っ白でキレイです。
自分では普段みれない部位なので大丈夫そうで安心 笑笑
オマツさんの山友さんminokiさんとお会いし少し談笑🎵
5年前の残雪期は登りで使いましたが、今回は岩が凍っていて掴めず少し怖かった。
このあと西駒山荘まで行くとイグルーを造る時間がなくなりそうだったので、途中の稜線上で造ることに！
一方、茶太郎が担当している二つ目はまだまだ💦
二つ目は途中からオマツさんにバトンタッチ 笑
あと少しで完成というところで屋根が崩壊💦原因はイグルーの径が大き過ぎたことですかね。。。
タイムアップのため、一つのイグルーで三人寝ることに^^;
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原因はイグルーの径が大き過ぎたことですかね。。。
タイムアップのため、一つのイグルーで三人寝ることに^^;
なお、崩壊したツインイグルーの片割れはトイレとして有効活用 笑
イグルーの隙間を埋めましたが、上部は崩壊が怖くて不十分でした（これが後に仇となる）が、日が暮れて一気に寒くなったので荷物を放り込んで夕飯とします。
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もつ鍋とオマツさん差し入れの極上ステーキでディナー。寒いのでお酒は進みませんでした💦
シュラフに包まって一息ついた中の様子（楽しそう見えますが実際は寒さに堪えています 笑）
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寒いのでお酒は進みませんでした💦
シュラフに包まって一息ついた中の様子（楽しそう見えますが実際は寒さに堪えています 笑）
なんとか耐え凌ぎ、無事に朝を迎えることができました。。。イグルー内の隙間により強風の吹き抜けと粉雪の舞い込み、上部の気温はマイナス15℃であった（イグルー下部は隙間ないため気温は低くなくイグルー内での気温差が大きい）
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イグルー内の隙間により強風の吹き抜けと粉雪の舞い込み、上部の気温はマイナス15℃であった（イグルー下部は隙間ないため気温は低くなくイグルー内での気温差が大きい）
簡単に朝食を取って撤収作業します。
イグルーおせわになりました^^/
宝剣岳とその右は中岳かな？
稜線上にあがるまで急登があるので何度も行ったり来たりはきついですね。。
丁度居られた登山者さんに撮っていただく🎵
御嶽山、乗鞍岳バックに。
感想
今回の山行を計画する前に福井の山友さんから18.19日でイグルー山行しませんかとのお誘いを受け、ぜひとお願いしていたのですが、ちょうど仕事が忙しく18日の有休取得が困難となりイグルー山行が流れてしまった（結果、天気が悪かったのでボツでしたが。。）
また、三連休も当初の天気予報ではイマイチでしたが、近づくにつれて南アルプスならなんとか行けそう。そして金曜日夕方の天気で中央アも大丈夫そうな予報に急変、最終的にロープウェイを使っての木曽駒➡将棊頭山縦走に決まりました。
今回、西駒山荘の冬季小屋に泊るつもりだったのでテントは持たず、しかし練習予定のイグルーに泊ることも考えて、スコップ、スノーソー、シュラフ等の装備を持っていく計画としました。
メンバーはいつものいずみんと1月の十石山避難小屋泊以来のオマツさんと私の三人。複数メンバー（車）の利点を生かして車デポ作戦で菅の台BCへ！
冬季の木曽駒は数年振りでしたが、テントがないとはいえ重装備のザックを担いで乗越浄土まで乗り上げるのが辛かった。。四つん這いになって登っていると、他の登山者さんから「具合悪いのですか？」と心配される始末 笑
始発に乗れなかったことでスタートが遅くなったことと、重装備でペースが上がらなかったことが響き、西駒山荘へは明るいうちに到着できる見込みもイグルーを造る時間がなさそうだということで、悪魔の囁きにより標高2,750m付近の稜線上でイグルー泊することとなった^^;
思いのほか時間がかかったが、一つ目の屋根が完成し、二つ目も完成間近というところで屋根が崩壊・・私が最初に設計したイグルー径が大き過ぎたことが原因と思われた。本当にあと少しで屋根まで完成でしたが、残念ながらタイムオーバー💦
一つのイグルーで三人寝ることにしました。本来は二人用の大きさのため、三人ではきゅうきゅうでしたが、寒さも少しはマシになったと思われ、これはこれで楽しかったです。私は比較的寒さに強いため大丈夫でしたが、寒さ耐性には個人差がありますので難しいところかと思いました。
終わってみれば楽しく、非常に貴重な経験を積むことができたことはよかったですが、これも無事に朝を迎えられたからこその話であって、色々と反省すべき点はあります。これも次回以降に生かしたいと思います。
オマツさん、いずみん、なかなかの苛酷なシチュでの初イグルー泊でしたが、このような経験を共有できたことに感謝です。またご一緒しましょう🎵
omatsuさんのレコはこちら↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4105071.html
以下、今回のイグルー泊に関する情報と感想をまとめてみました。
イグルー造りは初めてで思うようにはできず、やはり2〜3回はお手軽な場所でイグルー造りだけを目的にした山行が望ましいと思いました（オマツさんは初回で屋根まで造れてスゴイ！）
＜イグルー泊地点について（オマツさん情報）＞
・駒ヶ岳山頂から馬の背を下りたあと、西駒山荘につづく2,779mピーク付近
・雪の積雪量は3m以上
・雪質はクラスト面に新雪が付き、クラスト面下の雪の接合が悪く、ザラメ層
など雪質が均一でなく、ブロックの切り出しに難渋した。
＜イグルーの良かった点、悪かった点／改善点＞
【良かった点】
・何と言っても『映える』ところ → 最も重要かも！笑
・風の影響を受けない
・ちゃんと外装（隙間を埋める作業）すれば風の通り抜けや粉雪の舞い込みがない
・イグルー内の雪を削って水を作れる
・童心に返れるところ 笑
【悪かった点／改善点】
・丁寧に隙間を埋めなければ吹き抜ける風で気温が下がる
（風がない場所であれば問題ないかも）
・上記に加え、隙間から粉雪が入り込んで雪まみれになる
（粉雪の場合は濡れはしない）
・ツインイグルー失敗の一番の原因は「径」が大きすぎたこと。
二人用イグルーで屋根を完成されるには直径160cm以内が望ましい
（シートを使って屋根を覆う手段も有り）
・スノーソーを使用しての作業は普段しないため腕が痛くなる（数日間は筋肉痛）
・狭いイグルー内に荷物が入らずザックを外に放置したが、夜間の強風で飛ばされる
可能性があった➡ピッケルでしっかり固定すべきであった。無事だったのが幸い。
omatsuさんの山行動画はこちら↓
人任せの
Let'sイグルー‼︎
カッコいいお宿を
作って頂きありがとうございました。
まさか2700m地点の
稜線を独占して宿泊できるなんて
おもってもみないことで、
素晴らしい体験ができました。
しかし寒かった‼︎
けどもう懲り懲りってならないのは
どうしてなんだろう？
イグルー泊も良かったし
強風の稜線歩きも楽しかった
アホだな〜
それもこれも
omatsuさん茶太郎さんのお陰です。
ありがとうございました。
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なかなか過酷な山行。。。ありがとうございました。
いまとなっては楽しい思い出しかありませんが、なかなかの経験をさせて頂きました。
一回暖かくなってからの寒気は結構身体に堪えますね。
こんな山行にご一緒して頂けることに感謝。。。
本当に楽しかったです。
この山行動画(YouTube)
https://youtu.be/12YbEdYB0hI
私のヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4105071.html
なんといっても初めての制作で屋根まで作れたのはすごいですね〜
二つ目もあと一歩というところでしたし(^^♪
スノーソーでぎこぎこし過ぎたからか、右手がずっと痛いですわ 笑
何回か練習して1時間半以内の完成を目指したいですね！
それくらいだと労力と釣り合いが取れるかと。。。
週末はお天気イマイチな感じですが、行かれるならイグルー造り頑張ってください👍
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