西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高、前穂高を周回

2022年07月28日(木) 〜 2022年07月30日(土)

• GPS: 53:53
• 距離: 24.3km
• 登り: 3,141m
• 下り: 3,137m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:03
• 休憩: 1:21
• 合計: 6:24

6:38 上高地バスターミナル
6:44 6:44 上高地アルプス山荘
6:56 6:56 ウェストン碑
7:02 7:03 田代橋
7:06 7:07 西穂高岳登山口
8:37 8:43 宝水
9:38 9:56 焼岳・上高地分岐
10:03 10:35 西穂山荘
10:53 10:54 西穂丸山
11:54 12:16 西穂独標
12:48 12:48 西穂丸山
13:02 西穂山荘

2日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 4:57
• 合計: 9:59

3:03 西穂山荘
3:15 3:16 西穂丸山
4:02 4:19 西穂独標
4:33 4:57 ピラミッドピーク
5:04 5:12 チャンピオンピーク４峰
5:40 5:53 西穂高岳
5:55 6:01 P１
6:10 6:36 赤岩岳
6:59 7:18 間ノ岳
7:24 7:42 逆層スラブ
7:43 8:02 天狗岩
8:08 8:28 天狗のコル
10:02 11:20 ジャンダルム
11:23 11:34 ロバの耳
11:36 11:57 馬の背
12:13 12:29 穂高岳
13:02 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 3:21
• 合計: 9:01

3:26 穂高岳山荘
4:05 5:29 穂高岳
5:36 5:41 南稜の頭
6:37 6:47 紀美子平
7:05 7:43 前穂高岳
7:56 8:13 紀美子平
9:50 10:28 岳沢小屋
11:22 11:29 見晴台
12:10 12:12 岳沢湿原・岳沢登山口
12:22 12:22 日本山岳会上高地山岳研究所
12:26 12:26 河童橋
12:27 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡第三無料駐車場

写真

7/28 6:31

沢渡バスターミナルを6時発。上高地に6:30。
さあ出発。

7/28 6:41

梓川沿いを歩きます。

7/28 6:52

ガスはあるけどまずまずの天気。

7/28 7:04

西穂高岳登山道に入ります。

7/28 7:36

心地よい日射し。

7/28 8:37

これより上部に水なし。そりゃ宝だ。

7/28 9:29

よく整備されてる。

7/28 10:04

あれ？3時間で西穂山荘に着いちゃった。CTは3:50とあるのに。
大丈夫か？山と高原地図！それともオレが凄いのか？（そんな訳ない）

7/28 10:50

チェックインしようとしたら13時からだって。じゃあ独標まで運動しますか。

7/28 10:52

丸山着。

7/28 10:52

夏来るの初めて。

7/28 11:43

独標手前でザックをデポ。

7/28 11:45

独標を捉えた。左奥にはピラミッドピーク。

7/28 11:56

はい。到着。

7/28 12:04

眼下に合羽橋。奥に朝スタートしたバスターミナル。

7/28 12:05

西穂高〜奥穂高の稜線はガスの中。

7/28 13:23

13:00に戻って西穂山荘にチェックイン。相部屋ですがパーテーションあり。

7/28 13:54

ラーメンと生ビールいただきます。2,000円也。
この後、まったりコーヒー豆を挽いて至福の一杯をつくる。

7/28 17:02

夕食

7/28 17:25

外は雨が降ったりやんだり。

7/28 17:37

雨が止んだので外に出ると、ものすごいコントラストの虹。こんなに良く見える虹は初めてかも。

7/28 17:41

山荘から5分ほど登ると、滝雲が。

7/28 17:41

西を見ると今日初めての笠ヶ岳。

7/28 18:19

北に目を移すと明日行くコースが。右から独標、ピラミッドピーク、チャンピオンピーク、左端が西穂高岳。ガスが良い芝居をしてくれて
けっこう好きな絵柄に。

7/28 18:55

夕焼け小焼け。

7/28 19:00

夫婦松（勝手に命名）の間に落ちる夕日

7/29 2:57

おはようございます。星を撮ろうと思ったけど、ガスガスであきらめ、3:00出発です。

7/29 4:08

テンポ良く登って独標通過。

7/29 4:09

シルエット穂高

7/29 4:12

この構図、理解できるでしょうか?
独標からの激下りと、コルから登り返しにさしかかっている先行の方々。

7/29 4:20

10峰通過

7/29 4:25

いざピラミッドピーク。

7/29 4:42

着いた。

7/29 4:32

振り返って独標。

7/29 4:45

ピラミッドPで朝のお弁当。

7/29 4:47

目指すピーク達。

7/29 4:47

吊り尾根

7/29 4:47

南を見たら八ヶ岳、富士山、南アがしっかりと。

7/29 4:54

南アオールスターズ

7/29 4:54

山座同定どうぞ。

7/29 4:56

手強そう。

7/29 5:02

サンライズでモルゲン始まりました。焼岳、乗鞍岳、奥にチラリ御嶽山。

7/29 5:05

モルゲン裏銀座　

7/29 5:05

山座同定

7/29 5:15

多分日本人しか補完できない「チャンピオンピーク」の文字。

7/29 5:15

西穂高岳までもう少し。

7/29 5:17

チャンピオンの勇姿を留めておこう。

7/29 5:18

3峰

7/29 5:29

雲海と笠ヶ岳と抜戸岳

7/29 5:37

西穂高岳とーちゃく。

7/29 5:40

ではしばらく西穂山頂からの山々です。
まずは歩いて来た稜線と焼岳、乗鞍岳。

7/29 5:40

富士山と甲斐駒、アサヨ峰、北岳

7/29 5:40

南ア&中央ア

7/29 5:40

笠ヶ岳、抜戸岳、黒部五郎岳、双六岳

7/29 5:40

祖父岳、鷲羽岳（手前）、水晶岳（奥）、龍王岳、立山三山

7/29 5:44

良い天気に恵まれました。では進むとしましょう。

7/29 5:56

裏銀座オールスターズ

7/29 5:56

山座同定どうぞ。右端はもちろん槍ヶ岳。

7/29 5:57

6月に登ったばっかりの雄山、大汝山、富士ノ折立

7/29 5:57

来年こそはの黒部五郎岳

7/29 5:57

去年あそこまでテント運んでヘロヘロになった笠ヶ岳。

7/29 5:57

西穂高岳を振り返る。

7/29 5:58

身が引き締まる。

7/31 8:16

ルートを間違えて変なてっぺんに着いてしまったオレ。左奥下には先行者の姿が。崖っぷちで道ないじゃん！

7/31 8:16

あった。あのクサリ（画面左）で下るんだ。と視認しているシルエットのオレ。

7/29 6:19

行くぜ。

7/29 6:26

振り返って赤石岳と右奥の西穂高。

7/29 6:27

正面には間ノ岳と畳岩尾根ノ頭（たぶん）

7/29 6:28

槍

7/29 6:28

双六岳の滑走路。あそこから見る槍がたまんないね。奥に薬師岳、横に三俣蓮華岳。

7/29 7:00

よーし。間ノ岳に着いた。

7/29 7:03

唯一それがわかるペイント。

7/29 7:04

奥の西穂高岳から1:15かかった。こんな近いのに。間ノ岳周辺はザレザレで時間がかかります。

7/29 7:05

間天のコルに下ります。正面に見えるのは難関のひとつ、逆層スラブ。

7/29 7:30

逆層スラブの登り。晴れて乾燥しているのでそんなにヤバくない。雨降ってたらヤだな。

7/29 7:32

間ノ岳を振り返る。よく下りてきたわ。

7/29 7:32

先行する兵庫から来た青年。歩調を合わせてくれてありがとう。

7/31 8:16

お〜。垂直じゃん。

7/31 8:16

でもグリップたくさん。しっかり掴めば大丈夫。

7/29 7:38

問題はその長さ。長時間続く登攀でかなり喘息気味。
自分のペース（つまりゆっくり）を守って進みます。

7/29 7:46

間ノ岳を振り返る。なんかカッコイイ。

7/29 7:47

間ノ岳山頂と奥の西穂高山頂に人がいる。みんな頑張ろうぜ。

7/29 7:50

天狗の頭到着。山頂標識落ちてます。

7/29 7:58

笠ヶ岳が雲の中に。

7/29 8:03

ラスボスの姿に息を呑む。

7/29 8:05

天狗のコルに向かって激下り。

7/29 8:15

天狗のコル通過

7/29 8:21

登るぜ。

7/29 8:45

風がなくて良かった。
意外に虫が飛んでるのには驚いた。

7/29 8:47

切れてるねー。靴にもっと色目があったらこの写真もっと良くなるのになー。と本末転倒なことを考えるオレ。

7/29 8:47

このトラバースが怖かった。なぜなら胸にカメラとサコッシュがあって壁に体を寄せられなかったから。

7/29 8:57

振り返って見えるのは天狗の頭と間ノ岳。

7/29 8:57

畳岩尾根ノ頭を通過。でもまだまだ続く。

7/29 9:50

コブ尾根ノ頭通過。急にガスって来た。

7/29 10:03

ジャンダルム手前に完璧なテン場発見。

7/29 10:03

現れたぜジャンダルム。左に行ってジャン、右に行って奥穂。ザックをデポしようかと思ったけど、コーヒー作りたくてそのまま進むことに。

7/29 10:08

ジャン

7/29 10:15

ジャンダルム山頂。天使だ。

7/29 10:19

山頂独占。なんだろう？この達成感。あまたの山に登ってきたがここは特別だ。

7/29 10:23

天使と奥穂高を眺めながらまったり。豆をガリガリ挽いてコーヒーを作りました。すっげえ旨かった。

7/29 11:09

50分くらい過ごしちゃった。では出発しましょう。見えてるのはコブ尾根ノ頭。

7/29 11:14

来た道を巻いてオクホに向かいます。

7/29 11:29

激下り

7/29 11:34

クサリ多数

7/29 11:40

ロバの耳に登り返す。

7/29 11:48

幻想的なジャンを見返す。

7/29 11:58

最後の難所、馬の背。

7/29 11:59

奥にゴールの奥穂高山頂が見える。

7/29 11:59

行きます。

7/31 8:16

でも今日はすでに長時間岩と格闘してきたから、特別の怖さや難しさを感じない。

7/29 12:01

今日は体幹の調子もいいみたい。正直楽しい。

7/29 12:19

ついたー！奥穂高岳山頂！縦走完了です。

7/29 12:31

ジャンダルムと最後のガレ場を振り返る。

7/29 12:57

とっとと下山。穂高山荘に到着です。この最後の下りはホント気をつけた方がイイね。気が緩みがち。

7/29 13:02

おつかれー。チェックインしてビールとカレーライスをいただきました。宿泊者たくさんで自分は二段ベッドの上段。ほぼカプセルホテル状態。

7/29 16:59

夕食

7/29 18:27

涸沢カールから常念岳と蝶ヶ岳を望む。
今日もやっぱり15時くらいから雨が降ったり止んだり。

7/29 18:51

日暮れの時間

7/29 18:53

ヒトに見える。

7/29 18:54

アーベンジャンダルム

7/30 3:25

おはようございます。3:25出発。

7/30 4:06

奥穂高岳山頂着。早すぎたかな。日の出までけっこうあるな。

7/30 4:15

ゆっくり弁当をいただきます。穂高山荘のお弁当は安定のちらし寿司。

7/30 4:31

日の出を待つジャンダルム

7/30 4:46

奥穂からの絶景。

7/30 4:46

山座同定どうぞ。

7/30 4:52

常念岳上手から昇るサンライズ。

7/30 4:54

富士山と甲斐駒、アサヨ峰、北岳

7/30 4:54

そういえば奥穂高の山頂標識撮影してなかった。

7/30 4:58

今日もいい天気

7/30 5:07

ジャンと奥穂高の影。

7/30 5:12

朝日が天使を照らして光る。

7/30 5:13

朝日に映える絶景

7/30 5:18

ジャンもお目見え。

7/30 5:19

槍と立山の最強ショット。

7/30 5:19

裏銀座の皆さん

7/30 5:27

八ヶ岳連峰

7/30 5:32

では前穂高に向かいます。

7/30 5:32

この角度のジャンは見納め。

7/30 5:36

吊り尾根を行く。

7/30 5:40

ダイナミックな下りはここだけ。

7/30 6:23

南に回り込んできたから御嶽山が良く見えてきた。

7/30 6:23

乗鞍岳も。

7/30 6:37

紀美子平着。ザックをデポして前穂高へ。

7/30 7:07

はい山頂。これで二度目。

7/30 7:08

前回はガスってたから達成感あり。

7/30 7:09

西穂高岳独標、10峰、9峰。どのピークにも人がいるね。

7/30 7:09

ピラミッドピーク、7峰、6峰

7/30 7:09

7峰、6峰、5峰、チャンピオンピーク、3峰

7/30 7:09

2峰、西穂高岳

7/30 7:09

間ノ岳、間天のコル、天狗の頭、天狗のコル

7/30 7:09

天狗の頭、天狗のコル、畳岩尾根ノ頭、コブ尾根ノ頭、ジャンダルム、ロバの耳

7/30 7:11

涸沢小屋と涸沢ヒュッテ

7/30 7:14

穂高山荘

7/30 7:14

奥穂高山頂

7/30 7:14

ロバの耳とジャンダルム。ジャンに人がたくさん。

7/30 7:17

昨日達成した西穂〜奥穂縦走ルートとオレ。

7/30 7:21

彼方に旭岳、白馬岳、白馬鑓ケ岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳

7/30 7:23

西の彼方には白山

7/30 7:37

では前穂高を失礼します。

7/30 7:43

いつ見てもここのカールは綺麗だ。

7/30 7:45

合羽橋

7/30 8:04

西穂高〜奥穂高の山座同定をまとめました。その1

7/30 8:04

その2

7/30 8:38

紀美子平に戻ってジャン方面を見上げる。

7/30 9:05

カモシカの立場通過

7/30 9:05

かなり下がった。

7/30 9:19

重太郎新道はいっきに800M程高度を下げる道。

7/30 9:47

岳沢

7/30 9:49

岳沢小屋着。まさに休みたい所にある小屋だ。

7/30 10:07

おでんとコーラをいただく。

7/30 10:37

沢沿いの道を進む。樹林帯に入るといっきに湿度と気温が上がった。

7/30 10:50

天狗のコルに向かうルートも行ってみたいな。

7/30 11:38

ホント涼しい風が吹いてきて驚いた。

7/30 12:12

梓川に出た。

7/30 12:23

最後まで天気がもってくれた。

7/30 12:33

ゴールでご褒美のソフトクリーム

7/30 12:39

合羽橋でログを止めます。ありがとうございました。

撮影機器：

D500 ボディ ニコン

FDR-X3000 SONY

FUJIFILM X100F 富士フイルム

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

AntelopeNOBU

念願の西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高に挑戦。天気予報には悩まされたけど、結果は吉。雨に降られず無風の中で縦走できました。登攀技術的には経験値の範囲で充分対応出来たけど、最大の難点は距離。9時間くらいの行程とあって正直疲労困憊でした。憧れていたジャンダルムに立ててしばらくは燃え尽き症候群に陥りそう。